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父の功績
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紳士に連れていかれた先はホワイトハウス!?ばりの立派な建物。
(えっ?何だろ、スパイ容疑とかかけられてる?私はいたって平凡ですよ!何も出来ませんよ!尋問とかされる?
うーー私のバカ!なんで素直に着いて来ちゃったのよ、いや、あの場合は不可抗力。・・・だって、この顔で言われたら無理とか言えないし、、)
チラッと横目で紳士を見るが無表情で何を考えているのか分からない。
「こちらです。中に担当の者がいるので、詳しい話はその者に聞いてください。」
案内された部屋に入ると、デップリと服のサイズがあってなく、今にも上着のボタンが飛び散りそうなウサギ耳のおじさんがいました。
(何を聞かれるんだろ、、)
「あの!出てってもらうとか、、どうして私を連れて来たんですか?」
恐るおそる、聞いて見るとウサ耳おじさんは、ニコニコしながら座るようにとイスを引いてくれた。
「まぁまぁ、そんなに怯えないで下さいね~。その様子ではフンフル君から何も聞いていないのかな~?困った子だ。
さて、何から話そうか。ふーーむ。
まずは確認をしたいのですが、
貴女は異界より来た、お客人で間違い無いですか?」
(フンフル?あの厳つい顔でフンフルとか可愛い、じゃなかった。)
「異界?そっか、ここは日本じゃないから異界になるのかな?そうです。」
「ふむ。では、あの家は貴女の持ち物になりますか?」
「(父が亡くなったから私のものよね?)はい。そうです。」
「なるほど、、以前登録した家から知らない女性が居たと聞き、確認しようと思いまして。失礼ながらこちらに来て貰いました。
最後の質問です。
貴女はこの町に移住する気持ちはありますか?」
(移住、、日本に帰る方法が分からないから、しばらくは居るつもりだし。)
「はい、まだ居るつもりです。あの、以前登録したのは川崎たけるですか?私の父なんです。」
「そうでしたか、そうです。たける様と登録してあります。
付かぬ事をお聞きしますが、たける様は今どちらに?」
「父は・・・父は先日亡くなりました。それで、トレーラーハウスを引き取り気付いたらこちらにいたんです。」
「!?なんと、、亡くなったんですか、、惜しい人を亡くしました。たける様はいつもこの町に貢献して頂き・・・そうですか、亡くなったんですか。この度は御悔やみ申し上げます。
では、書類を書き換えるのでいくつか記入して頂いてもよろしいかな?申し遅れました。私は、アンデルダーンの町長を務めています、ガレーシです。以前は娘が御馳走になったようで、ありがとうございます。」
(娘?あっ、ミミイちゃんの事?確かにウサ耳・・・)
「いえぃぇ!大層な御馳走ではないので、お礼を言われるほどでも、、」
話を聞くと異界にも、役場があり住居届けが必要。
また、税を納める事が義務付けられており異界人の私も例外では無い。
父は料理の美味しさを町の人達に伝え、沢山の方達から感謝されていた。と聞いた。
父が築いた繋がりを無くしたくないと思ったが、父の様に出来るか不安がある。
「貴女のご飯が美味しいと伺い、ご自分でお店をもったらいかがです?きちんと手続きを取れば収入から税を納められるのでは?」
「えっ?お店を出しても大丈夫ですか?まだ、何も分からないんですが、、」
「大丈夫ですよ。以前もたける様がご自宅で飲食店を経営していましたし、またお店がオープンすれば楽しみにしていた方達も顔をみせるんではないかな?」
確かーと、書類を見せてくれた。
(父の字だ!そっか、ここには父を待ってる方達がいる、、)
「では、お店の登録をお願いします!名前は・・・
《彩音の不思議なお店屋さん》で、宜しくお願いします!!」
「はい、畏まりました。登録しますね」
サラサラ~と紙に記入し、隣の部屋に持って行った。戻ってくると、
「出来ました。こちらをお持ち下さいね、このカードが貴女のお店、身分証明になります。無くさないように気をつけて下さい。
では、また何か分からない事があれば気軽に来て下さいね!」
貰ったカードは金色で手のひらより少し大きい。
こうして、
彩音の不思議なお店が始まった。
(えっ?何だろ、スパイ容疑とかかけられてる?私はいたって平凡ですよ!何も出来ませんよ!尋問とかされる?
うーー私のバカ!なんで素直に着いて来ちゃったのよ、いや、あの場合は不可抗力。・・・だって、この顔で言われたら無理とか言えないし、、)
チラッと横目で紳士を見るが無表情で何を考えているのか分からない。
「こちらです。中に担当の者がいるので、詳しい話はその者に聞いてください。」
案内された部屋に入ると、デップリと服のサイズがあってなく、今にも上着のボタンが飛び散りそうなウサギ耳のおじさんがいました。
(何を聞かれるんだろ、、)
「あの!出てってもらうとか、、どうして私を連れて来たんですか?」
恐るおそる、聞いて見るとウサ耳おじさんは、ニコニコしながら座るようにとイスを引いてくれた。
「まぁまぁ、そんなに怯えないで下さいね~。その様子ではフンフル君から何も聞いていないのかな~?困った子だ。
さて、何から話そうか。ふーーむ。
まずは確認をしたいのですが、
貴女は異界より来た、お客人で間違い無いですか?」
(フンフル?あの厳つい顔でフンフルとか可愛い、じゃなかった。)
「異界?そっか、ここは日本じゃないから異界になるのかな?そうです。」
「ふむ。では、あの家は貴女の持ち物になりますか?」
「(父が亡くなったから私のものよね?)はい。そうです。」
「なるほど、、以前登録した家から知らない女性が居たと聞き、確認しようと思いまして。失礼ながらこちらに来て貰いました。
最後の質問です。
貴女はこの町に移住する気持ちはありますか?」
(移住、、日本に帰る方法が分からないから、しばらくは居るつもりだし。)
「はい、まだ居るつもりです。あの、以前登録したのは川崎たけるですか?私の父なんです。」
「そうでしたか、そうです。たける様と登録してあります。
付かぬ事をお聞きしますが、たける様は今どちらに?」
「父は・・・父は先日亡くなりました。それで、トレーラーハウスを引き取り気付いたらこちらにいたんです。」
「!?なんと、、亡くなったんですか、、惜しい人を亡くしました。たける様はいつもこの町に貢献して頂き・・・そうですか、亡くなったんですか。この度は御悔やみ申し上げます。
では、書類を書き換えるのでいくつか記入して頂いてもよろしいかな?申し遅れました。私は、アンデルダーンの町長を務めています、ガレーシです。以前は娘が御馳走になったようで、ありがとうございます。」
(娘?あっ、ミミイちゃんの事?確かにウサ耳・・・)
「いえぃぇ!大層な御馳走ではないので、お礼を言われるほどでも、、」
話を聞くと異界にも、役場があり住居届けが必要。
また、税を納める事が義務付けられており異界人の私も例外では無い。
父は料理の美味しさを町の人達に伝え、沢山の方達から感謝されていた。と聞いた。
父が築いた繋がりを無くしたくないと思ったが、父の様に出来るか不安がある。
「貴女のご飯が美味しいと伺い、ご自分でお店をもったらいかがです?きちんと手続きを取れば収入から税を納められるのでは?」
「えっ?お店を出しても大丈夫ですか?まだ、何も分からないんですが、、」
「大丈夫ですよ。以前もたける様がご自宅で飲食店を経営していましたし、またお店がオープンすれば楽しみにしていた方達も顔をみせるんではないかな?」
確かーと、書類を見せてくれた。
(父の字だ!そっか、ここには父を待ってる方達がいる、、)
「では、お店の登録をお願いします!名前は・・・
《彩音の不思議なお店屋さん》で、宜しくお願いします!!」
「はい、畏まりました。登録しますね」
サラサラ~と紙に記入し、隣の部屋に持って行った。戻ってくると、
「出来ました。こちらをお持ち下さいね、このカードが貴女のお店、身分証明になります。無くさないように気をつけて下さい。
では、また何か分からない事があれば気軽に来て下さいね!」
貰ったカードは金色で手のひらより少し大きい。
こうして、
彩音の不思議なお店が始まった。
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