ルルの語る幸せの歌

ピッコロ

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1. 死を恐れない心

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ある日、ルルの元に多くの人が血相を変えて来ました。ルルはどうしたの?と聞くと

「私達はもうすぐ死にます。ひどい毒を喰らってしまいました。どうか助けてください」

ルルは考え、一つの質問をした。

「皆んないつかは死ぬのですから、あなた方はどうしてそんなに血相を変えているのですか?」

と聞くと答えます。

「それは皆んな死にたくないからです」

と語る。するとルルは言います

「生と死は必ずやって来ます。瞬間、瞬間を見、瞬間、瞬間を生きてください。そうすれば残り少ない命であろうとなかろうとあなたがたは大変幸福であります」

ルルの言葉を聞き、苦しく暗くなっていた人々の心は落ち着きを取り戻した。

ルルはさらに語る。

「私達の心はいついかなる時も幸せになることが出来るのです。それは一切の執着がなく、一切の苦しみから解放された時なのです」

ルルは人々の手を取り言います。

「死の恐怖は偉大な物だが、死を恐れない心は最も強いのです」

ルルの穏やかなしかし心に来る言葉を聞き人々は安心した。

ルルの弟子、シャガはルルと人々をじっと見ていました。
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