宙恋×蓮華

ヒカリと影

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宙恋

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――ピピピピピッ

「あー、もう朝か…」
それにしてもうるさい目覚ましだ…
私は目を擦りながら階段を降りていく。

?「おはよう!宙愛!!」
そう言って近づいてくるのは私のお父さん、奏(カナデ)。うるさい。

宙愛「おはよ」

?「おはよう。ご飯食べよっか」
お父さんと違って落ち着いているのは私のお母さんで、愛(アイ)。
2人は、世界No.1の暴走族、宙恋の6代目総長と姫。宙恋って書いてウレンって読むんだけど、初代総長さんが漢字苦手だったかららしい。
私は、矢追宙愛(ヤオイ ソア)で、ちなみに現在の宙恋13代目総長。宙恋が好きすぎるお父さんとお母さんが私に宙愛と名付けたらしい。

?「宙愛おはよー」
そう言ってきたのは、4人の男。
副総長の笹原悠斗(ササハラ ユウト)、
幹部の木下爽(キノシタ ソウ)、
同じく幹部の水嶋大翔(ミズシマ ヒロト)と篠原遥(シノハラ ハルカ)。

私の家は大きい方らしく幹部以上の人達と一緒に住んでいる。

奏「今日からお前達には聖爛学園に行ってもらう」

宙愛「は!?何で?しかもそこ不良校」

奏「宙愛も不良だろ!」
……確かに。

悠斗「奏さんが言ってるんだからしょうがない」

宙愛「しょうがないか…。行くしかないな。私達の正体はどうするの?」
私達宙恋は名前と顔が世間一般にはトップシークレット。でも、総長は青、副総長は紫、幹部は緑、他の人達は黒のピアスをしているから、わかってしまう人もいるだろう。というより、ピアスを付けていたらわかるだろう。だから、トップシークレットでも、正体を晒しているようなものだろう。

奏「今回はバラしてもいいぞ!でも蓮華がいる。宙恋に憧れてるみたいだけどな」
お父さんはそう言ってニヤりと笑う。

宙愛「どうせピアスしてるしバレるだろ。今回はバラしちゃうか!」

大翔「そうだな!」

愛「もうそろそろ行かないとやばいよ!行ってらっしゃい!」

皆「行ってきます!」

私達はダッシュで家を出て、聖爛学園の前まで来た。

宙愛「えー、門閉まってるじゃん」

爽「これは…飛び越えるしかないんじゃない?」

悠斗「飛び越えようぜ!」

宙愛「わかった。じゃあ飛び越えよう」
私達は門を軽々と飛び越え、理事長室に向かった。


後ろで私達を蓮華が見ていたことには、気づかなかった…。
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