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第二章『度重なる試練と成長編』
第二十九話『新たなる境地へ』
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エルメリアがギルドに入って数日後改めて死神装備で探索して色んなものを撮りに行こうとしたんだけど、珍しくガゼルさんから連絡が入って役所に行くことになっちゃったの。
………
役所に着いて受付にいたお姉さんにお願いしてガゼルさんに取り次いでもらう様にお願いしたら所長室に案内されたの。
ドアをノックして挨拶をして入ったら笑顔でこっちに手を振るガゼルさんと同じく立って会釈する知らない女性がいたの。
「おう、フウ。すまんな急に呼び出したりして」
「いえいえ、いつもお世話になってますから。それで話っていうのは?」
「まずは紹介させてくれ。こいつは…」
ガゼルさんがこいつって言った瞬間に隣に座ってた女性が鋭い目つきでガゼルさんを睨んだの。
こわ…。
それに気づいたガゼルさんが咳払いをしてからまた話し始めたの。
「こちら、俺のリアルでかみさんのライラって言うんだが何でもフウと話がしたいらしくてな、橋渡しをさせてもらった」
「初めまして、フウちゃん。ライラって言います。よろしくね」
「よ、よろしくお願いします」
うわ、すっごい色っぽい…キャラメイクかもだけど艶々の茶色いストレートロングとか、服からはみ出そうな大きな谷間とか…何より泣き黒子がより色っぽさを出してる気がする。
すっごい綺麗な人…。
いけないいけない。
「そ、それで話っていうのは?」
「うん。フウちゃんお店で色んな物出してるでしょ?分業してみるつもりはないかなと思ってね」
「分業ですか?また急にどうして?」
「フウちゃんのお店っていつも一号店も二号店も大行列で混むのに一時間くらいで完売しちゃうでしょ?」
「まあそれはありますけどお陰様で私が探索や攻略に出られるっていうのもありますし…」
「ええ、そこはフウちゃんのスタイルだし大事にしてもらいたいの。ただね需要に対して供給が追いついてなさ過ぎるのも勿体無いと思ってね」
「確かに、せっかく買いに来てもらってるのに買えないまま帰してしまうのは前から申し訳ないとは思ってましたけど」
「そこでね!」
うわっ!びっくりした…ライラさん急に前のめりになるじゃん。
「そこで今度実装予定の生産職救済措置のプレイヤー及び、NPCの弟子認定制度を使ってフウちゃんが獲得してる生産能力それぞれに弟子を設けて武器鍛治店舗、防具鍛治店舗、裁縫防具店舗、裁縫おしゃれ装備店舗のメンズとレディース、木工具店舗、彫金アクセサリー店舗、錬金店舗、薬剤店舗、素材販売店舗、それから料理店に関しては和洋中それぞれ食べ歩き専用、ファーストフード形式、各専門店、居酒屋、それから価格別に~一千円、~二千円、~三千円、~五千円、~一万円、高級店として三万円~五万円、超高級店として十万円~のお店にそれぞれ分業して今までフウちゃんが販売をしてたギルドホームをフルオーダーメイド専門店にしたらどうかなと思って!」
お、おう…そこまで細かく分けるんだ…。
まあ確かにこのゲーム自由度は高いからそういうことも全然出来そうだし、楽しみが増えるって意味では面白いのかもしれないなー。
そうなると、料理以外にも初心者向け、中級者向け、上級者向けとかに分けたらお客さん買いやすくなったりするのかな?
そうなると店舗数どうなるんだろ…えーっと、それぞれさ三店舗ずつに加えて各価格帯の料理店となると…。
料理以外で二十四店舗、それに和洋中の各形式各価格帯ってなると…とんでもない数になるよ…?」
「ど、どうかな?」
「はい、すごく面白いと思います。ただそこまでの店舗数になると…」
「ええ。だからね!空き店舗を買い占めてバラバラにしてもいいんだけどね。一階層の一番目立つ中央広場の正面の数十店舗を買い占めて超大型ショッピングモールの建設なんてどうかしら!っていう提案をしに来たのよ!」
「うちのかみさんがなんかすまんな」
「いえ、とても面白い提案だと思います!ただ、私経営とかなんてした事ないのでショッピングモール経営となると…」
「その辺は安心していいわ!っこれでも現実では経営者だもの!」
ええ!?そんな凄い人だったんだ…それだったらこのチャンスに乗るしかないかな…!
「そういう事でしたらぜひやってみたいと思います!」
「快諾してくれて良かったわ。ただ、すぐにって訳にはいかないの。なにせ超大型ショッピングモールとなるといくらゲームとはいえ初期費用がとんでもないことになるのよね。もちろん私が提案したのだから私もガゼルも資金調達には協力させて」
「ちなみにどのくらいかかる予定なんですか?」
「あー、えーっとね…言いにくいのだけど、総額五億Gくらいかかりそうなのよね…」
五億!?そんなにかかるの!?いや、現実じゃもっとかかるだろうし、そう考えたらお買い得…なのかな?
というか今の私の所持金っていくらあるんだろう?
えっと…。
あー、なるほどね…。
「えっと、そのですね。五億G今即金で用意できます…」
「「えぇ!!!?」」
ま、まあそういう反応になるよね…。
「そ、それならすぐに取りかかりましょ。そうだフウちゃん私をギルドに入れてもらえないかしら?秘書みたいな立ち位置でフウちゃんの経営をサポートさせて欲しいの」
「いいんですか?」
「かまわない。というか私がさせて欲しいのよ。だって、すごく楽しそうじゃない?」
「はい!そういうことでしたらぜひよろしくお願いします!」
「これで契約成立ね!こちらこそよろしくお願いね!それからこれから私は部下になるのだから敬語は禁止よ」
「うん。わかったよ」
「フウちゃん、今後の打ち合わせのためにフレンド申請してもいいかな?」
「もちろんです!」
「よし、そっちの話は終わったな。そしたら次はこっちの話だな」
え、まだあるの…探索行きたかったんだけど…。
「すまんな、こっちの話はすぐに終わる。嬢ちゃんすまんが頻繁いじゃなくて構わないからオークションに品物を下ろしてもらえないか?」
「いいですけど、またどうして?」
「何、単純だ。オークションを盛り上げたいんだ!」
「なるほど。そういうことならいいですよ」
「すまんな。最近は素材に関していえばあんまり流れてこなくてな。武具に関してもドロップ品はいいんだが生産品はあんまり流れてこなくてな…」
あ、素材は私が買取してるからか…。
なんかごめんなさい。
「そういうわけで卸せそうな品物があったらまた連絡して欲しい」
「あ、そういう事なら今何個か渡しておきますね」
「助かる」
………
やっと終わったーっ!
それから結局ライラさんと後日にするなら今日しちゃったほうが楽だよねって話になって気楽な気持ちで打ち合わせを始めたんだけど…。
現実時間でで十時間を超えたの…。
結局その日は探索する元気がなくなってログアウトしたの。
………
役所に着いて受付にいたお姉さんにお願いしてガゼルさんに取り次いでもらう様にお願いしたら所長室に案内されたの。
ドアをノックして挨拶をして入ったら笑顔でこっちに手を振るガゼルさんと同じく立って会釈する知らない女性がいたの。
「おう、フウ。すまんな急に呼び出したりして」
「いえいえ、いつもお世話になってますから。それで話っていうのは?」
「まずは紹介させてくれ。こいつは…」
ガゼルさんがこいつって言った瞬間に隣に座ってた女性が鋭い目つきでガゼルさんを睨んだの。
こわ…。
それに気づいたガゼルさんが咳払いをしてからまた話し始めたの。
「こちら、俺のリアルでかみさんのライラって言うんだが何でもフウと話がしたいらしくてな、橋渡しをさせてもらった」
「初めまして、フウちゃん。ライラって言います。よろしくね」
「よ、よろしくお願いします」
うわ、すっごい色っぽい…キャラメイクかもだけど艶々の茶色いストレートロングとか、服からはみ出そうな大きな谷間とか…何より泣き黒子がより色っぽさを出してる気がする。
すっごい綺麗な人…。
いけないいけない。
「そ、それで話っていうのは?」
「うん。フウちゃんお店で色んな物出してるでしょ?分業してみるつもりはないかなと思ってね」
「分業ですか?また急にどうして?」
「フウちゃんのお店っていつも一号店も二号店も大行列で混むのに一時間くらいで完売しちゃうでしょ?」
「まあそれはありますけどお陰様で私が探索や攻略に出られるっていうのもありますし…」
「ええ、そこはフウちゃんのスタイルだし大事にしてもらいたいの。ただね需要に対して供給が追いついてなさ過ぎるのも勿体無いと思ってね」
「確かに、せっかく買いに来てもらってるのに買えないまま帰してしまうのは前から申し訳ないとは思ってましたけど」
「そこでね!」
うわっ!びっくりした…ライラさん急に前のめりになるじゃん。
「そこで今度実装予定の生産職救済措置のプレイヤー及び、NPCの弟子認定制度を使ってフウちゃんが獲得してる生産能力それぞれに弟子を設けて武器鍛治店舗、防具鍛治店舗、裁縫防具店舗、裁縫おしゃれ装備店舗のメンズとレディース、木工具店舗、彫金アクセサリー店舗、錬金店舗、薬剤店舗、素材販売店舗、それから料理店に関しては和洋中それぞれ食べ歩き専用、ファーストフード形式、各専門店、居酒屋、それから価格別に~一千円、~二千円、~三千円、~五千円、~一万円、高級店として三万円~五万円、超高級店として十万円~のお店にそれぞれ分業して今までフウちゃんが販売をしてたギルドホームをフルオーダーメイド専門店にしたらどうかなと思って!」
お、おう…そこまで細かく分けるんだ…。
まあ確かにこのゲーム自由度は高いからそういうことも全然出来そうだし、楽しみが増えるって意味では面白いのかもしれないなー。
そうなると、料理以外にも初心者向け、中級者向け、上級者向けとかに分けたらお客さん買いやすくなったりするのかな?
そうなると店舗数どうなるんだろ…えーっと、それぞれさ三店舗ずつに加えて各価格帯の料理店となると…。
料理以外で二十四店舗、それに和洋中の各形式各価格帯ってなると…とんでもない数になるよ…?」
「ど、どうかな?」
「はい、すごく面白いと思います。ただそこまでの店舗数になると…」
「ええ。だからね!空き店舗を買い占めてバラバラにしてもいいんだけどね。一階層の一番目立つ中央広場の正面の数十店舗を買い占めて超大型ショッピングモールの建設なんてどうかしら!っていう提案をしに来たのよ!」
「うちのかみさんがなんかすまんな」
「いえ、とても面白い提案だと思います!ただ、私経営とかなんてした事ないのでショッピングモール経営となると…」
「その辺は安心していいわ!っこれでも現実では経営者だもの!」
ええ!?そんな凄い人だったんだ…それだったらこのチャンスに乗るしかないかな…!
「そういう事でしたらぜひやってみたいと思います!」
「快諾してくれて良かったわ。ただ、すぐにって訳にはいかないの。なにせ超大型ショッピングモールとなるといくらゲームとはいえ初期費用がとんでもないことになるのよね。もちろん私が提案したのだから私もガゼルも資金調達には協力させて」
「ちなみにどのくらいかかる予定なんですか?」
「あー、えーっとね…言いにくいのだけど、総額五億Gくらいかかりそうなのよね…」
五億!?そんなにかかるの!?いや、現実じゃもっとかかるだろうし、そう考えたらお買い得…なのかな?
というか今の私の所持金っていくらあるんだろう?
えっと…。
あー、なるほどね…。
「えっと、そのですね。五億G今即金で用意できます…」
「「えぇ!!!?」」
ま、まあそういう反応になるよね…。
「そ、それならすぐに取りかかりましょ。そうだフウちゃん私をギルドに入れてもらえないかしら?秘書みたいな立ち位置でフウちゃんの経営をサポートさせて欲しいの」
「いいんですか?」
「かまわない。というか私がさせて欲しいのよ。だって、すごく楽しそうじゃない?」
「はい!そういうことでしたらぜひよろしくお願いします!」
「これで契約成立ね!こちらこそよろしくお願いね!それからこれから私は部下になるのだから敬語は禁止よ」
「うん。わかったよ」
「フウちゃん、今後の打ち合わせのためにフレンド申請してもいいかな?」
「もちろんです!」
「よし、そっちの話は終わったな。そしたら次はこっちの話だな」
え、まだあるの…探索行きたかったんだけど…。
「すまんな、こっちの話はすぐに終わる。嬢ちゃんすまんが頻繁いじゃなくて構わないからオークションに品物を下ろしてもらえないか?」
「いいですけど、またどうして?」
「何、単純だ。オークションを盛り上げたいんだ!」
「なるほど。そういうことならいいですよ」
「すまんな。最近は素材に関していえばあんまり流れてこなくてな。武具に関してもドロップ品はいいんだが生産品はあんまり流れてこなくてな…」
あ、素材は私が買取してるからか…。
なんかごめんなさい。
「そういうわけで卸せそうな品物があったらまた連絡して欲しい」
「あ、そういう事なら今何個か渡しておきますね」
「助かる」
………
やっと終わったーっ!
それから結局ライラさんと後日にするなら今日しちゃったほうが楽だよねって話になって気楽な気持ちで打ち合わせを始めたんだけど…。
現実時間でで十時間を超えたの…。
結局その日は探索する元気がなくなってログアウトしたの。
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