ここから始まる俺の冒険!

まさ

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第二章、憧れの冒険者に!そして~

第9話、たまにはノンビリとね!

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「さてと……もう昼近いし、依頼は止めて町でも適当に歩くか?」

「それで良い……美味しいものを食べる」

「アンアン!」

「………」


いつも通りのやり取りをしつつ町をブラブラ歩く。

屋台で肉の串焼きを買って食べたり、武器屋や防具屋に行ったり、商店に行って野菜や肉、調味料なんかを買いアイテムボックスに積めていく。

うちのメンバーの半分は異次元の胃袋を持っているから、どれだけ食料があっても困らない。

なんなら出費の半分は食費だからな。


買い物をある程度終わらせて、少し疲れてきた俺達は、この町の真ん中にある円形状の大きな広場の中心にある公園でベンチに座り休んでいた。


「う~ん、ランクを上げて村に戻るつもりが、どんどんランクが上がっちゃうから、余りこの町にいる必要性がなくなったなぁ~」

逆にこの町にいると、食費やら宿代やらで出費が大きいだけだから、村にいた方がメリットがある。

実際、ランク【D】になったから、ランクに合わせた依頼を成人するまで受けてお金を貯めた方が効率が良い。

野菜は、とーとゃんから貰えるし、実家にいるから宿代はいらないしな。


それでも、やっぱりこの大きい町にいる事は、新しい発見や体験が出来て楽しい部分もある。


今日のギルドで絡まれたのも初体験だったしな。

でも多分、あのハゲのオッサンの仲間だと思うけど、少し離れた場所でニヤニヤ見ていた2~3人が慌てて逃げたのを見てるから絡まれる心配はないとは思うけどね。


まぁ町の中か外で襲われる可能性も無くは無い。

その時はその時だな。

とりあえずは、単独で動かない様には気を付けようと思う。

……単独でも返り討ち出来そうだけども。


とりあえずレイナは、シバかコウを一緒に連れて行って貰うのは決定だな。

じゃないと町中で大変な事になるのは目に見えてるしな。

レイナの為って言うか、相手の為にも大事な事だ。



何だかんだ言ったけど、基本的にこの国は成人前の子供達は大事に守られている。

俺を襲ったオッサンみたいに子供相手に罪を犯すと大人相手の時の何倍も重い罪になる。

国の為にも職業を貰った人材は大事に保護するべきである。となっているからだ。


とーとゃんみたいに高レベルの職業持ちは、言うまでも無く1人だけでも国に大きな影響が出るからな。

とーとゃん1人が作った野菜は周辺の町や村に沢山届けられてるし。


そう言う感じで魔王のせいで減った人口を増やす意味も含めて、1人でも多く高レベルの人材を増やす為に国で力を入れているのに、あのハゲのオッサンみたいに襲ってくるのは頭が悪すぎるとしか言いようがない。

だから仲間の人達は自分に被害が及ばない様にギルドから逃げたってわけだ。


ちなみにハゲのオッサンが奴隷なった事で、その奴隷として売った代金がギルドから俺に渡されている。


金貨2枚、結構な大金だ。

オッサンの未来を考えると素直に喜べないけど、嬉しい臨時収入なのは確かだ。


ただオッサンがもっと強かったら、まだ貰える金額が上がっていたのに……もっと頑張れよオッサン。


ちなみにその金貨で、コウ以外の全員の武器を買い換えてるから、一応感謝しておく。

俺は剣鉈からショートソードに鋼鉄製のシールド、シバは鋼鉄製のショートランスと木と鉄を組み合わせた軽めのバックラー、レイナは鋼鉄より硬くて重いヘビーメタルって言う鉱石で作られたヘビーメイスと鋼鉄製の盾、益々破壊力がアップしてます。

本当は鎧とかも変えたかったけど、レイナのメイスの値段が高かったから今は諦めた。

そのメイスの前で無言で目をウルウルされられたら駄目とは言えなかったしな。


レイナの持つ盾はラウンドシールドで、大きさも重さもあるので、攻撃を防ぐだけじゃなくレイナの力で叩きつけてもヤバイ気がする。

もうヒーラーじゃなくてアーマーナイト重騎士じゃないかと思う。

職業が変化するのも時間の問題な気がする。


ちなみに職業変化はある。

単純に強くなる事や、戦い方の変化なんかで変わったり、未だに詳しくは分かっていない特殊な変化をする事もあるらしい。


とーとゃんは最初、ただの【農家】だった。

でも途中で【農家(中級)】になり、今は【農家(上級)】になってるって聞いた。


たぶん最初の【農家】は付いてないけど『下級』扱いなんじゃないかって神父様が言っていた。

それを含めて職業には、下級、中級、上級と言うランクがあるし、剣士が双剣士や剣豪、剣聖なんて変化する事もあるって神父様から教えて貰った。

だからレイナみたいな攻撃に特化した戦い方は変化する可能性が高い。

ちなみに俺みたいな特殊な職業は変化はしにくいらしい。

ただし、テイムなんかで従魔を増やしたりする事で、スキルが増えたりして強くなれるから俺は満足している。


パーティーとしては、遠距離の攻撃……メテオストライクは置いといて、その遠距離攻撃の手数が少ないから、弓や魔法が使える仲間を増やしたいって気持ちもある。

そんな能力のあるモンスターを従魔に出来れば一番良いけど。

俺はともかく、レイナは好き嫌いがハッキリしているから、そこは少し厳しい気がするしな。


まぁその辺は、追々って事で。


休憩が終わり、まだ少し宿に戻るには早い時間だし、新しい装備の使い心地を確かめる為に俺達は町の外に来た。


少し道から外れ、武器を振るのにちょうど良い場所を探す。

俺やシバなんかは宿屋の庭なんかでも大丈夫だけどレイナさんがね……

色々と大変なんですよ(遠い目)



道から十分離れ、多少音がしても他の人に聞かれないと思う位置まで来た俺達は、俺とシバ、レイナとコウで別れ身体を動かしていく。


「おりゃ!それ!」

「アンアン!」

俺が剣を振りシバに攻撃する。

シバはバックラーを使い受け流し槍で反撃してくる。

俺は身体を捻り槍を躱すと、その勢いで回し蹴りを放つ。

シバはジャンプして蹴りを回避しながら俺に槍を突く。

俺は素早く身体を回転させ槍を回避、剣を降るけどシバは剣の届かない位置に移動し槍と盾を構え直す。

「ふぅ~こんなもんかな?新しい武器や盾も慣れてきたな」

「アン!」


俺とシバは、そんな感じで訓練を終えた。

あえて少し離れた所からしてくる轟音には気が付かないふりをして……


だって「ドッゴーン!!」とか「ゴゴゴゴゴ!!」とか軽い訓練でするハズの無い轟音と振動がしてくるんだもん。

色々と怖くて見れません。


それでも帰るぞ~と声をかける為にも現実に目を向けなければならないのです。



「おーいレイナ…「スーパーメテオストライク」」

あるぇ?何か「スーパー」増えてね?

コウはコウで、上手くアタックシールド使ってぶつかった衝撃で、ビヨーンって感じで跳ね返ってレイナの手に戻ってるし。



レイナがいた場所は、ちょっとした谷になっていて元々草木が少なくて岩がむき出しになってはいたけども……

多少、破壊しても分かりにくいと思ってこの場所にしたんだけど………

えぇ……


ちょっとした谷が、ちゃんとした(?)谷になってる。

むき出しの岩が、粉々の岩に……クレーターが沢山増えてるぅ~。


えぇ…ドラゴンさんとかが2~3体暴れたかな~?




何とか現実逃避しようとしても、背中に流れる大量の汗が、これは現実だよ♪と教えてくれていた。



マジでどうすんのこれ?

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