80 / 207
若き国王
しおりを挟む
ヨナ達の住む村からグラッスの王宮へと向かうギン達はその道中でジエイと合流をする。
ジエイと合流すると早速ギンが声をかける。
「ジエイ、王宮の方はどうだった?」
「はい、トッポックス領主は現在、投獄されており処罰の内容は今後の合議で決定するようです」
ジエイの話を聞いてルルーが同盟交渉の可否を尋ねる。
「それで同盟交渉はできそうなの?」
「比較的今は城内は落ち着いているようですし、できると思われます」
「じゃあ、行きましょう」
ルルーがそう言うとギンは再び手綱をとり、馬車を動かす。
しばらくしていると王宮らしき建物が見えてきて、ジエイが一同に声をかける。
「皆さん、あれがグラッスの王宮です」
王宮の城下町の入り口で馬車を停車しルルーが一同に声をかける。
「じゃあ、みんな今回はムルカ様と私だけで王宮に入って交渉をしてくるから。町を見回って時間をつぶしておいて」
ルルーの提案にブライアンが反論をする。
「ちょっと待て、まさかお前らだけでご馳走にありつこうってんじゃないだろうな」
「そんな訳ないでしょ、今回は交渉が終われば早めに城を後にするわ。ヨナ達も待たしているし」
ブライアンとルルーのやり取りを見てムルカが声をかける。
「ではルルー、参ろうか」
「はい」
そう言ってルルーとムルカは王宮へと向かっていく。
王宮の門番をしている兵士に自らがプレツ国よりの特使だという事を告げて城内への入城を許可してもらい玉座の間へと案内される。
その一方玉座でルルー達を待つ男が居た。
「大臣よ、本当にプレツからの特使が来るのだな?」
「今時分その報告がございました。間違いはございません」
彼はグラッス国王であり、父親の先代国王急逝により若くして国王の座を継承したのである。このような交渉は初めてか緊張が隠せないようにある。
国王の緊張が解けぬまま、兵士より報告が入る。
「申し上げます、特使殿玉座の間へ入室されたしとの事にございます」
「う、うむ通してよいぞ」
国王がそう言うと、ルルー、ムルカが入室する。
「よくぞ参られた特使殿。ささ、陛下にご挨拶を」
大臣に促されてルルーとムルカがグラッス国王に挨拶をする。
「お初お目にかかり光栄でございます。プレツより参上しましたミッツ教神官ムルカにございます」
「同じくシスターのルルーにございます」
この若き国王との同盟交渉の行方は?
続く。
ジエイと合流すると早速ギンが声をかける。
「ジエイ、王宮の方はどうだった?」
「はい、トッポックス領主は現在、投獄されており処罰の内容は今後の合議で決定するようです」
ジエイの話を聞いてルルーが同盟交渉の可否を尋ねる。
「それで同盟交渉はできそうなの?」
「比較的今は城内は落ち着いているようですし、できると思われます」
「じゃあ、行きましょう」
ルルーがそう言うとギンは再び手綱をとり、馬車を動かす。
しばらくしていると王宮らしき建物が見えてきて、ジエイが一同に声をかける。
「皆さん、あれがグラッスの王宮です」
王宮の城下町の入り口で馬車を停車しルルーが一同に声をかける。
「じゃあ、みんな今回はムルカ様と私だけで王宮に入って交渉をしてくるから。町を見回って時間をつぶしておいて」
ルルーの提案にブライアンが反論をする。
「ちょっと待て、まさかお前らだけでご馳走にありつこうってんじゃないだろうな」
「そんな訳ないでしょ、今回は交渉が終われば早めに城を後にするわ。ヨナ達も待たしているし」
ブライアンとルルーのやり取りを見てムルカが声をかける。
「ではルルー、参ろうか」
「はい」
そう言ってルルーとムルカは王宮へと向かっていく。
王宮の門番をしている兵士に自らがプレツ国よりの特使だという事を告げて城内への入城を許可してもらい玉座の間へと案内される。
その一方玉座でルルー達を待つ男が居た。
「大臣よ、本当にプレツからの特使が来るのだな?」
「今時分その報告がございました。間違いはございません」
彼はグラッス国王であり、父親の先代国王急逝により若くして国王の座を継承したのである。このような交渉は初めてか緊張が隠せないようにある。
国王の緊張が解けぬまま、兵士より報告が入る。
「申し上げます、特使殿玉座の間へ入室されたしとの事にございます」
「う、うむ通してよいぞ」
国王がそう言うと、ルルー、ムルカが入室する。
「よくぞ参られた特使殿。ささ、陛下にご挨拶を」
大臣に促されてルルーとムルカがグラッス国王に挨拶をする。
「お初お目にかかり光栄でございます。プレツより参上しましたミッツ教神官ムルカにございます」
「同じくシスターのルルーにございます」
この若き国王との同盟交渉の行方は?
続く。
0
あなたにおすすめの小説
魔道具は歌う~パーティ追放後に最高ランクになった俺を幼馴染は信じない。後で気づいてももう遅い、今まで支えてくれた人達がいるから~
喰寝丸太
ファンタジー
異世界転生者シナグルのスキルは傾聴。
音が良く聞こえるだけの取り柄のないものだった、
幼馴染と加入したパーティを追放され、魔道具に出会うまでは。
魔道具の秘密を解き明かしたシナグルは、魔道具職人と冒険者でSSSランクに登り詰めるのだった。
そして再び出会う幼馴染。
彼女は俺がSSSランクだとは信じなかった。
もういい。
密かにやってた支援も打ち切る。
俺以外にも魔道具職人はいるさ。
落ちぶれて行く追放したパーティ。
俺は客とほのぼのとした良い関係を築きながら、成長していくのだった。
裏切られ続けた負け犬。25年前に戻ったので人生をやり直す。当然、裏切られた礼はするけどね
魚夢ゴールド
ファンタジー
冒険者ギルドの雑用として働く隻腕義足の中年、カーターは裏切られ続ける人生を送っていた。
元々は食堂の息子という人並みの平民だったが、
王族の継承争いに巻き込まれてアドの街の毒茸流布騒動でコックの父親が毒茸の味見で死に。
代わって雇った料理人が裏切って金を持ち逃げ。
父親の親友が融資を持ち掛けるも平然と裏切って借金の返済の為に母親と妹を娼館へと売り。
カーターが冒険者として金を稼ぐも、後輩がカーターの幼馴染に横恋慕してスタンピードの最中に裏切ってカーターは片腕と片足を損失。カーターを持ち上げていたギルマスも裏切り、幼馴染も去って後輩とくっつく。
その後は負け犬人生で冒険者ギルドの雑用として細々と暮らしていたのだが。
ある日、人ならざる存在が話しかけてきた。
「この世界は滅びに進んでいる。是正しなければならない。手を貸すように」
そして気付けは25年前の15歳にカーターは戻っており、二回目の人生をやり直すのだった。
もちろん、裏切ってくれた連中への返礼と共に。
職業ガチャで外れ職引いたけど、ダンジョン主に拾われて成り上がります
チャビューヘ
ファンタジー
いいね、ブックマークで応援いつもありがとうございます!
ある日突然、クラス全員が異世界に召喚された。
この世界では「職業ガチャ」で与えられた職業がすべてを決める。勇者、魔法使い、騎士――次々と強職を引き当てるクラスメイトたち。だが俺、蒼井拓海が引いたのは「情報分析官」。幼馴染の白石美咲は「清掃員」。
戦闘力ゼロ。
「お前らは足手まといだ」「誰もお荷物を抱えたくない」
親友にすら見捨てられ、パーティ編成から弾かれた俺たちは、たった二人で最低難易度ダンジョンに挑むしかなかった。案の定、モンスターに追われ、逃げ惑い――挙句、偶然遭遇したクラスメイトには囮として利用された。
「感謝するぜ、囮として」
嘲笑と共に去っていく彼ら。絶望の中、俺たちは偶然ダンジョンの最深部へ転落する。
そこで出会ったのは、銀髪の美少女ダンジョン主・リリア。
「あなたたち……私のダンジョンで働かない?」
情報分析でダンジョン構造を最適化し、清掃で魔力循環を改善する。気づけば生産効率は30%向上し、俺たちは魔王軍の特別顧問にまで成り上がっていた。
かつて俺たちを見下したクラスメイトたちは、ダンジョン攻略で消耗し、苦しんでいる。
見ろ、これが「外れ職」の本当の力だ――逆転と成り上がり、そして痛快なざまぁ劇が、今始まる。
器用貧乏な赤魔道士は、パーティーでの役割を果たしてないと言って追い出されるが…彼の真価を見誤ったメンバーは後にお約束の展開を迎える事になる。
アノマロカリス
ファンタジー
【赤魔道士】
それは…なりたい者が限られる不人気No. 1ジョブである。
剣を持って戦えるが、勇者に比べれば役に立たず…
盾を持ってタンクの役割も出来るが、騎士には敵わず…
攻撃魔法を使えるが、黒魔道士には敵わず…
回復魔法を使えるが、白魔道士には敵わず…
弱体魔法や強化魔法に特化していて、魔法発動が他の魔道士に比べて速いが認知されず…
そして何より、他のジョブに比べて成長が遅いという…
これは一般的な【赤魔道士】の特徴だが、冒険者テクトにはそれが当て嵌まらなかった。
剣で攻撃をすれば勇者より強く…
盾を持てばタンクより役に立ち…
攻撃魔法や回復魔法は確かに本職の者に比べれば若干威力は落ちるが…
それを補えるだけの強化魔法や弱体魔法の効果は絶大で、テクトには無詠唱が使用出来ていた。
Aランクパーティーの勇者達は、テクトの恩恵を受けていた筈なのに…
魔物を楽に倒せるのは、自分達の実力だと勘違いをし…
補助魔法を使われて強化されているのにもかかわらず、無詠唱で発動されている為に…
怪我が少ないのも自分達が強いからと勘違いをしていた。
そしてそんな自信過剰な勇者達は、テクトを役立たずと言って追い出すのだが…
テクトは他のパーティーでも、同じ様に追い出された経験があるので…
追放に対しては食い下がる様な真似はしなかった。
そしてテクトが抜けた勇者パーティーは、敗走を余儀無くされて落ち目を見る事になるのだが…
果たして、勇者パーティーはテクトが大きな存在だったという事に気付くのはいつなのだろうか?
9月21日 HOTランキング2位になりました。
皆様、応援有り難う御座います!
同日、夜21時49分…
HOTランキングで1位になりました!
感無量です、皆様有り難う御座います♪
断罪まであと10分、私は処刑台の上で「ライブ配信」を開始した〜前世インフルエンサーの悪役令嬢、支持率100%でクズ王子を逆処刑する〜
深渡 ケイ
ファンタジー
断罪まで、あと10分。
処刑台の上で跪く悪役令嬢スカーレットは、笑っていた。
なぜなら彼女は――
前世で“トップインフルエンサー”だったから。
処刑の瞬間、彼女が起動したのは禁忌の精霊石。
空に展開された巨大モニターが、全世界同時ライブ配信を開始する。
タイトルは――
『断罪なう』。
王子の不貞、聖女の偽善、王家の腐敗。
すべてを“証拠付き・リアルタイム”で暴露する配信に、
国民の「いいね(=精霊力)」が集まり始める。
そして宣言される、前代未聞のルール。
支持率が上がるほど、処刑は不可能になる。
処刑台は舞台へ。
断罪はエンタメへ。
悪役令嬢は、世界をひっくり返す配信者となった。
これは、
処刑されるはずだった悪役令嬢が、
“ライブ配信”で王子と王国を公開処刑する物語。
支持率100%の先に待つのは、復讐か、革命か、
それとも――自由か。
戦場の英雄、上官の陰謀により死亡扱いにされ、故郷に帰ると許嫁は結婚していた。絶望の中、偶然助けた許嫁の娘に何故か求婚されることに
千石
ファンタジー
「絶対生きて帰ってくる。その時は結婚しよう」
「はい。あなたの帰りをいつまでも待ってます」
許嫁と涙ながらに約束をした20年後、英雄と呼ばれるまでになったルークだったが生還してみると死亡扱いにされていた。
許嫁は既に結婚しており、ルークは絶望の只中に。
上官の陰謀だと知ったルークは激怒し、殴ってしまう。
言い訳をする気もなかったため、全ての功績を抹消され、貰えるはずだった年金もパー。
絶望の中、偶然助けた子が許嫁の娘で、
「ルーク、あなたに惚れたわ。今すぐあたしと結婚しなさい!」
何故か求婚されることに。
困りながらも巻き込まれる騒動を通じて
ルークは失っていた日常を段々と取り戻していく。
こちらは他のウェブ小説にも投稿しております。
公爵令嬢アナスタシアの華麗なる鉄槌
招杜羅147
ファンタジー
「婚約は破棄だ!」
毒殺容疑の冤罪で、婚約者の手によって投獄された公爵令嬢・アナスタシア。
彼女は獄中死し、それによって3年前に巻き戻る。
そして…。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる