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ああもう。
毎度毎度、どうして誰も彼もこうなんだ。
夢みたいに大事なところをすっ飛ばして話を進めるから、わけがわからなくなる。
「で、どうして僕に京を救ってほしいんだっけ?」
「申し上げました通り、化け物には化け物をぶつける他無いと故事成語でも――」
「いやそうじゃなくて」
とくにコイツの場合、ダメかもしれない。
数分話しているのに、話が進展していない。
コイツとのコミュニケーションでわかった話はといえば――
『此れは契約で御座ります。貴方様を此処から御出しさせて頂く代わりに、京様を御救いして――打負かして頂きたく存じて居ります』
『そして其れが可能な方は、貴方様の御主人様、嬢様以外に居らっしゃらないのです』
せいぜいこの二点である。
「えっと……じゃあ君は、なにか京に対して恨みを抱いている、とか?」
「左様な事実は御座りません」
「それなら、京がもつ地位とか権力をわが物にしたいと思っている、とか?」
「左様な野心は抱いて居りません」
「……だけど京のすることを止めたいと思っている」
「左様で御座ります」
ウミガメのスープをやらされてるのか、僕は。
「それならどうして京を止めようと……そもそも君が止めていれば……」
そこまで口に出してやっと、弟子は僕の知りたいことを察したらしく、
「その点に就きましては少々長話に成って仕舞いますが……宜しいでしょう、未だ時間は御座ります故」
その動機を、過去を語りはじめた。
■ ■ ■
「以前の京様は、斯様に粗野な行動をなさる方では御座りませんでした」
時はさかのぼり、四年ほど前。
当時、京は中学生。
北の片田舎で育った女の子は、父親、弟とともに平穏に暮らしていた。
といっても、その生活はけっして満たされてはいなかった。
「その日暮らし、と言っても差支え御座りませんでしょう。
御父様からも、
朝から晩まで仕事をして、姉弟を養って行くだけで手一杯だった、
と伺って居ります。
御離婚の要因も、御母様が左様な暮らしに嫌気が差してしまったからだと」
当然、そんな状況であるがゆえに娯楽は皆無に等しかった。
それも中学生の時期に、である。
京はリビドーを余していた。
くわえて辺ぴな土地がゆえ、遊び相手になる同年代の子も近所にいなかった。
「――唯一、其の頃越してきた私を除いては」
リビドーを抑えこむかがごとく、
掃除に洗濯に食事作りに、京はせわしなく働いた。
手伝わなくてもいい、と父親が言っても、それは変わらなかった。
一番弟子も、そんな京のことをなにかと手伝うようになっていった。
近所のよしみもあったが、なにより京を尊敬していたのだ。
二人は友だちというより、家族に近い関係を築いていった。
「暫くは斯様な生活が続いたので御座ります」
一方、京の弟はいつもどこかへフラフラ出かけていた。
ろくに会話もせず、数日帰らないのはあたりまえであった。
ある日、京は見てしまった。
弟が父の財布から金を抜くところを。
京は問いつめた。
どうして。いつもこんなことをしていたのか。お父さんが苦労してた稼いだお金を、どうして。
するとはぐらかすように、ある場所に案内された。
「時にセバス様、FPS・インナーサークルと呼ばれる物を御存知でしょうか。
此れは〝誰が一番邪悪であるか〟を競う団体に御座ります。
弟様は発足当初から属していらっしゃいましたが、
当時は至極小規模な集団に御座りました」
たどり着いた先は、地元の巨大闇市だった。
弟は、ある情報を耳にしていたのだ。
「子機を対象の利き手に埋込み、
親機を埋込んだ人物による人格や記憶の書換え、
ある程度の行動制御までをも可能にする、邪悪な代物――」
チップ的なアレが闇市に流れてきた、と。
弟は京に話した。
邪悪であればあるほど、世間は放っておかない。
だからチップ的なアレを使って邪悪なおこないを繰りかえせば、大物になることができる。
ひいては、金を稼いでいまの暮らしから抜けだすのも夢ではない。
一緒にインナーサークルを通じて名を売らないか。
「京様が何を御考えに為ったのか、
私が確と理解する事は叶いません。
其の場を直接拝見した訳では御座りませぬ故。
ですが……」
事実としては、京がインナーサークルに所属した。
それだけでなく、あろうことか京はチップ的なアレを使って弟を手にかけ、
アリーナ原理主義者と化してしまった。
しかもその様子を――
実質的な弟の死の瞬間を写真に収めて、
STEAMのアバター画像にまで設定してしまった。
「チップ的なアレを手に入れた京様と弟様は、私の前から姿を消しました。
私が御姉弟の行方を存じ上げましたのは、
其れから数ヶ月後のニュースで御座りました」
同じくそれを知り、単身止めにいった京の父親はゆくえ知らずに……。
こうして現在、
FPS界隈は京率いるインナーサークルによって実質的な支配がされている。
「なるほど」
一連の流れを聞いて、ある程度納得がいった。
こう言いたいのだろう。
京は、環境によって歪められてしまった。
誰もがもちうる年齢相応の欲求が溜めこまれていき、
チップ的なアレを手にしたことをきっかけに邪悪へと転化してしまった。
京の原動力は弟の仇討ちではなく、邪悪に染められた心だったのだ。
ついでに、もうひとついだいていた疑問の答えも、すでに察しはついていた。
「それで、君も埋めこまれのか。チップ的なアレを」
「左様で御座ります。
私は、京様を止めるために弟子に相成りました。
未だ完全に洗脳された訳では御座りませんが……
少なくとも、現在の私に其れが叶わぬ事は事実に他為りません」
「やっぱり。アネさんとか僕みたいに……」
「いいえ、貴方様にはチップ的なアレは埋込まれて居ません」
「ええ?」
「京様は、チップ的なアレを使わず貴方様を手中に収めようとされて居ます。
そうして嬢様の脳を破壊する事こそが、真の狙いなので御座ります」
「それなら、京はどうやって僕を……」
「恐らく、御抹茶の中に何か仕込まれたのでしょう。
薬物からハッキングまで、不法行為は京様の常套手段に御座ります」
すべてを話しおえたのか、弟子は改めて姿勢と着物を整え、僕に向きあった。
「セバス様。
邪に憑り付かれた人間を御救い出来るのは、
本物の邪を持つ人間のみなので御座ります」
だから、僕を助けることでホンモノであるお嬢さまを助け、京を助ける。
それが弟子の狙いであった。
「洗脳が完全な物と成れば、私は心神を喪失してしまう事でしょう」
ですので、どうかお願い致します。
二度目の礼は、先ほどよりも深く丁寧だった。
その姿を見て――いや、話の途中から答えは決まっていた。
「うん、わかった。協力しよう」
べつに、同情しただとかそういう話ではない。
単純な利害の一致だ。エイリアンを倒すためプレデターと共闘するのと同じ。
僕は紅茶の入った茶碗に手を伸ばした。
「契約成立だ。僕と……えっと、君は……」
「?」
「君の名前は?」
「現在の私に名は御座りません。奪われて仕舞いました故。
京様からは、〝使用人番号零一番〟なぞと呼ばれて居ります」
「……じゃあゼロイチ君。契約成立だ」
紅茶は、月明かりを吸って青みがかっていた。
「それではセバス様。折良く時合いに御座ります」
「あ、もういけるんだ? それでどうするの?」
ゼロイチは僕の質問に答えず、唐突に「三、二、一……」とカウントを始め、
「なにそのカウント?」
戸惑う僕になんの説明もせず、
「零」
その瞬間、ポップコーンムービーのクライマックスシーンが三つ束になったぐらいの轟音が外から響いてきた。
「なにこの音?」
「外部の協力者の仕業に御座ります。どうぞ此方へ」
ゼロイチが掛け軸をめくると、そこに秘密の抜け穴が。
目を凝らすと、掛け軸にはリタ・ヘイワーズとマリリン・モンローとラクエル・ウェルチが描かれていた。
ショー○ャンクの時代劇かよ、って思ったけれど、すぐにどうでもよくなった。
だってそれ以上に、外の立派な(立派だったであろう)日本庭園はあっちがグッチャグチャに荒らされて、こっちの家屋は燃えての大惨事で、
京の手下らしきヤツらは逃げまどい、
「アイエエエ!?(家)」「The House That Jack Built(2018)」
「ハイヤー!?(廃屋) ハイヤナンデ!?(廃屋)」「High Tension(2003)」
「ノロイ!」「A Japanese horror movie released in 2005」
「ゴボボーーーッ!!!!(下水道)」「Septic Man(2013)」
クローバーフィールドの怪獣かってくらい、
三トンハイヤーが大暴れしていたからだ。
ああもう。
毎度毎度、どうして誰も彼もこうなんだ。
夢みたいに大事なところをすっ飛ばして話を進めるから、わけがわからなくなる。
「で、どうして僕に京を救ってほしいんだっけ?」
「申し上げました通り、化け物には化け物をぶつける他無いと故事成語でも――」
「いやそうじゃなくて」
とくにコイツの場合、ダメかもしれない。
数分話しているのに、話が進展していない。
コイツとのコミュニケーションでわかった話はといえば――
『此れは契約で御座ります。貴方様を此処から御出しさせて頂く代わりに、京様を御救いして――打負かして頂きたく存じて居ります』
『そして其れが可能な方は、貴方様の御主人様、嬢様以外に居らっしゃらないのです』
せいぜいこの二点である。
「えっと……じゃあ君は、なにか京に対して恨みを抱いている、とか?」
「左様な事実は御座りません」
「それなら、京がもつ地位とか権力をわが物にしたいと思っている、とか?」
「左様な野心は抱いて居りません」
「……だけど京のすることを止めたいと思っている」
「左様で御座ります」
ウミガメのスープをやらされてるのか、僕は。
「それならどうして京を止めようと……そもそも君が止めていれば……」
そこまで口に出してやっと、弟子は僕の知りたいことを察したらしく、
「その点に就きましては少々長話に成って仕舞いますが……宜しいでしょう、未だ時間は御座ります故」
その動機を、過去を語りはじめた。
■ ■ ■
「以前の京様は、斯様に粗野な行動をなさる方では御座りませんでした」
時はさかのぼり、四年ほど前。
当時、京は中学生。
北の片田舎で育った女の子は、父親、弟とともに平穏に暮らしていた。
といっても、その生活はけっして満たされてはいなかった。
「その日暮らし、と言っても差支え御座りませんでしょう。
御父様からも、
朝から晩まで仕事をして、姉弟を養って行くだけで手一杯だった、
と伺って居ります。
御離婚の要因も、御母様が左様な暮らしに嫌気が差してしまったからだと」
当然、そんな状況であるがゆえに娯楽は皆無に等しかった。
それも中学生の時期に、である。
京はリビドーを余していた。
くわえて辺ぴな土地がゆえ、遊び相手になる同年代の子も近所にいなかった。
「――唯一、其の頃越してきた私を除いては」
リビドーを抑えこむかがごとく、
掃除に洗濯に食事作りに、京はせわしなく働いた。
手伝わなくてもいい、と父親が言っても、それは変わらなかった。
一番弟子も、そんな京のことをなにかと手伝うようになっていった。
近所のよしみもあったが、なにより京を尊敬していたのだ。
二人は友だちというより、家族に近い関係を築いていった。
「暫くは斯様な生活が続いたので御座ります」
一方、京の弟はいつもどこかへフラフラ出かけていた。
ろくに会話もせず、数日帰らないのはあたりまえであった。
ある日、京は見てしまった。
弟が父の財布から金を抜くところを。
京は問いつめた。
どうして。いつもこんなことをしていたのか。お父さんが苦労してた稼いだお金を、どうして。
するとはぐらかすように、ある場所に案内された。
「時にセバス様、FPS・インナーサークルと呼ばれる物を御存知でしょうか。
此れは〝誰が一番邪悪であるか〟を競う団体に御座ります。
弟様は発足当初から属していらっしゃいましたが、
当時は至極小規模な集団に御座りました」
たどり着いた先は、地元の巨大闇市だった。
弟は、ある情報を耳にしていたのだ。
「子機を対象の利き手に埋込み、
親機を埋込んだ人物による人格や記憶の書換え、
ある程度の行動制御までをも可能にする、邪悪な代物――」
チップ的なアレが闇市に流れてきた、と。
弟は京に話した。
邪悪であればあるほど、世間は放っておかない。
だからチップ的なアレを使って邪悪なおこないを繰りかえせば、大物になることができる。
ひいては、金を稼いでいまの暮らしから抜けだすのも夢ではない。
一緒にインナーサークルを通じて名を売らないか。
「京様が何を御考えに為ったのか、
私が確と理解する事は叶いません。
其の場を直接拝見した訳では御座りませぬ故。
ですが……」
事実としては、京がインナーサークルに所属した。
それだけでなく、あろうことか京はチップ的なアレを使って弟を手にかけ、
アリーナ原理主義者と化してしまった。
しかもその様子を――
実質的な弟の死の瞬間を写真に収めて、
STEAMのアバター画像にまで設定してしまった。
「チップ的なアレを手に入れた京様と弟様は、私の前から姿を消しました。
私が御姉弟の行方を存じ上げましたのは、
其れから数ヶ月後のニュースで御座りました」
同じくそれを知り、単身止めにいった京の父親はゆくえ知らずに……。
こうして現在、
FPS界隈は京率いるインナーサークルによって実質的な支配がされている。
「なるほど」
一連の流れを聞いて、ある程度納得がいった。
こう言いたいのだろう。
京は、環境によって歪められてしまった。
誰もがもちうる年齢相応の欲求が溜めこまれていき、
チップ的なアレを手にしたことをきっかけに邪悪へと転化してしまった。
京の原動力は弟の仇討ちではなく、邪悪に染められた心だったのだ。
ついでに、もうひとついだいていた疑問の答えも、すでに察しはついていた。
「それで、君も埋めこまれのか。チップ的なアレを」
「左様で御座ります。
私は、京様を止めるために弟子に相成りました。
未だ完全に洗脳された訳では御座りませんが……
少なくとも、現在の私に其れが叶わぬ事は事実に他為りません」
「やっぱり。アネさんとか僕みたいに……」
「いいえ、貴方様にはチップ的なアレは埋込まれて居ません」
「ええ?」
「京様は、チップ的なアレを使わず貴方様を手中に収めようとされて居ます。
そうして嬢様の脳を破壊する事こそが、真の狙いなので御座ります」
「それなら、京はどうやって僕を……」
「恐らく、御抹茶の中に何か仕込まれたのでしょう。
薬物からハッキングまで、不法行為は京様の常套手段に御座ります」
すべてを話しおえたのか、弟子は改めて姿勢と着物を整え、僕に向きあった。
「セバス様。
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本物の邪を持つ人間のみなので御座ります」
だから、僕を助けることでホンモノであるお嬢さまを助け、京を助ける。
それが弟子の狙いであった。
「洗脳が完全な物と成れば、私は心神を喪失してしまう事でしょう」
ですので、どうかお願い致します。
二度目の礼は、先ほどよりも深く丁寧だった。
その姿を見て――いや、話の途中から答えは決まっていた。
「うん、わかった。協力しよう」
べつに、同情しただとかそういう話ではない。
単純な利害の一致だ。エイリアンを倒すためプレデターと共闘するのと同じ。
僕は紅茶の入った茶碗に手を伸ばした。
「契約成立だ。僕と……えっと、君は……」
「?」
「君の名前は?」
「現在の私に名は御座りません。奪われて仕舞いました故。
京様からは、〝使用人番号零一番〟なぞと呼ばれて居ります」
「……じゃあゼロイチ君。契約成立だ」
紅茶は、月明かりを吸って青みがかっていた。
「それではセバス様。折良く時合いに御座ります」
「あ、もういけるんだ? それでどうするの?」
ゼロイチは僕の質問に答えず、唐突に「三、二、一……」とカウントを始め、
「なにそのカウント?」
戸惑う僕になんの説明もせず、
「零」
その瞬間、ポップコーンムービーのクライマックスシーンが三つ束になったぐらいの轟音が外から響いてきた。
「なにこの音?」
「外部の協力者の仕業に御座ります。どうぞ此方へ」
ゼロイチが掛け軸をめくると、そこに秘密の抜け穴が。
目を凝らすと、掛け軸にはリタ・ヘイワーズとマリリン・モンローとラクエル・ウェルチが描かれていた。
ショー○ャンクの時代劇かよ、って思ったけれど、すぐにどうでもよくなった。
だってそれ以上に、外の立派な(立派だったであろう)日本庭園はあっちがグッチャグチャに荒らされて、こっちの家屋は燃えての大惨事で、
京の手下らしきヤツらは逃げまどい、
「アイエエエ!?(家)」「The House That Jack Built(2018)」
「ハイヤー!?(廃屋) ハイヤナンデ!?(廃屋)」「High Tension(2003)」
「ノロイ!」「A Japanese horror movie released in 2005」
「ゴボボーーーッ!!!!(下水道)」「Septic Man(2013)」
クローバーフィールドの怪獣かってくらい、
三トンハイヤーが大暴れしていたからだ。
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