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Dead End 一つの星が消えた(2)

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彼女がどんなことを感じるのか、どんな気持ちになるのかも何も考えずに愚かな僕は声に流される様に手紙を書いてしまった。
僕が、ぼくが…手紙をかかなければ、心の迷いに打ち勝っていれば、あんなことにはならなかったのに…


その後は、僕の予想通り、聖女様の姿を見てから司祭の態度が一気に軟化した、僕への当たり方も凄く柔らかくなった、お小言も目に見えて減った。
すぐにわかったよ、彼の見た事も無いような態度を見て、僕が見つけた、僕だけの聖女様は、僕だけのモノではなくなったのだと…
あの大地で密かに輝く白き花が、教会という、聖女信仰を司る司祭に見つかってしまった…
よく考えれば迂闊にもほどがあった、彼女の姿は教会に関係する人であれば誰しもが目をひき、心奪われるお姿をしていたのだと…

どうして、手紙を書いていた時にその事に気が付かなかったのか?何処まで僕は先が見えないのか?愚かを極めたらこうなるのだろうか?

自暴自棄になりすぎていたのか、完全に失念していた、聖女様の御心は民を導く清き心だという事を…
その心に数多くの人が魅了され歩み寄るのだと、忘れていた、彼女のカリスマ性を…皆が理想とする聖女様を具現化したかのような清き御心を…

僕は忘れていた


だから


悲劇が起きた…


当然だよね、殺す価値も無いような存在が徐々に勢力を高め調子に乗っているのだとしたらアレが何もしないわけが無かった

浮かれていたんだ、居場所を見つけれたと
浮かれていたんだ、兄のように慕っていた人がまた、兄のように接してくれたことに
浮かれていたんだ、愛する人が近くにいることに、誰にも必要とされていない自分を暖かく受け入れて頭を撫でてくれる母性に
浮かれていたんだ、今まで見向きもされなかった民衆が僕の事を見てくれることに
浮かれていたんだ、何度も打診しても相手すらしてくれなかった貴族たちが手のひらを返してきたことに


だから、罰が当たったんだ


お前は必要とされていないのに、何を浮かれているのだと…




全てを理解した、全てを知った、全ての悪意はそこにあるのだと身に染みる様に切り裂く様に痛みを忘れるなと教えてもらった。
なら、僕がすることは一つしかない、神が、今まで存在なんてしているわけがないと信じていなかった…神の声が僕を導いてくれる…

聖女様を守り切れなかった、不幸を招いてしまった、最悪の結果を生み出してしまった、愚かな存在は、わかっていた、この世界には必要とされていない。
必要とされていないなら、もう捨てても良い、無くてもいい、望まれていないのなら此方からも望むことはない、こんな存在…聖女様も僕の傍に居たくないだろう。
僕のせいでこうなったのだから、僕が全ての責任をとるのが正しいだろうし、何よりもこの湧き上がる感情を抑えきれない、抑える術を

僕は知らない…

自分の命が狙われていたほうがましだった
自分という存在が何処からも不必要だと罵られている方がましだった
世間全てから爪弾きにされている方がましだった
誰からも相手にされていない方がましだった

僕だけが苦しめばよかったんだ、愛する人を…彼女が苦しみを背負う方が!!…ぼくはくるしい…

ただ一人、ただ一人だけでよかったんだ、立場なんて捨てればよかったんだ、あのとき、ぼくはしんだことにすればよかったんだ…



そうすれば、僕は、あの街で、尊敬する人達の傍で幸せに笑顔でいれたんじゃなかったのかな?



なんどもなんども、あの日からずっとずっと後悔して来た、言葉にすることすら躊躇っていた言葉が溢れ出てくる、今まで抑え込んできた感情が怒涛の波のように襲い掛かってくる。

もう、なにもかも、どうでもいい、このかんじょうをぶつけてしまおう、すべてを、このさきも


いらない


全身から力が溢れ出てくる、この力を制御する方法を僕は知らない…
どうやってこの溢れ出る力を、全ての元凶にぶつけたらいいのかわからない、だからといって悩んでいる時間は一秒ですら惜しい、今もこの瞬間も僕の命は消えていっているのがわかる、どうすれば、どうすればいい!?

【力を貸そうか?】

耳鳴りの奥から聞こえてくる、神の声、その声に縋りつく、僕に幼い頃から何度も何度も、聞こえていたような、懐かしい声に誘われるままに、体が動き出す。
兄と慕っている人物から、手のひらにギリギリ収まる程度のそこそこ大きなエンブレムを受け取る
三角形の形を模していて、中央には目が閉じているエンブレム…それを受け取った瞬間に自分の力が何をすべきなのか教えてくれる。力の扱い方を教えてくれる

溢れ出る魔力を有効的に使う方法を教えてくれる、願えば魔力を代償に全てを叶えてくれる。

僕が知りうる限りの最強へと僕を変貌させてくれ!
僕の中にある、忘れることが出来ない、こびり付いた…
誰も勝てない力の権化、あの日、あの場所で遭遇した死の象徴、死という概念以外、何もない、何も感じ取れない圧倒的で絶望的な死そのもの。

デッドラインで見た悪魔に俺を変えてくれ…

願いが聞き届けられたのか、自分の体が急激に変化していくのがわかる!
体の形が変わるにつれて心も変わっていくように感じた、今まで抑えつけていた全てから…解き放たれた様な何とも言えない解放感、全てのしがらみから解放された気分になる
溢れる力と心のパワーによって俺のパワーが溢れ出るパワーが全てを解決するぱわーが声となって溢れ出る様にさけぶ

溢れ出ていくパワーが抑えきれなくなる一刻も無駄に出来ない、一刻も早くアレを引き裂きたい!その願いをぶつける様に地面を蹴る。
地面を蹴っただけであり得ない程の高さとなる、パワーが全てを解決する

幾度か地面を蹴るだけで、王門を越えて、王城内に難なく入ることが出来る、感じるぞ、かんじるぞかんじるぞぉ!!!

諸悪の根源が何処に居るのか神が俺にみちをぉ!示してくれるぅぅぅ!!!

着地の際に凄まじい音を出してしまったからか、俺が雄たけびを上げながら飛んできたからか知らないが、俺の前に有象無象がわらわらとでてくる、がぁ!俺のパワーの前に何も抵抗なぞ出来ぬ!あの巨躯の力の権化ですら指先一つで止めるほどだぁ!

貴様ら程度の雑魚共にこのパワーが止められると思うなよ!!!

襲い掛かってくる有象無象を変貌した鋭い爪で引き裂いてはその辺に捨て、溢れ出る握力によって砕いては捨て、剛腕によって胴体をねじり切っては捨て、硬く硬質化した拳によって兜を砕く様に粉砕しては捨て、槍のように尖った爪を鋭く揃え真っすぐに突きだして胴体を貫いては捨て、駆け寄ってくる敵を平手打ちをするように殴打しては吹き飛ばす様に捨て…

目的を果たすまでは止まることを知らぬ!俺はおれは!あの死の象徴だ!誰にも止めれると思うなかれ!!
進み続ける…駆け抜ける…狙いはただひとつ!!!いぃぃれぇえぇぇぶぅぅぅぅんん!!!

エンコウ・センア・イレブン!!おまえさえおまえさえおまおままおあああおあ!!

溢れ出る怒りの感情が視界を狭めていく、それでも敵の姿だけは見え続けている、今もきっとほくそ笑んでいるいけ好かない糞野郎の姿だけは常に見えている、見えているぞおおおおおお!!!ころしてやるころしてやるころしてやるころしてやるころしてやるころしてやるこころしてやややるるぅぅぅうぅぐぶぅぅぅ

全てをなぎ倒し、壁だろうが柱だろうが溢れ出るパワーによって粉砕ぶち壊し砕き折って最短で走り抜ける
もう少しでアレの前!眼前に迫ろうとしたときだった


俺の快進撃を唯一止めれるであろう人物が…全ての装備を揃え待ち構えていた…


その姿を見て流石の俺も一瞬だけ冷静になる…
お互い、姿を見た瞬間から臨戦態勢をとる、相手の攻撃を、出方を探る…
俺からすれば相手の手札を知っているが相手は俺を未知の化け物だと思っているだろう、その部分だけが唯一勝てるアドバンテージとなる!
勝機というものがあるとすれば、その一点を除いて他にはないだろう…

冷静になって気が付いたのだが、俺の体は少しずつ、すこしずつ、確実に出力が、力が落ちてきているのを感じた・・・
アレを引き裂き縊り殺す力を残す為にも、時間をかけるわけにはいかない、如何な師匠と言えどこの力をもってすれば勝てる!一撃必殺、即殺で!決める!!

瞬時に対人戦闘の為に鍛えぬいた、師匠に鍛え抜かれた騎士が人と闘うための姿勢をとる。
自分の腕を一撃必殺、始祖の槍と見立て構え、誰も捉えることのできない速さで踏み込んで…穿つ!!

渾身の突きを繰り出そうとした瞬間、瞬時に脳裏に過る全てが失敗へと帰結する映像…

相手は俺の動きを見て、構えを見て俺が突きを繰り出す前に予測して動いている、これでは当たらない!?
今の俺は人の姿をしていない、人であれば捉える為に殺しはしないだろうが、今の俺にその様な配慮は無い!つまり、容赦のない必殺の一撃によって俺の命は刈られる!?

前に突き出した拳は、既に動き前へ向かっている…

だめだ、だめだ!腕を伸ばしきってはだめだ!切られる、腕か俺の首が切られる!!

必死に勢いを殺す様に足を踏ん張ると地面がバゴンっと豪快な音と共に凹む、そのおかげで俺の拳は伸び切る前に手元に戻すことが出来たが、その衝撃を殺しきることが出来ず前のめりになるように大勢が崩れてしまう!?
相手の攻撃から逃げるように、斜め前に向かって転がると俺の首があった場所が敵から繰り出さそうとしている必殺の一撃を放つために陣取っていた…
危なかった、転がらなかったら俺は必殺の一撃によって首をはねられ死んでいた。

俺の弱腰、逃げ腰、悪癖が功を奏した

無策に力任せに飛び込んでいれば確実に死んでいた。

オチツケ、おちつけ!おちつけ!!激情に流されて勝てる相手ではない!パワーだけに任せてどうにか出来るほど敵はぬるくない!!
ここぞという時にいつも、失敗する、俺の悪い癖をここでは発揮してはいけない、冷静になりたいところだが…悠長に構える時間はない…

冷静に、俺が最も得意とした動きを思い出す、左手は盾を持つように構え、右手は体を捻って敵の死角に置く、必殺の一撃の出どころを見せない、所作を、初動を気取らせない。

時間はない、敵の出方を伺うわけにはいかない、アドバンテージを生かす!!

左手を、腕を盾のように見立て、突進する、盾を使って敵の動きを封じるようにシールドバッシュをぶつける!!
俺の溢れ出るパワーであれば幾ら、師匠と言えど!ふうじこ

あと一歩で敵の懐に届き俺の左腕に貯めたパワーで抑え込める寸前…つい師匠の目を見てしまった、その瞬間、俺の体は委縮してしまった。
師匠の敵を抑え込もうとする殺意が殺気が籠った眼光を見た瞬間…過去に渡って幾度となく圧し折られた心が俺の動きを鈍らせてしまった。
勢いが止まってしまった俺の腕は力が抜けてしまったのか、一瞬にして空中へと飛ぶ
俺の腕が空中に飛んだのを目で追った瞬間

目の前に何かが迫ってきているのを感じ、視界を上空から正面へと戻した刹那



「王城を荒らす不届きモノには死を!」



俺の物語は…ここで終わった。


敵の首を飛ばし、剣に付着した血を払い、腰布で拭い、片手剣を鞘に納める…全てが終わったのだと戦いを固唾を飲みながら見守っていた周囲から歓声が沸き上がる…
本来、賊を打倒したのだから、直ぐにでも晴れ晴れしくその歓声に応えてやるのが正解なのだが…出来そうもない。
何故なら、敵を切ったのに俺の心はざわついている、湧き上がる違和感と心の奥底で燻ぶる感情が何か、何なのか理解できない…


俺は…何を切った?…


どうして、俺はこんな答えを導き出したのか理解が出来ない、いや、理解しようとしているのだが、したくない…

どうして、獣が、俺の、俺たちの騎士団が流派の動きを?槍の構えに、盾の構え…どうみても、どうかんがえても、あれをとくいとするじんぶつをおれはしっている

違う違うと何度も頭の中で否定するが、感じた事実がそれを否定させてくれない、あれは、訓練された騎士団の動き、一目見ただけで真似できるものではない…

切った敵が人ではないと確かめるように、切り落とした首を見るがどう見ても異形なるもの…
人の顔ではない、何かに苦しみ苦悶した表情、死してもなお、世界の全てを、余すことなく殺したいと願う程に憎んでいると伝わってくる、感じたことのない憎悪が感じ取れる…


それだけじゃない、いわかんは、そうじゃない、拭いきれないのはそこじゃない、人か獣を切ったかどうかじゃない!
俺は、知っている、あのここぞというところで踏ん切りがつかなくて何度もなんどもなんども、叱りつけた馬鹿弟子を…
唯一褒めた馬鹿弟子の動きがどうしてもあたまからはなれない

そんなことがあるはずがない、ここ最近の、彼の活躍は、み、耳にしている、だ、だから、彼は、教会にいるはずだ、こ、こんな、ありえない、ありえない
おれ、は、守るべきおうぞくを



このてに かけたのか?



自然と誓いの剣を握るが剣は何も応えてくれることは無かった…


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