12 / 32
第弐章 才能
告白
しおりを挟む
「おっはよう、永和。今日も良い天気だな」
このいつもアニメの最初の第一声に出てきそうなことを言うのは、俺の記憶の中では一番の親友『相川 聡』。俺と違い、普通の高校一年生だ。
「だな。にしても毎日同じようなこと言ってて、飽きないのか?」
「飽きない?って、お前は水の味に飽きたことあるか?」
いや、自分の言う台詞と日常生活必須のものには何の関係もない気がする。そういう何気ない時間が経つとき、時折自分の過去について振り返る。何も無いと理解していても、そうしないといけない気がしていた。
「なぁ、お前も部活しないの?」
部活は、嫌いだ。体力や文学的センスがあるわけではない。その代わりにあるのが、人一倍ある魔力だ。こんなもの少なくとも俺は望んでいないのに・・・。
「部活って、何もやること無いじゃん」
「いや、何かやってみたら案外はまるかもよ?」
「そうだな・・・。でも、興味ないのをやる気にもなれないからな」
「でもさ、どっかの部活に入れば魔導部からの勧誘もなくなるんやない」
この世界の中で王道と言われる部活が、『魔導部』と言われる魔法での模擬戦がメインの部活だ。俺はこの強力な魔力のおかげで、そこからよく勧誘を受けていた。部活の人と会えばいつも『才能はあるんだ』や『魔力がもったいないよ』と言われ続けていた。そんな生活が俺には嫌でしかなかった。
「まぁ、確かにそうだけど。早めに帰ってゆっくりした方が気が楽なんだよね」
「あぁ、それは否定できねぇな。俺も、部活が休みになったとき最高だったもんなぁ」
「普段から忙しいのか?魔導部って」
強大な魔力を持ってても、俺の何を知っているのか分からないが、聡だけは俺の味方でいてくれる。俺の記憶が無い部分も、聡に助けてもらった。
「忙しいって言えばそうかな。毎日毎日、自分の魔力との真剣勝負をしなくちゃいけないし。とりあえずお前にも勝てるようになるのが今の目標で、それまでは頑張らなくちゃって思ってるけど?」
「俺に勝つって、今でも十分じゃん。今の聡は俺じゃ相手にならないでしょ」
「そりゃそうよ。だってお前、魔法使おうとしないじゃん」
俺には強大な魔力があるが、それを使う勇気がない。暴発したり暴走する訳じゃない。魔法を使うと無意識に誰かから攻撃され続け、死ぬんじゃないかって感じてしまう。だから、俺は魔法を使うことが出来ない。
「魔法なんてなくても、この世界は暮らしていけるもん。電気エネルギー様最高!」
「だったらその魔力を私に譲って欲しいよ」
俺たちの会話に割り込んできたのは『小川 日向』という俺よりも少し背の低い生意気な水魔法使いだった。高校入学してすぐに仲良くなった彼女とは、少し噂が立っているほどの仲だ。
「出来ることなら譲ってるよ・・・」
「そうそう。そんなことが出来るならこいつの魔力はもうとっくに俺がもらってるよ」
日向も聡と同じ魔導部の部員だから、俺の魔力を欲しいと言うことが多い。いずれの技術で、他人に魔力を提供できるようにならないだろうか。そうなったら、俺のこの勧誘に困る生活が終わるのに。
「ふぅん。聡は今日何するの?」
「俺は・・・先輩に稽古つけもらおうかな」
魔導部は主流の部活であるため、部員数は学校の半数近くを占めている。大人数の組織では、その組織をさらにグループ化し管理をしやすくしている。同じ部のメンバーと言っても違うグループの二人は、互いが日ごろ何をしているのか知らない。
「そっかぁ。私最近何したら良いのか分かんないのよね・・・」
「そういうことはいつも暇をもて余してる、こいつに聞いてみたら?」
「何で俺なんだよ・・・」
聡に指され、面倒なことに巻き込まれるのは本当に嫌だ。
「それに、こいつの言ってるやることは、何も無い中の俺とは訳が違うだろ」
「そうそう、こんな廃人と一緒にしないでくれる?」
『廃人』その言葉はさすがに言いすぎだろうと、怒りが湧いてくる。それを言葉にすると向こうも同じようなことを言ってきて、ちょっとした喧嘩が始まった。
「お前はいつもバカバカと無駄に魔力消費してんだ。やることなんざ魔力コントロール以外何があんだバカ!」
「うるさいわねぇ。魔法使うことも出来ないあんたには言われたくないわ!」
「あ?!俺は使えないんじゃねぇよ。使わないんだよ!」
「だったらただのビビリなだけじゃない」
俺が魔法を使わない理由を日向は知っているから、ビビリと言う言葉が出てくるのだろう。俺にはそれを跳ね返す言葉を持っていない。彼女の言葉は事実で、現に俺は無意識に感じる恐怖感にビビッている。
「ビビッてて何が悪いんだよ。お前は知らないから言えるだけで、無意識に感じる恐怖感ってめっちゃ怖いんだぞ!」
「はっ、知らないけど?それに立ち向かう気が無いなら、私に言い返すの無理じゃない?」
俺たちの怒りがどうにかなりそうだったのをそこにいた第三者が止めに入る。
「まあまあ。夫婦喧嘩もそこまでにしましょうよ」
「「夫婦ちゃうわ!」」
この世界でも小説や漫画のように、仲の良いもの同士が同じ意思を言うときに声は揃う。でも、それが俺たち二人を『夫婦』と言われる所以なのだろう。
「まあでも、俺も永和の言い分のほうが正しいと思うぞ?」
どうやら聡は、さっき状況を楽しんでいるように思えた。その言葉に日向は下を向く。夫婦と呼ばれることは好きじゃないが、そう言われても同じくらい俺には彼女の考えが読み取れる。入学して三ヵ月、夏休み目前で向かえるこれまでの期間ですでにそこまで知れたのは、もしかしたらそういった感情を持っているからだろう。
「えぇ、何で急に永和の味方すんの?」
「味方も何も、本当のことだろ?お前は人より少しセンスがあるからって、ドカドカと魔力を使うんだから」
「そうそう、くどい味付けしか出来ないお前らしい魔力コントロールだよ」
俺の言葉をきっかけに、再び喧嘩が始まる。いや、喧嘩と言うよりも鬼ごっこに近い形で逃げ続ける。
「お前たち、朝からいい加減にしろよ・・・」
聡の言葉は、この遊びを一瞬でやめさせた。俺たちはその場で脚を止めて振り返り、彼のこぶしに集められた魔力に視線がいく。
「悪かったって・・・」
「何ちょっとイラついてんの。いつものことじゃん」
今日も平和に一日が過ぎようとしている。今朝聡や日向と会ってから八時間近く経って、学生のほとんどが教室から部活に向かっていた。そんななか廊下ですれ違った日向は、殺伐と俺を睨んでいた。
「何?そんなに睨まれる筋合い無いんだけど」
「ちょっと、今日暇?」
珍しい怒りが混じっていた日向の言葉は、俺に懐かしい警戒心を持たせた。
「暇っちゃ暇だけど?嫌だよ。お前の練習に付き添うとか嫌だからな?」
「大丈夫。『練習に付き添って』とは言わないから。その代わり、『特訓するから手伝って』」
「は?!」
俺には彼女の言ったことだ理解できなかった。俺の言ったことと何が違うのか、相違点としてあげるなら言い方くらいだろう。何が違うと言いたいのか分からなかった。
「何が違う?」
「言い方・・・」
やっぱりか・・・。俺はこいつのことを知っていて理解できるほうだと思っていたが、その考え方は直したほうがよさそうだな。
「マジか・・・。分かった、話だけは聞いてやる。それ以外はその話を聞いてから決めるよ」
「あんた、私の魔力コントロールに文句言ったよね?」
話の内容はまさかの今朝のことだった。俺は首を立てに振りながら、昇降口に向かう。
「私に魔力コントロールのやり方、教えてよ」
やはり考え直す以外の選択肢が思いつかなかった。それに、この先の彼女の話を聞く必要も無いだろう。
「なんで、魔法を使わない俺に言うんだ?そんなの魔法が上手な先輩に頼めよ・・・」
「いや、永和がいい」
その台詞には少しにやけそうになったが、夕日を見てそれを誤魔化した。にしても、魔法を使わない人に魔力コントロールを習うのかは、一向に理解が出来そうにない。そもそも俺に魔力コントロールのセンスなんてものは無いのかもしれないのに。
「断る」
「何で!」
強く反抗してくる日向に、俺は脚を止めて正面から彼女のことを跳ね返そうとする。
「あのな。俺はお前の先生でもなければ、先輩でも彼氏でもないんだ。そんな俺がわざわざ自分の時間を犠牲にしてまで、お前の成長を手伝うとか、意味が分からない」
「だったら。あんたが私の彼氏になってよ・・・」
俺は俺なりの正論で彼女、いや日向の誘いを断ったつもりだった。でも、理由が無いからと言う俺に対抗するように、理由になるから付き合ってと、日向の口から聞いたのは正直腰が抜けるかと思った。その言葉を聴き付けた他の人たちが寄って集って、俺たち二人を煽りだす。
「お前なぁ、そういうことはちゃんと好きだと思える人に言え。俺なんかじゃなくてな」
「ちゃんと本心から好きだよ?」
俺は日向のことを何一つ、理解できていなかったのだろう。日向は俺を仲のいい男友達としか思っていないのだろうって、信じてた。
「マジ?」
「マジ・・・」
「分かった。お前の修行には付き合ってやる。彼氏になるとかはまた別で考えさせろ」
そう言って俺と日向は、階段を降りて部活で使われる大きめの広場に向かう。
このいつもアニメの最初の第一声に出てきそうなことを言うのは、俺の記憶の中では一番の親友『相川 聡』。俺と違い、普通の高校一年生だ。
「だな。にしても毎日同じようなこと言ってて、飽きないのか?」
「飽きない?って、お前は水の味に飽きたことあるか?」
いや、自分の言う台詞と日常生活必須のものには何の関係もない気がする。そういう何気ない時間が経つとき、時折自分の過去について振り返る。何も無いと理解していても、そうしないといけない気がしていた。
「なぁ、お前も部活しないの?」
部活は、嫌いだ。体力や文学的センスがあるわけではない。その代わりにあるのが、人一倍ある魔力だ。こんなもの少なくとも俺は望んでいないのに・・・。
「部活って、何もやること無いじゃん」
「いや、何かやってみたら案外はまるかもよ?」
「そうだな・・・。でも、興味ないのをやる気にもなれないからな」
「でもさ、どっかの部活に入れば魔導部からの勧誘もなくなるんやない」
この世界の中で王道と言われる部活が、『魔導部』と言われる魔法での模擬戦がメインの部活だ。俺はこの強力な魔力のおかげで、そこからよく勧誘を受けていた。部活の人と会えばいつも『才能はあるんだ』や『魔力がもったいないよ』と言われ続けていた。そんな生活が俺には嫌でしかなかった。
「まぁ、確かにそうだけど。早めに帰ってゆっくりした方が気が楽なんだよね」
「あぁ、それは否定できねぇな。俺も、部活が休みになったとき最高だったもんなぁ」
「普段から忙しいのか?魔導部って」
強大な魔力を持ってても、俺の何を知っているのか分からないが、聡だけは俺の味方でいてくれる。俺の記憶が無い部分も、聡に助けてもらった。
「忙しいって言えばそうかな。毎日毎日、自分の魔力との真剣勝負をしなくちゃいけないし。とりあえずお前にも勝てるようになるのが今の目標で、それまでは頑張らなくちゃって思ってるけど?」
「俺に勝つって、今でも十分じゃん。今の聡は俺じゃ相手にならないでしょ」
「そりゃそうよ。だってお前、魔法使おうとしないじゃん」
俺には強大な魔力があるが、それを使う勇気がない。暴発したり暴走する訳じゃない。魔法を使うと無意識に誰かから攻撃され続け、死ぬんじゃないかって感じてしまう。だから、俺は魔法を使うことが出来ない。
「魔法なんてなくても、この世界は暮らしていけるもん。電気エネルギー様最高!」
「だったらその魔力を私に譲って欲しいよ」
俺たちの会話に割り込んできたのは『小川 日向』という俺よりも少し背の低い生意気な水魔法使いだった。高校入学してすぐに仲良くなった彼女とは、少し噂が立っているほどの仲だ。
「出来ることなら譲ってるよ・・・」
「そうそう。そんなことが出来るならこいつの魔力はもうとっくに俺がもらってるよ」
日向も聡と同じ魔導部の部員だから、俺の魔力を欲しいと言うことが多い。いずれの技術で、他人に魔力を提供できるようにならないだろうか。そうなったら、俺のこの勧誘に困る生活が終わるのに。
「ふぅん。聡は今日何するの?」
「俺は・・・先輩に稽古つけもらおうかな」
魔導部は主流の部活であるため、部員数は学校の半数近くを占めている。大人数の組織では、その組織をさらにグループ化し管理をしやすくしている。同じ部のメンバーと言っても違うグループの二人は、互いが日ごろ何をしているのか知らない。
「そっかぁ。私最近何したら良いのか分かんないのよね・・・」
「そういうことはいつも暇をもて余してる、こいつに聞いてみたら?」
「何で俺なんだよ・・・」
聡に指され、面倒なことに巻き込まれるのは本当に嫌だ。
「それに、こいつの言ってるやることは、何も無い中の俺とは訳が違うだろ」
「そうそう、こんな廃人と一緒にしないでくれる?」
『廃人』その言葉はさすがに言いすぎだろうと、怒りが湧いてくる。それを言葉にすると向こうも同じようなことを言ってきて、ちょっとした喧嘩が始まった。
「お前はいつもバカバカと無駄に魔力消費してんだ。やることなんざ魔力コントロール以外何があんだバカ!」
「うるさいわねぇ。魔法使うことも出来ないあんたには言われたくないわ!」
「あ?!俺は使えないんじゃねぇよ。使わないんだよ!」
「だったらただのビビリなだけじゃない」
俺が魔法を使わない理由を日向は知っているから、ビビリと言う言葉が出てくるのだろう。俺にはそれを跳ね返す言葉を持っていない。彼女の言葉は事実で、現に俺は無意識に感じる恐怖感にビビッている。
「ビビッてて何が悪いんだよ。お前は知らないから言えるだけで、無意識に感じる恐怖感ってめっちゃ怖いんだぞ!」
「はっ、知らないけど?それに立ち向かう気が無いなら、私に言い返すの無理じゃない?」
俺たちの怒りがどうにかなりそうだったのをそこにいた第三者が止めに入る。
「まあまあ。夫婦喧嘩もそこまでにしましょうよ」
「「夫婦ちゃうわ!」」
この世界でも小説や漫画のように、仲の良いもの同士が同じ意思を言うときに声は揃う。でも、それが俺たち二人を『夫婦』と言われる所以なのだろう。
「まあでも、俺も永和の言い分のほうが正しいと思うぞ?」
どうやら聡は、さっき状況を楽しんでいるように思えた。その言葉に日向は下を向く。夫婦と呼ばれることは好きじゃないが、そう言われても同じくらい俺には彼女の考えが読み取れる。入学して三ヵ月、夏休み目前で向かえるこれまでの期間ですでにそこまで知れたのは、もしかしたらそういった感情を持っているからだろう。
「えぇ、何で急に永和の味方すんの?」
「味方も何も、本当のことだろ?お前は人より少しセンスがあるからって、ドカドカと魔力を使うんだから」
「そうそう、くどい味付けしか出来ないお前らしい魔力コントロールだよ」
俺の言葉をきっかけに、再び喧嘩が始まる。いや、喧嘩と言うよりも鬼ごっこに近い形で逃げ続ける。
「お前たち、朝からいい加減にしろよ・・・」
聡の言葉は、この遊びを一瞬でやめさせた。俺たちはその場で脚を止めて振り返り、彼のこぶしに集められた魔力に視線がいく。
「悪かったって・・・」
「何ちょっとイラついてんの。いつものことじゃん」
今日も平和に一日が過ぎようとしている。今朝聡や日向と会ってから八時間近く経って、学生のほとんどが教室から部活に向かっていた。そんななか廊下ですれ違った日向は、殺伐と俺を睨んでいた。
「何?そんなに睨まれる筋合い無いんだけど」
「ちょっと、今日暇?」
珍しい怒りが混じっていた日向の言葉は、俺に懐かしい警戒心を持たせた。
「暇っちゃ暇だけど?嫌だよ。お前の練習に付き添うとか嫌だからな?」
「大丈夫。『練習に付き添って』とは言わないから。その代わり、『特訓するから手伝って』」
「は?!」
俺には彼女の言ったことだ理解できなかった。俺の言ったことと何が違うのか、相違点としてあげるなら言い方くらいだろう。何が違うと言いたいのか分からなかった。
「何が違う?」
「言い方・・・」
やっぱりか・・・。俺はこいつのことを知っていて理解できるほうだと思っていたが、その考え方は直したほうがよさそうだな。
「マジか・・・。分かった、話だけは聞いてやる。それ以外はその話を聞いてから決めるよ」
「あんた、私の魔力コントロールに文句言ったよね?」
話の内容はまさかの今朝のことだった。俺は首を立てに振りながら、昇降口に向かう。
「私に魔力コントロールのやり方、教えてよ」
やはり考え直す以外の選択肢が思いつかなかった。それに、この先の彼女の話を聞く必要も無いだろう。
「なんで、魔法を使わない俺に言うんだ?そんなの魔法が上手な先輩に頼めよ・・・」
「いや、永和がいい」
その台詞には少しにやけそうになったが、夕日を見てそれを誤魔化した。にしても、魔法を使わない人に魔力コントロールを習うのかは、一向に理解が出来そうにない。そもそも俺に魔力コントロールのセンスなんてものは無いのかもしれないのに。
「断る」
「何で!」
強く反抗してくる日向に、俺は脚を止めて正面から彼女のことを跳ね返そうとする。
「あのな。俺はお前の先生でもなければ、先輩でも彼氏でもないんだ。そんな俺がわざわざ自分の時間を犠牲にしてまで、お前の成長を手伝うとか、意味が分からない」
「だったら。あんたが私の彼氏になってよ・・・」
俺は俺なりの正論で彼女、いや日向の誘いを断ったつもりだった。でも、理由が無いからと言う俺に対抗するように、理由になるから付き合ってと、日向の口から聞いたのは正直腰が抜けるかと思った。その言葉を聴き付けた他の人たちが寄って集って、俺たち二人を煽りだす。
「お前なぁ、そういうことはちゃんと好きだと思える人に言え。俺なんかじゃなくてな」
「ちゃんと本心から好きだよ?」
俺は日向のことを何一つ、理解できていなかったのだろう。日向は俺を仲のいい男友達としか思っていないのだろうって、信じてた。
「マジ?」
「マジ・・・」
「分かった。お前の修行には付き合ってやる。彼氏になるとかはまた別で考えさせろ」
そう言って俺と日向は、階段を降りて部活で使われる大きめの広場に向かう。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
春の雨はあたたかいー家出JKがオッサンの嫁になって女子大生になるまでのお話
登夢
恋愛
春の雨の夜に出会った訳あり家出JKと真面目な独身サラリーマンの1年間の同居生活を綴ったラブストーリーです。私は家出JKで春の雨の日の夜に駅前にいたところオッサンに拾われて家に連れ帰ってもらった。家出の訳を聞いたオッサンは、自分と同じに境遇に同情して私を同居させてくれた。同居の代わりに私は家事を引き受けることにしたが、真面目なオッサンは私を抱こうとしなかった。18歳になったときオッサンにプロポーズされる。
スーパーの店長・結城偉介 〜異世界でスーパーの売れ残りを在庫処分〜
かの
ファンタジー
世界一周旅行を夢見てコツコツ貯金してきたスーパーの店長、結城偉介32歳。
スーパーのバックヤードで、うたた寝をしていた偉介は、何故か異世界に転移してしまう。
偉介が転移したのは、スーパーでバイトするハル君こと、青柳ハル26歳が書いたファンタジー小説の世界の中。
スーパーの過剰商品(売れ残り)を捌きながら、微妙にズレた世界線で、偉介の異世界一周旅行が始まる!
冒険者じゃない! 勇者じゃない! 俺は商人だーーー! だからハル君、お願い! 俺を戦わせないでください!
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
扱いの悪い勇者パーティを啖呵切って離脱した俺、辺境で美女たちと国を作ったらいつの間にか国もハーレムも大陸最強になっていた。
みにぶた🐽
ファンタジー
いいねありがとうございます!反応あるも励みになります。
勇者パーティから“手柄横取り”でパーティ離脱した俺に残ったのは、地球の本を召喚し、読み終えた物語を魔法として再現できるチートスキル《幻想書庫》だけ。
辺境の獣人少女を助けた俺は、物語魔法で水を引き、結界を張り、知恵と技術で開拓村を発展させていく。やがてエルフや元貴族も加わり、村は多種族共和国へ――そして、旧王国と勇者が再び迫る。
だが俺には『三国志』も『孫子』も『トロイの木馬』もある。折伏し、仲間に変える――物語で世界をひっくり返す成り上がり建国譚、開幕!
最遅で最強のレベルアップ~経験値1000分の1の大器晩成型探索者は勤続10年目10度目のレベルアップで覚醒しました!~
ある中管理職
ファンタジー
勤続10年目10度目のレベルアップ。
人よりも貰える経験値が極端に少なく、年に1回程度しかレベルアップしない32歳の主人公宮下要は10年掛かりようやくレベル10に到達した。
すると、ハズレスキル【大器晩成】が覚醒。
なんと1回のレベルアップのステータス上昇が通常の1000倍に。
チートスキル【ステータス上昇1000】を得た宮下はこれをきっかけに、今まで出会う事すら想像してこなかったモンスターを討伐。
探索者としての知名度や地位を一気に上げ、勤めていた店は討伐したレアモンスターの肉と素材の販売で大繁盛。
万年Fランクの【永遠の新米おじさん】と言われた宮下の成り上がり劇が今幕を開ける。
敗戦国の姫は、敵国将軍に掠奪される
clayclay
恋愛
架空の国アルバ国は、ブリタニア国に侵略され、国は壊滅状態となる。
状況を打破するため、アルバ国王は娘のソフィアに、ブリタニア国使者への「接待」を命じたが……。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる