3 / 6
信頼できる大切な人達
しおりを挟む
今日は月曜だから、学校だ。あぁー、嫌だ、めんどくさい。
別に黒髪の時は良かったんだけど、髪と瞳が変わってからは皆にとても驚かれて気持ち悪がられて、友達は減っていった。どうせ上辺だけの奴らだったんだ。そういう奴らも世の中にはいるんだよなやっぱり。
でも、そんな私でも、ずっと颯斗くんは一緒にいてくれた。お母さんにとってはお父さん的存在の人。そして私にも、お母さんにとってしーちゃん的な人がいるんだ。
橘 三夏(Tachibana-Mika)。三夏もまた私と同じピンクの髪にしてくれた。前は栗色だったんだけど、私はこの方が好きってね。本当にしーちゃんみたいだ。三夏は私と知り合う前から暴走族に入っていたけど、とても心が綺麗で優しい子だ。こんな私の傍にいてくれるから。そういう三夏にも彼氏がいて、名前は、谷澤玲音(Yazawa-Reon)。玲音も三夏と同じ暴走族に入ってる。玲音も優しい。三夏とお似合いの彼氏だ。玲音は金髪で、染めたらしいけど染めたようには見えない。
そんな3人と私はいつも一緒にいる。
そんなことを考えてると、いつものようにインターホンが鳴り響く。
「結姫、結翔来たよー!!」
「わかった、お母さん行ってきます」
「行ってらっしゃい」
外に出ると、満面の笑顔の颯斗くん。昔から颯斗くんって呼んでるから今更颯斗とは呼びにくい。
「おはよ!!結姫!!」
「おはよ」
私達は横に並んで歩き出す。いつもの日常。幼馴染、としての。颯斗くんとは幼馴染であって、それ以上でも以下でもない。いつか颯斗くんに彼女ができたら私、耐えられるかな。
校門を通ると、変わらず向けられる目。なんでこんなに冷たいのか、私にはわからない。しょうがないでしょう、勝手になったんだから。まぁ今はいじめはなくなったけど、前まであった。なくなったのも、3人のおかげだ。まぁでも私には3人がいたら良い。
「ゆっきーおはよ!!」
「結姫、おはよ」
私のことをゆっきーと呼ぶ三夏と落ち着いてる玲音。そしてどんな時も隣にいてくれる颯斗くんにだけは、私は甘えられるんだ。
「三夏、玲音、おはよ」
私達は教室に向かい始めた。
別に黒髪の時は良かったんだけど、髪と瞳が変わってからは皆にとても驚かれて気持ち悪がられて、友達は減っていった。どうせ上辺だけの奴らだったんだ。そういう奴らも世の中にはいるんだよなやっぱり。
でも、そんな私でも、ずっと颯斗くんは一緒にいてくれた。お母さんにとってはお父さん的存在の人。そして私にも、お母さんにとってしーちゃん的な人がいるんだ。
橘 三夏(Tachibana-Mika)。三夏もまた私と同じピンクの髪にしてくれた。前は栗色だったんだけど、私はこの方が好きってね。本当にしーちゃんみたいだ。三夏は私と知り合う前から暴走族に入っていたけど、とても心が綺麗で優しい子だ。こんな私の傍にいてくれるから。そういう三夏にも彼氏がいて、名前は、谷澤玲音(Yazawa-Reon)。玲音も三夏と同じ暴走族に入ってる。玲音も優しい。三夏とお似合いの彼氏だ。玲音は金髪で、染めたらしいけど染めたようには見えない。
そんな3人と私はいつも一緒にいる。
そんなことを考えてると、いつものようにインターホンが鳴り響く。
「結姫、結翔来たよー!!」
「わかった、お母さん行ってきます」
「行ってらっしゃい」
外に出ると、満面の笑顔の颯斗くん。昔から颯斗くんって呼んでるから今更颯斗とは呼びにくい。
「おはよ!!結姫!!」
「おはよ」
私達は横に並んで歩き出す。いつもの日常。幼馴染、としての。颯斗くんとは幼馴染であって、それ以上でも以下でもない。いつか颯斗くんに彼女ができたら私、耐えられるかな。
校門を通ると、変わらず向けられる目。なんでこんなに冷たいのか、私にはわからない。しょうがないでしょう、勝手になったんだから。まぁ今はいじめはなくなったけど、前まであった。なくなったのも、3人のおかげだ。まぁでも私には3人がいたら良い。
「ゆっきーおはよ!!」
「結姫、おはよ」
私のことをゆっきーと呼ぶ三夏と落ち着いてる玲音。そしてどんな時も隣にいてくれる颯斗くんにだけは、私は甘えられるんだ。
「三夏、玲音、おはよ」
私達は教室に向かい始めた。
0
あなたにおすすめの小説
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
次期国王様の寵愛を受けるいじめられっこの私と没落していくいじめっこの貴族令嬢
さら
恋愛
名門公爵家の娘・レティシアは、幼い頃から“地味で鈍くさい”と同級生たちに嘲られ、社交界では笑い者にされてきた。中でも、侯爵令嬢セリーヌによる陰湿ないじめは日常茶飯事。誰も彼女を助けず、婚約の話も破談となり、レティシアは「無能な令嬢」として居場所を失っていく。
しかし、そんな彼女に運命の転機が訪れた。
王立学園での舞踏会の夜、次期国王アレクシス殿下が突然、レティシアの手を取り――「君が、私の隣にふさわしい」と告げたのだ。
戸惑う彼女をよそに、殿下は一途な想いを示し続け、やがてレティシアは“王妃教育”を受けながら、自らの力で未来を切り開いていく。いじめられっこだった少女は、人々の声に耳を傾け、改革を導く“知恵ある王妃”へと成長していくのだった。
一方、他人を見下し続けてきたセリーヌは、過去の行いが明るみに出て家の地位を失い、婚約者にも見放されて没落していく――。
今夜は帰さない~憧れの騎士団長と濃厚な一夜を
澤谷弥(さわたに わたる)
恋愛
ラウニは騎士団で働く事務官である。
そんな彼女が仕事で第五騎士団団長であるオリベルの執務室を訪ねると、彼の姿はなかった。
だが隣の部屋からは、彼が苦しそうに呻いている声が聞こえてきた。
そんな彼を助けようと隣室へと続く扉を開けたラウニが目にしたのは――。
極上イケメン先生が秘密の溺愛教育に熱心です
朝陽七彩
恋愛
私は。
「夕鶴、こっちにおいで」
現役の高校生だけど。
「ずっと夕鶴とこうしていたい」
担任の先生と。
「夕鶴を誰にも渡したくない」
付き合っています。
♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡
神城夕鶴(かみしろ ゆづる)
軽音楽部の絶対的エース
飛鷹隼理(ひだか しゅんり)
アイドル的存在の超イケメン先生
♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡
彼の名前は飛鷹隼理くん。
隼理くんは。
「夕鶴にこうしていいのは俺だけ」
そう言って……。
「そんなにも可愛い声を出されたら……俺、止められないよ」
そして隼理くんは……。
……‼
しゅっ……隼理くん……っ。
そんなことをされたら……。
隼理くんと過ごす日々はドキドキとわくわくの連続。
……だけど……。
え……。
誰……?
誰なの……?
その人はいったい誰なの、隼理くん。
ドキドキとわくわくの連続だった私に突如現れた隼理くんへの疑惑。
その疑惑は次第に大きくなり、私の心の中を不安でいっぱいにさせる。
でも。
でも訊けない。
隼理くんに直接訊くことなんて。
私にはできない。
私は。
私は、これから先、一体どうすればいいの……?
完結 愚王の側妃として嫁ぐはずの姉が逃げました
らむ
恋愛
とある国に食欲に色欲に娯楽に遊び呆け果てには金にもがめついと噂の、見た目も醜い王がいる。
そんな愚王の側妃として嫁ぐのは姉のはずだったのに、失踪したために代わりに嫁ぐことになった妹の私。
しかしいざ対面してみると、なんだか噂とは違うような…
完結決定済み
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる