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早く仲直りして××したい
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道哉の野郎は黙ってさえいれば可愛いと思う。昔から可愛い顔をしていた。最近はどちらかと言うと、綺麗と言った方がしっくりくるようになってきたかもしれないが。
整っているのは認めざるを得ない。どんなに口が悪かろうが、いくら男だと分かっていようが、近くにいるとどうにもこうにもムラっとさせられる瞬間がある。
あとはあれだ。たとえ黙っていなくとも、まあ当然と言えば当然だろうけど、
「ン……っぁ……ぁ、あッ……」
ヤッてる時。これはもう最強にヤバい。
男心をくすぐりにくすぐるこいつのとんでもない淫れよう。とりあえずめちゃくちゃにしてやりたくなる。ブチ犯したくなる一級品だ。
「道哉……」
シーツの上で繋いだ手をきつくギュッと握り返され、快感を追い求めながら耳元でもう一度呼びかけた。
俺が呼ぶと、こいつの中は締まる。最高だ。すげえ気張ってないと一瞬でイく。
「んんッ……けい、ぁッ……ン……おく……」
もっと。
なんて言われてみろ。死ぬから。即死だ。きっとこいつは俺を殺す気に違いない。
俺の下でこんな姿を晒して、こんな無防備な顔を見せつけて。普段のようにクソ生意気に突っかかって来る事もない。
首筋にやんわりと噛みついてやっても、遠慮なく奥を突き上げても、そこらの女なんかよりもずっとイイ声でなくだけだ。
喧嘩ばかりしていた俺達が、数年経った今じゃこんな事をしている。
一線越えておいて本当に良かった。
「あッ……けいた、っ……」
「っ……」
やっべーかわいい。
こいつの顔見てるだけでイケる。毎回毎回どうしてこう。普段との差が激しすぎるだろ。
思うままに貫いて、こいつが一番好きな場所をしつこく擦り上げてやる。その度に漏れる道哉の嬌声。
たまんねえよ。あーもうカワイイ。ヤリ殺したいって気分をこいつで初めて味わった。
キスすれば当たり前のように口を開けて俺を誘い込む。突き上げれば必死にしがみ付いて、誘うように足を絡めてくる。
どれもこれもおそらくは無意識。その行動の一つ一つが、グサグサと俺の理性を切り裂いてくる。
剥き出しになるのは欲望だけだ。生意気なこいつを、俺が抱いてる。
「んんっ……けいた、ぁ……も、っと……もっと……ッ」
もう死んでもいい。
***
そこでハッと途切れた。イク寸前だったこの体と、突如現実に引き戻された頭がグラグラして合致しない。
さっきまで道哉を抱いていたはずのベッドに乱れた形跡は微塵もない。暗い視界の中で呆然と寝室の中を見回した。
全身にかいた汗と、下半身が示す熱量。
どうやら俺は欲求不満だ。
「…………」
夢にまで見るとか。
俺も若いな。いや、実際に若いんだけど。
道哉と喧嘩してから何日が経ったか。六日だ。よく分かっている。なぜならば数えているから。あいつは一度機嫌を損ねると意地でも俺にヤらせようとしない。
交代でやっている食事の用意とか洗濯とか、そういった二人分の家事はキッチリと申し分なくこなす。
しかし喧嘩の開始と共に言葉すら発しなくなるのは、変なところで妙にガキっぽい昔からのあいつの習性だ。
そんな野郎のせいでこっちは溜まって溜まって仕方がない。もういっそのこと隣に夜這いでもかけてやろうか。
まあ、駄目だな。余計こじれる。
「…………」
つーか、どうすんだよコレ。壁一枚隔てた向こうに食らい尽くしたい奴がいるってのに自分で処理しろとでも言うのか。
クソ道哉め。夢にまで出てきやがってあのアホ。
解禁されたら白いものが水になるまで犯してやる。
しかしそうは言っても打開策は何かしら必要な訳で。そして極めて単純なあいつは、単純な方法で機嫌を直す。
だったら選択肢の一つはこう。
「ケーキでも……」
買ってくるか。新しい店ができたとかなんとか、女が見るようなサイトを見ながらこの前ブツブツ言っていたような気がする。
確か駅前の店だった。この下半身は明日買って帰ってこいと訴えてくる。
もちろんだ。
「……ブチ犯す」
正直な下半身は一向に萎えてくれる気配がない。頭はどこかぼんやりとしたまま、隣の壁に向けてボソッと呟いた。
犯そう。ケーキで機嫌を取ってから。
夢の続きをしないとならない。
整っているのは認めざるを得ない。どんなに口が悪かろうが、いくら男だと分かっていようが、近くにいるとどうにもこうにもムラっとさせられる瞬間がある。
あとはあれだ。たとえ黙っていなくとも、まあ当然と言えば当然だろうけど、
「ン……っぁ……ぁ、あッ……」
ヤッてる時。これはもう最強にヤバい。
男心をくすぐりにくすぐるこいつのとんでもない淫れよう。とりあえずめちゃくちゃにしてやりたくなる。ブチ犯したくなる一級品だ。
「道哉……」
シーツの上で繋いだ手をきつくギュッと握り返され、快感を追い求めながら耳元でもう一度呼びかけた。
俺が呼ぶと、こいつの中は締まる。最高だ。すげえ気張ってないと一瞬でイく。
「んんッ……けい、ぁッ……ン……おく……」
もっと。
なんて言われてみろ。死ぬから。即死だ。きっとこいつは俺を殺す気に違いない。
俺の下でこんな姿を晒して、こんな無防備な顔を見せつけて。普段のようにクソ生意気に突っかかって来る事もない。
首筋にやんわりと噛みついてやっても、遠慮なく奥を突き上げても、そこらの女なんかよりもずっとイイ声でなくだけだ。
喧嘩ばかりしていた俺達が、数年経った今じゃこんな事をしている。
一線越えておいて本当に良かった。
「あッ……けいた、っ……」
「っ……」
やっべーかわいい。
こいつの顔見てるだけでイケる。毎回毎回どうしてこう。普段との差が激しすぎるだろ。
思うままに貫いて、こいつが一番好きな場所をしつこく擦り上げてやる。その度に漏れる道哉の嬌声。
たまんねえよ。あーもうカワイイ。ヤリ殺したいって気分をこいつで初めて味わった。
キスすれば当たり前のように口を開けて俺を誘い込む。突き上げれば必死にしがみ付いて、誘うように足を絡めてくる。
どれもこれもおそらくは無意識。その行動の一つ一つが、グサグサと俺の理性を切り裂いてくる。
剥き出しになるのは欲望だけだ。生意気なこいつを、俺が抱いてる。
「んんっ……けいた、ぁ……も、っと……もっと……ッ」
もう死んでもいい。
***
そこでハッと途切れた。イク寸前だったこの体と、突如現実に引き戻された頭がグラグラして合致しない。
さっきまで道哉を抱いていたはずのベッドに乱れた形跡は微塵もない。暗い視界の中で呆然と寝室の中を見回した。
全身にかいた汗と、下半身が示す熱量。
どうやら俺は欲求不満だ。
「…………」
夢にまで見るとか。
俺も若いな。いや、実際に若いんだけど。
道哉と喧嘩してから何日が経ったか。六日だ。よく分かっている。なぜならば数えているから。あいつは一度機嫌を損ねると意地でも俺にヤらせようとしない。
交代でやっている食事の用意とか洗濯とか、そういった二人分の家事はキッチリと申し分なくこなす。
しかし喧嘩の開始と共に言葉すら発しなくなるのは、変なところで妙にガキっぽい昔からのあいつの習性だ。
そんな野郎のせいでこっちは溜まって溜まって仕方がない。もういっそのこと隣に夜這いでもかけてやろうか。
まあ、駄目だな。余計こじれる。
「…………」
つーか、どうすんだよコレ。壁一枚隔てた向こうに食らい尽くしたい奴がいるってのに自分で処理しろとでも言うのか。
クソ道哉め。夢にまで出てきやがってあのアホ。
解禁されたら白いものが水になるまで犯してやる。
しかしそうは言っても打開策は何かしら必要な訳で。そして極めて単純なあいつは、単純な方法で機嫌を直す。
だったら選択肢の一つはこう。
「ケーキでも……」
買ってくるか。新しい店ができたとかなんとか、女が見るようなサイトを見ながらこの前ブツブツ言っていたような気がする。
確か駅前の店だった。この下半身は明日買って帰ってこいと訴えてくる。
もちろんだ。
「……ブチ犯す」
正直な下半身は一向に萎えてくれる気配がない。頭はどこかぼんやりとしたまま、隣の壁に向けてボソッと呟いた。
犯そう。ケーキで機嫌を取ってから。
夢の続きをしないとならない。
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