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グローディアス王国編
白王の初クエストです。
その後白王は王都ギルマスの執務室に通されお茶を飲みながらカードが来るのを待っていた。
「申し遅れました、私はグローディアス王都冒険者ギルドマスターをしておりますクリス・スカイニアと申します、どうぞお見知り置きを…そして、こちらがビャクオウ様の新しいカードになります。」
「おお~…ん?真っ黒なカードになったな…」
「はい…ドラゴンを討伐出来る方をランクEのカードを持たせる訳にはいけません!私は王都のギルドマスターでもありますが全冒険者ギルドの統括でもあります、私の持つ権限でビャクオウ様を最高ランクSSSと致します…現在SSSはおりませんので貴方様が冒険者の最高ランクになります。」
「そうか…まあ面倒ごとには首は突っ込まないから良いが…お前は気付いているだろう?俺は人間では無いぞ。」
「ドラゴンを単独で狩る人間はいません…獣人でも難しいでしょう…貴方は魔族でしょうか?」
「魔族では無いが…近い者ではあるな…知りたいか?」
「……いえ、結構です!知れば巻き込まれてしまいますから…」
「そうか…まあ、それが正しいであろうな…ふふふ…久しぶりに頭が働く人間に会えた…本当に面白い!」
「褒めて頂いて嬉しく思います…さて、ドラゴンの素材でございますが肉以外が全部買い取りと致しますが良いのですか?」
「ああ…良いぞ…」
「ありがとうござます!我がギルド始まって以来の売上となります!」
「肉美味しかったら、また狩って来るかもしれん…その時はまた頼む。」
「勿論で御座います!」
「ところでこの国…王太子は帰って来たか?」
「王太子殿下はまだお戻りではない様ですよ…王宮は現在二つの勢力で拮抗している様ですね…興味がお有りですか?」
「普段なら興味は無い…だが今は訳ありでな…俺としてはここの王族は昔から好ましい人間ではある…大昔の事であるが、一緒に旅をした事もあるからな。」
「人では無い貴方様も長い時を生きておられるのですね…」
「まあな…バカ帝国の姫が来てからだろ?この国が揺らいでいるのは…」
「はい…帝国は今まで力技のみで領土を広げておりましたが最近頭も使う様になったみたいですね。」
「そうか…一つ教えておいてやろう…お前さんとは仲良くしといて損しないみ様だしな…」
「それは、有難い事で御座いますが…。」
「もうすぐ王太子が戻って来る…しかも呪いを解いてな!」
「!!本当ですか?王太子様に掛けられた呪いは緊縛の呪いだと噂でした…あの呪いは解けない呪いであると聞いていましたから…それ故に旅に出られたとも聞いておりましたし暫くは違う国の冒険者として動いていらっしゃっると報告を受けていましたが最近ではその報告も絶えて久しいのでもう亡くなられたと思っていたのです。」
「生きてるよ…呪いも解かれた…そしてまた動き出すだろう…色々なのがな!それを見届ける為にココに来たんだよ我はな!故に…王宮の方に…近くに居たいのだが宿はあるか?」
「そうですね…ドラゴンの素材を売って頂きましたからお金に不自由はありませんけどビャクオウ様に特別なクエストをお願い致しましょう…きっとビャクオウ様にも利があると思いますので…」
「ほう…いいだろう…言ってみろ?」
「王宮において国王陛下の護衛をお願い致します…現在筆頭侯爵様からのご依頼があったのですがビャクオウ様なら推薦出来ます!」
「我を王宮にか!酔狂だな!!面白い!行ってやろう!目の前で面白いモノが観れる!楽しみだ!」
「では、クエスト受注の手続きをして参ります、少々お待ちを…」
「ああ、分かった。」
何とも面白い運命を感じている。
千尋に出会ってから白王にとって退屈がない。
長く生きてると生きている事に飽きて来る。
それも何度も何度も来るのだから…そのうち死が欲しくなる一瞬が来る。
まあ、それすらも何度も来ると慣れてしまうのだから退屈になる。
だから最近は面白くて仕方がない。
千尋という神の愛し子を巡る色々な事が退屈な人生に鮮やかな色を付けてくれた事を喜んでもいる。
「さて、今代の王はどんな人であるか…アイツに似てるかな?…ふふふ…」
ギルドマスターは階下に降りて先程の特別クエストの処理をするべく受付に来たのだが早々とドラゴンの話を聞き付けた者達が買い取りの話しをしていた。
商売人にとって情報は命だ。
あらゆる所に情報の糸を広げている。
そしてギルドのドアを開けて入って来た人物にギルマスは驚いた。
「ドラニアス侯爵様…」
ギルマスがいる事に気が付いた侯爵もカウンターへと歩んで来た。
国の重鎮であるにも関わらず侯爵は若い時から自分でサクサク動く人で、周りの部下や護衛達は苦労していた。
それが筆頭侯爵となった今でも変わらないのだから振り回される部下や護衛も増えているだろう。
「ギルドマスター例の件なんだが…」
「侯爵様その件いい人材が見つかりましたので、こちらから伺う様手配する所でした。」
「本当か?」
「はい、本日ブラックカードになられた方ですが実力もアースドラゴンを倒す方です!今クエストをお願いして承諾も得ました。」
「アースドラゴン!…ブラックカードとはSSSか!それは凄いな…今、会えるか?」
「はい…執務室で待って頂いておりますのでご紹介致しましょう!」
「有り難い!それとドラゴンの素材…我が家にも回して欲しいな…ドラゴンの血でいいので…。」
「承りました…全部は無理ですが、薬が作れるくらいでしたらお回しします。」
「助かる…」
「では、侯爵様も執務室へ!」
「ああ…」
ギルマスがクエスト受注の手続きをした用紙を職員から貰うと自ら侯爵を執務室へと案内して行った。
そして、執務室のドアを軽くノックし入って行くと白王は優雅に紅茶を飲んでいた。
勿論、ギルマス以外の存在に気が付いていたが知らないフリをしていた。
「ビャクオウ様、こちらは今回のクエストを依頼されましたドラニアス侯爵閣下でございます。」
一応ソファーから立ち上がり戦士の礼を取って白王も侯爵に挨拶をした。
「我が名は白王だ、お見知り置きを。」
侯爵は驚いた!
何とも優美な姿でとてもドラゴンを倒した人物とは思えなかったが、筆頭侯爵であり国の重鎮でもある自分に何の緊張すらしない…まるで幼子を見る様な目で見ている白王に驚きしかない。
しかし、どこかプレッシャーがかかる雰囲気に侯爵は只者でないと判断した。
「ドラニアスだ、今回のクエスト受けてくれて感謝する。」
「まあ~成り行きだか、これも縁なのであろうし昔の馴染みがいた国だ…その国の頼みなら仕方あるまい。」
ふと侯爵は黙り込み白王を見てフッと思い出した…。
「………昔、曽祖父から聞いた事があります…まだ曽祖父が小さい頃に出会った戦士の話しです…その方は銀髪でしなやかな身体なのに万の軍勢であっても1人で戦い勝利した英雄に一度だけ頭を撫でられた…その暖かい大きな手から滲み出る魔力は大森林の中に居るような気がしたと…国の英雄にもなれる方なのに何も言わず名も残さず去って行かれたそうだ…何故だろう…貴方を見たら、その話しを思い出した。」
「ふふふ…そうか…面白いな!人は本当に…どうしようもないのもいれば、側にいて助けたくなる人もいる…本当に人とは面白い!」
「貴方が何者かは問いません…ですが、これも何かの縁ならば我が王国の為にお力をお貸し頂きたいのです!」
「俺も一応冒険者だからな、依頼された以上成功させねばならんから…暫くは力を貸そう。」
「ありがとうござます!」
「…侯爵様、ではビャクオウ様からの情報で殿下はもうすぐ帰って来れれるとの事ですが…」
「ああ…もう間も無く帰還する!だから護りを固めたいのだ!近衛も国軍関係は全て帝国を抑える為に動かすと陛下が言っている…そうすると王宮の護りが薄くなる…なるべく戦にはしたくは無いのだが…帝国は戦をしたいだろうからな…」
ギルマスが一つため息をついた。
「帝国には王家の影が行ってるのだが…どうも戦支度をしているのは確かなのだ…無事な王太子を見たら、女狐を見限り元々の軍事行動に戻るだけだったのかもしれん…まあ、女狐のおかげで十分に宮廷が混乱しているから、あっちは元は取ったと思っているだろう。」
「あの国は本当に…昔大森林を焼いて自国の領土にすると言った時、大森林の守護者であるタイガスに徹底的に王宮を破壊されてから大森林には手を出せない分他国に目を向けてしまいましたから…」
「ああ…タイガスも震災級ならもっと徹底的に帝国を破壊してくれたら良かったのに!」
「侯爵様…タイガスは魔物ですから…それでも王宮を徹底的に破壊してくれましたから暫くは帝国も静かで平和でしたから…」
白王は何とも微妙な顔をしていた…。
まさかその帝国を破壊したタイガスがここに居ますと言う事も出来ないし、しかも何気に自分の不手際を責められているしで…。
『あれ?俺責められてる?帝国だったの?あのバカな事やった国って?王宮だけ破壊だけじゃダメだったの?』
なんだか顔からダラダラと汗が出て来てる…。
白王は初めて人間界からの自分の評価を聞いたのだ。
「さて、時間も無い…ビャクオウ殿、私と一緒に王宮に参ろう!」
「………分かった。行こう…」
ちょっと凹んだビャクオウを連れて侯爵は王宮へと戻って行った。
「申し遅れました、私はグローディアス王都冒険者ギルドマスターをしておりますクリス・スカイニアと申します、どうぞお見知り置きを…そして、こちらがビャクオウ様の新しいカードになります。」
「おお~…ん?真っ黒なカードになったな…」
「はい…ドラゴンを討伐出来る方をランクEのカードを持たせる訳にはいけません!私は王都のギルドマスターでもありますが全冒険者ギルドの統括でもあります、私の持つ権限でビャクオウ様を最高ランクSSSと致します…現在SSSはおりませんので貴方様が冒険者の最高ランクになります。」
「そうか…まあ面倒ごとには首は突っ込まないから良いが…お前は気付いているだろう?俺は人間では無いぞ。」
「ドラゴンを単独で狩る人間はいません…獣人でも難しいでしょう…貴方は魔族でしょうか?」
「魔族では無いが…近い者ではあるな…知りたいか?」
「……いえ、結構です!知れば巻き込まれてしまいますから…」
「そうか…まあ、それが正しいであろうな…ふふふ…久しぶりに頭が働く人間に会えた…本当に面白い!」
「褒めて頂いて嬉しく思います…さて、ドラゴンの素材でございますが肉以外が全部買い取りと致しますが良いのですか?」
「ああ…良いぞ…」
「ありがとうござます!我がギルド始まって以来の売上となります!」
「肉美味しかったら、また狩って来るかもしれん…その時はまた頼む。」
「勿論で御座います!」
「ところでこの国…王太子は帰って来たか?」
「王太子殿下はまだお戻りではない様ですよ…王宮は現在二つの勢力で拮抗している様ですね…興味がお有りですか?」
「普段なら興味は無い…だが今は訳ありでな…俺としてはここの王族は昔から好ましい人間ではある…大昔の事であるが、一緒に旅をした事もあるからな。」
「人では無い貴方様も長い時を生きておられるのですね…」
「まあな…バカ帝国の姫が来てからだろ?この国が揺らいでいるのは…」
「はい…帝国は今まで力技のみで領土を広げておりましたが最近頭も使う様になったみたいですね。」
「そうか…一つ教えておいてやろう…お前さんとは仲良くしといて損しないみ様だしな…」
「それは、有難い事で御座いますが…。」
「もうすぐ王太子が戻って来る…しかも呪いを解いてな!」
「!!本当ですか?王太子様に掛けられた呪いは緊縛の呪いだと噂でした…あの呪いは解けない呪いであると聞いていましたから…それ故に旅に出られたとも聞いておりましたし暫くは違う国の冒険者として動いていらっしゃっると報告を受けていましたが最近ではその報告も絶えて久しいのでもう亡くなられたと思っていたのです。」
「生きてるよ…呪いも解かれた…そしてまた動き出すだろう…色々なのがな!それを見届ける為にココに来たんだよ我はな!故に…王宮の方に…近くに居たいのだが宿はあるか?」
「そうですね…ドラゴンの素材を売って頂きましたからお金に不自由はありませんけどビャクオウ様に特別なクエストをお願い致しましょう…きっとビャクオウ様にも利があると思いますので…」
「ほう…いいだろう…言ってみろ?」
「王宮において国王陛下の護衛をお願い致します…現在筆頭侯爵様からのご依頼があったのですがビャクオウ様なら推薦出来ます!」
「我を王宮にか!酔狂だな!!面白い!行ってやろう!目の前で面白いモノが観れる!楽しみだ!」
「では、クエスト受注の手続きをして参ります、少々お待ちを…」
「ああ、分かった。」
何とも面白い運命を感じている。
千尋に出会ってから白王にとって退屈がない。
長く生きてると生きている事に飽きて来る。
それも何度も何度も来るのだから…そのうち死が欲しくなる一瞬が来る。
まあ、それすらも何度も来ると慣れてしまうのだから退屈になる。
だから最近は面白くて仕方がない。
千尋という神の愛し子を巡る色々な事が退屈な人生に鮮やかな色を付けてくれた事を喜んでもいる。
「さて、今代の王はどんな人であるか…アイツに似てるかな?…ふふふ…」
ギルドマスターは階下に降りて先程の特別クエストの処理をするべく受付に来たのだが早々とドラゴンの話を聞き付けた者達が買い取りの話しをしていた。
商売人にとって情報は命だ。
あらゆる所に情報の糸を広げている。
そしてギルドのドアを開けて入って来た人物にギルマスは驚いた。
「ドラニアス侯爵様…」
ギルマスがいる事に気が付いた侯爵もカウンターへと歩んで来た。
国の重鎮であるにも関わらず侯爵は若い時から自分でサクサク動く人で、周りの部下や護衛達は苦労していた。
それが筆頭侯爵となった今でも変わらないのだから振り回される部下や護衛も増えているだろう。
「ギルドマスター例の件なんだが…」
「侯爵様その件いい人材が見つかりましたので、こちらから伺う様手配する所でした。」
「本当か?」
「はい、本日ブラックカードになられた方ですが実力もアースドラゴンを倒す方です!今クエストをお願いして承諾も得ました。」
「アースドラゴン!…ブラックカードとはSSSか!それは凄いな…今、会えるか?」
「はい…執務室で待って頂いておりますのでご紹介致しましょう!」
「有り難い!それとドラゴンの素材…我が家にも回して欲しいな…ドラゴンの血でいいので…。」
「承りました…全部は無理ですが、薬が作れるくらいでしたらお回しします。」
「助かる…」
「では、侯爵様も執務室へ!」
「ああ…」
ギルマスがクエスト受注の手続きをした用紙を職員から貰うと自ら侯爵を執務室へと案内して行った。
そして、執務室のドアを軽くノックし入って行くと白王は優雅に紅茶を飲んでいた。
勿論、ギルマス以外の存在に気が付いていたが知らないフリをしていた。
「ビャクオウ様、こちらは今回のクエストを依頼されましたドラニアス侯爵閣下でございます。」
一応ソファーから立ち上がり戦士の礼を取って白王も侯爵に挨拶をした。
「我が名は白王だ、お見知り置きを。」
侯爵は驚いた!
何とも優美な姿でとてもドラゴンを倒した人物とは思えなかったが、筆頭侯爵であり国の重鎮でもある自分に何の緊張すらしない…まるで幼子を見る様な目で見ている白王に驚きしかない。
しかし、どこかプレッシャーがかかる雰囲気に侯爵は只者でないと判断した。
「ドラニアスだ、今回のクエスト受けてくれて感謝する。」
「まあ~成り行きだか、これも縁なのであろうし昔の馴染みがいた国だ…その国の頼みなら仕方あるまい。」
ふと侯爵は黙り込み白王を見てフッと思い出した…。
「………昔、曽祖父から聞いた事があります…まだ曽祖父が小さい頃に出会った戦士の話しです…その方は銀髪でしなやかな身体なのに万の軍勢であっても1人で戦い勝利した英雄に一度だけ頭を撫でられた…その暖かい大きな手から滲み出る魔力は大森林の中に居るような気がしたと…国の英雄にもなれる方なのに何も言わず名も残さず去って行かれたそうだ…何故だろう…貴方を見たら、その話しを思い出した。」
「ふふふ…そうか…面白いな!人は本当に…どうしようもないのもいれば、側にいて助けたくなる人もいる…本当に人とは面白い!」
「貴方が何者かは問いません…ですが、これも何かの縁ならば我が王国の為にお力をお貸し頂きたいのです!」
「俺も一応冒険者だからな、依頼された以上成功させねばならんから…暫くは力を貸そう。」
「ありがとうござます!」
「…侯爵様、ではビャクオウ様からの情報で殿下はもうすぐ帰って来れれるとの事ですが…」
「ああ…もう間も無く帰還する!だから護りを固めたいのだ!近衛も国軍関係は全て帝国を抑える為に動かすと陛下が言っている…そうすると王宮の護りが薄くなる…なるべく戦にはしたくは無いのだが…帝国は戦をしたいだろうからな…」
ギルマスが一つため息をついた。
「帝国には王家の影が行ってるのだが…どうも戦支度をしているのは確かなのだ…無事な王太子を見たら、女狐を見限り元々の軍事行動に戻るだけだったのかもしれん…まあ、女狐のおかげで十分に宮廷が混乱しているから、あっちは元は取ったと思っているだろう。」
「あの国は本当に…昔大森林を焼いて自国の領土にすると言った時、大森林の守護者であるタイガスに徹底的に王宮を破壊されてから大森林には手を出せない分他国に目を向けてしまいましたから…」
「ああ…タイガスも震災級ならもっと徹底的に帝国を破壊してくれたら良かったのに!」
「侯爵様…タイガスは魔物ですから…それでも王宮を徹底的に破壊してくれましたから暫くは帝国も静かで平和でしたから…」
白王は何とも微妙な顔をしていた…。
まさかその帝国を破壊したタイガスがここに居ますと言う事も出来ないし、しかも何気に自分の不手際を責められているしで…。
『あれ?俺責められてる?帝国だったの?あのバカな事やった国って?王宮だけ破壊だけじゃダメだったの?』
なんだか顔からダラダラと汗が出て来てる…。
白王は初めて人間界からの自分の評価を聞いたのだ。
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