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決着の時
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魔王様対カンペ―キ決着の時。
「ふふふ…… 痛いぞ。おっと悪いな粗末に扱ってしまって。苦しいだろ? 」
カンペ―キを痛みと恐怖で支配する。本来こんな手は使いたくなかった。
しかし裏切り者には相応の罰を与えなければならない。
どんなに嫌がろうと恐怖で泣き喚こうと許されるものではない。
恐怖で屈服させるのは何とも言えない快感。
裏切り者には罰を与える。それが当然の報い。
今まではそのような失態や謀反の処理はすべて忠実なしもべたちに任せていた。
しかし今は誰もいない。魔王様自ら直々に罰を与えてやらねばならないのだ。
大変ではあるがもがき苦しみのたうち回る姿を間近で見られるのは特権だろうか?
「どうだカンペ―キ。もう一度魔王様の下につかないか?
一度の過ちぐらい寛大な心で許してやろう」
「しかし明日崩壊するのでは…… 」
何の意味もないと考えるのは仕方ない。
汗を掻き苦しそう。顔面蒼白と言ったところか。耐えてるがもう限界だろう。
「それはこのまま進んだ場合の話だ。この魔王様が本気を出せば奇跡は起こせる。
どうだカンペ―キ? 恐怖に満ち満ちた世界を一緒に築き上げようではないか」
手を差し伸べる。この手を取ればすべて元通り。
カンペ―キは折れそうだ。元々が真面目で忠誠心もある方。
差し出した手を掴むのも時間の問題。
ふふふ…… 勝ったな。これで暗黒の世界が訪れる。
「分かりました魔王様! このカンペ―キ魔王様に再び忠誠を誓います!
どうぞ好きなように処分ください! 」
ついにカンペ―キは折れた。絶え間ない恐怖に直面し魔王様に屈服する。
若手のホープであるカンペ―キと言えどただのしもべに過ぎない。
「ははは! 今日はめでたい。不問に付す。しかし二度と起こすことのないように。
この壺は預からせてもらう。よいな? 」
本来この壺は魔王様の暴走させないために手の届かないところに置かれている。
このような事態に陥った場合は預かることも。
「ははあ! ありがたき幸せ! 」
「よしではさっそくクマルを呼んで来い!
お前はその忌々しい魔剣を封印するのだ」
「承知いたしました魔王様! 」
こうしてカンペ―キによる余興を終える。
残り一時間を切った。
「済まないな二人とも。少々手間取ったがもう心配ない。さあフィナーレだ」
バンバン
バンバン
最期の晩餐を終えテーブルはきれいに片づけられた。
ノアとアーノ姫は手下に連れられ所定の位置へ。
その様子を見てようやく確信する。
この世界をこの手で焼き尽くす時が来たのだと。
その手始めがこれだ。彼らにとっても幸せな最期。
二人とも決して動じない。これは彼らの意思なのだから。
「完了しました魔王様! 」
残り三十分で準備完了。
うん順調だ。順調過ぎるほどだ。
カンペ―キの予期せぬ裏切りもあった。
ただ逆に魔王様の恐ろしさを見せつけるいい機会に。
何と言っても余興の範囲内で済ませたのが効いてるな。
「よしクマルとカンペ―キを呼んで来い! 」
「はい! 」
一分もせずに駆けつけた二人。
待機を命じていたのだ。
「まずはカンペ―キ。その剣を寄越せ! 」
忠誠を誓ったカンペ―キ。その彼が裏切ることはない。
だがそれでも百パーセントではない。だから逆にスリルがあっていい。
魔王様としては甘いがこれも最後の甘さに優しさ。
チャンスを常に与えようとするのが魔王様の親心。
カンペ―キは魔剣を取り出し剣を逆にして寄越す。
さすがだ。紳士的であり忠誠を示せている。
裏切りを不問にしたいほどの人材。
この魔王様の右腕としてできればいて欲しい。
「そうだ。これが魔剣だ。これがあればこの魔王様を討ち取れるぞ。
よいのだなお前たち? 今が最後のチャンスだ」
だが当然誰も手に触れようと言う愚か者はいない。ただ跪くのみ。
「へへへ…… 魔王様」
いた。一人愚か者が。
クマルが興味を示す。クマルだけはダメだ。
裏切るつもりはなくても間違って切ってしまう。
上級の愚か者だ。任せてはおけない。
「クマル。馬鹿な真似は止せ! 」
カンペ―キが止める。
「冗談だって。へへへ…… 」
まずいいぞ。奴の目は本気だ。何を考えてる?
「それで例のものはどうした? 」
「へい。これですね」
「うん? これは何だ? 」
「はい。ご注文の灯油でございます。魔王様が買って来いって言うから」
「馬鹿者! 灯油ではなくガソリンだ! 」
思いっきり叱りつける。
こんな時に間違えるとはいい度胸してる。
さすがはクマルと言いたいところだがどうも嘘くさい。
まさかわざとやっているのか? そうだとすればタダでは済まさない。
「しかし魔王様。この成りだとガソリンは売ってくれなくて…… だから灯油に」
下手な言い訳に終始するクマル。無理があるがわざとでないなら仕方がないか。
常になぜかクマルには甘い魔王様であった。
「もうよい。お前も地獄の業火に焼き尽くされろ! 」
突き放す。それほど今回の件は失敗が許されない。
「ひえええ…… 冗談です冗談。ガソリンも買い足しておきました」
隠しておいたポリタンクを運んでくる。
「初めからそうせんか! 」
「いえ…… 初めは灯油で。でもそれではまずいのではと念のため」
どうやらこいつは元から適当に調達しようとしたらしい。
まったく本当にどうしようもない奴だな。
まあいいか。これで準備も整ったことだから大目に見よう。
イチイチ怒っていたらきりがない。
「おい! 確認をしてくれ」
「よろしいようですよ魔王様」
「ではファイヤーだ! 」
「ファイヤー! 」
こうしてすべての準備完了。
クマルの悪あがきも空しくついに舞台は整う。
続く
「ふふふ…… 痛いぞ。おっと悪いな粗末に扱ってしまって。苦しいだろ? 」
カンペ―キを痛みと恐怖で支配する。本来こんな手は使いたくなかった。
しかし裏切り者には相応の罰を与えなければならない。
どんなに嫌がろうと恐怖で泣き喚こうと許されるものではない。
恐怖で屈服させるのは何とも言えない快感。
裏切り者には罰を与える。それが当然の報い。
今まではそのような失態や謀反の処理はすべて忠実なしもべたちに任せていた。
しかし今は誰もいない。魔王様自ら直々に罰を与えてやらねばならないのだ。
大変ではあるがもがき苦しみのたうち回る姿を間近で見られるのは特権だろうか?
「どうだカンペ―キ。もう一度魔王様の下につかないか?
一度の過ちぐらい寛大な心で許してやろう」
「しかし明日崩壊するのでは…… 」
何の意味もないと考えるのは仕方ない。
汗を掻き苦しそう。顔面蒼白と言ったところか。耐えてるがもう限界だろう。
「それはこのまま進んだ場合の話だ。この魔王様が本気を出せば奇跡は起こせる。
どうだカンペ―キ? 恐怖に満ち満ちた世界を一緒に築き上げようではないか」
手を差し伸べる。この手を取ればすべて元通り。
カンペ―キは折れそうだ。元々が真面目で忠誠心もある方。
差し出した手を掴むのも時間の問題。
ふふふ…… 勝ったな。これで暗黒の世界が訪れる。
「分かりました魔王様! このカンペ―キ魔王様に再び忠誠を誓います!
どうぞ好きなように処分ください! 」
ついにカンペ―キは折れた。絶え間ない恐怖に直面し魔王様に屈服する。
若手のホープであるカンペ―キと言えどただのしもべに過ぎない。
「ははは! 今日はめでたい。不問に付す。しかし二度と起こすことのないように。
この壺は預からせてもらう。よいな? 」
本来この壺は魔王様の暴走させないために手の届かないところに置かれている。
このような事態に陥った場合は預かることも。
「ははあ! ありがたき幸せ! 」
「よしではさっそくクマルを呼んで来い!
お前はその忌々しい魔剣を封印するのだ」
「承知いたしました魔王様! 」
こうしてカンペ―キによる余興を終える。
残り一時間を切った。
「済まないな二人とも。少々手間取ったがもう心配ない。さあフィナーレだ」
バンバン
バンバン
最期の晩餐を終えテーブルはきれいに片づけられた。
ノアとアーノ姫は手下に連れられ所定の位置へ。
その様子を見てようやく確信する。
この世界をこの手で焼き尽くす時が来たのだと。
その手始めがこれだ。彼らにとっても幸せな最期。
二人とも決して動じない。これは彼らの意思なのだから。
「完了しました魔王様! 」
残り三十分で準備完了。
うん順調だ。順調過ぎるほどだ。
カンペ―キの予期せぬ裏切りもあった。
ただ逆に魔王様の恐ろしさを見せつけるいい機会に。
何と言っても余興の範囲内で済ませたのが効いてるな。
「よしクマルとカンペ―キを呼んで来い! 」
「はい! 」
一分もせずに駆けつけた二人。
待機を命じていたのだ。
「まずはカンペ―キ。その剣を寄越せ! 」
忠誠を誓ったカンペ―キ。その彼が裏切ることはない。
だがそれでも百パーセントではない。だから逆にスリルがあっていい。
魔王様としては甘いがこれも最後の甘さに優しさ。
チャンスを常に与えようとするのが魔王様の親心。
カンペ―キは魔剣を取り出し剣を逆にして寄越す。
さすがだ。紳士的であり忠誠を示せている。
裏切りを不問にしたいほどの人材。
この魔王様の右腕としてできればいて欲しい。
「そうだ。これが魔剣だ。これがあればこの魔王様を討ち取れるぞ。
よいのだなお前たち? 今が最後のチャンスだ」
だが当然誰も手に触れようと言う愚か者はいない。ただ跪くのみ。
「へへへ…… 魔王様」
いた。一人愚か者が。
クマルが興味を示す。クマルだけはダメだ。
裏切るつもりはなくても間違って切ってしまう。
上級の愚か者だ。任せてはおけない。
「クマル。馬鹿な真似は止せ! 」
カンペ―キが止める。
「冗談だって。へへへ…… 」
まずいいぞ。奴の目は本気だ。何を考えてる?
「それで例のものはどうした? 」
「へい。これですね」
「うん? これは何だ? 」
「はい。ご注文の灯油でございます。魔王様が買って来いって言うから」
「馬鹿者! 灯油ではなくガソリンだ! 」
思いっきり叱りつける。
こんな時に間違えるとはいい度胸してる。
さすがはクマルと言いたいところだがどうも嘘くさい。
まさかわざとやっているのか? そうだとすればタダでは済まさない。
「しかし魔王様。この成りだとガソリンは売ってくれなくて…… だから灯油に」
下手な言い訳に終始するクマル。無理があるがわざとでないなら仕方がないか。
常になぜかクマルには甘い魔王様であった。
「もうよい。お前も地獄の業火に焼き尽くされろ! 」
突き放す。それほど今回の件は失敗が許されない。
「ひえええ…… 冗談です冗談。ガソリンも買い足しておきました」
隠しておいたポリタンクを運んでくる。
「初めからそうせんか! 」
「いえ…… 初めは灯油で。でもそれではまずいのではと念のため」
どうやらこいつは元から適当に調達しようとしたらしい。
まったく本当にどうしようもない奴だな。
まあいいか。これで準備も整ったことだから大目に見よう。
イチイチ怒っていたらきりがない。
「おい! 確認をしてくれ」
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「ではファイヤーだ! 」
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クマルの悪あがきも空しくついに舞台は整う。
続く
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