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とある人物達が歩んできた道 ~ 今後の予定 ~ ⑤
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「…ぇ?なんていったの?」
聞き間違えたのかな?っという顔で此方を見てくるので名簿の中に記載されている、ある人物の名前を指さすと不思議そうな顔をされる
「…この人?が、どうしたの?ぁ、確かに平民の出自って書かれているのに家名があるから?えっと、あれ?この家名って…ん~、何処だっけ?見覚えが、あるけれど?何処だったっけ?」
その家名は確か、騎士様が名乗っていた家名、よね?長い間、この家名を見ていないから、間違いない!って、自信をもってそうだよっと言えない。
長年、拝見することも無く、話題に出る事も無かった、だけれど、愛する人の名前を忘れることはない、間違いは無い!と、思うのだけれど、ここ数年、色々とありすぎて記憶が混乱しているのと、混濁している部分が、あるの…よね…
でもね、ここ数年で判明したというか、当初は疑問に思っていても質問してもいいのか悩んでいた部分があるのよね。
あれから色々とあった今でも、お義父様と、そのご家族の方々に懇意にさせてもらっている。
お義父様も退役されてからお暇なのか、時折、文を頂くことがあるのよね。
本当の娘のように慕って欲しいとよく言われるけれど、何処となく何か、いいえ、これ以上は邪推ね考えてはいけない事よね。
そんなわけで、送られてきた文にはしっかりと返事は返しています。筆まめな性格ではないけれど、こういう繋がりがあるのも良いものだと当時も今も感じているから、お義父様に迷惑にならない範囲でやり取りをしている。
手紙を送りあっていれば、色んな話題が出てくるわけで、私が知らないことをたくさん教えていただくことがおおいのよね。
初めて文が送られてきた際にお義父様の家名が書かれているのを見た時に疑問だったのよ、騎士様とお義父さまの家名が違っていたことに。
つまりは、騎士様が名乗っている家名はお義父様から受け継いだモノではないのだとその時、初めて知ったのよね。
独立した際に家名を変えて分家とすることはよくあることだから、私はてっきりそういうものなのかと思っていた。
この疑問を、お義父様にお聞きした時に分家という考えはなく、独立した際に独自に家名を名乗ることはあるとしても、あいつは独立の際に平民へとなるということで、家名は私に返し、一人の平民として生きると宣言している。つまりは、騎士様には家名が無いし、自ら貴族への仲間入りするために家名を授かりに行ったとは思えれない…
では、あの家名は誰のモノ?誰から継いでいる家名?
考えられることって、一つだけよね?平民だと思っていた奥様が実は貴族だったってこと?息子さんの欄に書かれている家名は奥様が継いでいる家名?
騎士様はあの人の家へと嫁いだって形で在れば、その家名を名乗るは至極当然…
そうなると、あの人って平民では、ないってことなのかしら?それって、おかしいわよね?
自分が知りうる情報と些細な気にするような内容では無いけれども、小さな違和感を感じる。
違和感を感じたら危険だというのがここ数年で得られた教訓なのよね…だからといって、お義父様にこの家名についてご存じですか、なんて聞けない、踏み込めない、踏み込む勇気がない。
過去…騎士様に、もう少し、家庭の事情とかを深く踏み込んでお聞きすればよかったと、今にして後悔ではないけれど、そんな事を考えたことはないわけではない。
後悔していても、当時の私達の街ではそういった置いてきた過去や、知られたくない事情に踏み込み過ぎることをタブーとされているから、踏み込むと嫌われる可能性が高かったのよ…勇気を出す云々じゃなく、マナーとしてしてはいけないって感じだったもの。
だから、当時の私は色んな事を、騎士様の全てを知りたくて知りたくて…何度も何度も葛藤して来たわよ…聞きたくても、喉から音が出たことが無いのよね…
だから、そういった事をね、気兼ねなく聞けるくらい親密な仲…
つまりは、夫婦といった特別な、親愛なる隣人とお互いが認め合った後に聞こうと、ベッド中で甘いトークの中で聞けたら最高じゃないって妄想していたのよね…
つまり、それくらい周囲の目がある中、そういった会話内容を出すことが事態が憚れるものなのよ…
もっともっと、親密になってからじゃないと聞くに聞けなかったからなのよね…
人様の過去に土足で踏み込むような事が禁止されている様な雰囲気でもね、自ら話すことはいいのよ?
なので、お子様の事を全く知らないわけじゃないのよ?騎士様って子煩悩って程ではないけれど、時折、何かの弾みで息子さんの話題はちょくちょくと、いろんな方にされていましたから、当然、私にもその話題をしてくれたことがあるので、お子様のお名前はしっかりと覚えているし、どんなお子様なのかも知っている。
名付けた名前の意味も教えてもらっているから記載されている名前を見間違いは、無いと、思うのだけれど…
教えて頂いた名前の意味が、確か、勇気ある人へと育って欲しいっと言う意味があるとお聞きしている。
珍しい名前だとはいえ、同じ名前って可能性は否定できないし、間違いようがないと…思う!
けれども、可能性を…別人の可能性もあるということかしら?名前が被るってことは意外とあるのよ。
あるのだけれど、この考えは無理がありすぎると自分の中で否定してしまう。考えるだけ無駄じゃないかしら?
きっと、本人よ、家名に関しては追々、何かきっかけでもあればっでいいわね。
二人とも黙って何かを考えていると、姫ちゃんの方でも答えが出たみたいで話始める
「う~ん、まぁ、特に気にしなくてもいいかな?だけど、一応、この件に関してはちょっと気になることがあるから、私の方でも調べなおしてみる、もしかしたら書類作成の時点で何かのミスで家名がずれて記載してしまったっていう単純なミスってことも考慮しないとね~」
ぁ、成程、確かにそれもそうよね、誰だって失敗することもあるわよね…
あるけれど、姫ちゃんに渡す書類で不備って珍しいのよね…そこの部分は違う気がするけれど、確認は大事よね。
少し悩みながらも何か思い出したのか、何か思い当たる部分があるのか一瞬だけ、何かに気が付いた顔をする
「あーうん?うん、うん?そうだよね?…流石に、だよね?王都の血筋が二人もこの街に来るなんて、王家が黙っていないと思うし…いや、寧ろ、そうなってほしいっと言う思惑がある?」
眉間に皺を寄せて困惑しているけれど、王家?…ん?王家の血筋?が二人?…誰と誰よ?
少し考えると、王家と関りがあるのは確かだと直ぐに気が付く。
ぁぁ、そっか、そっか?騎士様もある意味、王家の血筋的な、そんなニュアンス的な感じかしら?あの一族は代々王家を守り続けている騎士の家系だもの。
「うん、お母さんが気にしたくなる騎士様、そのご子息について、気になることが、あると思うけれど、一旦置いといて、私の本題、こっちこっち」
そうね、私が気になったことは姫ちゃんに調べてもらえれば直ぐになんとかなりそうな気がするし、それよりも、姫ちゃんが相談しに来るほどの人物よね?
トントンっと指を叩いて名前を見せてくるけれど、家名も無く出自の項目は、平民って、なっているけれど、この人がどうかしたの?
見知らぬ名前に、特に問題なく、有り触れている様な有り触れていない様な、普通の名前…王家特有の名前でも無し
私が知る限りの王族の名前なんて、街に住んでいる人達も大差ないわけだけど…うーん??本当に王族?
「うん、お母さんが首をかしげるのもさ、正しい反応だよ?でもね、これはね、書類ミスとかそういった云々ではないの、こっちは正真正銘、本家本元、王家の血筋!厄介なことにね、アレを玉座から引きずり落として次の王へと祭り上げることが出来る、次の王候補として名前が挙がっている人物…ここに志願して来たってことは、亡命しにきたのかな?」
最後の言葉を言い終わると悲しそうな顔をするけれど、知り合い?
王家の血筋で尚且つ、王候補として次の王に成る可能性がある人物?…でも、書類では平民よ?間違いじゃないの?でも、姫ちゃんがここ迄、断定するってことは間違いではなさそうね。
顎に手を当てて、名前を見てみるが、有り触れた名前ではない、かといっておかしくもなし、どう見てもあからさまな偽名って感じではないのよね。
「この人って、本当に?王族特有の名前、では、ないわよ?」
「そりゃ、そうだよ、偽名だもん」
…偽名?この名前が偽名?どうして、それを姫ちゃんが知っているの?王族が偽名を名乗っているのであれば、それを知りえる術ってかなり難しいのでは?
「どうして私が知っているのかって疑問に思ってそうだけど、念のためにね、末席に頼んで用意してもらっていたの、王家に関する機密書類…それを見たからこそ知ってるってわけなんだよね」
ふむ、筋は通っているわね、前回の一件で末席は姫ちゃんに頭が上がらないみたい。いつの間にか、そんな事を頼んでいたのね。
そうそう、あいつ、たまーに、この街にこそっとお忍びで遊びに来るのよね~…
この間、嬉しそうな、申し訳なさそうな表情で姫ちゃんには頭が上がらないんですよーって、話題に出していたのよね。
顔を知っている人達からすれば、また来たのかって感じなのよね。仕事しろってのって注意したら、したり顔で反論してくる辺りちょ~っと生意気になってるのよね!
『王都からこの街まで往復だったら1日の休暇があれば大丈夫なんですよね!』って屈託のない笑顔でいいやがって!くんな!後、司祭様も一緒に遊びに来るな!変装なのかOFFというアピールなのか、褒めてもらいたいのか知らないけれど!有り触れた流行りの服装で遊びに来ないでよね!言い寄ってくんな!飯に誘うなっての!!私は忙しいから帰れ!
っていうことがね、頻繁ではないけれど、月に一度くらいの頻度であるのよ…まさか、舗装されて車という便利なものが出来てしまい、野党などが完全に壊滅したため、夜道は安全…それら全ての影響がこんな作用を生み出すとは思っても居なかったわね…お手軽に遊びにこれるからってこないでよ!まったく…
聞き間違えたのかな?っという顔で此方を見てくるので名簿の中に記載されている、ある人物の名前を指さすと不思議そうな顔をされる
「…この人?が、どうしたの?ぁ、確かに平民の出自って書かれているのに家名があるから?えっと、あれ?この家名って…ん~、何処だっけ?見覚えが、あるけれど?何処だったっけ?」
その家名は確か、騎士様が名乗っていた家名、よね?長い間、この家名を見ていないから、間違いない!って、自信をもってそうだよっと言えない。
長年、拝見することも無く、話題に出る事も無かった、だけれど、愛する人の名前を忘れることはない、間違いは無い!と、思うのだけれど、ここ数年、色々とありすぎて記憶が混乱しているのと、混濁している部分が、あるの…よね…
でもね、ここ数年で判明したというか、当初は疑問に思っていても質問してもいいのか悩んでいた部分があるのよね。
あれから色々とあった今でも、お義父様と、そのご家族の方々に懇意にさせてもらっている。
お義父様も退役されてからお暇なのか、時折、文を頂くことがあるのよね。
本当の娘のように慕って欲しいとよく言われるけれど、何処となく何か、いいえ、これ以上は邪推ね考えてはいけない事よね。
そんなわけで、送られてきた文にはしっかりと返事は返しています。筆まめな性格ではないけれど、こういう繋がりがあるのも良いものだと当時も今も感じているから、お義父様に迷惑にならない範囲でやり取りをしている。
手紙を送りあっていれば、色んな話題が出てくるわけで、私が知らないことをたくさん教えていただくことがおおいのよね。
初めて文が送られてきた際にお義父様の家名が書かれているのを見た時に疑問だったのよ、騎士様とお義父さまの家名が違っていたことに。
つまりは、騎士様が名乗っている家名はお義父様から受け継いだモノではないのだとその時、初めて知ったのよね。
独立した際に家名を変えて分家とすることはよくあることだから、私はてっきりそういうものなのかと思っていた。
この疑問を、お義父様にお聞きした時に分家という考えはなく、独立した際に独自に家名を名乗ることはあるとしても、あいつは独立の際に平民へとなるということで、家名は私に返し、一人の平民として生きると宣言している。つまりは、騎士様には家名が無いし、自ら貴族への仲間入りするために家名を授かりに行ったとは思えれない…
では、あの家名は誰のモノ?誰から継いでいる家名?
考えられることって、一つだけよね?平民だと思っていた奥様が実は貴族だったってこと?息子さんの欄に書かれている家名は奥様が継いでいる家名?
騎士様はあの人の家へと嫁いだって形で在れば、その家名を名乗るは至極当然…
そうなると、あの人って平民では、ないってことなのかしら?それって、おかしいわよね?
自分が知りうる情報と些細な気にするような内容では無いけれども、小さな違和感を感じる。
違和感を感じたら危険だというのがここ数年で得られた教訓なのよね…だからといって、お義父様にこの家名についてご存じですか、なんて聞けない、踏み込めない、踏み込む勇気がない。
過去…騎士様に、もう少し、家庭の事情とかを深く踏み込んでお聞きすればよかったと、今にして後悔ではないけれど、そんな事を考えたことはないわけではない。
後悔していても、当時の私達の街ではそういった置いてきた過去や、知られたくない事情に踏み込み過ぎることをタブーとされているから、踏み込むと嫌われる可能性が高かったのよ…勇気を出す云々じゃなく、マナーとしてしてはいけないって感じだったもの。
だから、当時の私は色んな事を、騎士様の全てを知りたくて知りたくて…何度も何度も葛藤して来たわよ…聞きたくても、喉から音が出たことが無いのよね…
だから、そういった事をね、気兼ねなく聞けるくらい親密な仲…
つまりは、夫婦といった特別な、親愛なる隣人とお互いが認め合った後に聞こうと、ベッド中で甘いトークの中で聞けたら最高じゃないって妄想していたのよね…
つまり、それくらい周囲の目がある中、そういった会話内容を出すことが事態が憚れるものなのよ…
もっともっと、親密になってからじゃないと聞くに聞けなかったからなのよね…
人様の過去に土足で踏み込むような事が禁止されている様な雰囲気でもね、自ら話すことはいいのよ?
なので、お子様の事を全く知らないわけじゃないのよ?騎士様って子煩悩って程ではないけれど、時折、何かの弾みで息子さんの話題はちょくちょくと、いろんな方にされていましたから、当然、私にもその話題をしてくれたことがあるので、お子様のお名前はしっかりと覚えているし、どんなお子様なのかも知っている。
名付けた名前の意味も教えてもらっているから記載されている名前を見間違いは、無いと、思うのだけれど…
教えて頂いた名前の意味が、確か、勇気ある人へと育って欲しいっと言う意味があるとお聞きしている。
珍しい名前だとはいえ、同じ名前って可能性は否定できないし、間違いようがないと…思う!
けれども、可能性を…別人の可能性もあるということかしら?名前が被るってことは意外とあるのよ。
あるのだけれど、この考えは無理がありすぎると自分の中で否定してしまう。考えるだけ無駄じゃないかしら?
きっと、本人よ、家名に関しては追々、何かきっかけでもあればっでいいわね。
二人とも黙って何かを考えていると、姫ちゃんの方でも答えが出たみたいで話始める
「う~ん、まぁ、特に気にしなくてもいいかな?だけど、一応、この件に関してはちょっと気になることがあるから、私の方でも調べなおしてみる、もしかしたら書類作成の時点で何かのミスで家名がずれて記載してしまったっていう単純なミスってことも考慮しないとね~」
ぁ、成程、確かにそれもそうよね、誰だって失敗することもあるわよね…
あるけれど、姫ちゃんに渡す書類で不備って珍しいのよね…そこの部分は違う気がするけれど、確認は大事よね。
少し悩みながらも何か思い出したのか、何か思い当たる部分があるのか一瞬だけ、何かに気が付いた顔をする
「あーうん?うん、うん?そうだよね?…流石に、だよね?王都の血筋が二人もこの街に来るなんて、王家が黙っていないと思うし…いや、寧ろ、そうなってほしいっと言う思惑がある?」
眉間に皺を寄せて困惑しているけれど、王家?…ん?王家の血筋?が二人?…誰と誰よ?
少し考えると、王家と関りがあるのは確かだと直ぐに気が付く。
ぁぁ、そっか、そっか?騎士様もある意味、王家の血筋的な、そんなニュアンス的な感じかしら?あの一族は代々王家を守り続けている騎士の家系だもの。
「うん、お母さんが気にしたくなる騎士様、そのご子息について、気になることが、あると思うけれど、一旦置いといて、私の本題、こっちこっち」
そうね、私が気になったことは姫ちゃんに調べてもらえれば直ぐになんとかなりそうな気がするし、それよりも、姫ちゃんが相談しに来るほどの人物よね?
トントンっと指を叩いて名前を見せてくるけれど、家名も無く出自の項目は、平民って、なっているけれど、この人がどうかしたの?
見知らぬ名前に、特に問題なく、有り触れている様な有り触れていない様な、普通の名前…王家特有の名前でも無し
私が知る限りの王族の名前なんて、街に住んでいる人達も大差ないわけだけど…うーん??本当に王族?
「うん、お母さんが首をかしげるのもさ、正しい反応だよ?でもね、これはね、書類ミスとかそういった云々ではないの、こっちは正真正銘、本家本元、王家の血筋!厄介なことにね、アレを玉座から引きずり落として次の王へと祭り上げることが出来る、次の王候補として名前が挙がっている人物…ここに志願して来たってことは、亡命しにきたのかな?」
最後の言葉を言い終わると悲しそうな顔をするけれど、知り合い?
王家の血筋で尚且つ、王候補として次の王に成る可能性がある人物?…でも、書類では平民よ?間違いじゃないの?でも、姫ちゃんがここ迄、断定するってことは間違いではなさそうね。
顎に手を当てて、名前を見てみるが、有り触れた名前ではない、かといっておかしくもなし、どう見てもあからさまな偽名って感じではないのよね。
「この人って、本当に?王族特有の名前、では、ないわよ?」
「そりゃ、そうだよ、偽名だもん」
…偽名?この名前が偽名?どうして、それを姫ちゃんが知っているの?王族が偽名を名乗っているのであれば、それを知りえる術ってかなり難しいのでは?
「どうして私が知っているのかって疑問に思ってそうだけど、念のためにね、末席に頼んで用意してもらっていたの、王家に関する機密書類…それを見たからこそ知ってるってわけなんだよね」
ふむ、筋は通っているわね、前回の一件で末席は姫ちゃんに頭が上がらないみたい。いつの間にか、そんな事を頼んでいたのね。
そうそう、あいつ、たまーに、この街にこそっとお忍びで遊びに来るのよね~…
この間、嬉しそうな、申し訳なさそうな表情で姫ちゃんには頭が上がらないんですよーって、話題に出していたのよね。
顔を知っている人達からすれば、また来たのかって感じなのよね。仕事しろってのって注意したら、したり顔で反論してくる辺りちょ~っと生意気になってるのよね!
『王都からこの街まで往復だったら1日の休暇があれば大丈夫なんですよね!』って屈託のない笑顔でいいやがって!くんな!後、司祭様も一緒に遊びに来るな!変装なのかOFFというアピールなのか、褒めてもらいたいのか知らないけれど!有り触れた流行りの服装で遊びに来ないでよね!言い寄ってくんな!飯に誘うなっての!!私は忙しいから帰れ!
っていうことがね、頻繁ではないけれど、月に一度くらいの頻度であるのよ…まさか、舗装されて車という便利なものが出来てしまい、野党などが完全に壊滅したため、夜道は安全…それら全ての影響がこんな作用を生み出すとは思っても居なかったわね…お手軽に遊びにこれるからってこないでよ!まったく…
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