352 / 683
Dead End ユ キ・サクラ (96)
しおりを挟む
少し考えてみる、白き黄金の太陽っという人物像、彼の英雄譚を覚えている範囲で思い出す。
聖女と共に世界を救い、王族を導いた…ん?白き聖女?今代だと…私か?
…ぁ、なるほど、そういうこと?その人物のように白き聖女と共に世界を救う為に立ち上がれって意味?
なーる?なるなる?つまり、滅びた私と超絶美貌の彼とは、それはもう、ベストパートナーと言わんばかりの関係性にまで進展する寸前だったり?
その一歩を踏み出す為のきっかけとして、滅びた世界線の超絶美貌の彼が今代の彼にその決心をさせるための言葉を託したって事かい?
なーる?ほど、ね?その可能性もさもありなん、いやー、聖女としての自覚がゼロだから、回りくどくて気が付かなかったなーっでへへ…
いやー、モテる女は大変だなー、なんて、一人で納得していると
「ああ、そうだとも、俺が彼のように、英雄に成れ、世界を導く存在へと至れっという意味だ」
未来へと進む為に、決断を悩むであろう自分に対して、喝を入れるというか、活を入れるというか、決意を促す為の合言葉って感じか…期待していた内容とは違うんだなぁって、軽く自分勝手にショックを受けてしまう。
成程なぁ、でもさ!そういうのって良いよね!私もそういうのがあれば…過去の私に託すときに決断を早めれるかもしれない。
どんな時であれば、どんな状況下で在れ、どんな立場となっても、どの時代に居たとしても、それを言う事でして欲しいことが伝わる。
少し考えてみたが…残念なことに、私も、そういうのがあればいいんだけど、困ったことに、そういうのって無いんだよなぁ。
…いや、無いわけじゃないか、つっても、実現不可能な夢物語だけどね…
私が、幼い頃に抱いた夢を思い出せっつってね。
っふ、って鼻で笑ってしまいそうになる。
今代の私はその夢を強制的に諦めさせられてんだ、未練を感じるけれども、致し方なし…
色々と、思う事はあるけれども、前へ進めよう、時間がもったいないからね。
「っで、勇気くんは具体的に何をするの?今まで通りユキさんのサポートに徹するの?」
「…今回のっというと、不思議な感覚だが、今回ばかりはユキに任せれる内容だとは思えれない…俺が表に出る」
意外な返答に一瞬だけ、驚きの表情を見せてしまう。
…出れるの?魂の同調を解析している際に見えた未来の私が死んでいった世界では表に出れそうな感じはしなかったよ?
主導権を握れるとは思えれないのだけれど?あれ?勇気くんって残留思念じゃなかったっけ?…うん?なんでそうおもったんだろう?
瞬間に沸いた不思議な感想に戸惑っていると
「説得するために、用意して欲しいモノがある」
真剣な表情で手を握るなよー、手を掴むなよー、先ほどまで考えていた内容が吹っ飛んだんだけどー?にへへ…
こほんっと、心の中で咳ばらいをして、飛びそうになってしまっていた思考を着地させる。ふわふわすんなってのー。
少し冷静になった瞬間に、彼が私に用意して欲しいものがなにか直ぐに理解する。
…ぁ~、把握、理解した~そういうことね、ユキさんに新しい体を用意するからっていうことで、説得するために培養液を見せろってことだね
「いいよ、時間がもったいないから今すぐ行こうよ、あれらは既に…」
滅びた私が用意した資料を基に、完成させてはいないが、理論上出来上がっている組織を培養する特殊な設備。
全ては、この時の為ってこと、っか…大切な人を守るために、明日を諦めさせないためにって名目で押し付けられて未来の私がそんな殊勝なことを言うのかって訝しんだりしたけれど、納得&把握&安堵…巡り巡って自分の為ってことか、いいじゃん、私らしくて、回りくどく言わないで好きな人を籠絡する為ってかけっての。
「地下にある、未来の私が…幼い私に飛ばしてきた情報は有効活用させてもらっているからね」
不敵にニヤリと邪悪な笑みを浮かべてしまうが、彼はそういうのに興味がないのか特に反応することなく返事をしてくれた。
「ああ、頼む」っと、冷静に返されるとちょっと毒気が抜けてしまう。
彼が維持していた空間が、ふっと、消える。それと、同時に、嫌な視線を感じる。
成程、普段から晒されているから気にしていなかったけれど、私達が見つけることが出来ない何かしらの方法で私達を監視しているのかあいつらは…
なめんなっての、前回の私と同じと思うなよ?こちとら、かなりの長い時間、遡ったんだからな。
念のために持ってきている、小さなペンくらいのサイズの魔道具を起動させる
その効果が何を意味するのか、勇気くんはわかったみたいで驚いた表情をしている。
「…凄いな、そんな魔道具があるのか」
「あるよ、っていうか、頑張って作った。これの常時起動型を地下室限定だけど発動しているから、地下室の中は敵に一切悟られないようにしてある、んで、それだけだと、敵が勘ぐってくるから、敵が中を調べようとしたら、本当に地下に用意してある物とは、まったく別の…違うイメージが敵に流れる様に認識を誤認させたりするような幻惑に近い術式も同時に起動してあるから、問題なく地下においで」
つっても?地下室の壁を砕かれて直接中身を観られたら幻惑は解除されてしまうけどね。幻惑の内容も地下に食料を保存しているって感じで惑わしているから、偵察しているやつがそこそこの知恵者なら、違和感が生まれ、何れ、辿り着くだろうね…幻惑が仕込まれているってことに。
それにしても、必要なのかどうか、いるのかどうか悩みながらも、今回の為にっていうか、念のために作った此方、ペン型魔道具!役に立ってる感じだよね?
破邪の力を私と周囲1メートルくらいかな?小さな範囲を結界で包み込む魔道具、小さな魔石で起動させているから~たぶんだけど、もって10分くらいしか維持できないんじゃないかな?っていう、明確な弱点がある。だけれどさ、無いよりかはましでしょ?
ちらりと視線を向けると、緊張した様子が無いリラックスしている、起動する前は少し緊張してたのに、それが薄れている。
表に出るってだけでも彼にとってはストレスなのかもしれない。うん、念のために造っておいてよかったかも。流石は私ってね、先見の明があるってもんよ!
用意しておいた方がいいっと助言して来た未来の私が自慢げに手柄をアピールしてくる。
ふわっと、浮かび上がってくる残滓を手を振るように跳ね除ける、今代の私は私だから、干渉してくんなっての。
「ほら、行こ、時間ないから」
勇気くんの手を握りかえすと
「ああ、行こうか」
優しく、けれども、しっかりと力強く力を込められる。暖かい手…
彼と触れた瞬間、心にも触れれたような気がしたせいなのか、私の頬が熱を帯びるような感覚が生まれ出てくる、まるで、着火剤に焼けた鉄でもつけたかのように
その気恥ずかしから、すぐに前を向き、勇気くんを引っ張っていく。
時間も時間なので道中はお互い一言も話すことなく歩き続ける。正直、今の状況で声を掛けられても、冷静に対処できないから、落ち着くまでそうしてくれると助かる。
歩き続けていると、ふと、並んで歩いている姿が、ガラスに反射して薄っすらと見えた。
その姿を見た感想はだた一つ。
はは、どう見ても親子
勇気くんって見た目が中性的だから、近くで見たら親子って感じよりも兄妹って感じかもしれないけれど、薄っすらとガラスに映った姿だと、勇気くんってさ、中身はオジサンだから、雰囲気がね、年上に見える。堂々としているんだよ、歩き方も胸の張り方も、背筋もしっかりと伸びて前を向いているんだよね。大人のエレガントな雰囲気が漂っているんだよね。
そして、その人の手を掴んで前あるく小さな少女…どうみてもガール…
釣り合わないよね、ガールだとさ…過去のっていうと、何か変な感じがする、時系列で言えば未来になるのか?
滅んだ私は背伸びをしすぎたんだよ、まったく、小さなころから、父性を感じたことが無いからじゃない?
私ってやつは甘えさせてくれそうな人だったら何でもいいんじゃないの?って感じ?
まったく、そういうのに振り回されたから死んだんじゃないのって勘ぐってしまうよね?
恋だの愛だのに囚われちゃったから時間が無かったんじゃないの?まったく、非効率的!そのしわ寄せを私に寄せるなっての。
ちらりと、手を繋いだ相手の顔をちらっと振り返って覗き込むと優しく微笑み返してくれる。
たった、それだけの仕草だというのに、何気ない動作なのに、跳ねるな心臓!頬を染めるな!ったく…自分の体だっていうのに、いうこときかねぇ!
魅了の魔眼のせいだって言いたいけれど…困ったことに、加護のおかげで、そういった精神系統を乱す術式などには多少の耐性があるから…魔眼のせいじゃないんだよなぁ…
未来の残滓共が楽しそうにしているのを見れば見る程、冷静になれるのが救い…かな?
地下室のドアを開き、トントンっとリズムよく慣れた感覚で薄暗い階段を下りていく。
勇気くんは運動神経がいいのかしっかりと私の動きに付いて来てくれる、手を繋ぎながら階段を下りるのって初めてかも?
地下の研究室に入ると、自動で灯りが灯る。
っていうのは見栄をはった!実のところ、ドアを開けた時に、連動して魔石が灯りの魔道具にセットされるように作ってあるだけなのだ。
そういう細かい事を知らない人は足を踏み入れると灯りが付くのだと勘違いする。勇気くんも驚いた表情で灯りが灯った天井を見つめている。
灯りの魔道具も地球にある蛍光灯を模して作ってあるから、見たことが無いでしょうね!
細長くて光る棒の周囲を光を反射させる素材で作って照らしたい方向に光の向きを整えるって考えは、なかなかに近代的でエキセントリックでしょ?
電気は、使ってないけどね!
床や壁の主な素材も、コンクリートとかだから、王都にあるような民家には用いられていない素材!未知に囲まれるのって不思議な感覚だろうね!…
つっても、寮も同じような感じで作ってあるからここは、そこまで驚かないかな?
でもね!一目奥を見れば、非日常!完全なる異世界!!
周囲には見たことのない大型魔道具の数々!
地球の科学を参考にして再現した実験器具の数々!
培養液を錬成するための大型ガラスを搭載してある培養管の数々!
この星の何処を探してもこれ以上の施設はない!って胸を張っていえるほどにマッドな雰囲気!
うん!この雰囲気を一言で伝えると、マッドサイエンティストな雰囲気漂う悪の研究所って感じかな?
私的に言うとすっごく大満足のディテールっすわ!白衣を着るとまた、雰囲気がより一層引き立つってね!
聖女と共に世界を救い、王族を導いた…ん?白き聖女?今代だと…私か?
…ぁ、なるほど、そういうこと?その人物のように白き聖女と共に世界を救う為に立ち上がれって意味?
なーる?なるなる?つまり、滅びた私と超絶美貌の彼とは、それはもう、ベストパートナーと言わんばかりの関係性にまで進展する寸前だったり?
その一歩を踏み出す為のきっかけとして、滅びた世界線の超絶美貌の彼が今代の彼にその決心をさせるための言葉を託したって事かい?
なーる?ほど、ね?その可能性もさもありなん、いやー、聖女としての自覚がゼロだから、回りくどくて気が付かなかったなーっでへへ…
いやー、モテる女は大変だなー、なんて、一人で納得していると
「ああ、そうだとも、俺が彼のように、英雄に成れ、世界を導く存在へと至れっという意味だ」
未来へと進む為に、決断を悩むであろう自分に対して、喝を入れるというか、活を入れるというか、決意を促す為の合言葉って感じか…期待していた内容とは違うんだなぁって、軽く自分勝手にショックを受けてしまう。
成程なぁ、でもさ!そういうのって良いよね!私もそういうのがあれば…過去の私に託すときに決断を早めれるかもしれない。
どんな時であれば、どんな状況下で在れ、どんな立場となっても、どの時代に居たとしても、それを言う事でして欲しいことが伝わる。
少し考えてみたが…残念なことに、私も、そういうのがあればいいんだけど、困ったことに、そういうのって無いんだよなぁ。
…いや、無いわけじゃないか、つっても、実現不可能な夢物語だけどね…
私が、幼い頃に抱いた夢を思い出せっつってね。
っふ、って鼻で笑ってしまいそうになる。
今代の私はその夢を強制的に諦めさせられてんだ、未練を感じるけれども、致し方なし…
色々と、思う事はあるけれども、前へ進めよう、時間がもったいないからね。
「っで、勇気くんは具体的に何をするの?今まで通りユキさんのサポートに徹するの?」
「…今回のっというと、不思議な感覚だが、今回ばかりはユキに任せれる内容だとは思えれない…俺が表に出る」
意外な返答に一瞬だけ、驚きの表情を見せてしまう。
…出れるの?魂の同調を解析している際に見えた未来の私が死んでいった世界では表に出れそうな感じはしなかったよ?
主導権を握れるとは思えれないのだけれど?あれ?勇気くんって残留思念じゃなかったっけ?…うん?なんでそうおもったんだろう?
瞬間に沸いた不思議な感想に戸惑っていると
「説得するために、用意して欲しいモノがある」
真剣な表情で手を握るなよー、手を掴むなよー、先ほどまで考えていた内容が吹っ飛んだんだけどー?にへへ…
こほんっと、心の中で咳ばらいをして、飛びそうになってしまっていた思考を着地させる。ふわふわすんなってのー。
少し冷静になった瞬間に、彼が私に用意して欲しいものがなにか直ぐに理解する。
…ぁ~、把握、理解した~そういうことね、ユキさんに新しい体を用意するからっていうことで、説得するために培養液を見せろってことだね
「いいよ、時間がもったいないから今すぐ行こうよ、あれらは既に…」
滅びた私が用意した資料を基に、完成させてはいないが、理論上出来上がっている組織を培養する特殊な設備。
全ては、この時の為ってこと、っか…大切な人を守るために、明日を諦めさせないためにって名目で押し付けられて未来の私がそんな殊勝なことを言うのかって訝しんだりしたけれど、納得&把握&安堵…巡り巡って自分の為ってことか、いいじゃん、私らしくて、回りくどく言わないで好きな人を籠絡する為ってかけっての。
「地下にある、未来の私が…幼い私に飛ばしてきた情報は有効活用させてもらっているからね」
不敵にニヤリと邪悪な笑みを浮かべてしまうが、彼はそういうのに興味がないのか特に反応することなく返事をしてくれた。
「ああ、頼む」っと、冷静に返されるとちょっと毒気が抜けてしまう。
彼が維持していた空間が、ふっと、消える。それと、同時に、嫌な視線を感じる。
成程、普段から晒されているから気にしていなかったけれど、私達が見つけることが出来ない何かしらの方法で私達を監視しているのかあいつらは…
なめんなっての、前回の私と同じと思うなよ?こちとら、かなりの長い時間、遡ったんだからな。
念のために持ってきている、小さなペンくらいのサイズの魔道具を起動させる
その効果が何を意味するのか、勇気くんはわかったみたいで驚いた表情をしている。
「…凄いな、そんな魔道具があるのか」
「あるよ、っていうか、頑張って作った。これの常時起動型を地下室限定だけど発動しているから、地下室の中は敵に一切悟られないようにしてある、んで、それだけだと、敵が勘ぐってくるから、敵が中を調べようとしたら、本当に地下に用意してある物とは、まったく別の…違うイメージが敵に流れる様に認識を誤認させたりするような幻惑に近い術式も同時に起動してあるから、問題なく地下においで」
つっても?地下室の壁を砕かれて直接中身を観られたら幻惑は解除されてしまうけどね。幻惑の内容も地下に食料を保存しているって感じで惑わしているから、偵察しているやつがそこそこの知恵者なら、違和感が生まれ、何れ、辿り着くだろうね…幻惑が仕込まれているってことに。
それにしても、必要なのかどうか、いるのかどうか悩みながらも、今回の為にっていうか、念のために作った此方、ペン型魔道具!役に立ってる感じだよね?
破邪の力を私と周囲1メートルくらいかな?小さな範囲を結界で包み込む魔道具、小さな魔石で起動させているから~たぶんだけど、もって10分くらいしか維持できないんじゃないかな?っていう、明確な弱点がある。だけれどさ、無いよりかはましでしょ?
ちらりと視線を向けると、緊張した様子が無いリラックスしている、起動する前は少し緊張してたのに、それが薄れている。
表に出るってだけでも彼にとってはストレスなのかもしれない。うん、念のために造っておいてよかったかも。流石は私ってね、先見の明があるってもんよ!
用意しておいた方がいいっと助言して来た未来の私が自慢げに手柄をアピールしてくる。
ふわっと、浮かび上がってくる残滓を手を振るように跳ね除ける、今代の私は私だから、干渉してくんなっての。
「ほら、行こ、時間ないから」
勇気くんの手を握りかえすと
「ああ、行こうか」
優しく、けれども、しっかりと力強く力を込められる。暖かい手…
彼と触れた瞬間、心にも触れれたような気がしたせいなのか、私の頬が熱を帯びるような感覚が生まれ出てくる、まるで、着火剤に焼けた鉄でもつけたかのように
その気恥ずかしから、すぐに前を向き、勇気くんを引っ張っていく。
時間も時間なので道中はお互い一言も話すことなく歩き続ける。正直、今の状況で声を掛けられても、冷静に対処できないから、落ち着くまでそうしてくれると助かる。
歩き続けていると、ふと、並んで歩いている姿が、ガラスに反射して薄っすらと見えた。
その姿を見た感想はだた一つ。
はは、どう見ても親子
勇気くんって見た目が中性的だから、近くで見たら親子って感じよりも兄妹って感じかもしれないけれど、薄っすらとガラスに映った姿だと、勇気くんってさ、中身はオジサンだから、雰囲気がね、年上に見える。堂々としているんだよ、歩き方も胸の張り方も、背筋もしっかりと伸びて前を向いているんだよね。大人のエレガントな雰囲気が漂っているんだよね。
そして、その人の手を掴んで前あるく小さな少女…どうみてもガール…
釣り合わないよね、ガールだとさ…過去のっていうと、何か変な感じがする、時系列で言えば未来になるのか?
滅んだ私は背伸びをしすぎたんだよ、まったく、小さなころから、父性を感じたことが無いからじゃない?
私ってやつは甘えさせてくれそうな人だったら何でもいいんじゃないの?って感じ?
まったく、そういうのに振り回されたから死んだんじゃないのって勘ぐってしまうよね?
恋だの愛だのに囚われちゃったから時間が無かったんじゃないの?まったく、非効率的!そのしわ寄せを私に寄せるなっての。
ちらりと、手を繋いだ相手の顔をちらっと振り返って覗き込むと優しく微笑み返してくれる。
たった、それだけの仕草だというのに、何気ない動作なのに、跳ねるな心臓!頬を染めるな!ったく…自分の体だっていうのに、いうこときかねぇ!
魅了の魔眼のせいだって言いたいけれど…困ったことに、加護のおかげで、そういった精神系統を乱す術式などには多少の耐性があるから…魔眼のせいじゃないんだよなぁ…
未来の残滓共が楽しそうにしているのを見れば見る程、冷静になれるのが救い…かな?
地下室のドアを開き、トントンっとリズムよく慣れた感覚で薄暗い階段を下りていく。
勇気くんは運動神経がいいのかしっかりと私の動きに付いて来てくれる、手を繋ぎながら階段を下りるのって初めてかも?
地下の研究室に入ると、自動で灯りが灯る。
っていうのは見栄をはった!実のところ、ドアを開けた時に、連動して魔石が灯りの魔道具にセットされるように作ってあるだけなのだ。
そういう細かい事を知らない人は足を踏み入れると灯りが付くのだと勘違いする。勇気くんも驚いた表情で灯りが灯った天井を見つめている。
灯りの魔道具も地球にある蛍光灯を模して作ってあるから、見たことが無いでしょうね!
細長くて光る棒の周囲を光を反射させる素材で作って照らしたい方向に光の向きを整えるって考えは、なかなかに近代的でエキセントリックでしょ?
電気は、使ってないけどね!
床や壁の主な素材も、コンクリートとかだから、王都にあるような民家には用いられていない素材!未知に囲まれるのって不思議な感覚だろうね!…
つっても、寮も同じような感じで作ってあるからここは、そこまで驚かないかな?
でもね!一目奥を見れば、非日常!完全なる異世界!!
周囲には見たことのない大型魔道具の数々!
地球の科学を参考にして再現した実験器具の数々!
培養液を錬成するための大型ガラスを搭載してある培養管の数々!
この星の何処を探してもこれ以上の施設はない!って胸を張っていえるほどにマッドな雰囲気!
うん!この雰囲気を一言で伝えると、マッドサイエンティストな雰囲気漂う悪の研究所って感じかな?
私的に言うとすっごく大満足のディテールっすわ!白衣を着るとまた、雰囲気がより一層引き立つってね!
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
『三度目の滅びを阻止せよ ―サラリーマン係長の異世界再建記―』
KAORUwithAI
ファンタジー
45歳、胃薬が手放せない大手総合商社営業部係長・佐藤悠真。
ある日、横断歩道で子供を助け、トラックに轢かれて死んでしまう。
目を覚ますと、目の前に現れたのは“おじさんっぽい神”。
「この世界を何とかしてほしい」と頼まれるが、悠真は「ただのサラリーマンに何ができる」と拒否。
しかし神は、「ならこの世界は三度目の滅びで終わりだな」と冷徹に突き放す。
結局、悠真は渋々承諾。
与えられたのは“現実知識”と“ワールドサーチ”――地球の知識すら検索できる探索魔法。
さらに肉体は20歳に若返り、滅びかけの異世界に送り込まれた。
衛生観念もなく、食糧も乏しく、二度の滅びで人々は絶望の淵にある。
だが、係長として培った経験と知識を武器に、悠真は人々をまとめ、再び世界を立て直そうと奮闘する。
――これは、“三度目の滅び”を阻止するために挑む、ひとりの中年係長の異世界再建記である。
出来損ない貴族の三男は、謎スキル【サブスク】で世界最強へと成り上がる〜今日も僕は、無能を演じながら能力を徴収する〜
シマセイ
ファンタジー
実力至上主義の貴族家に転生したものの、何の才能も持たない三男のルキウスは、「出来損ない」として優秀な兄たちから虐げられる日々を送っていた。
起死回生を願った五歳の「スキルの儀」で彼が授かったのは、【サブスクリプション】という誰も聞いたことのない謎のスキル。
その結果、彼の立場はさらに悪化。完全な「クズ」の烙印を押され、家族から存在しない者として扱われるようになってしまう。
絶望の淵で彼に寄り添うのは、心優しき専属メイドただ一人。
役立たずと蔑まれたこの謎のスキルが、やがて少年の運命を、そして世界を静かに揺るがしていくことを、まだ誰も知らない。
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
ラストアタック!〜御者のオッサン、棚ぼたで最強になる〜
KeyBow
ファンタジー
第18回ファンタジー小説大賞奨励賞受賞
ディノッゾ、36歳。職業、馬車の御者。
諸国を旅するのを生き甲斐としながらも、その実態は、酒と女が好きで、いつかは楽して暮らしたいと願う、どこにでもいる平凡なオッサンだ。
そんな男が、ある日、傲慢なSランクパーティーが挑むドラゴンの討伐に、くじ引きによって理不尽な捨て駒として巻き込まれる。
捨て駒として先行させられたディノッゾの馬車。竜との遭遇地点として聞かされていた場所より、遥か手前でそれは起こった。天を覆う巨大な影―――ドラゴンの襲撃。馬車は木っ端微塵に砕け散り、ディノッゾは、同乗していたメイドの少女リリアと共に、死の淵へと叩き落された―――はずだった。
腕には、守るべきメイドの少女。
眼下には、Sランクパーティーさえも圧倒する、伝説のドラゴン。
―――それは、ただの不運な落下のはずだった。
崩れ落ちる崖から転落する際、杖代わりにしていただけの槍が、本当に、ただ偶然にも、ドラゴンのたった一つの弱点である『逆鱗』を貫いた。
その、あまりにも幸運な事故こそが、竜の命を絶つ『最後の一撃(ラストアタック)』となったことを、彼はまだ知らない。
死の淵から生還した彼が手に入れたのは、神の如き規格外の力と、彼を「師」と慕う、新たな仲間たちだった。
だが、その力の代償は、あまりにも大きい。
彼が何よりも愛していた“酒と女と気楽な旅”――
つまり平和で自堕落な生活そのものだった。
これは、英雄になるつもりのなかった「ただのオッサン」が、
守るべき者たちのため、そして亡き友との誓いのために、
いつしか、世界を救う伝説へと祭り上げられていく物語。
―――その勘違いと優しさが、やがて世界を揺るがす。
おっさん武闘家、幼女の教え子達と十年後に再会、実はそれぞれ炎・氷・雷の精霊の王女だった彼女達に言い寄られつつ世界を救い英雄になってしまう
お餅ミトコンドリア
ファンタジー
パーチ、三十五歳。五歳の時から三十年間修行してきた武闘家。
だが、全くの無名。
彼は、とある村で武闘家の道場を経営しており、〝拳を使った戦い方〟を弟子たちに教えている。
若い時には「冒険者になって、有名になるんだ!」などと大きな夢を持っていたものだが、自分の道場に来る若者たちが全員〝天才〟で、自分との才能の差を感じて、もう諦めてしまった。
弟子たちとの、のんびりとした穏やかな日々。
独身の彼は、そんな彼ら彼女らのことを〝家族〟のように感じており、「こんな毎日も悪くない」と思っていた。
が、ある日。
「お久しぶりです、師匠!」
絶世の美少女が家を訪れた。
彼女は、十年前に、他の二人の幼い少女と一緒に山の中で獣(とパーチは思い込んでいるが、実はモンスター)に襲われていたところをパーチが助けて、その場で数時間ほど稽古をつけて、自分たちだけで戦える力をつけさせた、という女の子だった。
「私は今、アイスブラット王国の〝守護精霊〟をやっていまして」
精霊を自称する彼女は、「ちょ、ちょっと待ってくれ」と混乱するパーチに構わず、ニッコリ笑いながら畳み掛ける。
「そこで師匠には、私たちと一緒に〝魔王〟を倒して欲しいんです!」
これは、〝弟子たちがあっと言う間に強くなるのは、師匠である自分の特殊な力ゆえ〟であることに気付かず、〝実は最強の実力を持っている〟ことにも全く気付いていない男が、〝実は精霊だった美少女たち〟と再会し、言い寄られ、弟子たちに愛され、弟子以外の者たちからも尊敬され、世界を救って英雄になってしまう物語。
(※第18回ファンタジー小説大賞に参加しています。
もし宜しければ【お気に入り登録】で応援して頂けましたら嬉しいです!
何卒宜しくお願いいたします!)
安全第一異世界生活
朋
ファンタジー
異世界に転移させられた 麻生 要(幼児になった3人の孫を持つ婆ちゃん)
新たな世界で新たな家族を得て、出会った優しい人・癖の強い人・腹黒と色々な人に気にかけられて婆ちゃん節を炸裂させながら安全重視の異世界冒険生活目指します!!
神々の愛し子って何したらいいの?とりあえずのんびり過ごします
夜明シスカ
ファンタジー
アリュールという世界の中にある一国。
アール国で国の端っこの海に面した田舎領地に神々の寵愛を受けし者として生を受けた子。
いわゆる"神々の愛し子"というもの。
神々の寵愛を受けているというからには、大事にしましょうね。
そういうことだ。
そう、大事にしていれば国も繁栄するだけ。
簡単でしょう?
えぇ、なんなら周りも巻き込んでみーんな幸せになりませんか??
−−−−−−
新連載始まりました。
私としては初の挑戦になる内容のため、至らぬところもあると思いますが、温めで見守って下さいませ。
会話の「」前に人物の名称入れてみることにしました。
余計読みにくいかなぁ?と思いつつ。
会話がわからない!となるよりは・・
試みですね。
誤字・脱字・文章修正 随時行います。
短編タグが長編に変更になることがございます。
*タイトルの「神々の寵愛者」→「神々の愛し子」に変更しました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる