184 / 244
第11章
第184話 忍び込む
しおりを挟むリュウデリア達一行は、謎の存在に時々見られている。感知次第攻撃して殺してしまおうとしているが、気配を絶つことと、避けるのが異様に上手く今のところは仕留め切れていない。今回も、リュウデリアが魔法を放ったが、避けられてしまったという。
広範囲を捲き込む強力な魔法の一撃は、海の水を叩き上げて巨大な水の柱を生み出した。その水が下に落ちてきて衝撃も合わさり大津波を作り出した。普通ならばこの津波で航海は終わりだ。数十人の死体が海の藻屑となって消えることだろう。しかし、船にはこういう時の為の魔水晶が積まれていた。
防御魔法陣で船全体に魔力のバリアを展開し、津波を正面から防いでみせた。船長の的確な指示と、船員達の迅速な対応により転覆の心配は拭い去られた。船客の拍手を背に浴びて船長室に戻っていく船長の姿は記憶に新しいことだ。
津波というよりも、緊急時の対応を見たかったリュウデリア、バルガス、クレアは満足した。人間にしては用意が良いなと少しだけ褒めていたのだ。今は船客達も各々の部屋に戻っている。オリヴィア達もナイリィヌの部屋に戻っていく……ことはなかった。彼等は全く違う場所に向かっていた。
「それで、これは何処に向かっているんだ?」
「まあ少し待て。すぐに分かる」
「つか、今のオリヴィアならもしかしたら解るンじゃねーか?」
「確かに……オリヴィアは……日々……強くなり……気配を……感じ取れる……ように……なっている」
「では試してみるか?オリヴィア、ここで止まってくれ」
「分かった」
リュウデリア達の案内を受けて階段を降りて通路を進んでいたオリヴィアは、言われた通りにその場で止まった。周りには誰も居ない。船客達の部屋よりも下の階に来ていた。船員達も今は津波を防いだ事により使った魔水晶の整備をしているのだろう。
近頃オリヴィアの成長速度には目を見張るものがある。元から戦いに関する力の吸収力はかなりのもので、教えている立場であるリュウデリア達も何度驚いたことか。彼女は神であり、魔力を体内に持っていない。自力での魔法発動は不可能だが、魔法を使えるようになるローブがある。
基本的に魔力で武器を生成し、直接戦いに行きながら距離を取られたら魔法を放つという戦い方をしているオリヴィアは、リュウデリアが武器術を教えれば教えるほど覚えていくのだ。1度教えてから、忘れてしまったからもう一度教えてくれ……という会話はした覚えがない。つまり、1度教えられたことは、ずっと覚えて身につけていることになる。
治癒の女神だというのは理解している。何度その力に助けられたことか分からないくらいだ。だが、時々勘違いしてしまうのだ。オリヴィアは治癒の神でありながら戦いの神なのではないかと。それくらいの才能を、彼女は持っていた。そこに加えて、最近気配を読み取れるようになったようなのだ。
リュウデリア達が戦う中で、最も使っているだろう気配察知。相手が発している気配を読み取り、居場所を把握する術。彼等ほどの精度になると、気配だけで喜怒哀楽をも読み取り、更には次の一手すらも察せられるようになる。そんな領域へ、彼女は踏み込んできた。
「集中するために、今は不要な視覚情報を切ってしまえ。目を閉じ、音にも頼らず、生物が発する気配を読み取る。オリヴィアはもう気配を読み取ることはできている。今回は、その範囲を広げるだけに過ぎない。大丈夫だ、オリヴィアならば必ずできる」
「焦らなくて良いンだぜ。此処は戦場じゃねーンだ、ゆっくりとオリヴィアのペースでやりゃァいい」
「私達の……気配は……極限まで……弱く……しておく。何か……見つけたら……教えてくれ」
「気配は感じ取れている……今は範囲を広げるだけ」
目を閉じる。与えられたアドバイス通り、視覚情報を切って意識を集中させる。彼等の言葉を聞き終えたら音に頼ることも放棄し、最近明確に感じられるようになった気配を感じ取る。腕の中、両肩に乗るリュウデリア達3匹の気配は本来ならば強力にして巨大だ。万が一の為にと使い魔の役を演じているときは気配を抑えているが、それを更に抑え込んだ。
強い気配に呑み込まれてしまわないようにという配慮に感謝しながら、集中を続行。近くに居る者の気配を感知するのはできるが、距離が出て来るとかなり強い気配でなければ感じ取れない。だが、そんなオリヴィアの事を解っているだろうに、リュウデリア達はもうできるからと言っている。
期待されている。信じてくれている。ならば私は、その想いに、考えに報いて成功されるのみ。強張っていた体から力を抜いた。脱力。無駄に入っている力を抜いて自然体になることで自身の心を落ち着かせる。リラックスをしながらやることで最大限のパフォーマンスを行うのだ。
──────……視えた。そして感じた。リュウデリア、バルガス、クレアの気配の他に、上の階で動く者達。船員、船客、従業員。これは……ナイリィヌだな。あと犬も居る。
目を閉じることで広がる黒い闇の世界。何もかもが無い暗黒の領域。だが、この黒は見慣れた色だ。慈しみ愛する色だ。黒を見れば、純白の自身は最も心が落ち着き、何でも出来るという全能感を感じられる。
凪いだ黒い水面に、一滴の水が落ちた。水滴は黒い水面に波紋を生み出し、範囲をゆっくりと広げていく。その途中で、波紋に触れた者が鮮明に浮かび上がってきた。気配を感知できているのだ。船の中に居る全ての者の気配を感じ取れた。完璧だ。ダメ出すところすらも無い。故に、オリヴィアは眉を顰めた。
おかしいのだ。船客や船員達の気配は感じ取ることに成功している。それぞれが部屋に居て、どんな体勢を取っているかすら解るので、彼等が今何をしてどういう者達なのかが判明する。しかし、これより先……恐らくリュウデリア達が向かおうとしていた方向に1つだけ、不自然な者の気配を感じ取ったのだ。
その気配の持ち主は座っていた。三角座りをしてジッとして動かない。場所はこんな下の階だ。他には誰も居ない。確実に船客の為の部屋ではないし、船員達の部屋でもないだろう。ならばこれは、この者は一体何をしているのか。そう考えたとき、何となくだが気配に覚えがあった。うっすらとした記憶の中から引っ張り上げると、無意識に口からあっ……と声が漏れた。
「うむ、完璧だな」
「流石はオリヴィアだな。まさにそんな感じだぜ」
「それで……私達が……向かおうと……していた……場所は……解ったな?」
「……あぁ。そういうことだったんだな」
腕の中でリュウデリアがパチパチと拍手をした。褒められたことに擽ったい気持ちになりながら、彼等が何をしようとしていたのかを理解する。まあ、別に難しいことをしようとした訳ではない。単なる興味本位といったところだろう。気になったから確認しようとしているだけだ。
場所は解ったので廊下を歩き出した。リュウデリア達に道を教えてもらわなくても、気配がある方へ向かえば良いだけなのでナビをしてもらう必要は無かった。迷いなく歩くオリヴィアに、彼等はそれぞれ目を合わせてアイコンタクトで彼女のことを褒めていた。
歩いて少しすると、ある部屋の扉の前に辿り着いた。ドアノブに手を掛けて捻っても、鍵が掛かっていて開くことができない。そこで、リュウデリアが魔力を使って内側にある鍵を開けた。施錠されたものが解かれ、ドアノブをもう一度捻れば扉は開かれる。中は暗い。光がないからだ。
頭の中で魔法をイメージし、体の周りに3つの光の球を創り出した。光を発して明かりを作る。視界が明瞭になると、その部屋が物置であることが判明した。恐らく船員達が使うだろう船の修理用の道具だったりと、足の踏み場を残してかなりの量が積まれている。その中を進み、オリヴィアは荷物の箱と箱の隙間、汚い布に向かって手を伸ばした。
「くッ……うおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉおッ!!!!」
「──────『止まれ』」
「────ッ!──────ッ!?」
「つい数日前にも会ったな、お前とは。確か、港町の通り魔を捕まえる時、傍に居た小汚い奴だろう?」
「……ッ!!」
手が触れようとした瞬間、汚れた布は突如動き出して襲い掛かってきた。布という襤褸の中から手が伸ばされてオリヴィアに向かって来るが、その手が触れられる寸前で止められる。たった一言によるものだ。腕の中に居るリュウデリアが、聞こえないくらいの声量で言霊を使用したのだ。
襤褸の人物は体が一切動かせなかった。喋るための口すらも動かせない。身動きは取れない状況で、襲い掛かった姿勢のまま襤褸のフードの中でオリヴィア達のことを睨んでいた。気配が攻撃的なものになっていることを感じ取り、同時に怯えや焦りを含んでいることも把握する。
状況を見れば解るだろう。こんな人の居ない、それこそ鍵の掛かった部屋に1人で座り込んでジッとしているのだから。それも上に居る船客達とは違って見窄らしい格好をしている。言ってはなんだが、この船に乗るような者ではないのだ。
風呂に入れていないからか、汗が醗酵する臭いや港町で付着したのだろう潮の香り、そしてゴミ箱を漁っていた所為でこびり付いた汚臭。それらが漂ってきてリュウデリア達が鼻にダメージを負い、3ヵ所からぐふっ……という言葉に無い言葉を吐き出して微妙に悶えていた。
オリヴィアの鼻でも臭いと思うのだから、彼等からしてみればこの場は地獄だろう。ましてや窓が閉められて風が無いので換気もできやしない。謂わば密閉された空間での異臭なので、時間が経てば経つほど部屋にこの臭いが充満することだろう。
臭いに顔を顰めつつ、オリヴィアは襤褸の人物に手を伸ばした。触れるのは必要最低限にして、親指と人差し指で襤褸のフードの部分を摘まみ、後ろへ持っていった。顔が見えてくる。カサついた短めの灰色の髪。少し窶れているがそれなりに整っている顔立ち。目の下には隈ができてしまっていて、睨み付ける目付きを更に鋭くさせていて、女。そして何より……頭には獣の耳があった。
「お前──────獣人か」
「………っ」
「オリヴィア、此奴は『ジャッカル』の血を引いている獣人だ」
「犬か狼かと思ったんだが……」
「まあ、同じイヌ科ではあるな」
耳の形からするに、恐らく犬や狼に近い動物の血を持っているのだろうと、オリヴィアは思った。そこでリュウデリアから補足が入り、犬や狼ではなく、ジャッカルという種類であるということを教えられた。違いが判らない彼女は、取り敢えず近いものだと簡単に考えた。
何も出来ないジャッカルの血を引く女の獣人は、抵抗しても無駄だと理解したのか、体を動かそうとすることはやめた。しかし鋭く睨み付けることはやめない。魔法を解いて自由にしたらすぐにでも襲い掛かってきそうな雰囲気だ。
見た限りでも弱っているというのは明らか。そして同時に体力もそこまで残っていないだろう。健康状態が良いとは言えない姿。そんな彼女に対して、普通は優しく声を掛けて保護しようとするだろう。 普通は。残念なことに、相手は龍と神という、人ならざる人外。世間一般的に言う普通には当て嵌まらなかった。
命を脅かされると思って攻撃することは、生存本能に則った手段であるということは把握している。把握しているが、だからと言って許してやるというのはまた違う話ではなかろうか?
襤褸のフードを外させた右手を、獣人に手の甲を見せるような形で構える。すると手には純黒の雷が纏わされた。帯電して電撃がばちりと弾ける。明らかに攻撃的な魔法に、獣人は声にならない悲鳴を喉から出した。
「忍び込んだ奴が、見つけられたからと攻撃とは……中々に自分勝手だな。甘い奴ならばお前に寄り添うのだろうが、相手が悪かったな。攻撃してきた以上、私はお前を敵と認識するが?」
「────ッ!!──────ッ!!」
動けない。動けない動けない動けない。逃げたいのに逃げられない。死にたくない。殺されるわけにはいかない。なのに、背を向けることすら出来やしない。急いで攻撃しようとしたことに謝罪しようとしても、口すら動かないので謝らせてすらくれない。どうしたら良いのか。いや、もうどうにもならない。
純黒の雷を纏った手を近づけてくる。触れればどうなるか解らないからこそ、想像ができないからこそ迫ってくる恐怖。本当は攻撃なんてしたくなかった。でも、バレて他の誰かに居ることを伝えられると一番困るから、気絶させて違う部屋に移そうと考えたのだ。だが相手が悪すぎた。まさかこんなに強い奴だとは思いもしなかった。
港町で通り魔に隠れ蓑として使われて散々追い回され、毎度毎度逃げ切るのに苦労して、金が無いからゴミ箱を漁って腐ったものやカビの生えたものをどうにか貪り、雨水で喉を潤す日々。そして今回どうにか忍び込むことが出来た船で帰ろうとしただけなのに、こんな目に遭っている。不運を呪わずにはいられない。
獣人の額に、純黒の雷を纏わせた手の人差し指が向けられ、触れた。その瞬間、獣人の体には純黒の雷が流し込まれ、一瞬の内に意識を暗闇へ叩き込まれた。
──────────────────
獣人の女《ジャッカル》
灰色の髪で、少し短め。風呂に入れていないので臭いは臭い。ゴミ箱を漁ったり、潮風に当たったり、汗が醗酵していた所為もある。
船には忍び込んでいた。オリヴィアに攻撃してきたのは、バレて周知されて捕まえられるのを恐れたがために、気絶させて別の場所に移そうと考えたから。
龍ズ
オリヴィアが気配の広範囲察知が出来るようになってニッコリ。やはり治癒の女神ではあるが、戦いの神の血も混じっているのではないか?と思っているくらい、素晴らしい吸収力だと感嘆としている。
獣人の醸し出す臭いにグロッキー。鼻が良すぎるのも考えもの。早くこの場から去りたいと本気で考えている。なんなら、オリヴィアにはローブがあって安全なのだから、部屋の外に避難しようかとすら思っている。
オリヴィア
この度、気配察知をマスターした。感じ取れる範囲はリュウデリア達と比べれば狭きものだが、そこらの冒険者と比べれば広大。一先ず今乗っている大きな船の全体は余裕で感じ取れるくらいの範囲は感知できる。
0
あなたにおすすめの小説
帰国した王子の受難
ユウキ
恋愛
庶子である第二王子は、立場や情勢やら諸々を鑑みて早々に隣国へと無期限遊学に出た。そうして年月が経ち、そろそろ兄(第一王子)が立太子する頃かと、感慨深く想っていた頃に突然届いた帰還命令。
取り急ぎ舞い戻った祖国で見たのは、修羅場であった。
おっさん料理人と押しかけ弟子達のまったり田舎ライフ
双葉 鳴
ファンタジー
真面目だけが取り柄の料理人、本宝治洋一。
彼は能力の低さから不当な労働を強いられていた。
そんな彼を救い出してくれたのが友人の藤本要。
洋一は要と一緒に現代ダンジョンで気ままなセカンドライフを始めたのだが……気がつけば森の中。
さっきまで一緒に居た要の行方も知れず、洋一は途方に暮れた……のも束の間。腹が減っては戦はできぬ。
持ち前のサバイバル能力で見敵必殺!
赤い毛皮の大きなクマを非常食に、洋一はいつもの要領で食事の準備を始めたのだった。
そこで見慣れぬ騎士姿の少女を助けたことから洋一は面倒ごとに巻き込まれていく事になる。
人々との出会い。
そして貴族や平民との格差社会。
ファンタジーな世界観に飛び交う魔法。
牙を剥く魔獣を美味しく料理して食べる男とその弟子達の田舎での生活。
うるさい権力者達とは争わず、田舎でのんびりとした時間を過ごしたい!
そんな人のための物語。
5/6_18:00完結!
私を家から追い出した妹達は、これから後悔するようです
天宮有
恋愛
伯爵令嬢の私サフィラよりも、妹エイダの方が優秀だった。
それは全て私の力によるものだけど、そのことを知っているのにエイダは姉に迷惑していると言い広めていく。
婚約者のヴァン王子はエイダの発言を信じて、私は婚約破棄を言い渡されてしまう。
その後、エイダは私の力が必要ないと思い込んでいるようで、私を家から追い出す。
これから元家族やヴァンは後悔するけど、私には関係ありません。
ボクが追放されたら飢餓に陥るけど良いですか?
音爽(ネソウ)
ファンタジー
美味しい果実より食えない石ころが欲しいなんて、人間て変わってますね。
役に立たないから出ていけ?
わかりました、緑の加護はゴッソリ持っていきます!
さようなら!
5月4日、ファンタジー1位!HOTランキング1位獲得!!ありがとうございました!
五年後、元夫の後悔が遅すぎる。~娘が「パパ」と呼びそうで困ってます~
放浪人
恋愛
「君との婚姻は無効だ。実家へ帰るがいい」
大聖堂の冷たい石畳の上で、辺境伯ロルフから突然「婚姻は最初から無かった」と宣告された子爵家次女のエリシア。実家にも見放され、身重の体で王都の旧市街へ追放された彼女は、絶望のどん底で愛娘クララを出産する。
生き抜くために針と糸を握ったエリシアは、持ち前の技術で不思議な力を持つ「祝布(しゅくふ)」を織り上げる職人として立ち上がる。施しではなく「仕事」として正当な対価を払い、決して土足で踏み込んでこない救恤院の監督官リュシアンの温かい優しさに触れエリシアは少しずつ人間らしい心と笑顔を取り戻していった。
しかし五年後。辺境を襲った疫病を救うための緊急要請を通じ、エリシアは冷酷だった元夫ロルフと再会してしまう。しかも隣にいる娘の青い瞳は彼と瓜二つだった。
「すまない。私は父としての責任を果たす」
かつての合理主義の塊だった元夫は、自らの過ちを深く悔い、家の権益を捨ててでも母子を守る「強固な盾」になろうとする。娘のクララもまた、危機から救ってくれた彼を「パパ」と呼び始めてしまい……。
だが、どんなに後悔されても、どんなに身を挺して守られても、一度完全に壊された関係が元に戻ることは絶対にない。エリシアが真の伴侶として選ぶのは、凍えた心を溶かし、温かい日常を共に歩んでくれたリュシアンただ一人だった。
これは、全てを奪われた一人の女性が母として力強く成長し誰にも脅かされることのない「本物の家族」と「静かで確かな幸福」を自分の手で選び取るまでの物語。
【完結】婚約者なんて眼中にありません
らんか
恋愛
あー、気が抜ける。
婚約者とのお茶会なのにときめかない……
私は若いお子様には興味ないんだってば。
やだ、あの騎士団長様、素敵! 確か、お子さんはもう成人してるし、奥様が亡くなってからずっと、独り身だったような?
大人の哀愁が滲み出ているわぁ。
それに強くて守ってもらえそう。
男はやっぱり包容力よね!
私も守ってもらいたいわぁ!
これは、そんな事を考えているおじ様好きの婚約者と、その婚約者を何とか振り向かせたい王子が奮闘する物語……
短めのお話です。
サクッと、読み終えてしまえます。
神様の忘れ物
mizuno sei
ファンタジー
仕事中に急死した三十二歳の独身OLが、前世の記憶を持ったまま異世界に転生した。
わりとお気楽で、ポジティブな主人公が、異世界で懸命に生きる中で巻き起こされる、笑いあり、涙あり(?)の珍騒動記。
【しっかり書き換え版】『異世界でたった1人の日本人』~ 異世界で日本の神の加護を持つたった1人の男~
石のやっさん
ファンタジー
12/17 13時20分 HOT男性部門1位 ファンタジー日間 1位 でした。
ありがとうございます
主人公の神代理人(かみしろ りひと)はクラスの異世界転移に巻き込まれた。
転移前に白い空間にて女神イシュタスがジョブやスキルを与えていたのだが、理人の番が来た時にイシュタスの顔色が変わる。「貴方神臭いわね」そう言うと理人にだけジョブやスキルも与えずに異世界に転移をさせた。
ジョブやスキルの無い事から早々と城から追い出される事が決まった、理人の前に天照の分体、眷属のアマ=テラス事『テラスちゃん』が現れた。
『異世界の女神は誘拐犯なんだ』とリヒトに話し、神社の宮司の孫の理人に異世界でも生きられるように日本人ならではの力を授けてくれた。
ここから『異世界でたった1人の日本人、理人の物語』がスタートする
「『異世界でたった1人の日本人』 私達を蔑ろにしチート貰ったのだから返して貰いますね」が好評だったのですが...昔に書いて小説らしくないのでしっかり書き始めました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる