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エルフ族
しおりを挟む「逃げられた…?」
学園のサイバーの部屋に戻ると、姫奈達は書記のメグに情報を伝えた。
メグは、男子だ。
綺麗な金髪の髪の毛はフワッとしていて、大人っぽい涙袋。
背は小さめだけど、頭はとてもいいと評判だ。
「詳しく聞かせて」
メグがそういうと、メイサはこくりと頷いてさっきの出来事を事細かく伝えた。
部屋には、千尋達のメンバーがもうすでに到着していた。
「千尋!大丈夫だった?」
姫奈が慌てて駆け寄ると千尋はこくりと頷いた。
でも、表情は険しい。
「何かあったの?」
「…お前達のグループと同じだ。召喚アビリティーを使う人が出てきて、街を荒らしてた。戦う気もなくそのまま逃げられたんだけどな」
確かに、姫奈達と同じだ。
チェサ・ヴィーナ。
彼女は戦いもせずに逃げた。
時間の無駄だと言っていた。なにか、別の目的があるんじゃないか
「私達が出会った人は、きっと何処かの部下ですよ」
急に声がしてそこを見ると、アミリアがいた。
アミリアの隣には、耳が長く伸びたエルフがいた。
「エルフ…?」
「エルフ族のセレフィーア・アルネリオです。アミリアさんの召喚獣です」
彼女はそう言って丁寧に挨拶をする。
さっき、チェサが召喚していた奴もエルフだった。
姫奈はそのことを思い出していた。
「部下なのは、間違いない。実際、チェサ・ヴィーナは部下だと言った」
私達の話を聞いていたかのように、メイサはそう言った。
『お前がこの事件の黒幕か』 『違う。私は部下』
黒幕がまだいたということだ。
レーナは、さっきから何処かに電話をしていて、やっと終わったか、こっちへゆっくり歩いてきた。
「今、残りの二つのパーティと警察に連絡をしたところ。どうやら、他のパーティも同じ様に逃げられたらしい。
おまけに警察も今は、そのグループに手を焼いているとのことだ。
是非とも私たちと手を組みたいとのこと」
レーナはそう私達に伝えた。
サイバーが警察と手を組む事はよくあることだという。
警察では手に置けない事件などは、サイバーに手を借りるという。
「警察の方の情報も、もらえるし…いつ頃お見えになる?」
メイサがそう聞くとレーナは時計を見て「すぐっていうから、多分15分程度」
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