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肉体強化魔法
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魔導騎士団との戦いのさなか、ルルーがムルカは魔力コントロールに優れ、自らの肉体を強化して戦うエキスパートであることをエイムに打ち明ける。その話を聞いてエイムがルルーに尋ねている。
「肉体強化?ギンさんがよく使う速度強化の魔法みたいなものですか?」
「いえ、ギンの速度強化の魔法は一時的に自身の能力の限界を超えるものだから、少し違うわ」
ギンの速度強化とムルカの肉体強化の魔法は一見似ているが少し違うとルルーは話しており、更なる説明が始まる。
「ムルカ様は私達が使う治癒魔法を応用して肉体を強化しているの」
「それはどういった方法でですか?」
「それはね……」
ルルーがムルカの魔法について説明していると突如火が放たれ、それに気づいたルルーは魔力障壁で防ぐことに成功する。火の放たれた先を見たらプラナが目に入った。両者の目が合うとプラナが言葉を発する。
「我らと戦っている中で世間話とはずいぶん余裕だな。その甘さが命取りになるぞ」
「言っておくけど私達に隙なんてなかったわ。それを見抜けず魔法の無駄うちをしてしまったあなたの方がよっぽど甘いわ」
「くっ、言わせておけば」
ルルーの指摘にプラナは反論する言葉が見つからず、言葉を詰まらせる。だが今は言葉で負かさず、実力で負かすため再度戦闘態勢に入るプラナであった。
その頃魔導騎士団の副官であるトーラスが指揮する部隊が文字通りトッポックス領、最後の砦を攻略していた。
「皆の者、あと一息だ!この砦さえ落とせばもはや領主の館など風前の灯。トッポックスを押さえれば王都攻略も容易くなる」
トーラスの言うように、トッポックスはグラッスの王都を囲むように砦を配置している。守備には適しているがそれが敵の手に渡ればたちまち攻撃の拠点となり、王都は敵の攻撃を受けやすくなっているのだ。
魔導騎士団の砦攻略のスピードがトッポックス領主の想定を上回っており、王都からの援軍もままならないまま戦闘を余儀なくされ、次から次へと砦が落とされていったのだ。そして今最後の砦も落ちようとしている。
そんな時、突如トーラスのもとに兵士が報告が入る。
「トーラス様、後方より敵が接近しております」
「何?まさかカイス様が敗北なされたのか?」
「いえ、4名はカイス様やプラナ様らと交戦中ですが、残りの2名がこちらに接近しております」
「ふっ、敵は判断を誤ったようだな。戦力を分散して我々に勝てると思ったのが大きな間違いだ」
報告を受けたトーラスは兵士たちに指示を出す。
「前衛部隊は引き続き砦の攻略を急げ。私と従士はその2名を返り討ちにしてくれる」
トーラスは自らがムルカ、ジエイを討ち果たしにいくことを部下に告げ、意気揚々と向かう。
続く
「肉体強化?ギンさんがよく使う速度強化の魔法みたいなものですか?」
「いえ、ギンの速度強化の魔法は一時的に自身の能力の限界を超えるものだから、少し違うわ」
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その頃魔導騎士団の副官であるトーラスが指揮する部隊が文字通りトッポックス領、最後の砦を攻略していた。
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トーラスの言うように、トッポックスはグラッスの王都を囲むように砦を配置している。守備には適しているがそれが敵の手に渡ればたちまち攻撃の拠点となり、王都は敵の攻撃を受けやすくなっているのだ。
魔導騎士団の砦攻略のスピードがトッポックス領主の想定を上回っており、王都からの援軍もままならないまま戦闘を余儀なくされ、次から次へと砦が落とされていったのだ。そして今最後の砦も落ちようとしている。
そんな時、突如トーラスのもとに兵士が報告が入る。
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報告を受けたトーラスは兵士たちに指示を出す。
「前衛部隊は引き続き砦の攻略を急げ。私と従士はその2名を返り討ちにしてくれる」
トーラスは自らがムルカ、ジエイを討ち果たしにいくことを部下に告げ、意気揚々と向かう。
続く
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