439 / 683
Dead End ユUキ・サクラ 妖闘桜散 (53)
しおりを挟む
お世話になったんだから報告だけはちゃんとしたよ?(心が)結ばれたってね。
…根掘り葉掘り聞かれそうになったから逃げてから、二人っきりになると聞いてくるんだよなぁ…恋愛脳め!!
ってなわけで、自分の部屋で寝る様にしてる…けど!彼が朝早くないのであれば部屋に突撃するつもりでもある!!にしし!!
部屋に帰ってから寝る前に合わせ鏡を使って背中の状態をチェックする。
うん、全て終わり取り外せれたとしても痕は残るだろうね。だけれど…その先を夢見ている私からすれば些細な問題、体に傷が出来たとしても辛くない。
ネグリジェに着替えてベッドに潜り込むと、すんなりと寝ることが出来た。
そう、泥の中に意識を放り投げなくても目を閉じれば自然と寝れる。
何も不安を感じない、私は満たされた…何も怖くない…
「起きてください姫様、朝ですよ」
体が揺らされる感覚で瞳を開けて思考を起こさせる、不思議な感覚、微睡んでいる様な感覚
薬を使って強引に起こされたわけでもなく、薬の切れ目で意識が浮上したわけでもないのにこんな感覚なんて
何年ぶりだろう?
「本日のご予定ですが、どうされます?何か食べてから診察に参りますか?」
メイドちゃんが寝ぼけている私に質問をしてくれるのは嬉しんだけど、ちょっとまってね、思考が起きてこない…
「…今日は珍しいですね、あまり寝つきが宜しくなかったのですか?」
起きてすぐに動けるのは意識を泥の中に放り込んで常に議論をし続けているからで、それが無く完全に思考を止めていた影響かな?
久しくこの感覚を味わってなかったから覚醒するのに時間がかかるだけ、だと思いたい。
色々と変化が起きたからって可能性も無きしもあらずだけどねー
寝ぼけてるせいか体が重く、自然と溢れ出る欠伸をしながら立ち上がるとメイドちゃんが服を着替えさせてくれる
何か話しかけてくれているが、どうも、頭に入ってこない。私ってこんなに寝起き悪かったかな?…悪かった気がする。
椅子に座らされて薄くお化粧される…最後に口紅を塗ってくれるのだが、赤い口紅を手に持ったの手で制止して違う口紅を指さすと、小さく、ぁ、そう、ですよねっと照れた様な声で返事が返ってくる、はぁん?もう伝わってんの?仲悪いんじゃないの?まぁいいけどさ。
知ってはいるけれど、突いてこない辺り、メイドちゃんはちゃんと弁えている。
違う紅を塗ってもらい、軽く食事を済ませてから病棟に向かう
「おはよう、早いのね」
診察室に入って体に打ち込んだ異物によって人体にどの様な影響があるのか観察を続ける為にも定期健診をしないといけない。
お母さんがこの異物を体内に打ち込むのを協力してくれたのは定期健診を受けるというのが条件の一つ。
体に魔道具を埋め込んでから、もう何日経つんだっけ?…四日前?時間が流れるのが速いね。
今診察しているのが魔石と私を繋ぎ魔力を体内に注ぐために取り付けた魔道具
過去の私が自らの肉体で実験し、魔石から体内に魔力を取り込む為に考案された魔道具…私とお母さんは二人でこの魔道具を改良し、私と勇気くんによって魔石の中に込められた意志が私に影響を与えないようにするためのフィルターとして機能する術式を構築し魔道具へと落とし込むように考案してきた。
その合作が取り付けられている。
ケーブルも軽量化したし、魔石から魔石へと魔力を飛ばす為の魔道具も作ってある。
これによって私は無限に等しい魔力を得たのと同義となる。
なるが、私が短命種だという部分はきっと変わらない、封印術式によって体内から無意味に魔力が抜け出ていくのは殆ど無い、無いが…何処まで生きることができるのかは不明
たぶん、20超えたら上出来…じゃないかな?って、今なら冷静に見つめる事も出来てしまう。封印術式を生まれてすぐにでも施せれば、もしかしたら、私達短命種は普通の人生を歩むことが出来たのかもしれない。
その希望を込めて、封印術式を、私と同じ魔力枯渇症を患ってしまった人に施せるようにするつもりで、何時かは本として発表するつもり
その時に、封印術式って名前じゃ物騒だから名前を変えようという話はしているのだけれど良い名前が出てこない。
それにね、この術は悪用しよう思えば本来の使い方が出来てしまうからね、そこだけが唯一の欠点って感じかな?
「この間の血液検査は特に問題ないわね、魔力測定器も…普段よりも数値が高いわね、不思議なモノが見えたり感じたりはしていない?」
「うん、大丈夫…今のところはね」
含みのある返事を返すと、神妙な顔で頷いている。この言葉が何を意味するのかお母さんは理解している。
だって、過去の私が残してくれたレポートを読んで得られた情報を何度も何度も考察を繰り返して出した推察としては、長い間繋がっていたからだと、私達は推察している。
彼女が未来の為に残してくれた情報の中には、無限の魔力を得た結果、月日が経過していくと変な夢や見えるはずのないモノが見えていたって書かれていたから、繋いで直ぐにはそういった変化が無いと、願っている。
当然、協力者であるお母さんにはそのレポートも見せているっていうか、そのレポートが無かったら絶対に協力してくれていない。説得するための材料としては非常に有効だった。
受け取った情報…レポートを丸写しするかのように書きだして、説得するために渡した中身をのめり込む様に集中して読み切ったお母さんが、大粒の涙を流してしまい、二、三日の間気が滅入るからと塞ぎ込んじゃったからなぁ…あの時って、確か、うん、お母さんまだ死に対して受け止め切れていなかった時期だもんなぁ…タイミングが最悪だってわかっていてもやるしか無かったんだよね。
だって、開発期間を考えれば少しでも早く、研究に取り掛かりたかったから。
お母さんの心情を考えずに突きつけるしか、無かったんだもん。しょうがないって思うしかない。心が無いのかって石を投げられても仕方がない所業だってわかってる、申し訳ないとは今も思ってるよ?
ここに至るまでの経緯を思い出してしまい、心の奥がしんみりとなり多くの瞳から涙が零れ落ちている。私達は復讐者ではあるが、愛する人を傷つけたいわけじゃない。
悲しみを背負い、罪を嘆き、懺悔することを止めないでいると
「…ん?珍しいわね?ここ病棟よ?」
何処かに語り掛けるような口調に視線を上に向けている。この仕草が何を意味するのか、考える迄も無く感じ取る。ある気配を。
叔母様だ、叔母様の気配を感じる
「貴女に一言あるみたいだから一瞬だけ変わるわよ?」
叔母様とお母さんにも大きな変化が起きている、今代では共存?共生?関係になっている。叔母様にも早めにコンタクトを取ったのも二人が共生して力を貸して欲しいから。
叔母様に代わると雰囲気が変わるが、昔のような殺気溢れる他者を寄せ付けない雰囲気はない、その理由は単純明快、彼女に魂の同調で叔母様が探し求め恋い焦がれる存在の有無を伝えたから…お母さんには内緒でね。
「…もし、あの人とあの子が居たら、会いたいの、会えないかしら?」
叔母様には伝えているからこそ、叔母様からしたらこの時を待ちわびていた
過去に起きた死の事件によって…私は会ってしまった、本来、会えるはずのない人物に。
それが誰なのかというと、叔母様が恋焦がれ求め続けている人物、シヨウさんに会ってしまったことを。
会わせれるのなら今すぐにでも逢わしてあげたい、けれど今の私ではまだ彼らを認知することが出来ない。
叔母様にとって何をおいても譲れない部分、その存在がある限り叔母様の心は朽ちていかない。鋼の精神で残り続けてくれると信じていた、その鋼の精神で今もなお自我を保ち続けている。
なら、彼女の目的を叶えてしまったら、叔母様は居なくなるのではないか?って思うでしょ?
実はもう、目的は終わっている、私が欲しかったのは敵の情報や、叔母様が持つ聖女の話、後は術式に関しての手伝いなど。
今となっては、叔母様の役目、協力してもらうことはもう殆ど無いと…思う。
だから、最終決戦が近い今こそ、何か起きる前に逢わせてあげたいと願っているし行動にも移そうと思う。
叔母様の願いを叶えるために、今後は、地下室で色んな事を実行する予定、当然、勇気くんも協力してくれる。
救いたい人が居るから時が来たら手を貸してほしいっていう、約束はね、だいぶ前にお願いしてある。
勇気くんからしたら会いたいのか会いたくないのかわからないけれどね、なので内容は伝えてないけれど、今なら伝えても良いんじゃないかな?って思ってる。
こんな話題を気軽にしてもいいのかって?大丈夫、叔母様とはしっかりと密約を交わしている。
こういった話題の時だけ、絶対に!お母さんには内容が聞こえないようにしてもらっているから問題は無いけれどさー、病棟では勘弁してほしいかなー?
「うん、気配を感じ取れたら教えるし、会えるようになったらその現象を解析して条件を導き出して辿り着いて見せる、だから、待っていて欲しい」
「お願いね…貴女の言葉を信じるわ。唯一辿り着けたのは貴女だけだもの、頼むわよ姪」
そういうと静かに意識が消えていく、叔母様からしても私が魔石と繋がることを待ち望んでいたのだから、逸る気持ちを抑えきれなくなったのだろうね
それに、あの口ぶりだと、こっそり夜中に起きて探してたりしてそう、知り得る知識、その全てを使っても…辿り着けなかったんだろうね。
一つだけ、仮説がある、もしかしたら、敵の邪法下法の類で叔母様は…彼に会えないようになっているのかもしれない。
会ってしまえば心が満たされ破滅を呼ぶという行為を拒絶するから、叔母様の心は強く誰にも曲げることが出来ないほどに、強固…ううん、頑固者だから。
そんな人物とよくお母さんは懐柔出来ているなって思う、きっと、二人が愛する人が同じだから、何とかなってるのかも?
今なら、わかる、馬鹿にできない、それが恋であり愛なんだって…馬鹿にできないよ私もその力で救われているんだから。
…根掘り葉掘り聞かれそうになったから逃げてから、二人っきりになると聞いてくるんだよなぁ…恋愛脳め!!
ってなわけで、自分の部屋で寝る様にしてる…けど!彼が朝早くないのであれば部屋に突撃するつもりでもある!!にしし!!
部屋に帰ってから寝る前に合わせ鏡を使って背中の状態をチェックする。
うん、全て終わり取り外せれたとしても痕は残るだろうね。だけれど…その先を夢見ている私からすれば些細な問題、体に傷が出来たとしても辛くない。
ネグリジェに着替えてベッドに潜り込むと、すんなりと寝ることが出来た。
そう、泥の中に意識を放り投げなくても目を閉じれば自然と寝れる。
何も不安を感じない、私は満たされた…何も怖くない…
「起きてください姫様、朝ですよ」
体が揺らされる感覚で瞳を開けて思考を起こさせる、不思議な感覚、微睡んでいる様な感覚
薬を使って強引に起こされたわけでもなく、薬の切れ目で意識が浮上したわけでもないのにこんな感覚なんて
何年ぶりだろう?
「本日のご予定ですが、どうされます?何か食べてから診察に参りますか?」
メイドちゃんが寝ぼけている私に質問をしてくれるのは嬉しんだけど、ちょっとまってね、思考が起きてこない…
「…今日は珍しいですね、あまり寝つきが宜しくなかったのですか?」
起きてすぐに動けるのは意識を泥の中に放り込んで常に議論をし続けているからで、それが無く完全に思考を止めていた影響かな?
久しくこの感覚を味わってなかったから覚醒するのに時間がかかるだけ、だと思いたい。
色々と変化が起きたからって可能性も無きしもあらずだけどねー
寝ぼけてるせいか体が重く、自然と溢れ出る欠伸をしながら立ち上がるとメイドちゃんが服を着替えさせてくれる
何か話しかけてくれているが、どうも、頭に入ってこない。私ってこんなに寝起き悪かったかな?…悪かった気がする。
椅子に座らされて薄くお化粧される…最後に口紅を塗ってくれるのだが、赤い口紅を手に持ったの手で制止して違う口紅を指さすと、小さく、ぁ、そう、ですよねっと照れた様な声で返事が返ってくる、はぁん?もう伝わってんの?仲悪いんじゃないの?まぁいいけどさ。
知ってはいるけれど、突いてこない辺り、メイドちゃんはちゃんと弁えている。
違う紅を塗ってもらい、軽く食事を済ませてから病棟に向かう
「おはよう、早いのね」
診察室に入って体に打ち込んだ異物によって人体にどの様な影響があるのか観察を続ける為にも定期健診をしないといけない。
お母さんがこの異物を体内に打ち込むのを協力してくれたのは定期健診を受けるというのが条件の一つ。
体に魔道具を埋め込んでから、もう何日経つんだっけ?…四日前?時間が流れるのが速いね。
今診察しているのが魔石と私を繋ぎ魔力を体内に注ぐために取り付けた魔道具
過去の私が自らの肉体で実験し、魔石から体内に魔力を取り込む為に考案された魔道具…私とお母さんは二人でこの魔道具を改良し、私と勇気くんによって魔石の中に込められた意志が私に影響を与えないようにするためのフィルターとして機能する術式を構築し魔道具へと落とし込むように考案してきた。
その合作が取り付けられている。
ケーブルも軽量化したし、魔石から魔石へと魔力を飛ばす為の魔道具も作ってある。
これによって私は無限に等しい魔力を得たのと同義となる。
なるが、私が短命種だという部分はきっと変わらない、封印術式によって体内から無意味に魔力が抜け出ていくのは殆ど無い、無いが…何処まで生きることができるのかは不明
たぶん、20超えたら上出来…じゃないかな?って、今なら冷静に見つめる事も出来てしまう。封印術式を生まれてすぐにでも施せれば、もしかしたら、私達短命種は普通の人生を歩むことが出来たのかもしれない。
その希望を込めて、封印術式を、私と同じ魔力枯渇症を患ってしまった人に施せるようにするつもりで、何時かは本として発表するつもり
その時に、封印術式って名前じゃ物騒だから名前を変えようという話はしているのだけれど良い名前が出てこない。
それにね、この術は悪用しよう思えば本来の使い方が出来てしまうからね、そこだけが唯一の欠点って感じかな?
「この間の血液検査は特に問題ないわね、魔力測定器も…普段よりも数値が高いわね、不思議なモノが見えたり感じたりはしていない?」
「うん、大丈夫…今のところはね」
含みのある返事を返すと、神妙な顔で頷いている。この言葉が何を意味するのかお母さんは理解している。
だって、過去の私が残してくれたレポートを読んで得られた情報を何度も何度も考察を繰り返して出した推察としては、長い間繋がっていたからだと、私達は推察している。
彼女が未来の為に残してくれた情報の中には、無限の魔力を得た結果、月日が経過していくと変な夢や見えるはずのないモノが見えていたって書かれていたから、繋いで直ぐにはそういった変化が無いと、願っている。
当然、協力者であるお母さんにはそのレポートも見せているっていうか、そのレポートが無かったら絶対に協力してくれていない。説得するための材料としては非常に有効だった。
受け取った情報…レポートを丸写しするかのように書きだして、説得するために渡した中身をのめり込む様に集中して読み切ったお母さんが、大粒の涙を流してしまい、二、三日の間気が滅入るからと塞ぎ込んじゃったからなぁ…あの時って、確か、うん、お母さんまだ死に対して受け止め切れていなかった時期だもんなぁ…タイミングが最悪だってわかっていてもやるしか無かったんだよね。
だって、開発期間を考えれば少しでも早く、研究に取り掛かりたかったから。
お母さんの心情を考えずに突きつけるしか、無かったんだもん。しょうがないって思うしかない。心が無いのかって石を投げられても仕方がない所業だってわかってる、申し訳ないとは今も思ってるよ?
ここに至るまでの経緯を思い出してしまい、心の奥がしんみりとなり多くの瞳から涙が零れ落ちている。私達は復讐者ではあるが、愛する人を傷つけたいわけじゃない。
悲しみを背負い、罪を嘆き、懺悔することを止めないでいると
「…ん?珍しいわね?ここ病棟よ?」
何処かに語り掛けるような口調に視線を上に向けている。この仕草が何を意味するのか、考える迄も無く感じ取る。ある気配を。
叔母様だ、叔母様の気配を感じる
「貴女に一言あるみたいだから一瞬だけ変わるわよ?」
叔母様とお母さんにも大きな変化が起きている、今代では共存?共生?関係になっている。叔母様にも早めにコンタクトを取ったのも二人が共生して力を貸して欲しいから。
叔母様に代わると雰囲気が変わるが、昔のような殺気溢れる他者を寄せ付けない雰囲気はない、その理由は単純明快、彼女に魂の同調で叔母様が探し求め恋い焦がれる存在の有無を伝えたから…お母さんには内緒でね。
「…もし、あの人とあの子が居たら、会いたいの、会えないかしら?」
叔母様には伝えているからこそ、叔母様からしたらこの時を待ちわびていた
過去に起きた死の事件によって…私は会ってしまった、本来、会えるはずのない人物に。
それが誰なのかというと、叔母様が恋焦がれ求め続けている人物、シヨウさんに会ってしまったことを。
会わせれるのなら今すぐにでも逢わしてあげたい、けれど今の私ではまだ彼らを認知することが出来ない。
叔母様にとって何をおいても譲れない部分、その存在がある限り叔母様の心は朽ちていかない。鋼の精神で残り続けてくれると信じていた、その鋼の精神で今もなお自我を保ち続けている。
なら、彼女の目的を叶えてしまったら、叔母様は居なくなるのではないか?って思うでしょ?
実はもう、目的は終わっている、私が欲しかったのは敵の情報や、叔母様が持つ聖女の話、後は術式に関しての手伝いなど。
今となっては、叔母様の役目、協力してもらうことはもう殆ど無いと…思う。
だから、最終決戦が近い今こそ、何か起きる前に逢わせてあげたいと願っているし行動にも移そうと思う。
叔母様の願いを叶えるために、今後は、地下室で色んな事を実行する予定、当然、勇気くんも協力してくれる。
救いたい人が居るから時が来たら手を貸してほしいっていう、約束はね、だいぶ前にお願いしてある。
勇気くんからしたら会いたいのか会いたくないのかわからないけれどね、なので内容は伝えてないけれど、今なら伝えても良いんじゃないかな?って思ってる。
こんな話題を気軽にしてもいいのかって?大丈夫、叔母様とはしっかりと密約を交わしている。
こういった話題の時だけ、絶対に!お母さんには内容が聞こえないようにしてもらっているから問題は無いけれどさー、病棟では勘弁してほしいかなー?
「うん、気配を感じ取れたら教えるし、会えるようになったらその現象を解析して条件を導き出して辿り着いて見せる、だから、待っていて欲しい」
「お願いね…貴女の言葉を信じるわ。唯一辿り着けたのは貴女だけだもの、頼むわよ姪」
そういうと静かに意識が消えていく、叔母様からしても私が魔石と繋がることを待ち望んでいたのだから、逸る気持ちを抑えきれなくなったのだろうね
それに、あの口ぶりだと、こっそり夜中に起きて探してたりしてそう、知り得る知識、その全てを使っても…辿り着けなかったんだろうね。
一つだけ、仮説がある、もしかしたら、敵の邪法下法の類で叔母様は…彼に会えないようになっているのかもしれない。
会ってしまえば心が満たされ破滅を呼ぶという行為を拒絶するから、叔母様の心は強く誰にも曲げることが出来ないほどに、強固…ううん、頑固者だから。
そんな人物とよくお母さんは懐柔出来ているなって思う、きっと、二人が愛する人が同じだから、何とかなってるのかも?
今なら、わかる、馬鹿にできない、それが恋であり愛なんだって…馬鹿にできないよ私もその力で救われているんだから。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
『三度目の滅びを阻止せよ ―サラリーマン係長の異世界再建記―』
KAORUwithAI
ファンタジー
45歳、胃薬が手放せない大手総合商社営業部係長・佐藤悠真。
ある日、横断歩道で子供を助け、トラックに轢かれて死んでしまう。
目を覚ますと、目の前に現れたのは“おじさんっぽい神”。
「この世界を何とかしてほしい」と頼まれるが、悠真は「ただのサラリーマンに何ができる」と拒否。
しかし神は、「ならこの世界は三度目の滅びで終わりだな」と冷徹に突き放す。
結局、悠真は渋々承諾。
与えられたのは“現実知識”と“ワールドサーチ”――地球の知識すら検索できる探索魔法。
さらに肉体は20歳に若返り、滅びかけの異世界に送り込まれた。
衛生観念もなく、食糧も乏しく、二度の滅びで人々は絶望の淵にある。
だが、係長として培った経験と知識を武器に、悠真は人々をまとめ、再び世界を立て直そうと奮闘する。
――これは、“三度目の滅び”を阻止するために挑む、ひとりの中年係長の異世界再建記である。
出来損ない貴族の三男は、謎スキル【サブスク】で世界最強へと成り上がる〜今日も僕は、無能を演じながら能力を徴収する〜
シマセイ
ファンタジー
実力至上主義の貴族家に転生したものの、何の才能も持たない三男のルキウスは、「出来損ない」として優秀な兄たちから虐げられる日々を送っていた。
起死回生を願った五歳の「スキルの儀」で彼が授かったのは、【サブスクリプション】という誰も聞いたことのない謎のスキル。
その結果、彼の立場はさらに悪化。完全な「クズ」の烙印を押され、家族から存在しない者として扱われるようになってしまう。
絶望の淵で彼に寄り添うのは、心優しき専属メイドただ一人。
役立たずと蔑まれたこの謎のスキルが、やがて少年の運命を、そして世界を静かに揺るがしていくことを、まだ誰も知らない。
ブラック企業でポイントを極めた俺、異世界で最強の農民になります
はぶさん
ファンタジー
ブラック企業で心をすり減らし過労死した俺が、異世界で手にしたのは『ポイント』を貯めてあらゆるものと交換できるスキルだった。
「今度こそ、誰にも搾取されないスローライフを送る!」
そう誓い、辺境の村で農業を始めたはずが、飢饉に苦しむ人々を見過ごせない。前世の知識とポイントで交換した現代の調味料で「奇跡のプリン」を生み出し、村を救った功績は、やがて王都の知るところとなる。
これは、ポイント稼ぎに執着する元社畜が、温かい食卓を夢見るうちに、うっかり世界の謎と巨大な悪意に立ち向かってしまう物語。最強農民の異世界改革、ここに開幕!
毎日二話更新できるよう頑張ります!
おっさん武闘家、幼女の教え子達と十年後に再会、実はそれぞれ炎・氷・雷の精霊の王女だった彼女達に言い寄られつつ世界を救い英雄になってしまう
お餅ミトコンドリア
ファンタジー
パーチ、三十五歳。五歳の時から三十年間修行してきた武闘家。
だが、全くの無名。
彼は、とある村で武闘家の道場を経営しており、〝拳を使った戦い方〟を弟子たちに教えている。
若い時には「冒険者になって、有名になるんだ!」などと大きな夢を持っていたものだが、自分の道場に来る若者たちが全員〝天才〟で、自分との才能の差を感じて、もう諦めてしまった。
弟子たちとの、のんびりとした穏やかな日々。
独身の彼は、そんな彼ら彼女らのことを〝家族〟のように感じており、「こんな毎日も悪くない」と思っていた。
が、ある日。
「お久しぶりです、師匠!」
絶世の美少女が家を訪れた。
彼女は、十年前に、他の二人の幼い少女と一緒に山の中で獣(とパーチは思い込んでいるが、実はモンスター)に襲われていたところをパーチが助けて、その場で数時間ほど稽古をつけて、自分たちだけで戦える力をつけさせた、という女の子だった。
「私は今、アイスブラット王国の〝守護精霊〟をやっていまして」
精霊を自称する彼女は、「ちょ、ちょっと待ってくれ」と混乱するパーチに構わず、ニッコリ笑いながら畳み掛ける。
「そこで師匠には、私たちと一緒に〝魔王〟を倒して欲しいんです!」
これは、〝弟子たちがあっと言う間に強くなるのは、師匠である自分の特殊な力ゆえ〟であることに気付かず、〝実は最強の実力を持っている〟ことにも全く気付いていない男が、〝実は精霊だった美少女たち〟と再会し、言い寄られ、弟子たちに愛され、弟子以外の者たちからも尊敬され、世界を救って英雄になってしまう物語。
(※第18回ファンタジー小説大賞に参加しています。
もし宜しければ【お気に入り登録】で応援して頂けましたら嬉しいです!
何卒宜しくお願いいたします!)
神々の愛し子って何したらいいの?とりあえずのんびり過ごします
夜明シスカ
ファンタジー
アリュールという世界の中にある一国。
アール国で国の端っこの海に面した田舎領地に神々の寵愛を受けし者として生を受けた子。
いわゆる"神々の愛し子"というもの。
神々の寵愛を受けているというからには、大事にしましょうね。
そういうことだ。
そう、大事にしていれば国も繁栄するだけ。
簡単でしょう?
えぇ、なんなら周りも巻き込んでみーんな幸せになりませんか??
−−−−−−
新連載始まりました。
私としては初の挑戦になる内容のため、至らぬところもあると思いますが、温めで見守って下さいませ。
会話の「」前に人物の名称入れてみることにしました。
余計読みにくいかなぁ?と思いつつ。
会話がわからない!となるよりは・・
試みですね。
誤字・脱字・文章修正 随時行います。
短編タグが長編に変更になることがございます。
*タイトルの「神々の寵愛者」→「神々の愛し子」に変更しました。
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
ラストアタック!〜御者のオッサン、棚ぼたで最強になる〜
KeyBow
ファンタジー
第18回ファンタジー小説大賞奨励賞受賞
ディノッゾ、36歳。職業、馬車の御者。
諸国を旅するのを生き甲斐としながらも、その実態は、酒と女が好きで、いつかは楽して暮らしたいと願う、どこにでもいる平凡なオッサンだ。
そんな男が、ある日、傲慢なSランクパーティーが挑むドラゴンの討伐に、くじ引きによって理不尽な捨て駒として巻き込まれる。
捨て駒として先行させられたディノッゾの馬車。竜との遭遇地点として聞かされていた場所より、遥か手前でそれは起こった。天を覆う巨大な影―――ドラゴンの襲撃。馬車は木っ端微塵に砕け散り、ディノッゾは、同乗していたメイドの少女リリアと共に、死の淵へと叩き落された―――はずだった。
腕には、守るべきメイドの少女。
眼下には、Sランクパーティーさえも圧倒する、伝説のドラゴン。
―――それは、ただの不運な落下のはずだった。
崩れ落ちる崖から転落する際、杖代わりにしていただけの槍が、本当に、ただ偶然にも、ドラゴンのたった一つの弱点である『逆鱗』を貫いた。
その、あまりにも幸運な事故こそが、竜の命を絶つ『最後の一撃(ラストアタック)』となったことを、彼はまだ知らない。
死の淵から生還した彼が手に入れたのは、神の如き規格外の力と、彼を「師」と慕う、新たな仲間たちだった。
だが、その力の代償は、あまりにも大きい。
彼が何よりも愛していた“酒と女と気楽な旅”――
つまり平和で自堕落な生活そのものだった。
これは、英雄になるつもりのなかった「ただのオッサン」が、
守るべき者たちのため、そして亡き友との誓いのために、
いつしか、世界を救う伝説へと祭り上げられていく物語。
―――その勘違いと優しさが、やがて世界を揺るがす。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる