最前線

TF

文字の大きさ
663 / 683

Cadenza 想いを背負って空気に熱を 4

しおりを挟む
「あー!想像しちまったけど、そう言う意味も含まれてるってことかい!?そういうことってことかい!あたい達は…あのトカゲみてぇのに、幾度となく何度も何度も、見逃されていたってぇ事かい?あの獣共に?あたいらに対して温情?命がけの戦士達を舐められてる?あたいたちはあの獣共から、何度もぶっ殺してやった獣共から一欠けらも!!あたいたちのことがトカゲに届きうる脅威だって微塵も思われていなかったってぇ事かい!?」
迸る殺気によって彼女の震えが止まった。
戦士としてのプライドによってなのか彼女の震えが止まったのはいいんだけど、次は、肩が小さく震え始めて殺気を抑えきれなくなってる。
「…吾輩も同意見であるな。先輩が言うような大きな獣が身を隠すのであればどこなのか?っであるな、沼地と言えど全身を隠すのは土台無理なのである。考えるまでも無いのであったな、吾輩達が辿り着けない場所で尚且つ、目が届かない場所…その様な箇所、一点しかないのである。姫様が目指す先がそこである意味、学のない吾輩でも合点が行ったのである。真である、姫様がいうことは真である、あそこにしか敵が身を隠す場所が無いのであるなぁ」
隣で殺気を溢れ返させている女将と違ってベテランさんは至って冷静、女将が何に憤っているのかわかっていない、わけじゃないから、敢えて触れないのかもね。

何日も何か月も何年も何十年と死の大地を踏みしめ続けてきたベテランさんなら納得してくれると思ってたよ。

肩を震わせている女将を煽るようで良くないけれど事実は伝えないとね。
「女将の想像通り、あいつらが本気を出せば何時でも私達を殺せる、易々と滅ぼせるってのはね、間違いないと思うよ」
言葉にされたくない事実を告げるとメギっと机が裂ける音が聞こえてきた。
音の方へ視線を向けると、会議室の分厚い机の一部がもぎ取られてしまい、そのまま、女将の拳からキュゥゥっと何かが圧縮される小さな音が聞こえてくる。
「ゆるせねぇ…あたいたちが…全力で、命を賭けて、闘ってきてたってのに、敵からすりゃぁ、あの…戦いは…トカゲからしたら!あんなのは、おままごとだってことかい!?あたいたちの戦いは敵からすれば取るに足らねぇ、ピクニックってことじゃねぇか!!!いけすかねぇ!!!こっちは命はってんだ!部下がやられてんだからよ!!親玉もでてこいよ!!!こっちは持てる限りの最大戦力だってぇのに!!!」
今までなめてかかっていた相手になめられていたってのは屈辱だろうけれど、結果的に見れば
「その意見に関してはね、私としては僥倖だったなっ、てね、ぶっちゃけ思ってるよ」
「あん?」
怒り狂う相手に冷たく冷静な意見をぶつけると睨まれてしまい、それに便乗するような冷たい視線が増える。
私を睨まないの~
「僥倖…とは違うかな?幾重にも偶然が重なったから、重畳ってところかな?」
「何がいいてぇ?」
殺気を飛ばさないの、心が凍り付いてしまいそうな、凍てつくような視線を向けないでもらえますか?叔母様。
「もしもだよ?考えてみてよ。あの戦いであの状況で…デッドラインを超えて大穴にまで、足を運んでしまったらどうなるのか、その結果を想像してみてよ?皆の前に…敵の親玉であるドラゴンが皆の前へ姿を見せていたらどうなっていたと思う?言うまでもないよね?恐らく、ううん、確実に私達はここにいない、寧ろ…世界が滅んでいたんじゃないかな?女将なら。わかるよね?この言葉の意味が」
「っぐ」
ギシィっと歯を食いしばる音が会議室に響き渡り彼女の手の中からキュゥゥっという物質が圧縮され続けていた物質から悲鳴が、バキっと裂け砕ける音と共に音が止む。

追い打ちをかけるわけでもないけれど、はっきりさせておかないといけない。
「あの当時、戦士長が万全の状態であったとしても、トカゲに勝てると思う?」
「・・・」
悔しそうな顔、全力で眉毛を八の字にして今にも泣きそうになっているのか瞳が潤んでいる、唇を噛み黙ってしまっている。
沈黙は肯定、これ以上は、言葉にすることも無し。

女将から視線を外し会議室にいる全員の心を見据えるように、真っすぐと強き意志を込める。
「どうして倒さないといけないのか?決まっている、脅威だからこそ倒さないといけない。アレが居る限り、私達の未来に明日なんて無い。他の獣共だったら、私達は負けない!突如、姿を見せるようになった異形な人型、それらも勿論脅威だよ?でも、それを送り出すボスが居るのだとしたら?」
考えたことも無かったと全員が神妙な顔つきになる。
「そもそも、皆も疑問に思っていたよね?あの大地にいる白き獣達、あれが普通の獣じゃないって、私は確信してる、あれはね、あの死の大地の何処かで造られている獣の形をした別の生き物、ううん、一種の魔道具、人を殺す為だけに造られた獣の形を模した魔道具」

魔力という力で動く魔道具、そう…私もまた白き獣と大差変わりなし…
お互い、邪魔だから滅ぼすだけ。

「何処で造られているか何てわからない、怪しい場所はたぶん、あった、でも、此方が発見し調査する前に何らかの方法で見つけることが出来なかった、その製造ライン、工場の頭脳があの大穴じゃないかって私は思ってる。私達は大穴に潜んでいるであろう敵の頭脳、本丸…あのトカゲ、もとい、ドラゴンを引きずり出してぶち殺さないといけない、アレが居る限り、敵は何度でも私達に牙を向けてくる、人類の未来を勝ち取るためにも!あの大穴を潰す!潰さないといけない!私一人では気が使い部分もある!今だからこそ作戦を見つめなおして」
この言葉に一部の人が何かに気が付いたみたいに頷いてくれている。
このまま作戦のおさらいをしようと思ったら
「待つのである、質問である」
ベテランさんが挙手してくれる、ディスカッションしたかったので彼の質問は大歓迎だよ

続けようと思った言葉を飲み込み、息を吸いながら彼の目を見て頷くと
「潰すと言っても、どうやるのであるか?あと、穴の中に辿り着いたとして、どうやって見つけるのであるか?姫様は大穴の中、構造を把握しているのであるか?」
そこに関しては説明した時も敢えて触れないようにしてたんだよなぁ…
指摘されたくない部分、ごもっともだよね…
真っ正直に答えましょう!隠すつもりなんて無い!

「知るわけないじゃん」

この一言にベテランさんが目を丸くして此方を見ている。
何を期待してんだっての!観測して敵がいるってわかっていたらさ!とっくの昔に、皆に共有してるっての!!

「誰もあの先へと足を踏み入れたことが無いんだよ?どうやって観測し中を調べるんだってーの!ベテランさんだってあの岩から先に…そもそも、アレよりも先へと足を踏み込もうと思った事、ある?」
あの岩っという単語で一気に会議室の中が殺気で溢れかえっていくが、ベテランさんからは殺気が漏れることが無く、冷静に
「悔しいのであるが。姫様の言いたいこと、心に刺さるのであるなぁ。正直に言うのである、吾輩は、一度足りとてその様なことを考えたことが無いのである。英雄になろうなぞ、一欠けらも考えたことが無いのである。もちろん、空想であれ妄想であれ考えたことも無いのである。英雄となり人類を導くという夢物語を胸に抱いたことなど…無いのである。この街で日々を過ごして分かったのである、吾輩は英雄と呼ばれるような唯一無二、教会や王すらも認めるような逸材ではないのであるとな。常々日々を過ごすだけで、吾輩が至らぬ存在であると思い知らされ続けてきたのである…辿り着く結論など見えているのである、あの先へ行くのは…吾輩の時代では二度とないのであろうなぁっと…そう思い日々を過ごしていたのである。呑気に何も考えず、日々を生きていたのである、家族と共に歩んでいくことだけを…吾輩は望んでいたのである」
自分の考えを淡々とこぼしてくれる。

若い頃、夢見ていたのと現実は違う。
貴族に成りたいって願いも、若い頃と今じゃ、意味合いが違うんだろうね。
若い頃は、奥さんと肩を並べたいから、今は、子供達に楽をさせてあげたいからってことなんだろうね、きっと。

切ない彼の吐露を隣にいる奥様がそっと受け止めるように、彼の肩に体重を預け寄り添うと彼も静かに受け入れている。

冷静に自己分析が出来ているのがベテランさんの良い所でもある。
自分があの先へいけないと考え、英雄となる道を歩もうとしなかった無謀な馬鹿者ではない彼の心に投げかける言葉なんて私は知らない、知らないけれど
「そう、ベテランさんの意見は正しいよ。英雄と無謀は違う、英雄ってのはね、ちゃ~んっと勝てる条件が揃っているからこそ挑むことが出来る。勝てるという可能性があるからこそ希望を胸に抱いて挑み、勝つ!勝てるからこそ英雄なんだよ」
そう、始祖様みたいに圧倒的な力を持っているからこそ、私達を救い英雄として崇められている。
「勝てる条件やそういう要素を掴んでいるか、前もって用意してあるからこそ、過酷な闘いを生き残り全てを終わらせるように勝鬨を上げ、帰還する。そして、民衆から英雄だと褒められ語り継がれていく…負けたら英雄ではない、茂みの奥で寝ている蛇を突くのと同じ、無駄に敵を怒らせた無謀な愚か者と罵られる」
何も準備もせず、ただただ、無謀で無策で敵に挑み、そして、負ける。
その結果、何が待ってるかって?想像するのなんて簡単なことじゃん。

敵から反感を買ってしまい、多くの人が危険に晒される。

そういうのは英雄じゃない、ただの馬鹿ってね。
そのただの馬鹿がこの街にはいない、居たとしても一人ではデッドラインを超えることは不可能なんだけどね。
「始祖様が現れた時代みたいに、私達の生きる場所が奪われて行っている。この時代もまた、救世主である始祖様を求めている。っていうのはもちろん、わかるよ?救いを欲しているってね。でも、始祖様が私達に手を差し伸べてくれるかどうかなんて…誰もわからない…」
聖女のような出で立ちの私が言ってはいけない言葉。でも、言わないといけない。

「そう、始祖様が助けてくれることなんて無い」

しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

『三度目の滅びを阻止せよ ―サラリーマン係長の異世界再建記―』

KAORUwithAI
ファンタジー
45歳、胃薬が手放せない大手総合商社営業部係長・佐藤悠真。 ある日、横断歩道で子供を助け、トラックに轢かれて死んでしまう。 目を覚ますと、目の前に現れたのは“おじさんっぽい神”。 「この世界を何とかしてほしい」と頼まれるが、悠真は「ただのサラリーマンに何ができる」と拒否。 しかし神は、「ならこの世界は三度目の滅びで終わりだな」と冷徹に突き放す。 結局、悠真は渋々承諾。 与えられたのは“現実知識”と“ワールドサーチ”――地球の知識すら検索できる探索魔法。 さらに肉体は20歳に若返り、滅びかけの異世界に送り込まれた。 衛生観念もなく、食糧も乏しく、二度の滅びで人々は絶望の淵にある。 だが、係長として培った経験と知識を武器に、悠真は人々をまとめ、再び世界を立て直そうと奮闘する。 ――これは、“三度目の滅び”を阻止するために挑む、ひとりの中年係長の異世界再建記である。

出来損ない貴族の三男は、謎スキル【サブスク】で世界最強へと成り上がる〜今日も僕は、無能を演じながら能力を徴収する〜

シマセイ
ファンタジー
実力至上主義の貴族家に転生したものの、何の才能も持たない三男のルキウスは、「出来損ない」として優秀な兄たちから虐げられる日々を送っていた。 起死回生を願った五歳の「スキルの儀」で彼が授かったのは、【サブスクリプション】という誰も聞いたことのない謎のスキル。 その結果、彼の立場はさらに悪化。完全な「クズ」の烙印を押され、家族から存在しない者として扱われるようになってしまう。 絶望の淵で彼に寄り添うのは、心優しき専属メイドただ一人。 役立たずと蔑まれたこの謎のスキルが、やがて少年の運命を、そして世界を静かに揺るがしていくことを、まだ誰も知らない。

クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?

青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。 最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。 普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた? しかも弱いからと森に捨てられた。 いやちょっとまてよ? 皆さん勘違いしてません? これはあいの不思議な日常を書いた物語である。 本編完結しました! 相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです! 1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…

ラストアタック!〜御者のオッサン、棚ぼたで最強になる〜

KeyBow
ファンタジー
第18回ファンタジー小説大賞奨励賞受賞 ディノッゾ、36歳。職業、馬車の御者。 諸国を旅するのを生き甲斐としながらも、その実態は、酒と女が好きで、いつかは楽して暮らしたいと願う、どこにでもいる平凡なオッサンだ。 そんな男が、ある日、傲慢なSランクパーティーが挑むドラゴンの討伐に、くじ引きによって理不尽な捨て駒として巻き込まれる。 捨て駒として先行させられたディノッゾの馬車。竜との遭遇地点として聞かされていた場所より、遥か手前でそれは起こった。天を覆う巨大な影―――ドラゴンの襲撃。馬車は木っ端微塵に砕け散り、ディノッゾは、同乗していたメイドの少女リリアと共に、死の淵へと叩き落された―――はずだった。 腕には、守るべきメイドの少女。 眼下には、Sランクパーティーさえも圧倒する、伝説のドラゴン。 ―――それは、ただの不運な落下のはずだった。 崩れ落ちる崖から転落する際、杖代わりにしていただけの槍が、本当に、ただ偶然にも、ドラゴンのたった一つの弱点である『逆鱗』を貫いた。 その、あまりにも幸運な事故こそが、竜の命を絶つ『最後の一撃(ラストアタック)』となったことを、彼はまだ知らない。 死の淵から生還した彼が手に入れたのは、神の如き規格外の力と、彼を「師」と慕う、新たな仲間たちだった。 だが、その力の代償は、あまりにも大きい。 彼が何よりも愛していた“酒と女と気楽な旅”―― つまり平和で自堕落な生活そのものだった。 これは、英雄になるつもりのなかった「ただのオッサン」が、 守るべき者たちのため、そして亡き友との誓いのために、 いつしか、世界を救う伝説へと祭り上げられていく物語。 ―――その勘違いと優しさが、やがて世界を揺るがす。

おっさん武闘家、幼女の教え子達と十年後に再会、実はそれぞれ炎・氷・雷の精霊の王女だった彼女達に言い寄られつつ世界を救い英雄になってしまう

お餅ミトコンドリア
ファンタジー
 パーチ、三十五歳。五歳の時から三十年間修行してきた武闘家。  だが、全くの無名。  彼は、とある村で武闘家の道場を経営しており、〝拳を使った戦い方〟を弟子たちに教えている。  若い時には「冒険者になって、有名になるんだ!」などと大きな夢を持っていたものだが、自分の道場に来る若者たちが全員〝天才〟で、自分との才能の差を感じて、もう諦めてしまった。  弟子たちとの、のんびりとした穏やかな日々。  独身の彼は、そんな彼ら彼女らのことを〝家族〟のように感じており、「こんな毎日も悪くない」と思っていた。  が、ある日。 「お久しぶりです、師匠!」  絶世の美少女が家を訪れた。  彼女は、十年前に、他の二人の幼い少女と一緒に山の中で獣(とパーチは思い込んでいるが、実はモンスター)に襲われていたところをパーチが助けて、その場で数時間ほど稽古をつけて、自分たちだけで戦える力をつけさせた、という女の子だった。 「私は今、アイスブラット王国の〝守護精霊〟をやっていまして」  精霊を自称する彼女は、「ちょ、ちょっと待ってくれ」と混乱するパーチに構わず、ニッコリ笑いながら畳み掛ける。 「そこで師匠には、私たちと一緒に〝魔王〟を倒して欲しいんです!」  これは、〝弟子たちがあっと言う間に強くなるのは、師匠である自分の特殊な力ゆえ〟であることに気付かず、〝実は最強の実力を持っている〟ことにも全く気付いていない男が、〝実は精霊だった美少女たち〟と再会し、言い寄られ、弟子たちに愛され、弟子以外の者たちからも尊敬され、世界を救って英雄になってしまう物語。 (※第18回ファンタジー小説大賞に参加しています。 もし宜しければ【お気に入り登録】で応援して頂けましたら嬉しいです! 何卒宜しくお願いいたします!)

安全第一異世界生活

ファンタジー
異世界に転移させられた 麻生 要(幼児になった3人の孫を持つ婆ちゃん) 新たな世界で新たな家族を得て、出会った優しい人・癖の強い人・腹黒と色々な人に気にかけられて婆ちゃん節を炸裂させながら安全重視の異世界冒険生活目指します!!

神々の愛し子って何したらいいの?とりあえずのんびり過ごします

夜明シスカ
ファンタジー
アリュールという世界の中にある一国。 アール国で国の端っこの海に面した田舎領地に神々の寵愛を受けし者として生を受けた子。 いわゆる"神々の愛し子"というもの。 神々の寵愛を受けているというからには、大事にしましょうね。 そういうことだ。 そう、大事にしていれば国も繁栄するだけ。 簡単でしょう? えぇ、なんなら周りも巻き込んでみーんな幸せになりませんか?? −−−−−− 新連載始まりました。 私としては初の挑戦になる内容のため、至らぬところもあると思いますが、温めで見守って下さいませ。 会話の「」前に人物の名称入れてみることにしました。 余計読みにくいかなぁ?と思いつつ。 会話がわからない!となるよりは・・ 試みですね。 誤字・脱字・文章修正 随時行います。 短編タグが長編に変更になることがございます。 *タイトルの「神々の寵愛者」→「神々の愛し子」に変更しました。

処理中です...