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ベーレの村だ…フフ…
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「んん…はッ!!」
「おお、起きたか勇者」
目覚めると同時に勇者は飛び起きさっきと同じように「ちょっとそれっぽいかっこいいポーズ」の構えをした。
「おのれスライムめ!!突然未知の技を繰り出すとはなんと卑劣な!!!恥を知れ!!!」
かっこよく啖呵を切ったもののあのぷよぷよした姿は見当たらない。
「フフ…スライムめ…恐れをなして逃げたか…」
勇者は両手に持った剣をシャキン――とかっこよく鞘にしまった。
「逃げたんじゃなくて、あたしが倒したんだよ。」
気付かなかったがレナスがすぐ横に座っていた。
「あんた、スライムの攻撃1発で死ぬなんてもしかして弱―」
「弱くない!!勇者が弱いわけがないだろう!!!勇者だぞ私は!!!鍛錬では見せたことのない動きをしてきたので油断しただけだ!!」
「ふーん……ま、いいや」
「信じていないな…フフ…次の戦闘では任せておけ…さっき見せられなかった必殺技も見せてやる…」
「ま、期待してるよ。ところでさ、あんた今日でもう3回死んだだろ?その度にエリカが魔法使ったせいで疲れちゃったみたいでさ」
「なんだと…!エリカちゃんが…!」
ほら、とレナスが指さす方にすごい勢いで振り向いた。
エリカちゃんがリリルがどこかからか出したコップに入った水を飲みながら女の子座りでへたっている…
肩で息をしながら疲れた表情がなんとも…いや今はそんなことを言っている場合ではない!!
勇者は風でレナスの髪の毛が少し揺れるほどのスピードで飛び出した。
そしてエリカの手を取った。
「エリカちゃん…すまない…僕の為にこんなに大変な想いをさせてしまって…」
「いえ、いいんです…勇者様のお役に立てるなら…」
「なんと健気な…さ、私の背中に乗って…次の村に着くまで休んでいてください」
「え、そんな…勇者様にそんなことをさせるわけにはいきません…」
そういってエリカは立ち上がろうとした。
しかしふらついて倒れそうになってしまった。
「ほら、無理をしないで。遠慮はいりません」
背負われ心地が悪いでしょうと鎧を脱いでから、勇者はちょっと強引にエリカを背中に背負った。
「そもそもあんたがホイホイ死ななきゃいいだけなんだけどね」
「うるさいぞガキ!!ごちゃごちゃ言ってないでさっさと歩け!!」
「…ッ!てめぇマジで次死んだときエリカが蘇生魔法使うの阻止してやっからな!!」
そんな楽しい会話をしつつ、一行は近くの村へと向かった。
近くの村を探して歩き出した勇者一行。10分で近くの村に着いた。
ぬう…まさかこんな近くに村があるとは…もう少しエリカちゃんの胸の感触を背中に感じていたかったのだが…フフ…クソ…
勇者たちのいた王国の近くとあってか村という割にはなかなか大きそうだった。
「いやあ近くにこんな大きな村があってよかったなー勇者!さっさとエリカを宿屋で休ませてやろうぜ!」
「フフ…最初に村が見えた時に遠回りをすればよかったのに…なぜバカ正直に「村が見えたぞ!」なんて言ってしまったんだ…バカ!私のバカ!」
「なーに小声でごにょごにょ言ってんだ?」
「うっわ!なんかすっごいキモい顔してる…!」
リリルが伏せた顔をのぞき込んできたので勇者はそっぽを向いた。
「おい、ここなんてどうだよ」
村に入ってメインストリートを少し進んだところに少々立派な建物が建っている。
宿屋のマークが付いているから宿屋なんだろう。どうみてもカジノか何かに見えるが。
…高そうだ。
「ここなら綺麗そうだし飯もうまそうだぞ!」
レナスは指を指しながら笑っている。
「フフ…レナスよ…おそらく冗談で言っているつもりかもしれんが残念だったな…王の勅命で旅に出ている勇者をなめるなよ…金ならある!ちょっと待っておれ!」
そう言い残すと勇者はふんぞり返りながら建物の中へ入っていった。
そして5分もしないで戻ってきた。
「いやはやいやはや…まさか満室とは…予想外だったなぁ…せっかくお金はあるのに…」
「なーんだ、満室なのかぁ…それじゃあ仕方ねぇな…せっかくうまい飯が食えると思ったのに」
レナスは冗談で言っていたわりにほんとに残念そうだ。
「…ほんとかよ」
リリルの視線が冷たい…
結局村の端っこの方にあるあまり新しくはなさそうな、小さめの宿屋に泊まる事にした。
少々ふくよかな、気風の良さそうなおばちゃんが切り盛りしているようだ。
「ベーレ村へようこそ!旅で疲れただろう?個室と4人部屋があるけどどっちにするかい?」
もちろん4人部屋にした。当たり前だ。
勇者は背中の柔らかな感触を名残惜しみながらエリカをベッドに寝かせた。
「さ、エリカちゃん…ここでゆっくりお休みなさい…欲しい物があれば何でも言ってくれ」
「わ、わたしは大丈夫ですから…勇者様もお疲れでしょうからゆっくり休んでください…」
そういってエリカは微笑んだ。
なんと優しいんだ…まるで聖母様のようだ…
「ところでエリカ、あんた寝る時もフード取らないの?」
「ふぇッ!?」
レナスがエリカに率直な疑問を投げかけた。
確かにフードをしたままだ。
「寝るときもしてたら邪魔じゃない?」
「わ、わたし、フ、フードをしてる方が安心して眠れるんです…」
「ふーん…そうなんだ」
変わった子もいるもんだとレナスは首をかしげている。
「ねぇーところでさーせっかく大きい村なんだからちょっと見て回らない?ここにみんないてもエリカも休めないでしょ?」
「あー、たしかにリリルの言う通りだな」
「フフ…リリルめ…ガキのくせにそんな気遣いができたのだな…偉いぞ…」
勇者はリリルの頭を撫でた。
「おいてめぇ…マジで燃やすぞ」
「燃やすなら魔物にしておけと言っただろう…」
下から睨む目がマジだ。ちょっと怖い。
実は一瞬嬉しそうな顔をしていたのだが勇者には見えていない。
「じゃあエリカ。その辺見てくるから、ゆっくり休めよ」
「魔力は寝れば回復するんだからゆっくり眠るのよ」
「はい!ありがとうお二人とも…」
レナスとリリルは先に出ていった。
「じゃあエリカちゃん…私も外に出るけど何か食べたい物とかはないかい?」
残った勇者はエリカの手をしっかり握って聞いた。
「食べたい物、ですか…?」
「そう…なんでもいいよ。お金はある。勇者だから。」
「…食べたい物…ッ…あ、いえ、今は何もないです…」
エリカは何か言いそうになったが誤魔化したように見えた。
「おい!クソ勇者!!さっさと来ないとその鎧のヒラヒラから徐々に燃やすぞ!」
さっき出ていったリリルがわざわざ戻ってきて叫んだ。
「くッ…勇者や英雄の証であるマントを燃やすとはなんと卑劣なガキ…」
「ウフフ…勇者様、わたしの事はお気になさらず、楽しんできてください。」
「エリカちゃん…無理をしないでゆっくり休むんだよ」
じゃあね、と未練がましそうに手を振りながら勇者は外へ出ていった。
エリカを寝かせる為に外に出た勇者たち。物資の補給も兼ねてショッピングを楽しんでいた。
今は食料を買い終えて、装備品を見て歩いていた。
「なぁー勇者ーこの剣買ってくれよー。あたしの銅の剣も結構ボロボロなんだよー」
「フフ…待てレナス…さっきスライムを簡単に倒していたことから察するに…お前はまだ今のままでも戦える…どうせならもっと先の武器屋でもっと良いものを買ってやる…ここは我慢しろ…」
「というかお前…仲間にしてからずっと気になっていたが…体に防具は付けなくていいのか…?」
レナスは手の先から肩までと、足の先から太ももの付け根辺りまではウロコのように金属のゴツイ板が重なった鎧のような物でガッチガチに固められていたが、胴体部分だけはビキニのような物しか付けていない。
「ああ、別にいいんだよ。あんたも鎧付けてるからわかると思うけどフル装備にすると重いし動きづらいからな。いざとなったら手で防げばいいんだよ。」
「フフ…そうだな…当たらなければいいだけのこと…」
「そうそう!それにこの水着みたいなの、一応魔法がかかってるらしくて軽い攻撃くらいなら防いでくれるんだってさ。」
フフ…こっちとしては防具代も浮いて良いものも見れていい事しかないな…
「ねぇークソ勇者ーこの杖買ってくんなーい?リリル、魔法使いなのに杖ないんだよー?おかしくなーい?」
「フフ…確かにおかしいな…だがな…お前は別に杖が無くても魔法が使えるだろう…何なら魔法で杖を出せばいいだろクソガキ…」
「レナスには買うのにリリルには買ってくんねぇのかよクソ勇者…」
そんな風に楽しく買い物をしていると
さっきの宿屋の少々ふくよかなおばさんが走ってやってきた。
「ハァハァ…やっと…見つけたよ…」
随分走り回ったようでかなり息を切らしている。いやふくよかだからかな?
「フフ…どうかしたのか宿屋のおばちゃん…そう焦らなくてもサインは―」
「あ、あんた達の連れが大変なんだ!すぐに戻ってきておくれ!」
「なんだと…!エリカちゃんが…!」
勇者は2人を置いて風のように走っていった。
「おお、起きたか勇者」
目覚めると同時に勇者は飛び起きさっきと同じように「ちょっとそれっぽいかっこいいポーズ」の構えをした。
「おのれスライムめ!!突然未知の技を繰り出すとはなんと卑劣な!!!恥を知れ!!!」
かっこよく啖呵を切ったもののあのぷよぷよした姿は見当たらない。
「フフ…スライムめ…恐れをなして逃げたか…」
勇者は両手に持った剣をシャキン――とかっこよく鞘にしまった。
「逃げたんじゃなくて、あたしが倒したんだよ。」
気付かなかったがレナスがすぐ横に座っていた。
「あんた、スライムの攻撃1発で死ぬなんてもしかして弱―」
「弱くない!!勇者が弱いわけがないだろう!!!勇者だぞ私は!!!鍛錬では見せたことのない動きをしてきたので油断しただけだ!!」
「ふーん……ま、いいや」
「信じていないな…フフ…次の戦闘では任せておけ…さっき見せられなかった必殺技も見せてやる…」
「ま、期待してるよ。ところでさ、あんた今日でもう3回死んだだろ?その度にエリカが魔法使ったせいで疲れちゃったみたいでさ」
「なんだと…!エリカちゃんが…!」
ほら、とレナスが指さす方にすごい勢いで振り向いた。
エリカちゃんがリリルがどこかからか出したコップに入った水を飲みながら女の子座りでへたっている…
肩で息をしながら疲れた表情がなんとも…いや今はそんなことを言っている場合ではない!!
勇者は風でレナスの髪の毛が少し揺れるほどのスピードで飛び出した。
そしてエリカの手を取った。
「エリカちゃん…すまない…僕の為にこんなに大変な想いをさせてしまって…」
「いえ、いいんです…勇者様のお役に立てるなら…」
「なんと健気な…さ、私の背中に乗って…次の村に着くまで休んでいてください」
「え、そんな…勇者様にそんなことをさせるわけにはいきません…」
そういってエリカは立ち上がろうとした。
しかしふらついて倒れそうになってしまった。
「ほら、無理をしないで。遠慮はいりません」
背負われ心地が悪いでしょうと鎧を脱いでから、勇者はちょっと強引にエリカを背中に背負った。
「そもそもあんたがホイホイ死ななきゃいいだけなんだけどね」
「うるさいぞガキ!!ごちゃごちゃ言ってないでさっさと歩け!!」
「…ッ!てめぇマジで次死んだときエリカが蘇生魔法使うの阻止してやっからな!!」
そんな楽しい会話をしつつ、一行は近くの村へと向かった。
近くの村を探して歩き出した勇者一行。10分で近くの村に着いた。
ぬう…まさかこんな近くに村があるとは…もう少しエリカちゃんの胸の感触を背中に感じていたかったのだが…フフ…クソ…
勇者たちのいた王国の近くとあってか村という割にはなかなか大きそうだった。
「いやあ近くにこんな大きな村があってよかったなー勇者!さっさとエリカを宿屋で休ませてやろうぜ!」
「フフ…最初に村が見えた時に遠回りをすればよかったのに…なぜバカ正直に「村が見えたぞ!」なんて言ってしまったんだ…バカ!私のバカ!」
「なーに小声でごにょごにょ言ってんだ?」
「うっわ!なんかすっごいキモい顔してる…!」
リリルが伏せた顔をのぞき込んできたので勇者はそっぽを向いた。
「おい、ここなんてどうだよ」
村に入ってメインストリートを少し進んだところに少々立派な建物が建っている。
宿屋のマークが付いているから宿屋なんだろう。どうみてもカジノか何かに見えるが。
…高そうだ。
「ここなら綺麗そうだし飯もうまそうだぞ!」
レナスは指を指しながら笑っている。
「フフ…レナスよ…おそらく冗談で言っているつもりかもしれんが残念だったな…王の勅命で旅に出ている勇者をなめるなよ…金ならある!ちょっと待っておれ!」
そう言い残すと勇者はふんぞり返りながら建物の中へ入っていった。
そして5分もしないで戻ってきた。
「いやはやいやはや…まさか満室とは…予想外だったなぁ…せっかくお金はあるのに…」
「なーんだ、満室なのかぁ…それじゃあ仕方ねぇな…せっかくうまい飯が食えると思ったのに」
レナスは冗談で言っていたわりにほんとに残念そうだ。
「…ほんとかよ」
リリルの視線が冷たい…
結局村の端っこの方にあるあまり新しくはなさそうな、小さめの宿屋に泊まる事にした。
少々ふくよかな、気風の良さそうなおばちゃんが切り盛りしているようだ。
「ベーレ村へようこそ!旅で疲れただろう?個室と4人部屋があるけどどっちにするかい?」
もちろん4人部屋にした。当たり前だ。
勇者は背中の柔らかな感触を名残惜しみながらエリカをベッドに寝かせた。
「さ、エリカちゃん…ここでゆっくりお休みなさい…欲しい物があれば何でも言ってくれ」
「わ、わたしは大丈夫ですから…勇者様もお疲れでしょうからゆっくり休んでください…」
そういってエリカは微笑んだ。
なんと優しいんだ…まるで聖母様のようだ…
「ところでエリカ、あんた寝る時もフード取らないの?」
「ふぇッ!?」
レナスがエリカに率直な疑問を投げかけた。
確かにフードをしたままだ。
「寝るときもしてたら邪魔じゃない?」
「わ、わたし、フ、フードをしてる方が安心して眠れるんです…」
「ふーん…そうなんだ」
変わった子もいるもんだとレナスは首をかしげている。
「ねぇーところでさーせっかく大きい村なんだからちょっと見て回らない?ここにみんないてもエリカも休めないでしょ?」
「あー、たしかにリリルの言う通りだな」
「フフ…リリルめ…ガキのくせにそんな気遣いができたのだな…偉いぞ…」
勇者はリリルの頭を撫でた。
「おいてめぇ…マジで燃やすぞ」
「燃やすなら魔物にしておけと言っただろう…」
下から睨む目がマジだ。ちょっと怖い。
実は一瞬嬉しそうな顔をしていたのだが勇者には見えていない。
「じゃあエリカ。その辺見てくるから、ゆっくり休めよ」
「魔力は寝れば回復するんだからゆっくり眠るのよ」
「はい!ありがとうお二人とも…」
レナスとリリルは先に出ていった。
「じゃあエリカちゃん…私も外に出るけど何か食べたい物とかはないかい?」
残った勇者はエリカの手をしっかり握って聞いた。
「食べたい物、ですか…?」
「そう…なんでもいいよ。お金はある。勇者だから。」
「…食べたい物…ッ…あ、いえ、今は何もないです…」
エリカは何か言いそうになったが誤魔化したように見えた。
「おい!クソ勇者!!さっさと来ないとその鎧のヒラヒラから徐々に燃やすぞ!」
さっき出ていったリリルがわざわざ戻ってきて叫んだ。
「くッ…勇者や英雄の証であるマントを燃やすとはなんと卑劣なガキ…」
「ウフフ…勇者様、わたしの事はお気になさらず、楽しんできてください。」
「エリカちゃん…無理をしないでゆっくり休むんだよ」
じゃあね、と未練がましそうに手を振りながら勇者は外へ出ていった。
エリカを寝かせる為に外に出た勇者たち。物資の補給も兼ねてショッピングを楽しんでいた。
今は食料を買い終えて、装備品を見て歩いていた。
「なぁー勇者ーこの剣買ってくれよー。あたしの銅の剣も結構ボロボロなんだよー」
「フフ…待てレナス…さっきスライムを簡単に倒していたことから察するに…お前はまだ今のままでも戦える…どうせならもっと先の武器屋でもっと良いものを買ってやる…ここは我慢しろ…」
「というかお前…仲間にしてからずっと気になっていたが…体に防具は付けなくていいのか…?」
レナスは手の先から肩までと、足の先から太ももの付け根辺りまではウロコのように金属のゴツイ板が重なった鎧のような物でガッチガチに固められていたが、胴体部分だけはビキニのような物しか付けていない。
「ああ、別にいいんだよ。あんたも鎧付けてるからわかると思うけどフル装備にすると重いし動きづらいからな。いざとなったら手で防げばいいんだよ。」
「フフ…そうだな…当たらなければいいだけのこと…」
「そうそう!それにこの水着みたいなの、一応魔法がかかってるらしくて軽い攻撃くらいなら防いでくれるんだってさ。」
フフ…こっちとしては防具代も浮いて良いものも見れていい事しかないな…
「ねぇークソ勇者ーこの杖買ってくんなーい?リリル、魔法使いなのに杖ないんだよー?おかしくなーい?」
「フフ…確かにおかしいな…だがな…お前は別に杖が無くても魔法が使えるだろう…何なら魔法で杖を出せばいいだろクソガキ…」
「レナスには買うのにリリルには買ってくんねぇのかよクソ勇者…」
そんな風に楽しく買い物をしていると
さっきの宿屋の少々ふくよかなおばさんが走ってやってきた。
「ハァハァ…やっと…見つけたよ…」
随分走り回ったようでかなり息を切らしている。いやふくよかだからかな?
「フフ…どうかしたのか宿屋のおばちゃん…そう焦らなくてもサインは―」
「あ、あんた達の連れが大変なんだ!すぐに戻ってきておくれ!」
「なんだと…!エリカちゃんが…!」
勇者は2人を置いて風のように走っていった。
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