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私と恋人。
満たされたくて。☆
しおりを挟むパタリと、ママが横に転がる。勃ち上がっているものに、絡み付くように着いたままのコンドームは、白い液体で満たされている。あんなにナカに出されたら、妊娠しちゃう、。想像して、またヒクンとナカが疼いた。
「何処をずっと見てるのよ。ユーリちゃんのエッチ」
「ぅ、、だって、ママまだ、、」
「き、気にしないで。ほっといたら大丈夫だから」
ママは自分にタオルをかけて、下半身を隠した。全然隠れてないけど、、そのうち小さくなるのかな。
「しちゃったね、、」
「そうね、、」
処女卒業、、夢に見たことが現実になった。痛くなんてなかった。自分で開発してたのが役に立ったのか、ママがテクニシャンだったのかは分からない。
さっきまで埋め尽くされていた膣内が、今は何も無くて、なんだか寂しいと思ってしまう。まだセックスがしたいとは、違う。何か別の感情。お腹をポンポンと撫でると、いつもと何も変わらないのに、、。
「ん?どうしたの??痛い??」
「ううん、、なんだか寂しい気がして」
「へ、、さ、寂しい??」
「うん。良くわからないんだけど、、」
「そ、そう、、」
ごにょごにょとママが何か言ってた気がしたけれど、良く聞き取れなかった。
この隙間を埋めるにはどうしたらいいのだろうか、、。はじめての感覚でよくわからない。セックスってこんなにも、寂しい気持ちになっちゃうの??なのに、、みんなしたがるの?
「ママ、、」
満たされたくて、ママに近づいた。ママに跨って、お腹の横に膝をついて、そのままゆっくりと覆いかぶさる。顔が近い。そんなの気にならないぐらい何かが不足している。
自分から抱き締めに行ったのは初めてだ。恋人になったんだから、それぐらい出来なきゃなんて思ってたけれど、今は違う。この寂しさと、満たされない何かを埋めたくて、ママに埋めて欲しくて、ぎゅうっと抱き着いた。
「ん、、?えっ!?ユ、ユーリちゃん!?」
私の身体をすっぽりと包んでしまう、大きな男の人の身体。暖かいけど、汗でひんやりした身体は、しっとりとして気持ちがいい。私の肌と、ママの肌がぺったりと重なって、さっきまでアソコで繋がっていたのに、また違う部分からママと繋がっている気がした。
トクトクと規則正しく脈打つ心音が、胸越しに聞こえてくる。ママもしっかりと生きている。その音が心地良くて、もっと聞きたくて、更に胸を押しつけた。あぁ、貧乳だったら、もうちょっと聞けるのになんて、怒られるような事も思ってしまう。
「ママ」
耳元で呟くと、ママがビクンと揺れる。ママが私を可愛いって言うのも、なんとなく理由がわかった気がする。今は、ママが可愛いと思った。
赤く染まっていく頬も、パクパクと動く唇も、、全部愛おしい。
こうしている間にも、私はママなしじゃ生きられなくなっている気がする。何故かわからないけど、離れたら寂しくて死んじゃうんじゃないかって思った。
「ユーリちゃん、、あの、、ちょっと、、」
「やだ。離れたくない」
「ぅっ、、可愛い、、。」
恥ずかしくて言えないような言葉だって、簡単に溢れてしまう。今はただ、本能に従って、ママを求めて、感じていたい。
ママの手がそっと私の髪の毛を掬って、頭を撫でた。ほわんと広がる暖かさが、心の不安と満たされない何かをを消していく。
額がジリジリと熱い。だけど、それが強くなると、寂しさも何もかも忘れさせてくれる気がした。
「ママ、、好き。」
心の声が、声に溢れた。
今言わないと、後悔するような気がして、満たされない気がして、音になった。
「ユーリちゃん、俺も好きだよ」
私の欲しかった言葉を囁いて、ママは微笑んだ。
そして、私の額にそっとキスを落とす。額が熱い。
だけど、キスをされた瞬間、さっきまでの不安が、寂しさが、満たされない何かが、消えていった。
-----------------
「あぁ、ホットミルク美味しい」
シャワーを浴びて、ホカホカになった身体にホットミルクの温かさが加わってポカポカになって来た。
あの後、お互いシャワーを浴びて、今はリビングのソファーに二人で座っている。
ここが、初エッチの始まり、、。ちょっと思い出してドキドキしてしまう。
「ユーリちゃん、身体は辛くない??」
「元気過ぎるぐらいだよ」
「そう、よかったわ。」
ママは、ふふっと微笑んで、私の頭を撫でた。その手が心地良くて、もっとして欲しいなぁなんて思ってしまう。私ってば、こんなに甘えん坊だったのか。誰かと付き合うとか、異性とのスキンシップなんて無縁の世界で生きてきたから、初の心境にちょっとついていけない。
明日も明後日も、ずっとこんな日常が続けばいい。そんな事、有り得ないのに、欲張りな自分がいて、少し嫌になる。今日はお店が定休日だったから、ゆっくり出来たのだけど、明日はママは仕事だ。私は、、私には、、何もない。この世界の事は何も知らないし、ママに縋らないと生きていけない。社畜の時は、ヒモはいいななんて思ってたけれど、その感情も今はない。
「ユーリちゃん、何考えてるの?」
「へ??あー、仕事したいなぁって」
「仕事??そんなのしなくたって、お金には困ってないわよ?」
そんな台詞言ってみたい。ママはさらっととんでもなく事を言った。確かに、こんな広大な土地で、一人で暮らしているなんてお金があるのだろうけど、、。
「だからって、ママに縋ってるのもどうかなぁ?」
「私はそれでいいと思ってるんだけど」
ダメだよママ。本当にヒモになっちゃう。
「、、ほら、何か思い出すかもしれないじゃん?」
そう言うと、ママは困った顔をした。
「そうかもしれないけれど、、。ねぇ、難しいことは忘れて、もう寝ましょう??」
ぽんぽんと頭を撫でられると、不思議と何もかもどうでも良くなった。ママが、わがままで唐突な私に魔法をかけたのかもしれない。
色々足りない。だけども少し触れるだけで自然と満たされるママの魔法に、私は絆される。
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