「美少女157人も召喚できるだと!?」社畜の俺、尖ったトラウマを全部『まあるく』収めて大賢者になる。── やっぱりせかいはまあるいほうがいい

あとりえむ

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No.4 プルル:とろとろのFカップ

「ご主人様の心のトゲトゲ、ポメが全部丸くしたっすよ! またポメのこと呼んで、いーっぱい頭なでなでしてほしいワン!」

ポメのもふもふダイブで完全に癒やされた俺は、彼女が光の粒子となって消える前の、そんな元気いっぱいで名残惜しそうな別れの言葉の余韻に浸りながら、森を抜けて廃城へと足を踏み入れた。

そこはかつて栄えた城の跡地だったが、今は理のバグによって生み出された異形の魔物が徘徊する危険地帯となっていた。
トライアングル・ゴーレム。
全身が鋭利なガラス質の三角錐で構成されており、少しでも触れれば肉体を深く抉り取られる凶悪な兵器だ。

俺の脳内のデータ分析プロセスが、その無機質で冷酷な殺意を警告する。
前世で俺の心身を切り刻んだ、血も涙もない会社の評価システムのようだ。
あんな冷たくて尖ったものに、俺の安らぎを奪われてたまるか。
俺は迫り来る巨大な三角錐の群れに向かって、魂の呪文を叫んだ。

「出でよっ、ぱいぱいっ! ナンバー4!」

ぼよよぉん!

廃城の冷たい空気を震わせ、次元の弾力境界が突破される音が響いた。
水飛沫のような光の中から現れたのは、半透明の水色の髪を揺らす、透け感のある服を着た少女だった。
常にぽやーっとした表情を浮かべているが、その胸元には、スライムという不定形生物でありながら、確固たる質量と重力を感じさせる圧倒的な水風船が存在していた。



Fカップ。
俺の脳内データが瞬時に弾き出す。
自由自在に形を変えながらも、その巨大な質量だけは決して失われない、究極の柔軟性を持つ双丘だ。

「お呼びなのー? ナンバー4、清掃員のプルルでしゅ! あんなカチカチで痛そうなの、プルルが全部洗ってつるつるにしちゃうのー!」

プルルはぽやんとした声で自ら名乗りを上げ、無数の鋭利な三角錐を飛ばしてくるゴーレムの前に立ち塞がった。
俺はすかさずスキルを発動する。

「万物円満(オール・ラウンド)!」

俺の『π=314』の力が、プルルの丸いエネルギーを100倍に増幅させる。

「おいたしちゃダメなのー、ぷるるんリフレクトなのー!」

プルルが両手を広げると、彼女の胸のFカップが限界まで膨張し、巨大で半透明なスライムのドームを展開した。
飛来する無数の鋭利なガラスの三角錐がドームに激突するが、100倍に増幅された極上の弾力は、その鋭さを完全に包み込んで威力を吸収してしまう。
そして、ボヨンッ!という心地よい反発音と共に、鋭角だったゴーレムの破片はすべて丸くて無害なビー玉へと変換され、凄まじい勢いで跳ね返された。
自らの放った攻撃を丸くされて食らったゴーレムたちは次々とバランスを崩し、ただの丸いガラス玉の山へと崩れ落ちていった。
戦闘は一瞬で、そしてぷるるんと丸く収まったのだ。

「えへへー、全部つるつるのまあるい玉っころになったのー。一肆さま、お掃除おわりでしゅ! 体カチカチになってるから、プルルがとろとろにしてあげるのー」

プルルは廃城の崩れた柱の上に俺を座らせると、背後から俺の体にスライム状になった腕を回してきた。

とろとろマッサージ。
それはただの揉みほぐしではない、どんな隙間にも入り込むスライムの特性を活かし、対象の全身のコリや心の淀みを完璧に洗い流す極上の甘やかし特技だ。
ひんやりとした、それでいて生命の温もりを感じる半透明のFカップが、俺の背中から肩、そして首筋にかけて密着してくる。

「ああっ……プルル、すごく気持ちいい。冷酷なガラスの刃を見て、前世の冷たい記憶がフラッシュバックして全身が強張っていたんだ」

俺が息を吐き出しながら言うと、プルルは俺の耳元で甘く幼い声を響かせた。

「一肆さま、いっぱいいっぱい、痛いこと我慢してたのー? えらいでしゅ、よしよしなのー。プルルのまあるいおっぱいで、一肆さまのトゲトゲ、全部溶かしてあげるでしゅ」

彼女の巨大な双丘が俺の背骨のラインに合わせて完全に形を変え、一切の隙間なく密着する。
さらに、彼女の柔らかい手が俺の胸板からお腹へと回り込み、凝り固まった筋肉を極上の弾力で優しく揉みほぐしていく。
清らかな湧き水のような、甘くて涼しげな香りが俺の全身を包み込んだ。

「プルルの体、冷たいのにすごく温かく感じる……。それに、この柔らかさ、本当に骨の髄までとろけそうだ」

「んふふー、プルルはスライムだから、一肆さまの好きな形にどこまでもまあるくなれるのー。一肆さまの心の中の痛いところまで、プルルが入り込んでキレイキレイするでしゅ」

プルルのスライムの体が服の繊維すらもすり抜け、俺の素肌に直接その極上の丸みを押し当ててくる。
物理的なマッサージの心地よさに加え、彼女の底抜けにぽやんとした純粋な愛情が、俺の魂の奥深くにこびりついていた恐怖や疲労を綺麗に洗い流していく。
俺は完全に体の力を抜き、背中の後ろにある巨大な水風船のクッションに全体重を預けた。

「一肆さま、おめめとろーんってなってるのー。このままプルルの中で、ずーっとまあるくなってていいんでしゅよぉ……」

「ああ……もう何も考えられない……。プルル、全部任せる……」

「はーいなのー。一肆さまのこと、頭の先からつま先まで、あまーくとろとろにしてあげるでしゅ……」

思考回路は完全に停止し、ただひたすらに彼女の与えてくれる冷たくて温かい、究極の軟体マッサージの虜になっていく。

「やはり、世界は丸いほうがいい……」

清掃員のスライム娘が与えてくれる極上の柔軟性と包容力に完全に自我を溶かされながら、俺は賢者タイム気味に平和を噛み締めていた。
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