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揺るぎない決心
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爽「もういいよ!」
遥「話してくれてありがとう」
他の皆も同じようなことを言ってくれたけど、結構限界だ…。
宙愛「はぁ…はぁ…」
蓮斗「宙愛!?どうしたんだ!」
ごめん、皆。
私は倒れる。意識が無くなる瞬間に、誰かに抱き抱えられた感じがしたけど、私はそこで意識が途切れた。
宙愛「……んー」
遥「宙愛!起きたか!!」
総長室のベッドに寝てたらしい私の横で遥はずっといてくれてたみたいだ。私の手を握っていてくれてる。
宙愛「うん、ごめん、迷惑ばっかかけて」
遥「迷惑なんかじゃない。それにもっと宙愛には頼って欲しいし……じゃあ、俺幹部室行くからな」
……今、1人にしないで…。頼って欲しいって言ってくれたから、私は頼ってみようと思う。
宙愛「…行かないで…1人にしないで」
出ていこうとした遥はさっと振り返って、私を見て微笑んだ。そしてこっちに来た。
遥「宙愛、頼ってくれてありがとう」
宙愛「遥だからだよ。……私、皆に言わなきゃいけないことがある。でも、今は遥だけに言いたい。聞いてくれる?」
遥「うん」
…知ってしまった私は、きっと後戻りすることは…出来ないかもしれない。
宙愛「…龍炎が復活した」
遥「は!?…それ、どこ情報」
宙愛「私情報」
世界No.1ハッカーなめるなよ。
遥「世界No.1が言うんだからそうだろうな…」
宙愛「私、龍炎を潰そうと思う。……最初に、一番最初に遥に言いたかった。私は、遥が好きだから。あ、仲間としてもだけど、恋愛として。」
遥「……それ、本当なのか…?」
宙愛「何度も言わせんな、本当です。私は、遥が好き…」
遥「…俺も」
宙愛「え?」
俺も?でもね、ちゃんと言わなきゃわかんないんだ。全ては。
宙愛「遥、何て?ちゃんと言ってくれなきゃわかんない」
遥「我儘だな。…俺も、宙愛が好き」
私は、遥に抱きついて泣いた。こんなに幸せなこと、あって良いんだ。私にはもう、こういうことは、無いと思ってたのに。
遥は、黙って私を抱きしめて、頭を撫でてくれた。我儘だとか言っときながら、遥は笑ってたし。
遥「それで、何で龍炎を潰そうと思ったんだ?言える範囲で良いから。」
宙愛「…龍炎はまた、卑怯な手を使ってる。そして昔私を狙おうとしたように、今回も私を狙ってる。…私が世界No.1ハッカーで宙恋の総長ってことは、知らないから、私がここまで知ってるってこと、あっちはまだ知らないと思う」
遥「狙ってるだと!?ふざけんな!!!」
遥も十分顔怖いから。私は大丈夫だけど。
宙愛「遥?私達は、宙恋なんだから、そして私は宙恋の総長なんだから、殺されない。皆を置いてかない。死なない。私は、負けない。」
遥「そうだけど…」
宙愛「大丈夫大丈夫、だから私は、あっちが私が何も知らないと気抜いてるうちに、潰す。これは私の復讐…というか、宙兄の仇。まぁでも悪かったからいつかは潰そうと思ってたけど。」
私は不敵に笑う。
遥「…復讐…復讐は…」
宙愛「自分でも、わかってる。復讐は憎しみと悲しみを生むだけだって。でも…私は、龍炎を許せない」
遥「それが、宙愛の出した答えなら、俺は、俺達は、宙愛を全力で助ける。」
宙愛「遥………ありがとう」
遥「もちろん。じゃあ今からみんなに言いに行こうか。でもそのときは、宙愛が全てを言うこと。良い?」
宙愛「うん。行こう。」
遥「話してくれてありがとう」
他の皆も同じようなことを言ってくれたけど、結構限界だ…。
宙愛「はぁ…はぁ…」
蓮斗「宙愛!?どうしたんだ!」
ごめん、皆。
私は倒れる。意識が無くなる瞬間に、誰かに抱き抱えられた感じがしたけど、私はそこで意識が途切れた。
宙愛「……んー」
遥「宙愛!起きたか!!」
総長室のベッドに寝てたらしい私の横で遥はずっといてくれてたみたいだ。私の手を握っていてくれてる。
宙愛「うん、ごめん、迷惑ばっかかけて」
遥「迷惑なんかじゃない。それにもっと宙愛には頼って欲しいし……じゃあ、俺幹部室行くからな」
……今、1人にしないで…。頼って欲しいって言ってくれたから、私は頼ってみようと思う。
宙愛「…行かないで…1人にしないで」
出ていこうとした遥はさっと振り返って、私を見て微笑んだ。そしてこっちに来た。
遥「宙愛、頼ってくれてありがとう」
宙愛「遥だからだよ。……私、皆に言わなきゃいけないことがある。でも、今は遥だけに言いたい。聞いてくれる?」
遥「うん」
…知ってしまった私は、きっと後戻りすることは…出来ないかもしれない。
宙愛「…龍炎が復活した」
遥「は!?…それ、どこ情報」
宙愛「私情報」
世界No.1ハッカーなめるなよ。
遥「世界No.1が言うんだからそうだろうな…」
宙愛「私、龍炎を潰そうと思う。……最初に、一番最初に遥に言いたかった。私は、遥が好きだから。あ、仲間としてもだけど、恋愛として。」
遥「……それ、本当なのか…?」
宙愛「何度も言わせんな、本当です。私は、遥が好き…」
遥「…俺も」
宙愛「え?」
俺も?でもね、ちゃんと言わなきゃわかんないんだ。全ては。
宙愛「遥、何て?ちゃんと言ってくれなきゃわかんない」
遥「我儘だな。…俺も、宙愛が好き」
私は、遥に抱きついて泣いた。こんなに幸せなこと、あって良いんだ。私にはもう、こういうことは、無いと思ってたのに。
遥は、黙って私を抱きしめて、頭を撫でてくれた。我儘だとか言っときながら、遥は笑ってたし。
遥「それで、何で龍炎を潰そうと思ったんだ?言える範囲で良いから。」
宙愛「…龍炎はまた、卑怯な手を使ってる。そして昔私を狙おうとしたように、今回も私を狙ってる。…私が世界No.1ハッカーで宙恋の総長ってことは、知らないから、私がここまで知ってるってこと、あっちはまだ知らないと思う」
遥「狙ってるだと!?ふざけんな!!!」
遥も十分顔怖いから。私は大丈夫だけど。
宙愛「遥?私達は、宙恋なんだから、そして私は宙恋の総長なんだから、殺されない。皆を置いてかない。死なない。私は、負けない。」
遥「そうだけど…」
宙愛「大丈夫大丈夫、だから私は、あっちが私が何も知らないと気抜いてるうちに、潰す。これは私の復讐…というか、宙兄の仇。まぁでも悪かったからいつかは潰そうと思ってたけど。」
私は不敵に笑う。
遥「…復讐…復讐は…」
宙愛「自分でも、わかってる。復讐は憎しみと悲しみを生むだけだって。でも…私は、龍炎を許せない」
遥「それが、宙愛の出した答えなら、俺は、俺達は、宙愛を全力で助ける。」
宙愛「遥………ありがとう」
遥「もちろん。じゃあ今からみんなに言いに行こうか。でもそのときは、宙愛が全てを言うこと。良い?」
宙愛「うん。行こう。」
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