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上陸!フィファーナ隊
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フィファーナ隊が補給拠点のある島を離れ、ギン達がその隙を突き島へ向かおうとしている時、フィファーナ隊はプレツ本国への上陸を果たそうとしていた。
「フィファーナ様、間もなくプレツへと上陸いたします」
「ふむ、ご苦労であった。ここまで邪魔がなかったことを見ると先の水軍との敗戦がプレツにとっても痛手だったようじゃのう」
「はっ!我がブロッス帝国の水軍に恐れをなしたのでしょう」
「よし、上陸し次第、斥候隊より報告を受け戦いの方針を決めようぞ」
フィファーナの言葉と共に、フィファーナ達を乗せた船はプレツへと上陸した。
船より兵士が降りていく中、フィファーナ自身も船より降り、斥候隊が用意していた本陣へと向かっていく。
本陣にいた斥候隊の兵士がフィファーナに声をかける。
「フィファーナ様!お待ちしておりました」
「ふむ、それでは早速現在のプレツの状況を聞かせてもらおうぞ」
「はっ!先のバンス将軍の部隊の猛攻で未だ疲弊は続いており、更にはとある村が魔物の襲撃にあい、その事後処理に追われ、まとまった兵を用意できないようにございます」
報告を受けたフィファーナは疑問が生まれ、その疑問を兵士にぶつける。
「さすがはバンスじゃのう。じゃがバンスが仕留め損ねたとなるとあの魔法剣を使う男達が厄介のようじゃのう。その者達はどうしておる?」
「はっ!奴らは今もこの国に留まり、我らに備えていた模様にございます」
「それでそいつらはどこにおるのじゃ?」
「スップのミッツ教団の教会のようにございます」
兵士の報告を聞き、フィファーナの中で方針が決まり、兵士達に告げる。
「皆の者よこれより全軍をもってスップを攻め落とすぞ」
「全軍にございますか?」
「そうじゃ、奴らさえ仕留めれば今のプレツなど恐るるに足らん。あの者達こそが我らの障害じゃ」
フィファーナが方針を兵士に告げると別の斥候が新たな情報をフィファーナに告げる為にやって来る。
「フィファーナ様!たった今入った報告ですが……」
「何じゃ?申してみよ」
「例の魔法剣を使う剣士と以前我らの隊に潜入していたジエイが、港町より船に乗り、補給拠点に向かっているとの報告を受けました。おそらく補給を絶つのが目的でしょう、いかがなさいますか?」
「奴らも中々抜かりがないのう。じゃがプレツさえ落としてしまえば問題はあるまい」
フィファーナはあくまでもプレツを落とすことを最優先事項と考え、報告をしてきた斥候にある事を告げた。
「そちは水軍に念の為、周囲の警戒を強めるよう報告せよ」
「はっ!」
その言葉を聞いた斥候は水軍に伝えるべくフィファーナ達の船に乗り、脱出用の小舟で水軍に報告へと向かう。
その様子を見たフィファーナは兵士達に呼びかける。
「ではゆくぞ皆の者」
ついにフィファーナの本格的なプレツ侵攻が始まろうとしている。
「フィファーナ様、間もなくプレツへと上陸いたします」
「ふむ、ご苦労であった。ここまで邪魔がなかったことを見ると先の水軍との敗戦がプレツにとっても痛手だったようじゃのう」
「はっ!我がブロッス帝国の水軍に恐れをなしたのでしょう」
「よし、上陸し次第、斥候隊より報告を受け戦いの方針を決めようぞ」
フィファーナの言葉と共に、フィファーナ達を乗せた船はプレツへと上陸した。
船より兵士が降りていく中、フィファーナ自身も船より降り、斥候隊が用意していた本陣へと向かっていく。
本陣にいた斥候隊の兵士がフィファーナに声をかける。
「フィファーナ様!お待ちしておりました」
「ふむ、それでは早速現在のプレツの状況を聞かせてもらおうぞ」
「はっ!先のバンス将軍の部隊の猛攻で未だ疲弊は続いており、更にはとある村が魔物の襲撃にあい、その事後処理に追われ、まとまった兵を用意できないようにございます」
報告を受けたフィファーナは疑問が生まれ、その疑問を兵士にぶつける。
「さすがはバンスじゃのう。じゃがバンスが仕留め損ねたとなるとあの魔法剣を使う男達が厄介のようじゃのう。その者達はどうしておる?」
「はっ!奴らは今もこの国に留まり、我らに備えていた模様にございます」
「それでそいつらはどこにおるのじゃ?」
「スップのミッツ教団の教会のようにございます」
兵士の報告を聞き、フィファーナの中で方針が決まり、兵士達に告げる。
「皆の者よこれより全軍をもってスップを攻め落とすぞ」
「全軍にございますか?」
「そうじゃ、奴らさえ仕留めれば今のプレツなど恐るるに足らん。あの者達こそが我らの障害じゃ」
フィファーナが方針を兵士に告げると別の斥候が新たな情報をフィファーナに告げる為にやって来る。
「フィファーナ様!たった今入った報告ですが……」
「何じゃ?申してみよ」
「例の魔法剣を使う剣士と以前我らの隊に潜入していたジエイが、港町より船に乗り、補給拠点に向かっているとの報告を受けました。おそらく補給を絶つのが目的でしょう、いかがなさいますか?」
「奴らも中々抜かりがないのう。じゃがプレツさえ落としてしまえば問題はあるまい」
フィファーナはあくまでもプレツを落とすことを最優先事項と考え、報告をしてきた斥候にある事を告げた。
「そちは水軍に念の為、周囲の警戒を強めるよう報告せよ」
「はっ!」
その言葉を聞いた斥候は水軍に伝えるべくフィファーナ達の船に乗り、脱出用の小舟で水軍に報告へと向かう。
その様子を見たフィファーナは兵士達に呼びかける。
「ではゆくぞ皆の者」
ついにフィファーナの本格的なプレツ侵攻が始まろうとしている。
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