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とある人物達が歩んできた道 ~ 敵 ~
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目が覚めて周りを見渡す、おかしいなここは何処だろう?
あれ?今何時なのかな?えっと今日のシフトは何時だっけ?朝だっけ?夜だっけ?昼だっけ?
えっと、なんだけ?…なんだっけ?なんだろう、頭の芯が動かない感じ?
何かしないといけないって動かないといけない、するべきことがあるってずっとずっと焦る気持ちが出てくるけどなぁに?
なぁに。なぁになにあににあにあにあにに…
なにもない場所を何もないばしょを、ただ一点をいっかしょを一部分をみつめ見つめ、みつめつづける
…いかなきゃ
壁にかけてある綺麗なドレスを着る、どうしてこれを選んだのだろうか?洋服をしまっているケースがあるのに開く気も起きない
部屋のドアを開ける見覚えがあるようで見覚えがないような不思議な感覚、外に出る為に通路を移動していくすれ違う人たちが気持ちの良い挨拶をしてくれる
誰だろう?だれだっけ?おかしいな、見覚えがあるようで見覚えがない、優しく語り掛けてくれる人がいる、誰だけ?誰だろう?誰なのかな?
真っ白真っ白しろしろしろ
このせかいは、み~んなまっしろ
しろしろ白しろしろ
外に出ようとすると優しく語り掛けてくれた人が呼び止める。
な~に?
じっと待っていると帽子をかぶせてくれた、外は日差しが強いからかぶっていきなさいだって
こくりと頷いて外にでる
日差し?ってなんだろう?
…どこにいけばよかったのかな?どこかにいかないといけないんだよね?どこだっけ?…何処だろう?
てくてくてくてく歩いていくテクテクテクテクあるいていくてくてくてくてくすすんでいく
よく知らない場所に、なんだかわからない場所
いっぱい人がいるみんな何かの前でじっとしている。なんだろう?どうしてそこにいるの?
ぁ、一人だけ色があるひとがいる、真っ黒な髪の色に真っ黒なお洋服、くろくろ黒くろくろくろ
その個だけ色がある、周りのおおきな人達には色がないのにその子だけ色がある…
どうして?
決まっているでしょ、騎士様の大事な御子だからよ
そうだよ、そうじゃない、そうだったわね、嗚呼、そうよ、嗚呼、そうなのよ、嗚呼、そうだったわね…
ここは…そう、墓地ね、あの人だかりは…そう、騎士様のご親戚ね、あの集団に入るのは得策ではないわ。
遠巻きで見守りましょう、その後に、騎士様の墓石がある場所にでも近寄ってみましょう。
そこに、騎士様の心は魂は無いけれど、仮初の墓石でも
愛する妻としてはちゃんと誠意をもってお掃除くらいはしてあげないとね…
大きな大きな木の下で一団が、祈りを捧げ終わるまで待ち続ける待ち続ける、待つのは得意だもの。。。
ずっとずっとずっとずっとず~~っと待っていたんだから待ち望んでいたのだから・・・
誰も居なくなってから、騎士様の…ダーリンの墓石に近づく…ちかづく…
たぶん はな 花 はな? いろ ない わからない ここに なにもない いこう ここに よう ようはない
しせんをかんじる
誰だ?誰がわたしを見ている
視線を感じた方向に眼球を動かして目だけで確認する、見覚えがある、見覚えがない、誰だ?
「聖女様!王都にいらっしゃっていたんですね!」首からなにかぬのをまいて、布、三角巾
ダメじゃない、折れているのだからちゃんと三角巾をバランスよくつけてあげないと、上腕骨から、前腕骨まで骨がぐっちゃぐちゃなんだから
目の前にいる患者に何も言わずに、三角巾のズレを修正し、しっかりとテンションをかけてあげる。
肘関節辺りに余った布部分が出来るのでしっかりと団子状に丸めてきゅっと結んで前腕がずれこまないようにテンションをかけて止める
首元の三角巾の結び目も肩がこらないように首に前腕と上腕の重みが乗り過ぎないように配慮する
「ぁ、そ、そんな、聖女様のお手を煩わせて申し訳ありません、お心遣い痛み入ります。」
「貴方こそ、ちゃんとしないと治る物も治らないわよ?」
なんで?なんでわたしはこいつと会話してるの?だれ?このひとだれ?
「聖女様は・・・いえ、ここで質問こそ無粋の極みですね、祈りを捧げてもよろしいでしょうか?」
「別に、私に確認を取る必要はないわよ、彼の為にも一人でも祈りを捧げてくれるのは…嬉しいと思うわよ。」
墓石の前で、両膝をつき、本来であれば両指を重ねて親指を額に当てて祈るのだが、左腕全部が動かせないので右腕のみで祈りを捧げる
彼の祈りが終わるまで待ち続ける、こいつには聞きたいことがある■■■のことだ、あいつだけはゆるせないダーリンをころしたから ゆるせない
ころしころすころ…短慮はダメよ、殺しただけでは終わらないのよ?わかってるでしょ?最終的な目標を見失わないで。
祈りを終えた男性がすっと立ち上がる
「…ありがとう」
彼のことを思って祈りを捧げてくれる尊き行為に、感謝の言葉を述べると
「いえ、これで、こんなので僕の贖罪は終わらない、これは誓いです。何があろうと僕は王になる、彼と同じ志を胸に抱いて」
そう、だから一人称を僕にしたのね、騎士様もそうだったものね…だーりんのまねごとしても おまえも ゆるすわけないじゃない おうぞくは すべて ころす
二人が何も言わずに立ち止まっていると
「やぁやぁ、こんな場所で奇遇じゃないかー、末席の」
墓石が立ち並ぶ、神聖なる場所に似つかわしくない陽気な声が聞こえてくる
「こ、これは、この様な場所で如何なされましたか」
驚いた表情をしている?本来であれば、滅多に会えない人?…おうぞくだ おうぞくだ おうぞくの かおりがする ころそう? ねぇ? とどくよ のどもとにないふ ないふ!ないふ!!
「ここか?…っち、下らぬ、消えた人物などにどうして、この俺が、祈りなんぞ無駄な行為をせねばならないのだ?」
片腕を怪我した人を突き放して、墓石の前に立つ
しばらく、墓石を眺めていたと思ったら
「っは、弱いから死んだ、何が王族近衛騎士筆頭候補だ、獣ごときに死んでどうする?そのような弱きものが消えて清々するわ、我が王になるころには、本来であればお前が俺を守る席である、横に立つ予定だったのだろう?っは、要らぬわ、獣ごときに負ける雑魚が」
あ?なんつった?こいつ。今何て言った?…ダーリンを ばかに してる ゆるせない
がっと墓石を蹴り倒し、その上に片足を乗せて
「死んでくれて上等、爺が喚き騒めくからわざわざ足をこうやって運んでやったのだ?満足か?負け犬、獣以下の畜生が、堕ちたものだな、近衛騎士の血筋も高が知れるわ」
ころそう うん みらいなんて どうでもいい こいつは このばで 殺す
ドレスの下に身に着けているナイフを取り出そうとしたとき
「兄上!!それ以上の侮辱は、王家の品格を落とす行為ですよ!それ以上は末席だろうとなんだろうと関係がない!許されざる行為だ!!」
その声に動きがとまる、危なかった、本能のままに、致死性の毒を仕込んであるナイフを投げるところだった、学会にも未発表の蛇タイプの獣から抽出した毒、体内に入った瞬間に赤血球が溶けてしまい、脳に酸素がいきわたることが無くなって脳死する毒
いざというときにとっておいた特別な毒…
睨み合う二人、一瞬即発とはこういうことを指すのだろう
「…まだ、見てるとでもいうのか?上を?この俺を超えれると、まだ、お前の心は折れていないのか?…ふぅん、愚者らしく愚弟らしく、腐り果てておればよかったものを」
きびつをかえして、その場からゆっくりと離れていく…いいの? いまなら せなか させるよ? ごえいも あ もうだめだ ごえいが きちゃった
墓場にふさわしくない人が立ち去った後、ゆっくりと倒れた墓石を起こそうとするが結構重い、傷つけないように慎重に起こしてあげないと…
何も言わずに右腕だけでも墓石を起こすのを手伝ってくれる、あら、優しい処もあるのね。偉いじゃない。
起こし終わって傷がついていないか確認し、しっかりと墓石を嵌める窪みに名前が刻まれた墓石をはめ込む、重い墓石を一撃で蹴り倒してってことになるのね、腐っても王族、しっかりと鍛えてはいるってことね…
それじゃ ないふ とどかない?…ええ、そうよ、迂闊に切りかかってたりナイフを投げたりしていたらこの場にいる二人とも王族の命を狙ったものとして首を落とされていたわ、あいつ、私が暗器を持っていると見抜いていた?だから挑発した?少しでも、自分の未来に影響が出る可能性のある人物を合法的に潰す為に?
嫌な相手ね、慎重にいかないとダメよ…そうだね でも あいつだよ? ■■■って
…ぇ?
あなたの きおくの なかにある おうぞく いちらん そのなかに いるよ 顔が似てた…
「聖女様、重ね重ね、大変失礼しました」
がばっと頭を下げる人物に確認しましょう
「ねぇ、私の記憶がね、ふるいから、むかし見た王族のパレードにいた記憶があるのあの人の名前って■■■っでよかったかしら?」
目の前の焦点が合わなくなる、呼吸が浅くなっていく、しかいがぼやけてくる のうが きのう しなくなってくる
「…はい、その通りでございます。名前を確認するということは…」
ばっと奥歯を噛み締め乍ら眉を顰め悔しそうな顔で
「謀殺を、あの一連の、黒幕です…」
右腕の握る拳から血がぽたり、ぽたりと垂れていく…
そうなんだ あいつなんだ ころさなきゃ でも いったいいち だと 勝てないな、どうするか・・・
瞬時に脳内に沸きあがる、王族全てを殺す為に必要な、魔道具一覧、今まで培ってきたありとあらゆる知識が次々と手順を構築していく
獣から奪った未解析だけど、戦闘によってどのような効果を発揮したのか知りえる魔道具なら山ほどある。
毒を生みだし辺り一面を汚染する指輪型の魔道具
・王都主要の水路に落とし込む、井戸に投げ込む、王城に通じる全ての水路に投げ込む
放たれた光が着弾した場所に、一定時間後、または、誰かがその付近を通った瞬間に爆発する両手で持てる大きさの杖型の魔道具
・射程距離は長く、遠い場所から只管、何も考えずに王城や王族のいる場所に放てば城は崩壊する
熱線を放出する片手で持てるサイズの杖型の魔道具
・燃えやすい、引火しやすい油などを王城近くにでも仕込んで連鎖的に燃やしながら王城を焼く、この熱線は鉄なんて飴細工のように融かす
どんなものでも触れたものを高速に射出し打ち出す指輪型の魔道具
・放物線を描くように王都めがけて岩でも何でもその場にある物を降らして圧殺する
一定の魔力ある物であれば瞬時に爆発する物体に換えてしまう指輪型の魔道具
・当然、人も…触れている時間が長ければ長いほど全身全てを爆発させることが出来る…触ったくらいだと皮膚表面くらいしか爆発はしない
後は、壊れてしまっていて使えるかどうかわからない魔道具がいっぱいね。
ありとあらゆるものを組み合わせていけば、いけるわね、魔道具を持ち出すなんて私なら簡単だもの。
あんな糞みたいな王子であれば、嫌っている一派もいるじゃない?それらと繋がりを作れば?作戦に必要な人員は確保できるけれど・・・ダメね。
大穴の魔道具は大雑把すぎる王都全てを巻き込んでしまうから作戦に手を貸してくれないわね…
「・・・・じょ・・・せ・・・せいじょ・・・・聖女様!?」
呼ばれる声に反応してはっと意識が現実世界に引き戻される
「ごめんなさい、考え事をしていました、何の話をしていましたか?」
声のする方を向かずに視線はまだ定まらず焦点があわない、ぼやけて見える
「いえ、何も言わずに立ち尽くしていたので心配になってしまい、考え事をされていたのですね、何を考えておられたのですか?」
「そうね…天啓ともいえることを、考えていたのかもしれないわね…」
冗談でも言って話を流そうとしたとき「おお!そのような時のお声がけして申し訳ありません!!流石は聖女様!かみは!?神はなんと!?」
…冗談のつもりだったんだけど、相手にはそう伝わらなかったみたいね、あぁ、そういえばこいつって私のことを聖女だ聖女だっていって信じ切っていたわね。。。
利用しない手は無いわ
あれ?今何時なのかな?えっと今日のシフトは何時だっけ?朝だっけ?夜だっけ?昼だっけ?
えっと、なんだけ?…なんだっけ?なんだろう、頭の芯が動かない感じ?
何かしないといけないって動かないといけない、するべきことがあるってずっとずっと焦る気持ちが出てくるけどなぁに?
なぁに。なぁになにあににあにあにあにに…
なにもない場所を何もないばしょを、ただ一点をいっかしょを一部分をみつめ見つめ、みつめつづける
…いかなきゃ
壁にかけてある綺麗なドレスを着る、どうしてこれを選んだのだろうか?洋服をしまっているケースがあるのに開く気も起きない
部屋のドアを開ける見覚えがあるようで見覚えがないような不思議な感覚、外に出る為に通路を移動していくすれ違う人たちが気持ちの良い挨拶をしてくれる
誰だろう?だれだっけ?おかしいな、見覚えがあるようで見覚えがない、優しく語り掛けてくれる人がいる、誰だけ?誰だろう?誰なのかな?
真っ白真っ白しろしろしろ
このせかいは、み~んなまっしろ
しろしろ白しろしろ
外に出ようとすると優しく語り掛けてくれた人が呼び止める。
な~に?
じっと待っていると帽子をかぶせてくれた、外は日差しが強いからかぶっていきなさいだって
こくりと頷いて外にでる
日差し?ってなんだろう?
…どこにいけばよかったのかな?どこかにいかないといけないんだよね?どこだっけ?…何処だろう?
てくてくてくてく歩いていくテクテクテクテクあるいていくてくてくてくてくすすんでいく
よく知らない場所に、なんだかわからない場所
いっぱい人がいるみんな何かの前でじっとしている。なんだろう?どうしてそこにいるの?
ぁ、一人だけ色があるひとがいる、真っ黒な髪の色に真っ黒なお洋服、くろくろ黒くろくろくろ
その個だけ色がある、周りのおおきな人達には色がないのにその子だけ色がある…
どうして?
決まっているでしょ、騎士様の大事な御子だからよ
そうだよ、そうじゃない、そうだったわね、嗚呼、そうよ、嗚呼、そうなのよ、嗚呼、そうだったわね…
ここは…そう、墓地ね、あの人だかりは…そう、騎士様のご親戚ね、あの集団に入るのは得策ではないわ。
遠巻きで見守りましょう、その後に、騎士様の墓石がある場所にでも近寄ってみましょう。
そこに、騎士様の心は魂は無いけれど、仮初の墓石でも
愛する妻としてはちゃんと誠意をもってお掃除くらいはしてあげないとね…
大きな大きな木の下で一団が、祈りを捧げ終わるまで待ち続ける待ち続ける、待つのは得意だもの。。。
ずっとずっとずっとずっとず~~っと待っていたんだから待ち望んでいたのだから・・・
誰も居なくなってから、騎士様の…ダーリンの墓石に近づく…ちかづく…
たぶん はな 花 はな? いろ ない わからない ここに なにもない いこう ここに よう ようはない
しせんをかんじる
誰だ?誰がわたしを見ている
視線を感じた方向に眼球を動かして目だけで確認する、見覚えがある、見覚えがない、誰だ?
「聖女様!王都にいらっしゃっていたんですね!」首からなにかぬのをまいて、布、三角巾
ダメじゃない、折れているのだからちゃんと三角巾をバランスよくつけてあげないと、上腕骨から、前腕骨まで骨がぐっちゃぐちゃなんだから
目の前にいる患者に何も言わずに、三角巾のズレを修正し、しっかりとテンションをかけてあげる。
肘関節辺りに余った布部分が出来るのでしっかりと団子状に丸めてきゅっと結んで前腕がずれこまないようにテンションをかけて止める
首元の三角巾の結び目も肩がこらないように首に前腕と上腕の重みが乗り過ぎないように配慮する
「ぁ、そ、そんな、聖女様のお手を煩わせて申し訳ありません、お心遣い痛み入ります。」
「貴方こそ、ちゃんとしないと治る物も治らないわよ?」
なんで?なんでわたしはこいつと会話してるの?だれ?このひとだれ?
「聖女様は・・・いえ、ここで質問こそ無粋の極みですね、祈りを捧げてもよろしいでしょうか?」
「別に、私に確認を取る必要はないわよ、彼の為にも一人でも祈りを捧げてくれるのは…嬉しいと思うわよ。」
墓石の前で、両膝をつき、本来であれば両指を重ねて親指を額に当てて祈るのだが、左腕全部が動かせないので右腕のみで祈りを捧げる
彼の祈りが終わるまで待ち続ける、こいつには聞きたいことがある■■■のことだ、あいつだけはゆるせないダーリンをころしたから ゆるせない
ころしころすころ…短慮はダメよ、殺しただけでは終わらないのよ?わかってるでしょ?最終的な目標を見失わないで。
祈りを終えた男性がすっと立ち上がる
「…ありがとう」
彼のことを思って祈りを捧げてくれる尊き行為に、感謝の言葉を述べると
「いえ、これで、こんなので僕の贖罪は終わらない、これは誓いです。何があろうと僕は王になる、彼と同じ志を胸に抱いて」
そう、だから一人称を僕にしたのね、騎士様もそうだったものね…だーりんのまねごとしても おまえも ゆるすわけないじゃない おうぞくは すべて ころす
二人が何も言わずに立ち止まっていると
「やぁやぁ、こんな場所で奇遇じゃないかー、末席の」
墓石が立ち並ぶ、神聖なる場所に似つかわしくない陽気な声が聞こえてくる
「こ、これは、この様な場所で如何なされましたか」
驚いた表情をしている?本来であれば、滅多に会えない人?…おうぞくだ おうぞくだ おうぞくの かおりがする ころそう? ねぇ? とどくよ のどもとにないふ ないふ!ないふ!!
「ここか?…っち、下らぬ、消えた人物などにどうして、この俺が、祈りなんぞ無駄な行為をせねばならないのだ?」
片腕を怪我した人を突き放して、墓石の前に立つ
しばらく、墓石を眺めていたと思ったら
「っは、弱いから死んだ、何が王族近衛騎士筆頭候補だ、獣ごときに死んでどうする?そのような弱きものが消えて清々するわ、我が王になるころには、本来であればお前が俺を守る席である、横に立つ予定だったのだろう?っは、要らぬわ、獣ごときに負ける雑魚が」
あ?なんつった?こいつ。今何て言った?…ダーリンを ばかに してる ゆるせない
がっと墓石を蹴り倒し、その上に片足を乗せて
「死んでくれて上等、爺が喚き騒めくからわざわざ足をこうやって運んでやったのだ?満足か?負け犬、獣以下の畜生が、堕ちたものだな、近衛騎士の血筋も高が知れるわ」
ころそう うん みらいなんて どうでもいい こいつは このばで 殺す
ドレスの下に身に着けているナイフを取り出そうとしたとき
「兄上!!それ以上の侮辱は、王家の品格を落とす行為ですよ!それ以上は末席だろうとなんだろうと関係がない!許されざる行為だ!!」
その声に動きがとまる、危なかった、本能のままに、致死性の毒を仕込んであるナイフを投げるところだった、学会にも未発表の蛇タイプの獣から抽出した毒、体内に入った瞬間に赤血球が溶けてしまい、脳に酸素がいきわたることが無くなって脳死する毒
いざというときにとっておいた特別な毒…
睨み合う二人、一瞬即発とはこういうことを指すのだろう
「…まだ、見てるとでもいうのか?上を?この俺を超えれると、まだ、お前の心は折れていないのか?…ふぅん、愚者らしく愚弟らしく、腐り果てておればよかったものを」
きびつをかえして、その場からゆっくりと離れていく…いいの? いまなら せなか させるよ? ごえいも あ もうだめだ ごえいが きちゃった
墓場にふさわしくない人が立ち去った後、ゆっくりと倒れた墓石を起こそうとするが結構重い、傷つけないように慎重に起こしてあげないと…
何も言わずに右腕だけでも墓石を起こすのを手伝ってくれる、あら、優しい処もあるのね。偉いじゃない。
起こし終わって傷がついていないか確認し、しっかりと墓石を嵌める窪みに名前が刻まれた墓石をはめ込む、重い墓石を一撃で蹴り倒してってことになるのね、腐っても王族、しっかりと鍛えてはいるってことね…
それじゃ ないふ とどかない?…ええ、そうよ、迂闊に切りかかってたりナイフを投げたりしていたらこの場にいる二人とも王族の命を狙ったものとして首を落とされていたわ、あいつ、私が暗器を持っていると見抜いていた?だから挑発した?少しでも、自分の未来に影響が出る可能性のある人物を合法的に潰す為に?
嫌な相手ね、慎重にいかないとダメよ…そうだね でも あいつだよ? ■■■って
…ぇ?
あなたの きおくの なかにある おうぞく いちらん そのなかに いるよ 顔が似てた…
「聖女様、重ね重ね、大変失礼しました」
がばっと頭を下げる人物に確認しましょう
「ねぇ、私の記憶がね、ふるいから、むかし見た王族のパレードにいた記憶があるのあの人の名前って■■■っでよかったかしら?」
目の前の焦点が合わなくなる、呼吸が浅くなっていく、しかいがぼやけてくる のうが きのう しなくなってくる
「…はい、その通りでございます。名前を確認するということは…」
ばっと奥歯を噛み締め乍ら眉を顰め悔しそうな顔で
「謀殺を、あの一連の、黒幕です…」
右腕の握る拳から血がぽたり、ぽたりと垂れていく…
そうなんだ あいつなんだ ころさなきゃ でも いったいいち だと 勝てないな、どうするか・・・
瞬時に脳内に沸きあがる、王族全てを殺す為に必要な、魔道具一覧、今まで培ってきたありとあらゆる知識が次々と手順を構築していく
獣から奪った未解析だけど、戦闘によってどのような効果を発揮したのか知りえる魔道具なら山ほどある。
毒を生みだし辺り一面を汚染する指輪型の魔道具
・王都主要の水路に落とし込む、井戸に投げ込む、王城に通じる全ての水路に投げ込む
放たれた光が着弾した場所に、一定時間後、または、誰かがその付近を通った瞬間に爆発する両手で持てる大きさの杖型の魔道具
・射程距離は長く、遠い場所から只管、何も考えずに王城や王族のいる場所に放てば城は崩壊する
熱線を放出する片手で持てるサイズの杖型の魔道具
・燃えやすい、引火しやすい油などを王城近くにでも仕込んで連鎖的に燃やしながら王城を焼く、この熱線は鉄なんて飴細工のように融かす
どんなものでも触れたものを高速に射出し打ち出す指輪型の魔道具
・放物線を描くように王都めがけて岩でも何でもその場にある物を降らして圧殺する
一定の魔力ある物であれば瞬時に爆発する物体に換えてしまう指輪型の魔道具
・当然、人も…触れている時間が長ければ長いほど全身全てを爆発させることが出来る…触ったくらいだと皮膚表面くらいしか爆発はしない
後は、壊れてしまっていて使えるかどうかわからない魔道具がいっぱいね。
ありとあらゆるものを組み合わせていけば、いけるわね、魔道具を持ち出すなんて私なら簡単だもの。
あんな糞みたいな王子であれば、嫌っている一派もいるじゃない?それらと繋がりを作れば?作戦に必要な人員は確保できるけれど・・・ダメね。
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呼ばれる声に反応してはっと意識が現実世界に引き戻される
「ごめんなさい、考え事をしていました、何の話をしていましたか?」
声のする方を向かずに視線はまだ定まらず焦点があわない、ぼやけて見える
「いえ、何も言わずに立ち尽くしていたので心配になってしまい、考え事をされていたのですね、何を考えておられたのですか?」
「そうね…天啓ともいえることを、考えていたのかもしれないわね…」
冗談でも言って話を流そうとしたとき「おお!そのような時のお声がけして申し訳ありません!!流石は聖女様!かみは!?神はなんと!?」
…冗談のつもりだったんだけど、相手にはそう伝わらなかったみたいね、あぁ、そういえばこいつって私のことを聖女だ聖女だっていって信じ切っていたわね。。。
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KeyBow
ファンタジー
第18回ファンタジー小説大賞奨励賞受賞
ディノッゾ、36歳。職業、馬車の御者。
諸国を旅するのを生き甲斐としながらも、その実態は、酒と女が好きで、いつかは楽して暮らしたいと願う、どこにでもいる平凡なオッサンだ。
そんな男が、ある日、傲慢なSランクパーティーが挑むドラゴンの討伐に、くじ引きによって理不尽な捨て駒として巻き込まれる。
捨て駒として先行させられたディノッゾの馬車。竜との遭遇地点として聞かされていた場所より、遥か手前でそれは起こった。天を覆う巨大な影―――ドラゴンの襲撃。馬車は木っ端微塵に砕け散り、ディノッゾは、同乗していたメイドの少女リリアと共に、死の淵へと叩き落された―――はずだった。
腕には、守るべきメイドの少女。
眼下には、Sランクパーティーさえも圧倒する、伝説のドラゴン。
―――それは、ただの不運な落下のはずだった。
崩れ落ちる崖から転落する際、杖代わりにしていただけの槍が、本当に、ただ偶然にも、ドラゴンのたった一つの弱点である『逆鱗』を貫いた。
その、あまりにも幸運な事故こそが、竜の命を絶つ『最後の一撃(ラストアタック)』となったことを、彼はまだ知らない。
死の淵から生還した彼が手に入れたのは、神の如き規格外の力と、彼を「師」と慕う、新たな仲間たちだった。
だが、その力の代償は、あまりにも大きい。
彼が何よりも愛していた“酒と女と気楽な旅”――
つまり平和で自堕落な生活そのものだった。
これは、英雄になるつもりのなかった「ただのオッサン」が、
守るべき者たちのため、そして亡き友との誓いのために、
いつしか、世界を救う伝説へと祭り上げられていく物語。
―――その勘違いと優しさが、やがて世界を揺るがす。
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