私と好きな人は微距離

陽ノ下月夜

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立候補者説明会

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委員長立候補者の説明会があるため
Sと理科室へ行く。
私が立候補した時にいなかった人もいる。
そして女子ばっか。
その中に⒌6にん人の男子の塊がある

…Kはいないか

と思いまたSの方に振り返ろうとした時

Kが理科室の中に入ってきた

え、あいつ立候補したの?
何委員に立候補したんだろ…

そんな事を考えていると、生徒会副会長様が出てきて皆を座らせた。

※ここからの副会長の話は飛ばしても何も分からなくなることは全くないので全然飛ばしてくれて構いません。

副会長・では、立候補者説明会を始めます。起立、礼、着席。
まず、各委員会の募集人数は1、2人までです。
次に作文について説明します。
まず、今配った原稿用紙4枚の内2枚に立候補文を書いて、担任の先生のチェックを受け、来週までに生徒会室前のカゴに提出してください。残りの2枚は下書きに使用してもかまいません。
次に面接の日程についてです。面接は2月の5、6日です。各委員会の詳しい日程は生徒会室前に掲示しておきます。
面接は各委員会の現委員長と副委員長、顧問の先生、それと学年に関わるもう1人の先生とで行われます。以上で説明は終わりますが、何か質問はありますか?
……ないようなのでこれで終わりにしたいと思います。起立、礼、解散。

…長かった…すっごい長くベラベラと…

S・意外とかなり面倒くさめなんだね…

私・それなー…あ、立候補者名簿見てこよ?

S・あーうん。いいよー

立候補者名簿を見てみるとダブりのある委員会は、学習、放送、保健だった。

S・うーわ…やっぱりダブった…

私・がんばれー

S・いや、多分これ無理だぞ?

私・なんで?

S・だってこれ立候補者どっちも卓球部でしょ?

私・うん

S・今の委員長も副委員長も卓球部だよ?

私・あ

S・はい、終わったー

私・うわぁ…でも先生関わるし…大丈夫なんじゃ…

S・いやいや、無理だ。

私・いやいや…あの先輩はそんな事しないってー多分…

S・いやいやー…

私・もうがんばれよー

S・頑張るけどさー…ほかのダブりのとこは?

私・えーと放送と保健?

S・放送は…あーうん…微妙な…

私・それな…誰がなるか分からない微妙さがあるわ…

S・保健は?

私・えっと…保健…

え!?Kが保健にいる…大丈夫なんかな?

私・こんな感じよー

S・あーこれはこの2人(Kともう1人の男子)じゃない?

私・え?残りの女子2人は?

S・えーだってーあの2人はー…ね?((察せないと思うけど空気感的に察して

私・あーそっか、

S・そーそーそれにもう1人の方は知らないけどKは保健って感じするじゃん。

私・どんな感じよ

S・ことあるごとにやってるから保健って感じー。

私・あーそーいうことーじゃあこの2人かもねー

S・ねー











このこと…Kに教えてあげようかな…
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