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土人形の襲撃
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何者かの気配を察し、その者が自分達に接近していることをジエイが一同に伝えると、それそれの馬車で警戒態勢をとる。
「ブライアン、ループの手綱を頼む。俺は馬車より降りて襲撃に備える」
ギンの申し出を受け、ブライアン、そしてムルカが了承する。
「分かった、こっちは任せろ」
「頼むぞギン殿」
2人の言葉を受け、ギンは馬車を降りて剣を抜き、襲撃の備える。
ジエイもまた馬車内でヨナ達に呼びかける。
「ヨナ殿、ウィル殿、私は馬車の外で襲撃に備えるので、中から警戒してください」
「分かったよ、気を付けてね」
「任せろ」
ジエイも馬車を飛び降り、集中し殺気を探っている。
団長達が乗っている馬車ではルルーが団長達に呼びかけている。
「皆さん、どうやら何者かが接近しているようです」
「何だと⁉どうするのだ」
「とりあえず皆さんは座席から動かないようにしてください、戦闘になれば不測の事態も発生しますから」
「あんたはどうするんだ?」
団長の問いにルルーが返答をする。
「私は皆さんを守るため防御魔法の準備の為に集中します」
そう言ってルルーは周囲に神経を研ぎ澄ませ攻撃に対して警戒をする。
役者達が乗っている馬車ではエイムがミニルと役者達に声をかけている。
「ミニルさん、皆さんをしっかりと守ってください、皆さんは危ないから座席から動かないでください」
「エイムはどうするの?」
「はっきりとはしませんが、魔力の波動が人間のものではないかも知れません」
「人間じゃない……?それって⁉」
ミニルの疑問に対しエイムが返答をする。
「魔物かも知れません、それも魔法を使用できる魔物となると高位の魔物かも知れません」
魔物という言葉を聞き、ミニル、そしてリーザ達役者は息を飲む。
「接近すればはっきりするのでその方向に魔法を放ちます、もちろん皆さんを巻き込まないように威力が低めの魔法で牽制しますけど」
「じゃあ、外を頼める?私は中で皆さんを守るから」
「分かりました」
そう言ってエイムは馬車から降りて外で警戒しているギン達に声をかける。
「ギンさん、ジエイさん、襲撃してくるのは魔物かも知れません」
エイムの言葉を聞き、ジエイが返答をする。
「エイム殿、それは誠なのですか?」
「魔力の波動が人間のものではないので、多分そうだと思います」
エイムの言葉を聞いてギンは思い出すかのように話す。
「そうすると、まさかこの間のブリックのような奴か?」
「波動自体はブリックのものではないので、別の魔物だと思います」
エイムがギンに魔力の波動を説明していると突如何者かがギン達に接近し、ジエイが短剣で斬って、ギン達に呼びかける。
「ギン殿、エイム殿、魔物です!」
ジエイに促されギンとエイムも魔物との臨戦態勢に入り、ギンも魔物を剣で斬るが、妙な違和感をおぼえる。
「ジエイ、こいつらは土で作られているな」
「ええ、土人形の魔物とは……」
ギンとジエイが話しているとエイムが魔力の波動を感じ、ギン達に伝える。
「ギンさん、ジエイさん、近づいてきます」
ギン達がエイムに促された方向を向くとそこには少女とおぼしき者がいるが耳が人間より長く、おおよそ人間とはいいづらい容姿である。
「へえ、あたいの存在に気付くなんて、人間にしてはとんでもない魔力感知能力が高いようだね」
少女が言葉を発したことによりギン達はある事実に気付く。
「エイム、この魔物も俺達の言葉を話している。ということは……」
「はい、ブリックと同じで知性が高いですね」
ブリックの名前を聞き、少女が反応を示す。
「あんた達、ブリックを知っているんだ」
ブリックを知っている少女に対しジエイが質問を返す。
「お前もブリックの仲間というわけか?」
「ま、一応そういうことになるね、あたいはピッキーっていうんだ、といってもあんた達には死んでもらうけどね」
ブリックに続き、新たな魔物ピッキーと相対するギン達。この魔物を倒し、ミックサック団を守り切れるのか?
「ブライアン、ループの手綱を頼む。俺は馬車より降りて襲撃に備える」
ギンの申し出を受け、ブライアン、そしてムルカが了承する。
「分かった、こっちは任せろ」
「頼むぞギン殿」
2人の言葉を受け、ギンは馬車を降りて剣を抜き、襲撃の備える。
ジエイもまた馬車内でヨナ達に呼びかける。
「ヨナ殿、ウィル殿、私は馬車の外で襲撃に備えるので、中から警戒してください」
「分かったよ、気を付けてね」
「任せろ」
ジエイも馬車を飛び降り、集中し殺気を探っている。
団長達が乗っている馬車ではルルーが団長達に呼びかけている。
「皆さん、どうやら何者かが接近しているようです」
「何だと⁉どうするのだ」
「とりあえず皆さんは座席から動かないようにしてください、戦闘になれば不測の事態も発生しますから」
「あんたはどうするんだ?」
団長の問いにルルーが返答をする。
「私は皆さんを守るため防御魔法の準備の為に集中します」
そう言ってルルーは周囲に神経を研ぎ澄ませ攻撃に対して警戒をする。
役者達が乗っている馬車ではエイムがミニルと役者達に声をかけている。
「ミニルさん、皆さんをしっかりと守ってください、皆さんは危ないから座席から動かないでください」
「エイムはどうするの?」
「はっきりとはしませんが、魔力の波動が人間のものではないかも知れません」
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ミニルの疑問に対しエイムが返答をする。
「魔物かも知れません、それも魔法を使用できる魔物となると高位の魔物かも知れません」
魔物という言葉を聞き、ミニル、そしてリーザ達役者は息を飲む。
「接近すればはっきりするのでその方向に魔法を放ちます、もちろん皆さんを巻き込まないように威力が低めの魔法で牽制しますけど」
「じゃあ、外を頼める?私は中で皆さんを守るから」
「分かりました」
そう言ってエイムは馬車から降りて外で警戒しているギン達に声をかける。
「ギンさん、ジエイさん、襲撃してくるのは魔物かも知れません」
エイムの言葉を聞き、ジエイが返答をする。
「エイム殿、それは誠なのですか?」
「魔力の波動が人間のものではないので、多分そうだと思います」
エイムの言葉を聞いてギンは思い出すかのように話す。
「そうすると、まさかこの間のブリックのような奴か?」
「波動自体はブリックのものではないので、別の魔物だと思います」
エイムがギンに魔力の波動を説明していると突如何者かがギン達に接近し、ジエイが短剣で斬って、ギン達に呼びかける。
「ギン殿、エイム殿、魔物です!」
ジエイに促されギンとエイムも魔物との臨戦態勢に入り、ギンも魔物を剣で斬るが、妙な違和感をおぼえる。
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「ええ、土人形の魔物とは……」
ギンとジエイが話しているとエイムが魔力の波動を感じ、ギン達に伝える。
「ギンさん、ジエイさん、近づいてきます」
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「はい、ブリックと同じで知性が高いですね」
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「あんた達、ブリックを知っているんだ」
ブリックを知っている少女に対しジエイが質問を返す。
「お前もブリックの仲間というわけか?」
「ま、一応そういうことになるね、あたいはピッキーっていうんだ、といってもあんた達には死んでもらうけどね」
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