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挙式の夕べ Ⅱ
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キルシェは挙式の後の宴会を恙無く終えて、ビルネンベルクとともに邸宅へ戻ってから、かれこれ4時間。その間、あまりお腹は空いていなかったものの、夕食代わりに用意された軽食を頂いたりもしている。
「昼間の挙式も宴席も、気心知れた者と砕けた話しもできませんでしたからね。捕まっているのでしょう」
「酩酊してどうしようもなくなっている……なんてなっていないかしら……。ナハトリンデン卿は気遣う方だから、断れなくて……」
「彼は強いですよ、義姉上。大祖父についていけるぐらいですから。それに分別ある友人もいるはずですからね。__母上は、もうお休みになられては?」
「でも……」
「どうぞ、そのようになさってください。お気遣いをありがとうございます。お疲れのはずですのに……」
難色を示すクラウディアにキルシェは勧めれば、申し訳無さそうにしながらも、では、と彼女はグラスを置いて立ち上がった。
扉へ向かうクラウディア。それを見送ろうと座っていたキルシェとエレオノーリアは立ち上がってあとに続く。
「御者へのお駄賃ははずんであげなさいね」
「ええ、そのように__」
クラウディアが扉へ近づき、追い越す形でレオナルティオンが扉のドアノブへ手をかけようとしたときだった。目の前の扉がノックされたのだ。
「お寛ぎのところ、失礼いたします。__ナハトリンデン卿がご到着なさいました」
どきり、とキルシェはその名に心臓が弾んでしまう。
顔を見合わせる面々の視線は、最後キルシェに向けられた。
レオナルティオンが扉を開けると、そこには当主に負けず劣らず長身な執事が立っていた。長い耳の特徴のある彼は耳長族のツェベライ・アイゼン・ロイヒトケーファー。
耳長族は本来出身の里を氏として名乗るのだが、彼の場合は里を捨て身。“ただの”ツェベライだったのだが、姓を特別に贈られたのだそう。贈ったのは、龍帝より許可された大ビルネンベルクだという。
執事は当主であるレオナルティオンに付き従うらしく、当主は本屋敷を拠点にしている為、ここは従者の立場の使用人に任せている。
「あら、ちょうどよかったわ。挨拶ができそうで。__お通しして」
「それが……玄関先で十分だ、と仰せで」
これには一同はまたも顔を見合わせる。
「人馬族の方もいるから、と」
人馬族とは、腰から上は人間であるが、下は馬の胴体という獣人のいち種族である。
「それは……まさか、アッシス・マグヌ・アか」
「はい、旦那様」
「気になどしなくて良いのを。__まあ、遅くに他所様へお邪魔するのは、と思うのはもっともだわ」
一同はクラウディアに続く形で扉をくぐり、玄関ホールへと出た。
扉へ近づくと人影があった。外の暗さも相まって、リュディガーの姿とその横に人馬族の姿も見える。
彼らは、こちらの姿を認めると、居住まいを正して整列した。そして扉を開けると、彼らは丁寧な礼をとる。
数ヶ月前、功労の褒章とて下賜された頸飾を提げた、龍騎士の第一礼装。その頭を下げる仕草は、まさしく武官のそれで、とても凛々しい。
その横の人馬族の青年もまた正装姿。彼はキルシェの良く知る人物で、リュディガーの幼馴染であるアッシスだ。
彼は挙式にも宴席にもいたが、どうやら仲間内だけの気心知れた宴会にもいたようだ。
__それはどうよね、同郷の幼馴染だもの……。
キルシェとアッシスはお互い会釈を交わした。
「まさかその姿で走ってきたのかね?」
「はい」
「第一礼装で頸飾つけて、か。中々豪胆なことをする」
「急いでいたので__長らく彼女を託してしまい、申し訳ございません」
「初日からさっそく午前様かと思ったよ、リュディガー」
「彼がいなければ、うまく脱出できませんでした……間違いなく午前様になるところで」
「いや、自分は……まあ、誰も助け舟ださないのはなぁ、と思っただけで……。それに、自分も明日は用事があって早いから、ついでに、と」
困ったように笑み、頬を軽く指でかじるアッシスに、クラウディアは向き直る。
「アッシス・マグヌ・ア殿、今後は些末なことは気になさらないように。遠慮なく敷居は跨いでよろしいですからね」
「……お気遣いをありがとう存じます、ビルネンベルク夫人」
恐縮した風に前足の片方を折って、跪き深く頭を下げるアッシス。
「我が家はそんなに柔な作りじゃないからね、いいんだよマグヌ・ア中尉殿」
蹄がある体は、相応に重い。
汚れや損壊を気にかけて、アッシスは踏み入らなかったのだろう。
「明日は頼むね」
「はい、こちらこそ」
ドゥーヌミオンと立ち上がったアッシスふたりのやり取りに、キルシェは怪訝にするが、ふふ、と笑うだけのドゥーヌミオン。
「__キルシェさん、おめでとう。とてもお綺麗でしたよ」
「お世辞でもうれしいです。ありがとうございました、アッシスさん」
「リュディガーにはもったいないぐらいの別嬪さんだ、って宴会では言われてましたよ。あんな別嬪とどこで知り合ったんだって。田舎の友人らは、キルシェさんを初めて見る連中ばかりでしたからね」
「大げさです……」
どうにも褒められると気恥ずかしくてしょうがない。
「しかもすんごいお偉方まで来てて、リュディガーは都会に染まっちまったなんて感じで__」
「アッシス、もういいだろう」
リュディガーがやや強く言って言う先を制すると、アッシスはくすくす、と悪戯っぽく笑う。
「__では、自分はこれで」
丁寧に一礼を一同へするアッシスに、リュディガーは向き直る。
「アッシス、本当に助かった」
「貸しひとつ」
「わかってる」
「じゃ__」
夜陰に向かって歩みだす人馬族の勇壮な背中を見送っていれば、リュディガーがひとつ咳払いをした。
「では、自分も失礼を__」
「一服ぐらいしていけば良い。休憩がてら」
「__いえ、根が張りそうですし、失態を犯しかねないのでこのまま失礼します」
__失態……?
なにかやらかすようには見えない。
宴会とは酒の席だと思われる。いつだったか、褒められない飲み方、ということを彼がしたことがあるが、そうしたことをしてきたように、今の彼からは想像できない。
しっかりとした応対で、ふらつきもなく自身の足で立っているのだ。それに視線だって泳いでいない。いつも以上に、覇気のある彼だ。
「貴方、マイャリスさんだって、休みたいはずよ、いい加減」
「そうね、それは私も思います」
クラウディアは執事へ目配せしながら言う。その目配せの意図を察した執事によって、もたらされた羽織を掛けてもらった。
「ごめんなさいね。年寄りの意見を通させてもらって」
意見とは、宿泊先のことだ。
「いえ、ご尤もなお話でした。ご指摘いただけて、ありがたかったです」
「今夜は長くご一緒できてうれしかったわ。ご迷惑だったかもしれないけれど……また困ったことがあったら、気兼ねなく便りなさいな」
「ありがとうございます、大奥様」
クラウディアと抱擁を交わし、ついでエレオノーリア。レオナルティオンは会釈をし、ドゥーヌミオンとは、改めて抱擁を。
「いつでも、嫌になったら帰っておいで」
はい、とキルシェは笑って応えて、体を離す。
そして差し伸べられる大きな右手__その手の薬指には、婚姻の証が光っていた。その手に自身の右手を重ねると、しっかりと包みこんで引かれた。
そして乗り込むのは、ビルネンベルクが用意しておいてくれた馬車である。
「昼間の挙式も宴席も、気心知れた者と砕けた話しもできませんでしたからね。捕まっているのでしょう」
「酩酊してどうしようもなくなっている……なんてなっていないかしら……。ナハトリンデン卿は気遣う方だから、断れなくて……」
「彼は強いですよ、義姉上。大祖父についていけるぐらいですから。それに分別ある友人もいるはずですからね。__母上は、もうお休みになられては?」
「でも……」
「どうぞ、そのようになさってください。お気遣いをありがとうございます。お疲れのはずですのに……」
難色を示すクラウディアにキルシェは勧めれば、申し訳無さそうにしながらも、では、と彼女はグラスを置いて立ち上がった。
扉へ向かうクラウディア。それを見送ろうと座っていたキルシェとエレオノーリアは立ち上がってあとに続く。
「御者へのお駄賃ははずんであげなさいね」
「ええ、そのように__」
クラウディアが扉へ近づき、追い越す形でレオナルティオンが扉のドアノブへ手をかけようとしたときだった。目の前の扉がノックされたのだ。
「お寛ぎのところ、失礼いたします。__ナハトリンデン卿がご到着なさいました」
どきり、とキルシェはその名に心臓が弾んでしまう。
顔を見合わせる面々の視線は、最後キルシェに向けられた。
レオナルティオンが扉を開けると、そこには当主に負けず劣らず長身な執事が立っていた。長い耳の特徴のある彼は耳長族のツェベライ・アイゼン・ロイヒトケーファー。
耳長族は本来出身の里を氏として名乗るのだが、彼の場合は里を捨て身。“ただの”ツェベライだったのだが、姓を特別に贈られたのだそう。贈ったのは、龍帝より許可された大ビルネンベルクだという。
執事は当主であるレオナルティオンに付き従うらしく、当主は本屋敷を拠点にしている為、ここは従者の立場の使用人に任せている。
「あら、ちょうどよかったわ。挨拶ができそうで。__お通しして」
「それが……玄関先で十分だ、と仰せで」
これには一同はまたも顔を見合わせる。
「人馬族の方もいるから、と」
人馬族とは、腰から上は人間であるが、下は馬の胴体という獣人のいち種族である。
「それは……まさか、アッシス・マグヌ・アか」
「はい、旦那様」
「気になどしなくて良いのを。__まあ、遅くに他所様へお邪魔するのは、と思うのはもっともだわ」
一同はクラウディアに続く形で扉をくぐり、玄関ホールへと出た。
扉へ近づくと人影があった。外の暗さも相まって、リュディガーの姿とその横に人馬族の姿も見える。
彼らは、こちらの姿を認めると、居住まいを正して整列した。そして扉を開けると、彼らは丁寧な礼をとる。
数ヶ月前、功労の褒章とて下賜された頸飾を提げた、龍騎士の第一礼装。その頭を下げる仕草は、まさしく武官のそれで、とても凛々しい。
その横の人馬族の青年もまた正装姿。彼はキルシェの良く知る人物で、リュディガーの幼馴染であるアッシスだ。
彼は挙式にも宴席にもいたが、どうやら仲間内だけの気心知れた宴会にもいたようだ。
__それはどうよね、同郷の幼馴染だもの……。
キルシェとアッシスはお互い会釈を交わした。
「まさかその姿で走ってきたのかね?」
「はい」
「第一礼装で頸飾つけて、か。中々豪胆なことをする」
「急いでいたので__長らく彼女を託してしまい、申し訳ございません」
「初日からさっそく午前様かと思ったよ、リュディガー」
「彼がいなければ、うまく脱出できませんでした……間違いなく午前様になるところで」
「いや、自分は……まあ、誰も助け舟ださないのはなぁ、と思っただけで……。それに、自分も明日は用事があって早いから、ついでに、と」
困ったように笑み、頬を軽く指でかじるアッシスに、クラウディアは向き直る。
「アッシス・マグヌ・ア殿、今後は些末なことは気になさらないように。遠慮なく敷居は跨いでよろしいですからね」
「……お気遣いをありがとう存じます、ビルネンベルク夫人」
恐縮した風に前足の片方を折って、跪き深く頭を下げるアッシス。
「我が家はそんなに柔な作りじゃないからね、いいんだよマグヌ・ア中尉殿」
蹄がある体は、相応に重い。
汚れや損壊を気にかけて、アッシスは踏み入らなかったのだろう。
「明日は頼むね」
「はい、こちらこそ」
ドゥーヌミオンと立ち上がったアッシスふたりのやり取りに、キルシェは怪訝にするが、ふふ、と笑うだけのドゥーヌミオン。
「__キルシェさん、おめでとう。とてもお綺麗でしたよ」
「お世辞でもうれしいです。ありがとうございました、アッシスさん」
「リュディガーにはもったいないぐらいの別嬪さんだ、って宴会では言われてましたよ。あんな別嬪とどこで知り合ったんだって。田舎の友人らは、キルシェさんを初めて見る連中ばかりでしたからね」
「大げさです……」
どうにも褒められると気恥ずかしくてしょうがない。
「しかもすんごいお偉方まで来てて、リュディガーは都会に染まっちまったなんて感じで__」
「アッシス、もういいだろう」
リュディガーがやや強く言って言う先を制すると、アッシスはくすくす、と悪戯っぽく笑う。
「__では、自分はこれで」
丁寧に一礼を一同へするアッシスに、リュディガーは向き直る。
「アッシス、本当に助かった」
「貸しひとつ」
「わかってる」
「じゃ__」
夜陰に向かって歩みだす人馬族の勇壮な背中を見送っていれば、リュディガーがひとつ咳払いをした。
「では、自分も失礼を__」
「一服ぐらいしていけば良い。休憩がてら」
「__いえ、根が張りそうですし、失態を犯しかねないのでこのまま失礼します」
__失態……?
なにかやらかすようには見えない。
宴会とは酒の席だと思われる。いつだったか、褒められない飲み方、ということを彼がしたことがあるが、そうしたことをしてきたように、今の彼からは想像できない。
しっかりとした応対で、ふらつきもなく自身の足で立っているのだ。それに視線だって泳いでいない。いつも以上に、覇気のある彼だ。
「貴方、マイャリスさんだって、休みたいはずよ、いい加減」
「そうね、それは私も思います」
クラウディアは執事へ目配せしながら言う。その目配せの意図を察した執事によって、もたらされた羽織を掛けてもらった。
「ごめんなさいね。年寄りの意見を通させてもらって」
意見とは、宿泊先のことだ。
「いえ、ご尤もなお話でした。ご指摘いただけて、ありがたかったです」
「今夜は長くご一緒できてうれしかったわ。ご迷惑だったかもしれないけれど……また困ったことがあったら、気兼ねなく便りなさいな」
「ありがとうございます、大奥様」
クラウディアと抱擁を交わし、ついでエレオノーリア。レオナルティオンは会釈をし、ドゥーヌミオンとは、改めて抱擁を。
「いつでも、嫌になったら帰っておいで」
はい、とキルシェは笑って応えて、体を離す。
そして差し伸べられる大きな右手__その手の薬指には、婚姻の証が光っていた。その手に自身の右手を重ねると、しっかりと包みこんで引かれた。
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