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杏子の花を覆い隠して
色づく心
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「っくしゅ!」
あの後、里梨はあざみを歩いて家の近くのコンビニまで送った後、流しのタクシーを捕まえて家路についた。家まで5000円とそこそこ痛い金額だが、あざみの心を少しは助けられたことを思えば安いものだ。そう、タクシーに揺られながら考える。自分はあざみのことを好意的に見ていることは間違いない。あざみが自分のことを好意的に見ていることも間違いない、と思う。あざみの恋愛対象は男性だとも言っていたし。では自分の恋愛対象は、今までは女性だとばかり思っていたというか、疑問にすら思っていなかった。しかし男性とか女性とか関係なく、あざみであれば付き合いたいというか、毎日会いたいと思える。その先、家族に紹介出来るかというのも、自分の家族であれば全然出来るような……。
そのような事を考えていたら家に着く。既に朝の4時を過ぎていたため、シャワーを浴びて身支度した後、眠りについた。
お昼に目を覚ました里梨は、
「39.4度…」
見事に風邪をひいていた。
トイレと洗顔、歯磨きを済ませると、あざみが風邪をひいていなければ良いけどと思いつつベッドに戻る。暖房も付けていないため冷え切った室内では布団の中が唯一のオアシスだ。
布団に包まり、昼や夜の飯は何があったか思い出しながら、しかしすぐには食べる気にならない。発熱時特有の碌に回らない頭を抱えながら、鎮静剤を飲んで動けるようになってから何かしようか、しかし何も食べずに薬を飲むと胃が荒れる、さあどうしようかなどと考える。ずきずきと痛む頭を抱えながら、いっそこのままもう一度寝てしまおうかとも思うが、頭痛が酷くて寝れる気もしない。では矢張り鎮静剤を飲もう、と決意しかけたとき、
ピコン、とスマホの通知が鳴る。
『ありがとう、好きだよ』
それを見て、あざみと連絡先を交換した事を思い出した里梨は、頭の痛みも忘れてスマホと向き合った。
『おはようー! 今起きた!』
『まだ寝てる?』
『送信取り消し』
『送信取り消し』
『送信取り消し』
『ありがとう、好きだよ』
『今起きた』
『俺も、あざみのこと好きだよ』
『見られた!!』
『まだ2回しか会ってないのにw』
『早くない?』
『どの口が言う笑』
『何なら、初めて会った時から』
『特別だった』
『トランスジェンダーについてずっと調べてた』
『役に立った?』
『全然。笑』
『あざみは、あざみだった』
『ずるい』
『何が?』
『本気で言ってる?』
『うん、本心』
『ずるい』
『私も、最初から特別だったって言いたかった』
『言わないの?』
『先に言いたかった!』
『じゃあ俺のは撤回で』
『ダメに決まってるじゃん!w』
2人は、距離は離れているものの、その心はすぐ側にあった。
『体調大丈夫? 風邪ひいてない?』
『絶好調だよー!w』
『そっちは?』
『元気だよ!』
『良かった! 今何してるの?』
『好きな人とメッセージ笑』
『それは知ってるー!w』
『ひま?』
『今はね。仕事の準備しなきゃだけど』
『そっか』
『あ、でもメッセージはいつでも出来るからね!』
メッセージのやり取りに一区切りつけ、あざみはスマホを机に置く。
以前までは、1人で部屋にいる時間は嫌いだった。何だか誰にも認識されず、この世界でひとりぼっちのような気がして。このまま死んでも誰にも気づかれないような気がして。楽に、誰にも迷惑かけずに死ねるなら、別にそれでも良いとまで思っていた。
しかし、今は。
リリーとしたい事がたくさんある。
リリーと行きたい場所がたくさんある。
リリーと食べたいものがたくさんある。
そして、その為にお金も貯めたいし、自分の夢も思い出した。
何もせずに家にいる時間が勿体無い。夢に向かって動くか、リリーの為に何かしたい。
たった一つの出会いで、たった一週間程度の期間で、これほどまで心が晴れやかになるなんて知らなかった。
『お昼ご飯たべた?』
そんな、何の意味もないメッセージが、この上なく嬉しくて。
『今から作るよー!』
スマホの通知が鳴るたびに、幸せがやってくるようだった。
『今から作るよー!』
『何作るの?』
『ピザトースト!』
『いいね、俺も食べたい!』
『リリーはお昼どうするの?』
『暖かい素麺か、スーパー行くか』
『スーパー近いんだ?』
『うん、歩いてすぐ』
『ちゃんと栄養とってね!』
『素麺でもサバ缶入れるとか』
『オクラとなめ茸とかも美味しいよ!』
『ありがとう、スーパー行こうかな』
スマホを置いて布団から出る里梨。
元彼女と別れてからも体調を崩した事はあった。その時は薬も飲まず食事も取らず、いっそこのまま死んでも良いとすら思っていた。女性不信となり、人間不信にすらなりかけていた。
人間不信は時間がある程度癒してくれたものの、それでも自分の体調や未来を考えるほどにメンタルが回復する事はなく、自暴自棄にもなっていた。
しかし、それも。
あざみに心配かけないように、体調戻そう。
あざみが心配しないように、ちゃんと食事しよう。
あざみにまた会う為に、仕事の量を見直そう。
その為に、まずは鎮静剤を飲んで、家にある物でしっかり栄養を取るのが先決だと考えることが出来た。
[今度の土曜日、ランチ行かない?]
メッセージアプリの入力ボックスにメッセージを入れたまま、送信せずに画面を見つめるあざみ。
時刻は既に夕方。日曜日はお店の出勤を入れていないあざみは、部屋の中で頭を抱えていた。
あとは送信ボタンを押すだけでリリーをランチに誘える。でも、ひょっとしたら迷惑かな。仕事かな。友達と予定入れてるかも。でも、予定あるなら断られるだけだよね。でも、断られるの嫌だな。次の土曜日って言わずに、どこかでランチ行こうって話せば良いのかな。でも、リリーとお出掛けしたいな。
そんな悩みがグルグルと回り続け、あざみはついつい自嘲してしまう。友達以上パートナー未満の人を食事に誘うだけで何でこんなに悩んでるんだろう、と。
『ご飯つくったよー』
送信ボタンを押せずに居ると、リリーから写真付きでメッセージが送られてくる。暖かい素麺にネギとサバ缶が乗ったシンプルな物。それでも、そんな何でもないやり取りがこの上なく嬉しくて。
『わー、美味しそう!!』
いそいそとメッセージを消して返信すると、再度食事に誘うメッセージを送信ボックスに打ち込んで。
「えい、送っちゃえー!」
『今度、一緒にランチ行かない?』
送信されたことを確認すると、スマホを消して逃げるようにシャワーを浴びに行くのだった。
(……返信、来てるかな)
あざみは全身を洗ったあと、シャワーを浴びたまま考える。
(やっぱり、私が本当の女性だったら、こんなに悩まないのかな)
水垢の汚れが目立つ鏡。よく見えないので、手にボディソープを取り、円を描くように素手で鏡を洗っていく。上から下まで洗い終わり、シャワーで泡を流すと、そこにはあざみの全身が現れた。
極力、筋肉を付けずにいたものの、やはり柔らかさに欠ける体。
女性では、水泳などしっかりとスポーツに打ち込んだ人ですら持ち得ない骨格。
膨らみの無い胸。
そして、男性の象徴。
(別に、増悪してる訳でもない)
恋愛対象は確かに男性。これは間違いない。
性自認は女性寄り。でも、完全に女性という訳でもない。こうして性の象徴が付いている事は受け入れている。
ただ、自分の昔からの夢は。そう言えば、夢を持つキッカケは何だったか。夢は、目的か、手段か。叶えたい事は。本当の目標は。本当の幸せは。
もし、リリーに否定されたらーーー
(……やめよう)
思考が暴走する気配を感じ、あざみは頭を振って中断する。シャワーを止めて軽く全身の水気を切った後、外に出て冷たい空気の中、全身を拭き上げる。肌着のみ着用して髪の毛をタオルに包んだ状態でリビングへ戻ると、スマホの通知を確認し、
『再来週の日曜なら間違いなく大丈夫! クリスマスだけど』
「ーーー!!」
あざみは、小さく飛び跳ねながら喜んだ。
あの後、里梨はあざみを歩いて家の近くのコンビニまで送った後、流しのタクシーを捕まえて家路についた。家まで5000円とそこそこ痛い金額だが、あざみの心を少しは助けられたことを思えば安いものだ。そう、タクシーに揺られながら考える。自分はあざみのことを好意的に見ていることは間違いない。あざみが自分のことを好意的に見ていることも間違いない、と思う。あざみの恋愛対象は男性だとも言っていたし。では自分の恋愛対象は、今までは女性だとばかり思っていたというか、疑問にすら思っていなかった。しかし男性とか女性とか関係なく、あざみであれば付き合いたいというか、毎日会いたいと思える。その先、家族に紹介出来るかというのも、自分の家族であれば全然出来るような……。
そのような事を考えていたら家に着く。既に朝の4時を過ぎていたため、シャワーを浴びて身支度した後、眠りについた。
お昼に目を覚ました里梨は、
「39.4度…」
見事に風邪をひいていた。
トイレと洗顔、歯磨きを済ませると、あざみが風邪をひいていなければ良いけどと思いつつベッドに戻る。暖房も付けていないため冷え切った室内では布団の中が唯一のオアシスだ。
布団に包まり、昼や夜の飯は何があったか思い出しながら、しかしすぐには食べる気にならない。発熱時特有の碌に回らない頭を抱えながら、鎮静剤を飲んで動けるようになってから何かしようか、しかし何も食べずに薬を飲むと胃が荒れる、さあどうしようかなどと考える。ずきずきと痛む頭を抱えながら、いっそこのままもう一度寝てしまおうかとも思うが、頭痛が酷くて寝れる気もしない。では矢張り鎮静剤を飲もう、と決意しかけたとき、
ピコン、とスマホの通知が鳴る。
『ありがとう、好きだよ』
それを見て、あざみと連絡先を交換した事を思い出した里梨は、頭の痛みも忘れてスマホと向き合った。
『おはようー! 今起きた!』
『まだ寝てる?』
『送信取り消し』
『送信取り消し』
『送信取り消し』
『ありがとう、好きだよ』
『今起きた』
『俺も、あざみのこと好きだよ』
『見られた!!』
『まだ2回しか会ってないのにw』
『早くない?』
『どの口が言う笑』
『何なら、初めて会った時から』
『特別だった』
『トランスジェンダーについてずっと調べてた』
『役に立った?』
『全然。笑』
『あざみは、あざみだった』
『ずるい』
『何が?』
『本気で言ってる?』
『うん、本心』
『ずるい』
『私も、最初から特別だったって言いたかった』
『言わないの?』
『先に言いたかった!』
『じゃあ俺のは撤回で』
『ダメに決まってるじゃん!w』
2人は、距離は離れているものの、その心はすぐ側にあった。
『体調大丈夫? 風邪ひいてない?』
『絶好調だよー!w』
『そっちは?』
『元気だよ!』
『良かった! 今何してるの?』
『好きな人とメッセージ笑』
『それは知ってるー!w』
『ひま?』
『今はね。仕事の準備しなきゃだけど』
『そっか』
『あ、でもメッセージはいつでも出来るからね!』
メッセージのやり取りに一区切りつけ、あざみはスマホを机に置く。
以前までは、1人で部屋にいる時間は嫌いだった。何だか誰にも認識されず、この世界でひとりぼっちのような気がして。このまま死んでも誰にも気づかれないような気がして。楽に、誰にも迷惑かけずに死ねるなら、別にそれでも良いとまで思っていた。
しかし、今は。
リリーとしたい事がたくさんある。
リリーと行きたい場所がたくさんある。
リリーと食べたいものがたくさんある。
そして、その為にお金も貯めたいし、自分の夢も思い出した。
何もせずに家にいる時間が勿体無い。夢に向かって動くか、リリーの為に何かしたい。
たった一つの出会いで、たった一週間程度の期間で、これほどまで心が晴れやかになるなんて知らなかった。
『お昼ご飯たべた?』
そんな、何の意味もないメッセージが、この上なく嬉しくて。
『今から作るよー!』
スマホの通知が鳴るたびに、幸せがやってくるようだった。
『今から作るよー!』
『何作るの?』
『ピザトースト!』
『いいね、俺も食べたい!』
『リリーはお昼どうするの?』
『暖かい素麺か、スーパー行くか』
『スーパー近いんだ?』
『うん、歩いてすぐ』
『ちゃんと栄養とってね!』
『素麺でもサバ缶入れるとか』
『オクラとなめ茸とかも美味しいよ!』
『ありがとう、スーパー行こうかな』
スマホを置いて布団から出る里梨。
元彼女と別れてからも体調を崩した事はあった。その時は薬も飲まず食事も取らず、いっそこのまま死んでも良いとすら思っていた。女性不信となり、人間不信にすらなりかけていた。
人間不信は時間がある程度癒してくれたものの、それでも自分の体調や未来を考えるほどにメンタルが回復する事はなく、自暴自棄にもなっていた。
しかし、それも。
あざみに心配かけないように、体調戻そう。
あざみが心配しないように、ちゃんと食事しよう。
あざみにまた会う為に、仕事の量を見直そう。
その為に、まずは鎮静剤を飲んで、家にある物でしっかり栄養を取るのが先決だと考えることが出来た。
[今度の土曜日、ランチ行かない?]
メッセージアプリの入力ボックスにメッセージを入れたまま、送信せずに画面を見つめるあざみ。
時刻は既に夕方。日曜日はお店の出勤を入れていないあざみは、部屋の中で頭を抱えていた。
あとは送信ボタンを押すだけでリリーをランチに誘える。でも、ひょっとしたら迷惑かな。仕事かな。友達と予定入れてるかも。でも、予定あるなら断られるだけだよね。でも、断られるの嫌だな。次の土曜日って言わずに、どこかでランチ行こうって話せば良いのかな。でも、リリーとお出掛けしたいな。
そんな悩みがグルグルと回り続け、あざみはついつい自嘲してしまう。友達以上パートナー未満の人を食事に誘うだけで何でこんなに悩んでるんだろう、と。
『ご飯つくったよー』
送信ボタンを押せずに居ると、リリーから写真付きでメッセージが送られてくる。暖かい素麺にネギとサバ缶が乗ったシンプルな物。それでも、そんな何でもないやり取りがこの上なく嬉しくて。
『わー、美味しそう!!』
いそいそとメッセージを消して返信すると、再度食事に誘うメッセージを送信ボックスに打ち込んで。
「えい、送っちゃえー!」
『今度、一緒にランチ行かない?』
送信されたことを確認すると、スマホを消して逃げるようにシャワーを浴びに行くのだった。
(……返信、来てるかな)
あざみは全身を洗ったあと、シャワーを浴びたまま考える。
(やっぱり、私が本当の女性だったら、こんなに悩まないのかな)
水垢の汚れが目立つ鏡。よく見えないので、手にボディソープを取り、円を描くように素手で鏡を洗っていく。上から下まで洗い終わり、シャワーで泡を流すと、そこにはあざみの全身が現れた。
極力、筋肉を付けずにいたものの、やはり柔らかさに欠ける体。
女性では、水泳などしっかりとスポーツに打ち込んだ人ですら持ち得ない骨格。
膨らみの無い胸。
そして、男性の象徴。
(別に、増悪してる訳でもない)
恋愛対象は確かに男性。これは間違いない。
性自認は女性寄り。でも、完全に女性という訳でもない。こうして性の象徴が付いている事は受け入れている。
ただ、自分の昔からの夢は。そう言えば、夢を持つキッカケは何だったか。夢は、目的か、手段か。叶えたい事は。本当の目標は。本当の幸せは。
もし、リリーに否定されたらーーー
(……やめよう)
思考が暴走する気配を感じ、あざみは頭を振って中断する。シャワーを止めて軽く全身の水気を切った後、外に出て冷たい空気の中、全身を拭き上げる。肌着のみ着用して髪の毛をタオルに包んだ状態でリビングへ戻ると、スマホの通知を確認し、
『再来週の日曜なら間違いなく大丈夫! クリスマスだけど』
「ーーー!!」
あざみは、小さく飛び跳ねながら喜んだ。
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