般若 〜警視庁捜査一課 怪奇殺人捜査係〜

episode４ 〜第二の殺人〜

お疲れ様です

捜査資料を出した、2人が帰ってきた。

おつかれ～
お昼食べよっか！

みんなが鞄からお弁当を出す。

お、愛妻弁当！

菅谷が高津の弁当を覗く。

やめろよ！と高津が笑う

高津主任のお子さんもう、3歳ですか！

おう、実は今、、、、

ビーーービーーービーーー

室内にブザーが流れる

臨場要請。江東区新木場3丁目ー1ー3
メゾンシンキバ307号 変死体を見つけたとの110通報。各局急行せよ。

いくよ！みんな！

新木場 殺害現場

覆面パトカー二台から飛び出す。

すでに機動捜査隊が初動捜査に当たっている。小林の表情が険しくなる。

前崎が警官に警察手帳を見せて、テープをくぐる。

おい！規制線エリアを100M広げろ！

はい！
機動捜査隊員がテープを引き直す。

捜査一課前崎班です。

第一方面機動捜査隊 隊長の小林です。

小林 茂 警視 54
般若班小林の実の父。元は捜査一課 や神田中央警察署 刑事課長などを得て、今に至る。

こちらが引き継ぎ書です。
害者は、越石 登 60歳。東京セキュリティー警備保障に勤めていました。先月退職しています。死因等は、今検視官が調べています。

ありがとうございます。行こう

小林隊長がすれ違いざまに娘を見た。しかし娘は鋭い目つきで放った。

「お母さんはもう帰ってこない。」

そのままハイヒールの音をコツコツと音を立てながら現場に向かった。

これは。。。

身体がバラバラに切り裂かれ、血の海となっていた。

お、、おぇ、、、、
菅谷が外に出て行く。

後頭部に穴が空いており、ドライアイスが詰め込まれている。今捜査中の事件に似ている。しかし、違う点は、なぜ顔を1回目のように潰されていないのか。だから、身元も割れたのだろう。

今回の事件と、前回の事件。似ているようで、違うのか。偶然ではない。そう思う前崎であった。