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全部こいつのせいだった

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「あ、イっちゃったぁ」

 指が抜ける甘い感覚を味わいながら、ひまりは男に抱き着いていた。ひまりをベットに寝かせると我慢していた熱杭を熟れている淫花の中に入れた。

「ひ、ぃ、なっ、これ、おっきいい」

 両手でシーツを掴んで男の目を見て訴えるけれど言葉が通じない。改めて通じない怖さを感じると血の気が引いた。今まで意識したことのない処女膜が、見えないのに感じられる。
 このまま目の前の男に捧げてもいいのだろうか。

「お、おねがい、もう、やめるっ、はじめてなのに、これ、ヘンなのきちゃう」

 動きが止まって何かを聞かれている。多分意志が通じたのだと思って言葉を発する。自分のお腹に手を当てて

「はじめて、はじめてなんです、あかちゃん産んだこともないの、結婚もしてないっ、うごかないで!だめっていってる!だめ!ああ」

 ふんわりと微笑んでいる男が腰を動かして奥に進めていく。身体が逃げようとしても筋肉質な手や腕のせいで動けなくなり、嬌声をあげて受け入れるしかなかった。処女膜がゆっくり破られて彼のモノが奥に入って行く。
 感じている声を出して全身で感じている姿なんて見せたくないのに、手を繋がれてキスされるたびに中が疼いてしまう。

 口を押えて感じている声を出さないようにしていると両手を握られた。腰の動きが早くなり、今まで出したことのない声を出して受け入れる体勢になっている。
 動きが止まると白濁が子宮に吐露されている。

 精子って熱い。

 脈打つたびに甘い声が出てしまって恥ずかしくなる。飲み物を渡されたので飲み込むと眠気が襲い掛かってきて目を閉じて眠ってしまった。

 ♢

 目が覚めたら白濁塗れでした。身体や髪の毛を洗われて白濁は流されるとお風呂に一緒に入る。

 男の人が周りにいて、お風呂に入れてもらっているときに目を覚ました。

「あまりにも可愛いからと言ってこんなに犯す必要はないだろう」
「胸もお尻も大きくて最高の女の子だよ。僕たちの天使だ」

 おっぱいを後ろから揉まれて中におちんちんが入っている。腕枕にして顔を横に向けると

「起きたんじゃないか」
「やっと目を覚ました」

 と喜んでいる。腰をパンパン動かされて膣内射精されると抜けるまでくっついたままになっていた。

「セオドアの赤ちゃん強請るなんて異世界の女の子は凄いな」
「お漏らししても子供を作ることには積極的なんですね」

 全裸の筋肉質な人がずるんと抜けてぽっかりと空いた穴におちんちんを入れて、また後ろから抱っこをする。言葉が分かるようになったけれど、何で男の人に順番に犯されているのか理解できない。胸を揉まれて後ろから首筋に吸い付かれて舐められている。

「まだ言葉が通じないのかな。早く名前聞いて、名前言いながらまぐわいしたいよ。あ、またイっちゃった。敏感で可愛い子だな。本当にセオドアが好きなのか確認しないと。言葉の意味が違うかもしれないだろう。綺麗になったから皆でしよう」

(皆でってなに……?)

 縋るような目で見るとおでこにキスされて、向かい合わせの体勢になっておちんちんを中に嵌められたままお風呂から出る。歩いているときに奥にコツコツ当たってしがみついて何度も達してしまった。

 脱衣所にあるソファにバスタオルを敷いて正常位で何度も中出しされた。声なんて皆に聞かれて恥ずかしいのに身体を隠す事すら許されない。

「何発出すんだよ。全く」
「セオドアが機嫌のいいうちにたっぷり中出しするんだよ」

 セオドアが誰なのか分からないが、この状況になったのはそいつのせいだと思った。今は言葉の分からない振りをして何とかやり過ごそうと思う。
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