倭国女王・日御子の波乱万丈の生涯

第１９章 【ヤマト軍団】の【タケミヒコ総帥】の【北部戦線】における叛乱鎮圧及び領土拡張戦！！

〔２３８〕【北陸ヤマト国】に続いて【北越ヤマト国】においても、叛乱勃発す！

　　【北陸ヤマト国（越前）】は２０年前、【ナム】の本拠地であった【北陸ツモ国】を【ヤマト】が遠征・占領し、建国した国であり、その北東に広がる【北越ヤマト国（越中）】も同様であった。

両国共、１年の半分が【雪】に閉ざされ、【代官】と小規模の【軍】を駐屯させての【統治】は、かなりの困難を伴うものであった！


【タケミヒコ新総帥】に率いられた【ヤマト軍団】が現地に到着した頃、隣国の【北越ヤマト国（越中）】でも、叛乱が勃発していた。


両国共に、【倭国の都】から、遠く離れ、十分なる【目】が行き届かなかったのは事実である。

されど、【ヤマト軍団】は【弓箭連隊２０００】及び【歩兵１０００】からなる【大軍】である。

【北陸ヤマト国（越前）】の叛乱は、【４賊徒集団】が横の連携もなく、分散して叛乱を起こしていたので、【ヤマト軍団】が総力を挙げ【各個撃破】したので、賊徒の頭目や首謀者達を捕獲し、鎮圧するのに、１０日とかからなかった。

さりながら、【北越ヤマト国（越中）】の叛乱は、かつての【ナム】を頭とする【北越ツモ国】の残党が首謀者となり、しかも【カガ】や【ノト】方面からの援軍も加わり、かなり手こずったのである。



　　【初代ツモ国王】が山賊の頭目だった頃、得意とした【遊撃ゲリラ戦法】である。

生前の【日輪の女神】が崩御・昇天前の１ヶ月前、【タケミヒコ】の曾祖父【タケルヒコ】が【遠征】を提案した際、【予知】した【遊撃戦法】である。