2 / 15
嫌なやつ
しおりを挟む
「おかえりー!」
「ただいまー」
「緑どうだった?」
私が帰ってきてすぐに姉はそう言った。そりゃそうだ、気になるに決まってる。
「んーどうにもなってはいない、かな」
「え!今回は上手くいかなかったの!?」
いつもは、姉が振ったその日に成功し、おさがり彼氏として成立していたのだ。だから姉が驚くのも無理はない。
「いや、そういうわけでもないんだけど、なんか、手出されなかった」
「あー、なんか達也くんらしいね」
「でも、次会う約束はしてきた」
「お!じゃあ今後に期待じゃん!」
「うん」
「何浮かない顔してるのよ!世の中すぐに手出す男ばっかじゃないってことよ!良かったじゃない紳士で」
「そうなんだけど、なんか、罪悪感がすごくてさ」
「何言ってるのよ、罪悪感は私にあっても、緑が抱く必要はないわよ!」
「いや、でも、」
「達也くんのこと好きなんでしょ?」
「……う、うん」
「じゃあ、そんなこと考えてないで、アタックしなさいよ」
「うん、そう、だよね」
正直、このパターンだと罪悪感を抱かない方が難しい。でも、私が達也さんを好きな気持ちは本当だ。だから、そんなこと気にしてないで頑張るしかない!
ピコンッ。
「あ、達也さんからLINEだ」
「お!なんてなんて?」
『緑ちゃん、今日はありがとう。さっそくなんだけど、今週の土曜日、会えないかな?』
「ふうー!さっそく来たじゃん!良かったわね!」
「な、なんて返そう……」
「なに初めて男とLINEするやつみたいなこと言ってるのよ」
「いやでもなんか分かんなくなっちゃって」
「なにそれ可愛いんだから~!ほらちょっと貸して!えっと、こちらこそありがとうございました!土曜日大丈夫です!会えるのすっごく楽しみにしてます♡っと!よし!これでOK」
「あーー!もーー!」
「良いじゃない、どうせ返信しないといけないんだから」
「そうなんだけどさー、はあ。もーハートなんて付けないでよー。まあ良いや、ありがと」
「どーいたしまして!土曜日楽しみね~」
姉はいつもこうだ。何も考えずにどんどん突っ走っていく。ま、何はともあれ達也さんと土曜日会えるの楽しみだな~。あと3日後か~。何着てこーかな。
ーー金曜日の朝ーー
あ~今日学校行ったら明日は達也さんと会う日だー!もう、楽しみすぎて、顔に出ちゃうー!あ、でもまだ全然明日の準備できてないんだった!帰ったら速攻準備しないと。って、まだ出発もしてないのに帰ってきてからのこと考えちゃった。
「おはよー!」
「あんた、ほんと分かりやすい子ね」
「お姉ちゃんにだけは言われたくないわそれ!」
「気をつけて行ってくるのよ~。浮かれすぎて転ばないようにね」
「はーい、行ってきまーす」
今日の学校は人生最大頑張れそう!いや、逆に明日のことしか考えられないかも。やばい、私浮かれすぎ?ま、楽しみなんだからしょうがないっと!
ルンルンルーン。スキップなんかしちゃったりして。
ドンッ。
「うわっすみまっ」
「いってー。どこ見てんだよ」
「あ、ごめん」
「チッ」
うわー、一ノ瀬だ。朝から一番会いたくない相手に会っちゃったわー。せっかくの気分が一気に台無し。それにしてもあそこまで怒ることある?!まあ、私が前をちゃんと見てなかったことが悪いんだけどさ。ほんといつも怒ってるわよね。笑ったことあるのかな?ま、どうでも良いけど。
「みーどり!おっはー!どした?そんな怖い顔して」
「いや、さっき一ノ瀬とぶつかっちゃってさ、めっちゃ睨まれて」
「うわー、それは災難だったね。ま、あんま関わるな」
「うん。ま、私の不注意ではあったんだけどさー。なんでいつもあんなに機嫌悪そうなんだろうね」
「考えても仕方ない。奴はそういう生き物だ」
一ノ瀬って誰にでもあんな感じだけど、好きな人とかできたことあるのかな。できたとしても、めっちゃ俺様系っぽいなー。うわっ、私何どうでもいいこと考えてんだろ。それより、明日のシュミレーションしないと!うわ、想像しただけでにやけが止まらない!
「さっきまで怒ってたのに、急に嬉しそうね~、もしかして新しい彼氏と明日デートとか?」
「あ、う、うん!そんなところ!」
「へえ~、こないだの人と上手くいったんだ!良かったね!」
「そうなのさ~!」
「お、なんか今までの人とは全然違う感じ?なんか割とのめり込んでる系?」
「え、そんな風に見える?!」
「んーなんとなーくね!ま、ほどほどに楽しみなよ~!機会あったら会わせてね~」
「りょーかいであります!」
美波に咄嗟に嘘ついちゃった。ま、もし付き合わなかったとしてもすぐ別れちゃったことにすれば良いか。恋愛のことに関してはいつも嘘ついてて本当にごめんよ、美波。許してね。
達也さんともし上手くいって、幸せになれたとしたら、美波には本当のことを話そうと思ってる。美波は、私の唯一大切な友達だから。
キーンコーンカーンコーン。
学校終わったー!よし、早く帰って準備に勤しまねば!アクセサリーだけでも新しいの買って帰ろうかな。ただでさえ、私なんか達也さんに釣り合わないのに、このままじゃほんとにダメダメだ!今回は、大切な恋にしたい。
「お、緑!もう帰んのー?」
「うん!明日の準備まだしてなくてさ」
「めっちゃ張り切ってるねー!」
「でも、帰る前にアクセサリーだけ買おうかなって思っててさ」
「それは美波さんの出番じゃないかい!」
「付き合ってくれるの!」
「可愛い可愛い緑ちゃんのためならいくらでも付き合ってあげるわよ~」
「うー、美波ー、大好き!」
「ほら、行くわよー!」
「はい、姉さん!」
私たちはあの後、アクセサリーを購入し、なぜかカラオケにまで行ってしまった。私は結局、ギリギリまで準備をすることになったのだった。
でも可愛いアクセサリーは買えたし、明日は思いっきり楽しむぞー!
「ただいまー」
「緑どうだった?」
私が帰ってきてすぐに姉はそう言った。そりゃそうだ、気になるに決まってる。
「んーどうにもなってはいない、かな」
「え!今回は上手くいかなかったの!?」
いつもは、姉が振ったその日に成功し、おさがり彼氏として成立していたのだ。だから姉が驚くのも無理はない。
「いや、そういうわけでもないんだけど、なんか、手出されなかった」
「あー、なんか達也くんらしいね」
「でも、次会う約束はしてきた」
「お!じゃあ今後に期待じゃん!」
「うん」
「何浮かない顔してるのよ!世の中すぐに手出す男ばっかじゃないってことよ!良かったじゃない紳士で」
「そうなんだけど、なんか、罪悪感がすごくてさ」
「何言ってるのよ、罪悪感は私にあっても、緑が抱く必要はないわよ!」
「いや、でも、」
「達也くんのこと好きなんでしょ?」
「……う、うん」
「じゃあ、そんなこと考えてないで、アタックしなさいよ」
「うん、そう、だよね」
正直、このパターンだと罪悪感を抱かない方が難しい。でも、私が達也さんを好きな気持ちは本当だ。だから、そんなこと気にしてないで頑張るしかない!
ピコンッ。
「あ、達也さんからLINEだ」
「お!なんてなんて?」
『緑ちゃん、今日はありがとう。さっそくなんだけど、今週の土曜日、会えないかな?』
「ふうー!さっそく来たじゃん!良かったわね!」
「な、なんて返そう……」
「なに初めて男とLINEするやつみたいなこと言ってるのよ」
「いやでもなんか分かんなくなっちゃって」
「なにそれ可愛いんだから~!ほらちょっと貸して!えっと、こちらこそありがとうございました!土曜日大丈夫です!会えるのすっごく楽しみにしてます♡っと!よし!これでOK」
「あーー!もーー!」
「良いじゃない、どうせ返信しないといけないんだから」
「そうなんだけどさー、はあ。もーハートなんて付けないでよー。まあ良いや、ありがと」
「どーいたしまして!土曜日楽しみね~」
姉はいつもこうだ。何も考えずにどんどん突っ走っていく。ま、何はともあれ達也さんと土曜日会えるの楽しみだな~。あと3日後か~。何着てこーかな。
ーー金曜日の朝ーー
あ~今日学校行ったら明日は達也さんと会う日だー!もう、楽しみすぎて、顔に出ちゃうー!あ、でもまだ全然明日の準備できてないんだった!帰ったら速攻準備しないと。って、まだ出発もしてないのに帰ってきてからのこと考えちゃった。
「おはよー!」
「あんた、ほんと分かりやすい子ね」
「お姉ちゃんにだけは言われたくないわそれ!」
「気をつけて行ってくるのよ~。浮かれすぎて転ばないようにね」
「はーい、行ってきまーす」
今日の学校は人生最大頑張れそう!いや、逆に明日のことしか考えられないかも。やばい、私浮かれすぎ?ま、楽しみなんだからしょうがないっと!
ルンルンルーン。スキップなんかしちゃったりして。
ドンッ。
「うわっすみまっ」
「いってー。どこ見てんだよ」
「あ、ごめん」
「チッ」
うわー、一ノ瀬だ。朝から一番会いたくない相手に会っちゃったわー。せっかくの気分が一気に台無し。それにしてもあそこまで怒ることある?!まあ、私が前をちゃんと見てなかったことが悪いんだけどさ。ほんといつも怒ってるわよね。笑ったことあるのかな?ま、どうでも良いけど。
「みーどり!おっはー!どした?そんな怖い顔して」
「いや、さっき一ノ瀬とぶつかっちゃってさ、めっちゃ睨まれて」
「うわー、それは災難だったね。ま、あんま関わるな」
「うん。ま、私の不注意ではあったんだけどさー。なんでいつもあんなに機嫌悪そうなんだろうね」
「考えても仕方ない。奴はそういう生き物だ」
一ノ瀬って誰にでもあんな感じだけど、好きな人とかできたことあるのかな。できたとしても、めっちゃ俺様系っぽいなー。うわっ、私何どうでもいいこと考えてんだろ。それより、明日のシュミレーションしないと!うわ、想像しただけでにやけが止まらない!
「さっきまで怒ってたのに、急に嬉しそうね~、もしかして新しい彼氏と明日デートとか?」
「あ、う、うん!そんなところ!」
「へえ~、こないだの人と上手くいったんだ!良かったね!」
「そうなのさ~!」
「お、なんか今までの人とは全然違う感じ?なんか割とのめり込んでる系?」
「え、そんな風に見える?!」
「んーなんとなーくね!ま、ほどほどに楽しみなよ~!機会あったら会わせてね~」
「りょーかいであります!」
美波に咄嗟に嘘ついちゃった。ま、もし付き合わなかったとしてもすぐ別れちゃったことにすれば良いか。恋愛のことに関してはいつも嘘ついてて本当にごめんよ、美波。許してね。
達也さんともし上手くいって、幸せになれたとしたら、美波には本当のことを話そうと思ってる。美波は、私の唯一大切な友達だから。
キーンコーンカーンコーン。
学校終わったー!よし、早く帰って準備に勤しまねば!アクセサリーだけでも新しいの買って帰ろうかな。ただでさえ、私なんか達也さんに釣り合わないのに、このままじゃほんとにダメダメだ!今回は、大切な恋にしたい。
「お、緑!もう帰んのー?」
「うん!明日の準備まだしてなくてさ」
「めっちゃ張り切ってるねー!」
「でも、帰る前にアクセサリーだけ買おうかなって思っててさ」
「それは美波さんの出番じゃないかい!」
「付き合ってくれるの!」
「可愛い可愛い緑ちゃんのためならいくらでも付き合ってあげるわよ~」
「うー、美波ー、大好き!」
「ほら、行くわよー!」
「はい、姉さん!」
私たちはあの後、アクセサリーを購入し、なぜかカラオケにまで行ってしまった。私は結局、ギリギリまで準備をすることになったのだった。
でも可愛いアクセサリーは買えたし、明日は思いっきり楽しむぞー!
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
断腸の思いで王家に差し出した孫娘が婚約破棄されて帰ってきた
兎屋亀吉
恋愛
ある日王家主催のパーティに行くといって出かけた孫娘のエリカが泣きながら帰ってきた。買ったばかりのドレスは真っ赤なワインで汚され、左頬は腫れていた。話を聞くと王子に婚約を破棄され、取り巻きたちに酷いことをされたという。許せん。戦じゃ。この命燃え尽きようとも、必ずや王家を滅ぼしてみせようぞ。
完結 愚王の側妃として嫁ぐはずの姉が逃げました
らむ
恋愛
とある国に食欲に色欲に娯楽に遊び呆け果てには金にもがめついと噂の、見た目も醜い王がいる。
そんな愚王の側妃として嫁ぐのは姉のはずだったのに、失踪したために代わりに嫁ぐことになった妹の私。
しかしいざ対面してみると、なんだか噂とは違うような…
完結決定済み
愛された側妃と、愛されなかった正妃
編端みどり
恋愛
隣国から嫁いだ正妃は、夫に全く相手にされない。
夫が愛しているのは、美人で妖艶な側妃だけ。
連れて来た使用人はいつの間にか入れ替えられ、味方がいなくなり、全てを諦めていた正妃は、ある日側妃に子が産まれたと知った。自分の子として育てろと無茶振りをした国王と違い、産まれたばかりの赤ん坊は可愛らしかった。
正妃は、子育てを通じて強く逞しくなり、夫を切り捨てると決めた。
※カクヨムさんにも掲載中
※ 『※』があるところは、血の流れるシーンがあります
※センシティブな表現があります。血縁を重視している世界観のためです。このような考え方を肯定するものではありません。不快な表現があればご指摘下さい。
好きな人に『その気持ちが迷惑だ』と言われたので、姿を消します【完結済み】
皇 翼
恋愛
「正直、貴女のその気持ちは迷惑なのですよ……この場だから言いますが、既に想い人が居るんです。諦めて頂けませんか?」
「っ――――!!」
「賢い貴女の事だ。地位も身分も財力も何もかもが貴女にとっては高嶺の花だと元々分かっていたのでしょう?そんな感情を持っているだけ時間が無駄だと思いませんか?」
クロエの気持ちなどお構いなしに、言葉は続けられる。既に想い人がいる。気持ちが迷惑。諦めろ。時間の無駄。彼は止まらず話し続ける。彼が口を開く度に、まるで弾丸のように心を抉っていった。
******
・執筆時間空けてしまった間に途中過程が気に食わなくなったので、設定などを少し変えて改稿しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる