宙恋×蓮華

ヒカリと影

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2人のおかげ

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やっぱり私は孤独なんだ。仲間がいるってわかっていても、宙兄が横にいなかったら生きてる意味なんて無い。そもそも仲間を教えてくれたのは紛れもなく宙兄だからな。
……私が総長室で泣いてても、誰も気付かない。涙が止まらない。
事の発端は全部私のせいだ。皆は悪くないって言うが、やっぱり私は自分のせいって思ってしまう。ぐるぐるとそのアングルを回り続けているだけ。私はあの日から変わっていない。弱いままなんだ。

ドアをノックする音が聞こえた。

宙愛「……誰」

?「…俺と…俺」
オレオレ詐欺か。でも私はわかったよ。

宙愛「どうぞ」

遥真「宙愛…」

璃多「宙愛!お前は誰だ?」
何言ってるのかわからないけど、りーくん。

宙愛「矢追宙愛」

遥真「他には?」

宙愛「…宙恋13代目総長。…2代目宙歌」

璃多「宙愛?お前は1人じゃないんだ。それにお前は弱くなんか無い!強い!…今の宙恋と蓮華だけじゃなくて、俺らも頼れ。今回は先代を頼れ。」

遥真「宙愛の為に、皆来てるから、場所を移動しようか」

宙愛「何で……何でなの!?」

璃多「宙愛!!俺らお前のこと救いたいんだよ!今の奴らもそう思ってる!だけど、今回ぐらいは先代も頼れ」

遥真「皆、龍炎を潰したいんだよ。そして過去に鎖を繋げられてる宙愛も救いたい」
はるくんの最初の笑み、凄く黒かった。最後の方は儚かったけど…。

…私は1人じゃない…

宙愛「りーくん、はるくんありがとう。私はまだ過去に囚われてる。もう…笑い方を忘れちゃった」
2人とも、悲しい顔をしている。

宙愛「でも今回で終わらせようと思う。宙恋総長でも無く、宙歌でも無く、矢追宙の妹、矢追宙愛として。…だから力を貸して下さい。助けて下さい。」
私は初めてこんなに深く頭を下げた。
頭を下げて何秒経っただろうか、優しい香りに包まれた。まるで、壊れ物を扱うかの様に、でもきつく抱きしめてくれた。りーくんとはるくん、私は大好きだ。何でこんなに優しくしてくれるの?何でこんなに理解してくれるの?

宙愛「何でこんなに私に優しくしてくれるの?」

璃多「それは」

遥真「矢追宙愛だからだ」
そう言って2人は笑った。

遥真「それより宙愛!」

璃多「宙歌って宙愛だったんだな!!」
2人共知らなかったんだ。

宙愛「そうだよ」

璃多「驚いた!!」

遥真「どっかでは、宙愛かなとかも思ってたけどな、俺ら」
2人はまた笑った。


私も、本当に笑えるようになりたい。
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