倭国女王・日御子の波乱万丈の生涯

第５章 【タニハ王家】の【宝玉】

〔４１〕【ヤマト軍団】の【タニハ王家】入城

　　【ヤマト軍団】は【ヤマト総帥】と上級将校である【軍団１２翼将】が上陸し、その他の軍兵は、港に停泊した５０隻余に残り、警戒態勢を敷いた。


【ヤマト総帥】と【軍団１２翼将】は【タニハ国】の都である【本拠地域】の広大な【王家の館群】に入って行ったのである。


広大な敷地内の一角に５面の剣技場があり、多数の女人ニョニンが剣技の修練をしていた。


その５面の中でも、眩マバユい程の異彩を放つ、稀に見る美少女と、２０代と思われる美女との対戦剣技が、一際、目立っていた。


２人共、跳んだり、はねたり、蹴ったりと、地面に足がついているより、空中にいる時が長いのではないかと誇張されたりする中国女流剣法の最高峰【越女剣】であった。




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　　第４章３９話において、レイカ姫が４面の銅鏡を使って、祭壇を燃やしたのは【神技】でもなければ、【霊能力】【超能力】でもありません。

【銅鏡】には、【平面鏡】と【凹面鏡】とがあり、その【凹面鏡】の中央部を更に、深く研磨したのが、この４面の【銅鏡】であると御理解下さい。

　　なお、【倭国大乱】というのは、ある意味、【銅鏡文化】対【銅鐸文化】の戦い、とも云われています。

【日御子】達【天孫族】が【倭国大乱】に勝利するや、【銅鐸文化】は完膚なきまでに、壊滅され、完璧に【銅鏡文化】に取って代わられ、全国に【銅鏡文化】が広まったのは偶然の一致なのでしょうか！

私は【必然の結果】だと思います。