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誕生日
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今日は深月さんと初めてオフらしい事をする。
服を見に行くなら少しお洒落しようかと思ったが、AD時代休みはなかったし服に頓着は無かったので、あまりいい物は持っていない。
「真太郎、今日はこれ着ろ」
そう言って渡されたのは深月さんの服だった。
服に興味無い俺でもわかる。
ハイブランドのコーデ一式だった。
「え、でもこんな高いやつ着れませんよ。それにサイズ合わないかも」
「大丈夫、これ買ったけどサイズデカくて合わなかったやつだから。俺が見に行く服屋なんだからそれなりのもの着てもらわないと」
サイズが合わないからとハイブランドの服を簡単に貸せるなんて流石モデル。
「今日は爆買いデーだから」
深月さんは、生活用品にほぼお金をかけない。その分ファッションにお金をかけている。
まずは、深月さんがアクセサリーを見たいと言うのでハイブランド店へ行った。アクセサリーは俺も割とすきで、と言ってもAD時代の給料では頻繁に買えないから姉に誕生日プレゼントで貰ったりしている。
「絢瀬様、お待ちしておりました」
よく買いに来るらしく担当までついていた。
「真太郎って割とアクセサリーは好きなんだな」
「はい。まぁ今持ってるのもほとんど姉からのプレゼントなんですけどね」
「ここのブランドのは持ってるか?」
「こんな高いとこのは流石に…これとか欲しいとは思ってますけど」
貯金はあるので買えなくもないが気が引ける額だ。
俺が欲しいと思ったのはシルバーゴールドのネックレス。
やっぱりカッコイイとは思うけど。
「ふーん…俺新作のやつ買ってくるわ」
その店を後にしたあとは香水が見たいということでそれも見に行った。
「お前は香水とかつけないよな、嫌いだったりする?」
「あー何個か持ってるんですけどいつもどれ付けるか迷って結局つけないんですよね。深月さんは香水めっちゃ好きですよね」
そう深月さんは大の香水好きだ。これは練習生時代からインタビューでよく言っていたし、実際家にも大量の香水が飾られている。
「あ、でもいつだったかな…深月さんが前につけてた香水の匂いめっちゃ好きでした。なんだったかなカシスみたいな」
「あーあれか。じゃあそれ買うわ。丁度無くなってたし」
その後も色々見て、俺は結局何も買わなかった。
「そろそろ飯行こ。予約してるから」
そう言って連れられたのはいかにも高級そうな店だった。
勿論個室。
な、なぜこんな高そうなとこに?
しかもわざわざ予約なんて何かあったんだろうか。
そしてしっかりコースだった。
デザートが運ばれてくる時になぜこの店だったのか俺は知ることになる。
バースデープレートが運ばれてきた。
そこで思い出したのだ。今日は俺の誕生日だと言うこと。
誕生日なんてもう何年も祝ってない。
忙しすぎて自分の誕生日なんて過ぎてからそういえば、で思い出すくらいしか無かった。
「誕生日おめでとう」
「深月さん、俺の誕生日知ってたんですか?」
「そりゃマネージャーになる時に経歴書みたいなの見たからな」
覚えててくれたんだ。
「それで、プレゼント」
プレゼントの袋は最初に行ったアクセサリーブランドだった。
まさか、と思った。
俺が欲しいと言っていたネックレスだった。しかもあの時無くなったから買うと言っていた香水も俺宛だった。
「こ、こんな高いの受け取れません!」
「いいの、俺がしたかったんだから」
行動がイケメンすぎる。
というか店予約した段階から始まっていたのか。
これは全女子が惚れる。というか俺も惚れる。まぁもっと前から惚れているけど。
「嬉しい…俺誕生日なの忘れてました。というかここ数年誕生日という概念なくて」
俺はちょっと泣きそうだった。
「やっぱり?忘れてると思った!俺も誰かを祝うことって無かったし、この店予約する時もどれがいいかなとか考えるのすげー楽しかった。けど真太郎が何欲しいか分かんなくて今日連れ出したけど、欲しいのあって良かったわ」
あぁ、この人が本当に好きだ。
その笑顔も、俺のために考えてくれてたことも。
服を見に行くなら少しお洒落しようかと思ったが、AD時代休みはなかったし服に頓着は無かったので、あまりいい物は持っていない。
「真太郎、今日はこれ着ろ」
そう言って渡されたのは深月さんの服だった。
服に興味無い俺でもわかる。
ハイブランドのコーデ一式だった。
「え、でもこんな高いやつ着れませんよ。それにサイズ合わないかも」
「大丈夫、これ買ったけどサイズデカくて合わなかったやつだから。俺が見に行く服屋なんだからそれなりのもの着てもらわないと」
サイズが合わないからとハイブランドの服を簡単に貸せるなんて流石モデル。
「今日は爆買いデーだから」
深月さんは、生活用品にほぼお金をかけない。その分ファッションにお金をかけている。
まずは、深月さんがアクセサリーを見たいと言うのでハイブランド店へ行った。アクセサリーは俺も割とすきで、と言ってもAD時代の給料では頻繁に買えないから姉に誕生日プレゼントで貰ったりしている。
「絢瀬様、お待ちしておりました」
よく買いに来るらしく担当までついていた。
「真太郎って割とアクセサリーは好きなんだな」
「はい。まぁ今持ってるのもほとんど姉からのプレゼントなんですけどね」
「ここのブランドのは持ってるか?」
「こんな高いとこのは流石に…これとか欲しいとは思ってますけど」
貯金はあるので買えなくもないが気が引ける額だ。
俺が欲しいと思ったのはシルバーゴールドのネックレス。
やっぱりカッコイイとは思うけど。
「ふーん…俺新作のやつ買ってくるわ」
その店を後にしたあとは香水が見たいということでそれも見に行った。
「お前は香水とかつけないよな、嫌いだったりする?」
「あー何個か持ってるんですけどいつもどれ付けるか迷って結局つけないんですよね。深月さんは香水めっちゃ好きですよね」
そう深月さんは大の香水好きだ。これは練習生時代からインタビューでよく言っていたし、実際家にも大量の香水が飾られている。
「あ、でもいつだったかな…深月さんが前につけてた香水の匂いめっちゃ好きでした。なんだったかなカシスみたいな」
「あーあれか。じゃあそれ買うわ。丁度無くなってたし」
その後も色々見て、俺は結局何も買わなかった。
「そろそろ飯行こ。予約してるから」
そう言って連れられたのはいかにも高級そうな店だった。
勿論個室。
な、なぜこんな高そうなとこに?
しかもわざわざ予約なんて何かあったんだろうか。
そしてしっかりコースだった。
デザートが運ばれてくる時になぜこの店だったのか俺は知ることになる。
バースデープレートが運ばれてきた。
そこで思い出したのだ。今日は俺の誕生日だと言うこと。
誕生日なんてもう何年も祝ってない。
忙しすぎて自分の誕生日なんて過ぎてからそういえば、で思い出すくらいしか無かった。
「誕生日おめでとう」
「深月さん、俺の誕生日知ってたんですか?」
「そりゃマネージャーになる時に経歴書みたいなの見たからな」
覚えててくれたんだ。
「それで、プレゼント」
プレゼントの袋は最初に行ったアクセサリーブランドだった。
まさか、と思った。
俺が欲しいと言っていたネックレスだった。しかもあの時無くなったから買うと言っていた香水も俺宛だった。
「こ、こんな高いの受け取れません!」
「いいの、俺がしたかったんだから」
行動がイケメンすぎる。
というか店予約した段階から始まっていたのか。
これは全女子が惚れる。というか俺も惚れる。まぁもっと前から惚れているけど。
「嬉しい…俺誕生日なの忘れてました。というかここ数年誕生日という概念なくて」
俺はちょっと泣きそうだった。
「やっぱり?忘れてると思った!俺も誰かを祝うことって無かったし、この店予約する時もどれがいいかなとか考えるのすげー楽しかった。けど真太郎が何欲しいか分かんなくて今日連れ出したけど、欲しいのあって良かったわ」
あぁ、この人が本当に好きだ。
その笑顔も、俺のために考えてくれてたことも。
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