異世界なんてロクでもねぇ!

いち

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これが異世界!?

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第2章
           これが異世界!?








『はぁー』

ため息が漏れる。
それはそうだよ。
だって異世界きてから1週間だよ!
そして、いま農作物育ててます!
いやぁ、こんな生活も悪くないなぁ





…ってなるわけないじゃん!?
異世界きて農作物育てるってなに?
なにこの生活…
初期装備無しだし最初の金なしだし。
ギルドの登録もできないよ?
これが、これがおれの望んだ転生だったのか。
となりで酒ばっかなんで寝てる女神は使えないし。
こいつおれが働いて稼いだ金使ってるだけなんだけど…
ふざけんなよ
こいつの体売ってやろうかな…
いや、それは人として終わるわ。

『あーあ、どーしようかな』

そろそろギルドに登録して俺の一攫千金の冒険者生活が始まる頃だと思うんだけどなぁ。
よし、本気でお金を貯めて冒険者になろう!



こうたはそう心に決めたのだった











一ヶ月後



『やっと、やっと金がたまったぞー!』
『で?冒険者になったところであんたなんかじゃ何にもできないわよ。
   だから、あんたは私のために野菜育てて金にしてればいいのよ♪』
『ふざけんな!このくそびっち!
   お前のせいでこんなに金貯めるの苦労したんだぞ!
   あと少しで貯まるっていう時にお前が酒に全部使っちまう!
しかもお前一回も働いてないじゃん!』
『まあ、これから活躍してあげるんだからいいじゃないの』
『けっ、おまえなんかに期待してないわ!』
『あんた、私は女神なのよ!
   その辺の魔導師なんかより魔力量多いんだから!』
『へーへー、さっさと行くぞ、くそアリス』
『あんたに言われなくてもわかってるわよ!』



~ギルドにて~



異世界から来たし俺に何か特別な力があると少しは期待してた。
だが、このロクでもない世界にそんなありきたりなパターンは存在しなかった…


俺の能力が低いのは認めよう…
だが、だが!
このクソ女神が賢者クラスの魔力量を持ってるのが納得いかない!

『へへ、もっと私を崇めなさい!』
『うるせー』
『あらあら、そんなことを言ってもよろしくて?
私の魔力量のおかげであなたも高級な宿に泊まれるというのに。
そんな口をきいてよくって?』
『…くっ!
わぁ、さすがです!アリス様』
『あなたみたいなゴミ虫が喋りかけないで』
『このクソアマが!
ぶち殺す!』
『やれるものならやって見なさい!
おほほほほ』





あぁ、俺が異世界でハーレム作る予定だったのにこいつの方が能力が高くてしかも俺は、盗賊系のスキルしか使えない特殊な体質だったなんて…


だが、盗賊スキルに何かいいものがあるのかもしれない!
そう思うしかない!


俺は、盗賊スキルを磨いていつかハーレムを作ってやるぞ!!







こんなロクでもない世界でも生き抜いて夢を叶える!
そのためならなんだってやってやるさ!




こうして2人は冒険者デビューを果たした。









次回!
仲間が増える!?






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