14 / 32
第弐章 才能
衝撃の乙女心
しおりを挟む
「ただいまぁ・・・」
「お邪魔します・・・」
リビングとつながっている扉を開けると、そこにはモデルのような綺麗な人が私を向かいいれてくれた。その容姿も、魔力も気迫も子どもの私とは違っていた。
「ようこそぉ・・・て、えっ!?友だちって女子なの!?ってか、永和って女子と絡むの?」
そんなお姉さんの言葉を無視して、キッチンに向かう永和。一瞬その姿に気をとられそうになるが、それよりも、と綺麗なお姉さんに挨拶をする。
「初めまして、永和と同じクラスの『小川 日向』です」
「あっ、どうも。永和の姉の『紬』です。にしても永和が女子と一緒に帰ってくる日が来るなんてね」
紬さんは永和のことをどう思っているのだろう。学校じゃ普通に優しくて、誰とでも仲がいい人気者の特徴を全て持っている彼だ。他の人を連れてくることがないのかと、不思議に思う。
「姉貴。その辺にしないと姉貴の晩御飯にデスソース混ぜるよ?」
「ごめんごめん。だって、可愛い弟がこんな可愛い子を連れてくるなんて思っても見なかったんだもん」
「いえいえ。お姉さんの方がお綺麗ですよ」
姉弟のイチャイチャに私を混ぜないで欲しい。それにモデルみたいな紬さんに言われても、上から言われていると自意識過剰になってしまう。
「姉貴さ、今日なんかあった?」
「なんで?」
「珍しく、ご飯を炊いてたから・・・」
私も紬さんの同類なのだと意外に感じた。私も、家の手伝いなんて滅多にしない。だから永和は私と仲がいいのかとも思った。私と紬さんが、彼のどこかでかさなるのかも・・・。そう思うと、今日の私の行動がはずかしく思う。
「いや、これが普通・・・」
「彼氏でも出来たの?」
「違うよ!」
違うの言い方と、その速さからして恐らく本当に彼氏ができた訳ではないのだろう。でも、そういう永和は私が告白した事を覚えているのだろうか?
「いつもは・・・」
「永和?いつものことでしょ?・・・」
紬さんの言葉は、威圧と共に魔力を感じさせた。その魔力は、なんとなくだけど感じ取れた。でもその魔力がどんな物なのか、分からなかった。
「ハイハイ、分かった分かった」
永和が料理を始めると、魔力が感じられなくなった。それと同時に紬さんが、私を後ろからソファに進める。
「ねぇねぇ、『ヒナタ』ちゃんだっけ?」
「はい。日向です」
「日向ちゃんって、永和のこと好きでしょ?」
私は、自分の体が他人に操られたように自由が効かなくなった。顔が暑くなり、視線は紬さんを他所に永和を見ていた。
「はい・・・」
そこからは晩御飯が準備されるまで、紬さんと二人で永和のこと話し合っていた。学校では誰とでも仲良くなれるような感じなのに、家ではツンデレ気質で可愛いらしい。学校ではクールなのに、そんな一面もあるのか・・・。
「やっぱり、才能が一番の決め手?」
別の話をしていたのに、また紬さんが永和の話を切り出した。
「それはあまり関係ないですよ。私は、彼との時間が最高に幸せなんです」
「そっか、ならよかった。じゃあ、伝えたいことあるから私の部屋来て」
私と紬さんは永和に言って二階に向かった。廊下の暗闇が、まるで紬さんの心の中のような雰囲気を漂わせた。
「永和の前ではあんまり話したくないの」
電気がついて語り出したお姉さんの声は、とても低くてこれからの話に重みを加えられた。
「実は、永和の才能。生まれつきじゃないんだよ」
何を言っているのか、私には分からなかった。でも、才能は突然現れるってこともあり得るよね。何を言ってるのか、分からない。
「あの子は無記の示唆なんだよ。彼には八歳から十歳になってしばらくの間の記憶がないの」
無記の示唆。その言葉に力が抜けた。
示唆とは原因不明の行方不明だった人の中で、五年ほど前の十月二十二日に見つかった人たちのことを言う。さらにその中でも『有記の示唆』と呼ばれるその間の記憶があるもの、『無記の示唆』と呼ばれる記憶がないものに分けられる。無記の示唆は、その無い記憶のところに触れると、過呼吸や嘔吐などの異常反応が飽きるらしい、それでも意識があればマシな方と聞く。記憶がある人は常に気迫と言う文字がないらしい。
「それ、本当なんですか?」
「私は姉よ?それに、才能に惚れた人じゃないからこの話をしても意味がないじゃん。迷惑かもしれないけど、あなたに支えて欲しいの」
そこから少しだけ話を続けた。
「二人とも。出来たよ」
私たちと扉を挟んだところから、聞こえた永和の声に私たちは揃ってリビングに戻る。そこに並べられたお皿を見ると、そこには大皿に盛られた鶏肉と白菜で炒められたものと、キノコがとても良い色をしているものが並べられていた。
「美味しそう、本当に永和って料理出来るんだね」
「悪かったな。意外で」
どうしてか、私の言葉が皮肉に聞こえたらしい。でもその返しとして、相応しい言葉が浮かばなかった。
「そりゃ、出会ってまだ三ヶ月程度でしょ?男子が料理出来るだけで意外だよ」
私の詰まる姿を見て、紬さんが言ってくれたことが私の全てだった。
「そんなもんか?」
「そうだよ」
「そうそう」
姉の存在は、私にはとても大切なのだ。彼の隣に居たい私には、今の時間も宝物だった。でも、永和のことを思うとうまく笑えない自分がいた。
「口に合わなかったなら、無理しなくてもいいんだぞ?」
そんなに私は、思い詰めた顔をしているのだろうか。自分の顔が見える場所がなく、確認できないこの状況を脱するためには紬さんの力が必要なのに。
「いや美味しすぎて、ちょっと引いちゃった」
「何だよそれ」
彼には、魔力以外に料理の才能も持っているとは・・・、私と比べて人間の価値が段違いだと、身に染みて感じた。
その後も、美味しく永和の作ってくれた晩御飯を食べ続け、私の両親が家に帰ってくる時間になりそうだった。
「姉貴、後片付け任せてもいい?」
「うん、分かった。永和はなるべく早く日向ちゃんを送ってあげて」
私がリラックスしていると、永和が紬さんと変わっていた。
「分かってる。日向、駅まで送るから行くぞ」
私の荷物を勝手に取って、扉を開ける永和の姿が目に入る。その姿に惚れなおして、私は彼の腕の向こうにせっせと歩いていく。
そして真っ暗な道路を二人で歩いていく時間が、私にとってはドラマのワンシーンのようだった。
「姉貴に聞いたんだろ?俺のこと」
そりゃ、急にリビングから離れればおおよそ話の内容も分かるよね・・・。
「分かったからって、何も変わらないだろ。いつも通りでいろよ、お前らしくない」
私も私なりに、気を使っていることを彼は理解しているのだろうか。
「分かってはいるけど・・・」
「お前が俺に気を使う理由なんてないだろ。だから今まで通りな」
笑いながら言う永和が、姉の紬さんが言っていたツンデレみたいで可愛くみた。それにちょっとした無理やり感が、私的な好みだった。
「そういや今週末、なんか予定ある?」
「えっ、ないけど?何、急に」
「なら日曜日予定空けて、ちょっと付き合え」
これって、デートなのだろうか。一体何着てこうか、今から考え込んでしまう。
「何すんの?」
「いいから。俺とじゃ、嫌?」
永和の言葉が、私の脳内で何度も何度も繰り返された。私には頷く以外のことができず、その後の道中も喋れなかった。そして、電車が来るまでの間も同じだった。
「じゃ、気をつけて帰れよ」
彼に言われたことが、ずっと頭の中に繰り返されていた。家に着いてからも、お風呂の中で顔半分をお湯につけて考える。
ずっと頭の中に流れる同じ光景。それに今週末デートの予定って、どんだけあの人って強引なの・・・。でも、なんか意外過ぎて頭の中が彼でいっぱいになる。
「明日からどうしよう・・・」
「お邪魔します・・・」
リビングとつながっている扉を開けると、そこにはモデルのような綺麗な人が私を向かいいれてくれた。その容姿も、魔力も気迫も子どもの私とは違っていた。
「ようこそぉ・・・て、えっ!?友だちって女子なの!?ってか、永和って女子と絡むの?」
そんなお姉さんの言葉を無視して、キッチンに向かう永和。一瞬その姿に気をとられそうになるが、それよりも、と綺麗なお姉さんに挨拶をする。
「初めまして、永和と同じクラスの『小川 日向』です」
「あっ、どうも。永和の姉の『紬』です。にしても永和が女子と一緒に帰ってくる日が来るなんてね」
紬さんは永和のことをどう思っているのだろう。学校じゃ普通に優しくて、誰とでも仲がいい人気者の特徴を全て持っている彼だ。他の人を連れてくることがないのかと、不思議に思う。
「姉貴。その辺にしないと姉貴の晩御飯にデスソース混ぜるよ?」
「ごめんごめん。だって、可愛い弟がこんな可愛い子を連れてくるなんて思っても見なかったんだもん」
「いえいえ。お姉さんの方がお綺麗ですよ」
姉弟のイチャイチャに私を混ぜないで欲しい。それにモデルみたいな紬さんに言われても、上から言われていると自意識過剰になってしまう。
「姉貴さ、今日なんかあった?」
「なんで?」
「珍しく、ご飯を炊いてたから・・・」
私も紬さんの同類なのだと意外に感じた。私も、家の手伝いなんて滅多にしない。だから永和は私と仲がいいのかとも思った。私と紬さんが、彼のどこかでかさなるのかも・・・。そう思うと、今日の私の行動がはずかしく思う。
「いや、これが普通・・・」
「彼氏でも出来たの?」
「違うよ!」
違うの言い方と、その速さからして恐らく本当に彼氏ができた訳ではないのだろう。でも、そういう永和は私が告白した事を覚えているのだろうか?
「いつもは・・・」
「永和?いつものことでしょ?・・・」
紬さんの言葉は、威圧と共に魔力を感じさせた。その魔力は、なんとなくだけど感じ取れた。でもその魔力がどんな物なのか、分からなかった。
「ハイハイ、分かった分かった」
永和が料理を始めると、魔力が感じられなくなった。それと同時に紬さんが、私を後ろからソファに進める。
「ねぇねぇ、『ヒナタ』ちゃんだっけ?」
「はい。日向です」
「日向ちゃんって、永和のこと好きでしょ?」
私は、自分の体が他人に操られたように自由が効かなくなった。顔が暑くなり、視線は紬さんを他所に永和を見ていた。
「はい・・・」
そこからは晩御飯が準備されるまで、紬さんと二人で永和のこと話し合っていた。学校では誰とでも仲良くなれるような感じなのに、家ではツンデレ気質で可愛いらしい。学校ではクールなのに、そんな一面もあるのか・・・。
「やっぱり、才能が一番の決め手?」
別の話をしていたのに、また紬さんが永和の話を切り出した。
「それはあまり関係ないですよ。私は、彼との時間が最高に幸せなんです」
「そっか、ならよかった。じゃあ、伝えたいことあるから私の部屋来て」
私と紬さんは永和に言って二階に向かった。廊下の暗闇が、まるで紬さんの心の中のような雰囲気を漂わせた。
「永和の前ではあんまり話したくないの」
電気がついて語り出したお姉さんの声は、とても低くてこれからの話に重みを加えられた。
「実は、永和の才能。生まれつきじゃないんだよ」
何を言っているのか、私には分からなかった。でも、才能は突然現れるってこともあり得るよね。何を言ってるのか、分からない。
「あの子は無記の示唆なんだよ。彼には八歳から十歳になってしばらくの間の記憶がないの」
無記の示唆。その言葉に力が抜けた。
示唆とは原因不明の行方不明だった人の中で、五年ほど前の十月二十二日に見つかった人たちのことを言う。さらにその中でも『有記の示唆』と呼ばれるその間の記憶があるもの、『無記の示唆』と呼ばれる記憶がないものに分けられる。無記の示唆は、その無い記憶のところに触れると、過呼吸や嘔吐などの異常反応が飽きるらしい、それでも意識があればマシな方と聞く。記憶がある人は常に気迫と言う文字がないらしい。
「それ、本当なんですか?」
「私は姉よ?それに、才能に惚れた人じゃないからこの話をしても意味がないじゃん。迷惑かもしれないけど、あなたに支えて欲しいの」
そこから少しだけ話を続けた。
「二人とも。出来たよ」
私たちと扉を挟んだところから、聞こえた永和の声に私たちは揃ってリビングに戻る。そこに並べられたお皿を見ると、そこには大皿に盛られた鶏肉と白菜で炒められたものと、キノコがとても良い色をしているものが並べられていた。
「美味しそう、本当に永和って料理出来るんだね」
「悪かったな。意外で」
どうしてか、私の言葉が皮肉に聞こえたらしい。でもその返しとして、相応しい言葉が浮かばなかった。
「そりゃ、出会ってまだ三ヶ月程度でしょ?男子が料理出来るだけで意外だよ」
私の詰まる姿を見て、紬さんが言ってくれたことが私の全てだった。
「そんなもんか?」
「そうだよ」
「そうそう」
姉の存在は、私にはとても大切なのだ。彼の隣に居たい私には、今の時間も宝物だった。でも、永和のことを思うとうまく笑えない自分がいた。
「口に合わなかったなら、無理しなくてもいいんだぞ?」
そんなに私は、思い詰めた顔をしているのだろうか。自分の顔が見える場所がなく、確認できないこの状況を脱するためには紬さんの力が必要なのに。
「いや美味しすぎて、ちょっと引いちゃった」
「何だよそれ」
彼には、魔力以外に料理の才能も持っているとは・・・、私と比べて人間の価値が段違いだと、身に染みて感じた。
その後も、美味しく永和の作ってくれた晩御飯を食べ続け、私の両親が家に帰ってくる時間になりそうだった。
「姉貴、後片付け任せてもいい?」
「うん、分かった。永和はなるべく早く日向ちゃんを送ってあげて」
私がリラックスしていると、永和が紬さんと変わっていた。
「分かってる。日向、駅まで送るから行くぞ」
私の荷物を勝手に取って、扉を開ける永和の姿が目に入る。その姿に惚れなおして、私は彼の腕の向こうにせっせと歩いていく。
そして真っ暗な道路を二人で歩いていく時間が、私にとってはドラマのワンシーンのようだった。
「姉貴に聞いたんだろ?俺のこと」
そりゃ、急にリビングから離れればおおよそ話の内容も分かるよね・・・。
「分かったからって、何も変わらないだろ。いつも通りでいろよ、お前らしくない」
私も私なりに、気を使っていることを彼は理解しているのだろうか。
「分かってはいるけど・・・」
「お前が俺に気を使う理由なんてないだろ。だから今まで通りな」
笑いながら言う永和が、姉の紬さんが言っていたツンデレみたいで可愛くみた。それにちょっとした無理やり感が、私的な好みだった。
「そういや今週末、なんか予定ある?」
「えっ、ないけど?何、急に」
「なら日曜日予定空けて、ちょっと付き合え」
これって、デートなのだろうか。一体何着てこうか、今から考え込んでしまう。
「何すんの?」
「いいから。俺とじゃ、嫌?」
永和の言葉が、私の脳内で何度も何度も繰り返された。私には頷く以外のことができず、その後の道中も喋れなかった。そして、電車が来るまでの間も同じだった。
「じゃ、気をつけて帰れよ」
彼に言われたことが、ずっと頭の中に繰り返されていた。家に着いてからも、お風呂の中で顔半分をお湯につけて考える。
ずっと頭の中に流れる同じ光景。それに今週末デートの予定って、どんだけあの人って強引なの・・・。でも、なんか意外過ぎて頭の中が彼でいっぱいになる。
「明日からどうしよう・・・」
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
春の雨はあたたかいー家出JKがオッサンの嫁になって女子大生になるまでのお話
登夢
恋愛
春の雨の夜に出会った訳あり家出JKと真面目な独身サラリーマンの1年間の同居生活を綴ったラブストーリーです。私は家出JKで春の雨の日の夜に駅前にいたところオッサンに拾われて家に連れ帰ってもらった。家出の訳を聞いたオッサンは、自分と同じに境遇に同情して私を同居させてくれた。同居の代わりに私は家事を引き受けることにしたが、真面目なオッサンは私を抱こうとしなかった。18歳になったときオッサンにプロポーズされる。
スーパーの店長・結城偉介 〜異世界でスーパーの売れ残りを在庫処分〜
かの
ファンタジー
世界一周旅行を夢見てコツコツ貯金してきたスーパーの店長、結城偉介32歳。
スーパーのバックヤードで、うたた寝をしていた偉介は、何故か異世界に転移してしまう。
偉介が転移したのは、スーパーでバイトするハル君こと、青柳ハル26歳が書いたファンタジー小説の世界の中。
スーパーの過剰商品(売れ残り)を捌きながら、微妙にズレた世界線で、偉介の異世界一周旅行が始まる!
冒険者じゃない! 勇者じゃない! 俺は商人だーーー! だからハル君、お願い! 俺を戦わせないでください!
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
扱いの悪い勇者パーティを啖呵切って離脱した俺、辺境で美女たちと国を作ったらいつの間にか国もハーレムも大陸最強になっていた。
みにぶた🐽
ファンタジー
いいねありがとうございます!反応あるも励みになります。
勇者パーティから“手柄横取り”でパーティ離脱した俺に残ったのは、地球の本を召喚し、読み終えた物語を魔法として再現できるチートスキル《幻想書庫》だけ。
辺境の獣人少女を助けた俺は、物語魔法で水を引き、結界を張り、知恵と技術で開拓村を発展させていく。やがてエルフや元貴族も加わり、村は多種族共和国へ――そして、旧王国と勇者が再び迫る。
だが俺には『三国志』も『孫子』も『トロイの木馬』もある。折伏し、仲間に変える――物語で世界をひっくり返す成り上がり建国譚、開幕!
最遅で最強のレベルアップ~経験値1000分の1の大器晩成型探索者は勤続10年目10度目のレベルアップで覚醒しました!~
ある中管理職
ファンタジー
勤続10年目10度目のレベルアップ。
人よりも貰える経験値が極端に少なく、年に1回程度しかレベルアップしない32歳の主人公宮下要は10年掛かりようやくレベル10に到達した。
すると、ハズレスキル【大器晩成】が覚醒。
なんと1回のレベルアップのステータス上昇が通常の1000倍に。
チートスキル【ステータス上昇1000】を得た宮下はこれをきっかけに、今まで出会う事すら想像してこなかったモンスターを討伐。
探索者としての知名度や地位を一気に上げ、勤めていた店は討伐したレアモンスターの肉と素材の販売で大繁盛。
万年Fランクの【永遠の新米おじさん】と言われた宮下の成り上がり劇が今幕を開ける。
敗戦国の姫は、敵国将軍に掠奪される
clayclay
恋愛
架空の国アルバ国は、ブリタニア国に侵略され、国は壊滅状態となる。
状況を打破するため、アルバ国王は娘のソフィアに、ブリタニア国使者への「接待」を命じたが……。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる