魔力0の貴族次男に転生しましたが、気功スキルで補った魔力で強い魔法を使い無双します

burazu

文字の大きさ
112 / 118
異世界生活

斥候からの報告

しおりを挟む
ラオール家の屋敷を占拠する事に成功したラオール家の後継者候補のアダムは自らの対抗馬としてモニカが担ぎ上げられる事を警戒し、モニカを拘束する算段を整えていたが、ジュンが騎士団と共にモニカに合流した事を知り、戦略を練り直すことにしたが、まずは屋敷周辺の掌握を優先していた。

 執務室で領主の仕事を代行していたアダムの元にパリアから報告が入ってきた。

「アダム様、たった今報告が入り、屋敷周辺の掌握完了しましたとの事です」
「うむ、これでこの周辺は我らの勢力下だ、数だけならばたとえ騎士団であろうとも圧倒できる」
「ですが騎士団は手練れ揃い、騎士身分の者は何かしらのスキルを有しているので手ごわい相手になるかと」
「ふん、だが騎士どもが何人いようともこの俺の力ならば蹂躙できる」

 たとえ騎士団が腕利き揃いでも自ら打って出れば、簡単に倒せると豪語するがパリアは唯一の不安を口にする。

「お忘れですかアダム様、モニカ様にジュン様が合流した事をジュン様のエレメントオーラは我々からすると未知な力、警戒が必要かと」
「それくらい俺とて分かっている、だがジュンがモニカ側にいる以上、雑兵どもが何人いても勝ち目がない、この俺が直接ヴィスタ家へ出向き、モニカの引き渡しを要求してみよう」
「今、ヴィスタ家まで斥候を送っております、その報告を聞いてから作戦を立てましょう」
「そうだな、奴らが何を準備しようが俺の敵ではないがな」

 ジュンがいる以上、モニカの拘束の為には自らがヴィスタ家に出向く必要があると考えるアダムに対し、パリアは斥候を送っている事を告げ、すぐさま兵が執務室に入室し、アダムとパリアに報告をする。

「失礼します、斥候よりの報告が入りました」
「申してみよ」
「はっ!ヴィスタ家の屋敷では現在柵を打ち立て、我らの襲撃に備えているものと思われます」
「ふん、柵なんぞ時間稼ぎにもなるまい、守りの薄いヴィスタ家の屋敷では我らを迎え撃つなど無謀だと思い知らせてやる」

 兵が斥候が得た情報を知らせるも、アダムは無駄なあがきだと断じ、強気な姿勢を崩さないでいたが兵が更なる情報を伝える。

「それから本来の人数と比較して騎士団の数が少なかったので、不審に思い調査したらメイル団長が実家のファブ家に戻っているという情報を得たとの報告がありました」
「何⁉メイルはジュンと離れて行動しているというのか?」
「おそらく我らに対抗する為に兵を集めているかと救援される前にファブ家をつぶしますか?」
「いや、それはそれでモニカに態勢を整える隙を与えかねん、直接モニカを捕えなければ」

 メイルがファブ家で兵を集めている可能性を考慮するもモニカが態勢を整えないよう、一気にモニカを捕えるようアダムは命令を出した。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

小さな貴族は色々最強!?

谷 優
ファンタジー
神様の手違いによって、別の世界の人間として生まれた清水 尊。 本来存在しない世界の異物を排除しようと見えざる者の手が働き、不運にも9歳という若さで息を引き取った。 神様はお詫びとして、記憶を持ったままの転生、そして加護を授けることを約束した。 その結果、異世界の貴族、侯爵家ウィリアム・ヴェスターとして生まれ変ることに。 転生先は優しい両親と、ちょっぴり愛の強い兄のいるとっても幸せな家庭であった。 魔法属性検査の日、ウィリアムは自分の属性に驚愕して__。 ウィリアムは、もふもふな友達と共に神様から貰った加護で皆を癒していく。

転生特典〈無限スキルポイント〉で無制限にスキルを取得して異世界無双!?

スピカ・メロディアス
ファンタジー
目が覚めたら展開にいた主人公・凸守優斗。 女神様に死後の案内をしてもらえるということで思春期男子高生夢のチートを貰って異世界転生!と思ったものの強すぎるチートはもらえない!? ならば程々のチートをうまく使って夢にまで見た異世界ライフを楽しもうではないか! これは、只人の少年が繰り広げる異世界物語である。

八百万の神から祝福をもらいました!この力で異世界を生きていきます!

トリガー
ファンタジー
神様のミスで死んでしまったリオ。 女神から代償に八百万の神の祝福をもらった。 転生した異世界で無双する。

世界一簡単にレベルアップ ~魔物を倒すだけでレベルが上がる能力を得た俺は、弱小の魔物を倒しまくって異世界でハーレム作る事にしました~

きよらかなこころ
ファンタジー
 シンゴはある日、事故で死んだ。  どうやら、神の手違いで間違って死んでしまったシンゴは異世界に転生することになる。  転生する際にオマケに『魔物を倒すだけでレベルが上がる』能力を貰ったシンゴ。  弱小の魔物を倒してレベルを上げ、異世界でハーレムを作る事を企むのだった。

出来損ない貴族の三男は、謎スキル【サブスク】で世界最強へと成り上がる〜今日も僕は、無能を演じながら能力を徴収する〜

シマセイ
ファンタジー
実力至上主義の貴族家に転生したものの、何の才能も持たない三男のルキウスは、「出来損ない」として優秀な兄たちから虐げられる日々を送っていた。 起死回生を願った五歳の「スキルの儀」で彼が授かったのは、【サブスクリプション】という誰も聞いたことのない謎のスキル。 その結果、彼の立場はさらに悪化。完全な「クズ」の烙印を押され、家族から存在しない者として扱われるようになってしまう。 絶望の淵で彼に寄り添うのは、心優しき専属メイドただ一人。 役立たずと蔑まれたこの謎のスキルが、やがて少年の運命を、そして世界を静かに揺るがしていくことを、まだ誰も知らない。

転生したら、伯爵家の嫡子で勝ち組!だけど脳内に神様ぽいのが囁いて、色々依頼する。これって異世界ブラック企業?それとも社畜?誰か助けて

ゆうた
ファンタジー
森の国編 ヴェルトゥール王国戦記  大学2年生の誠一は、大学生活をまったりと過ごしていた。 それが何の因果か、異世界に突然、転生してしまった。  生まれも育ちも恵まれた環境の伯爵家の嫡男に転生したから、 まったりのんびりライフを楽しもうとしていた。  しかし、なぜか脳に直接、神様ぽいのから、四六時中、依頼がくる。 無視すると、身体中がキリキリと痛むし、うるさいしで、依頼をこなす。 これって異世界ブラック企業?神様の社畜的な感じ?  依頼をこなしてると、いつの間か英雄扱いで、 いろんな所から依頼がひっきりなし舞い込む。 誰かこの悪循環、何とかして! まったりどころか、ヘロヘロな毎日!誰か助けて

侯爵家三男からはじまる異世界チート冒険録 〜元プログラマー、スキルと現代知識で理想の異世界ライフ満喫中!〜【奨励賞】

のびすけ。
ファンタジー
気づけば侯爵家の三男として異世界に転生していた元プログラマー。 そこはどこか懐かしく、けれど想像以上に自由で――ちょっとだけ危険な世界。 幼い頃、命の危機をきっかけに前世の記憶が蘇り、 “とっておき”のチートで人生を再起動。 剣も魔法も、知識も商才も、全てを武器に少年は静かに準備を進めていく。 そして12歳。ついに彼は“新たなステージ”へと歩み出す。 これは、理想を形にするために動き出した少年の、 少し不思議で、ちょっとだけチートな異世界物語――その始まり。 【なろう掲載】

R・P・G ~転生して不死にされた俺は、最強の英雄たちと滅ぼすはずだった異世界を統治する~

イット
ファンタジー
オカルト雑誌の編集者として働いていた瀬川凛人(40)は、怪現象の取材中、異世界の大地の女神と接触する。 半ば強制的に異世界へと転生させられた彼は、惑星そのものと同化し、“星骸の主”として不死の存在へと変貌した。 だが女神から与えられた使命は、この世界の生命を滅ぼし、星を「リセット」すること。凛人はその命令を、拒否する。 彼は、大地の女神により創造された星骸と呼ばれる伝説の六英雄の一人を従者とし、世界を知るため、そして残りの星骸を探すため旅に出る。 しかし一つ選択を誤れば世界が滅びる危うい存在…… 女神の使命を「絶対拒否」する不死者と、裏ボス級の従者たち。 これは、世界を滅ぼさず、統治することを選んだ男の英雄譚である。

処理中です...