「美少女157人も召喚できるだと!?」社畜の俺、尖ったトラウマを全部『まあるく』収めて大賢者になる。── やっぱりせかいはまあるいほうがいい

あとりえむ

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No.1 マシュリ:ぽかぽかのDカップ

「さあ、尖った世界をあなたの愛する丸みで満たし、存分に癒やされてきなさい。ここからは私が、無限の丸みで永遠に見守ってあげますよ……」

まあるい女神様の永遠の母性で魂の奥底まで完全に癒やされた俺は、彼女の底なしの慈愛に満ちた別れの言葉と、無限大の双丘の究極の余韻に浸りながら、見渡す限りゴツゴツとした岩が転がる荒野で目を覚ました。

ここは、理のバグによって鋭角な事件や魔物が多発する尖った世界。
俺の使命は、女神様から授かった『π=314』……すなわち、丸いもののエネルギーを100倍に増幅させる概念破壊スキルを駆使し、157人の乙女たちと共にこの世界の角を丸くしていくことだ。

決意を新たに立ち上がろうとしたその時、背後の岩陰から低い唸り声が聞こえた。
振り返ると、全身が鋭利な刃物のような岩で構成された巨大な狼、ロックウルフがよだれを垂らして俺を睨んでいた。

その牙も爪も、前世で俺を苦しめたノルマのグラフのように容赦のない鋭角だ。
あんな尖ったものに噛み砕かれてたまるか。
俺は迫り来る岩狼に向かって、魂の呪文を叫んだ。

「出でよっ、ぱいぱいっ! ナンバー1!」

ぼよよぉん!

荒野の乾いた空気を震わせ、次元の弾力境界が突破される音が響いた。
淡い光の中から飛び出してきたのは、亜麻色の三つ編みを揺らす、エプロンドレス姿の村娘だった。
少しそばかすのある素朴な笑顔。
そしてその胸元には、手のひらにすっぽりと収まる安心感と、確かな自己主張を併せ持つ完璧なふくらみがあった。



Dカップ。
俺の脳内データが瞬時に弾き出す。
日常のすぐそばにあるような、それでいて究極の癒やしを約束してくれる奇跡の質量だ。

「お呼びですか、一肆さま! ナンバー1、マシュリです! あんなトゲトゲのわんちゃん、私がまあるくしちゃいますね!」

マシュリはエプロンの裾をギュッと握りしめ、自ら名乗りを上げて岩狼の前に飛び出した。
鋭利な爪を振り下ろしてくる岩狼に対し、俺はすかさずスキルを発動する。

「万物円満(オール・ラウンド)!」

俺の『π=314』の力が、マシュリの丸いエネルギーを百倍に増幅させる。

「えいっ!ふんわりパンプレス!」

マシュリが両手を広げると、虚空から巨大で柔らかなパン生地が出現した。
増幅された圧倒的な弾力を持つパン生地は、岩狼の鋭い攻撃を完全に包み込み、そのままマシュリの慣れた手つきによってぐるぐると丸く捏ね上げられていく。
鋭角だった岩狼は抵抗する間もなく、巨大な丸いパンの塊へと強制的に姿を変えられ、無力化してしまった。

戦闘は一瞬で、そしてふんわりと丸く収まったのだ。

「えへへ、一肆さま、やりました! さあ、硬い地面に立っていてはお疲れでしょう? こっちに来て、ゆっくり休んでくださいね」

マシュリは荒野の少し平らな岩の上に腰を下ろすと、自分の太ももをポンポンと叩いて俺を手招きした。
俺は彼女の言葉に甘え、その柔らかな膝の上に頭を乗せる。

ぽかぽか膝枕。
それはただの膝枕ではない、対象の疲労とストレスを急速回復させる極上の甘やかし特技だ。
下からは太ももの温もりが伝わり、上を見上げれば、彼女のDカップの双丘が俺の顔のすぐそばに迫っていた。

「一肆さま、怖かったですよね。でも、もう大丈夫ですよ」

マシュリは少し田舎訛りのある優しい声で囁きながら、俺の頭をゆっくりと撫で始めた。

「ああ……マシュリのおかげで助かった。でも、前世からずっと尖ったものに追いかけられていたから、まだ少し心が強張っているんだ」

俺が正直に吐露すると、マシュリは困ったように眉を下げ、俺の顔を覗き込むように身を乗り出してきた。

「そんなに辛い思いを……よしよし、です。私の胸で、一肆さまの心のトゲトゲ、全部まあるく溶かしてあげますからね」

彼女が前傾姿勢になったことで、エプロンドレスに包まれたDカップの双丘が、俺の頬にふわりと触れた。
大きすぎず、小さすぎない。
手のひらに収まるという安心感が、今の俺のささくれ立った心には何よりも特効薬だった。

「すごく……柔らかい。それに、焼きたてのパンみたいな、すごくいい匂いがする」

「ふふっ、恥ずかしいですけど、嬉しいです。一肆さまが安心してくれるなら、もっといっぱいくっついちゃいますね」

マシュリは俺の頬にさらに深く胸を押し当ててきた。
呼吸をするたびに、彼女の体温と柔らかな弾力が俺の顔面を優しく包み込む。
彼女の細い指先が俺の髪を梳き、耳元で心地よい子守唄のように言葉を紡ぎ続ける。

「一肆さまは、もう頑張らなくていいんですよ。難しいことは全部忘れて、ここでまあるくなっててください。私がずっと、一肆さまのこと、お世話しますから」

「マシュリ……。なんだか、魂の底からポカポカしてきた……」

「よかったですぅ。一肆さまの顔、さっきよりずっと優しくて、まあるいお顔になりました。えへへ、可愛いですね」

彼女の素朴で真っ直ぐな愛情と、Dカップの絶妙な密着感が、前世で負った魂の傷跡をこれ以上ないほど優しく塞いでいく。
俺は彼女の温かい膝の上で、ふかふかの双丘の感触を頬に感じながら、ゆっくりと目を閉じた。

「やはり、世界は丸いほうがいい……」

純朴な村娘との温かい会話と、ぽかぽかの甘やかしに心底癒やされながら、俺は賢者タイム気味に平和を噛み締めていた。
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