80 / 86
第三章 白鳥
19 断ったのに失恋した気分
しおりを挟む
ルーファス王子を花盛りの庭に案内したもののジュリアはどうお断りしようか困り果てていた。
「ジュリア、やっと二人っきりになれたね」
恋愛偏差値の高いルーファスは、ジュリアがヘレナの令嬢達のように自分に媚を売る為にここへ連れてきたのではないのは重々承知の上で、それを無視して口説くことにした。これまで、ジュリアと二人きりになったことはなく、このチャンスを逃さないぞと意気込み、手を取ると指先にキスをする。
「ルーファス様……」
手の甲へのキスでもドキドキする初なジュリアは、指先へのキスは刺激が強すぎた。セクシーなルーファス王子の振る舞いに真っ赤になる。
ルーファスはジュリアの初さ加減を間違えていた。初めての体験にパニックになったジュリアは、礼儀作法も投げ出し、真っ赤になり、早口で自分の伝えたい事を吐き出した。
「私は王太子妃なんてなれません。あっ、そんな事考えておられないかもそれませんが、それだけはお伝えしておかなければいけないと……すみません!」
ルーファスが驚いているうちに、ジュリアは脱兎の如く逃げ去った。
「こんな手酷い断られ方は初めてだ……」
王太子としてモテモテのルーファス王子は、呆然とジュリアの後ろ姿を見送った。
ジュリアが走り去った後、ぼんやりしているルーファス王子をセドリックが回収しに来た。
「ルーファス王子……その様子ではダメだったのですね」
食事の時からジュリアの思い詰めた表情で、何とはなく話の内容を察していたセドリックだったが、こんな風に落ち込んでいるルーファス王子を見て、内心で驚いていた。ジュリアに積極的にアプローチしていたのは、父王の命令で巫女姫を自国にと考えていたからだとばかり思っていたのだ。
「ああ、完膚なきまで振られたよ。かえって清々しい気分かな……いや、やはり失恋は辛いね」
王太子としてモテモテのルーファス王子だが、王太子だからとジュリアに振られたのがやはり心に突き刺さった。
「まぁ、ジュリアは王太子妃に向きませんよ。きっと、この国で幸せになるのです」
振られた自分への慰めより、ジュリアの幸せの方に重点が置かれたコメントにルーファスは、もしかして……とセドリックの整った冷たい顔をマジマジと眺める。
「お前もジュリアが好きだったのか? 私は王太子妃にはなれないと断られたが、伯爵夫人ならいけるかもしれないぞ。父上の願いにも叶う結果になるのでは?」
セドリックは、ジュリアとルーファス王子を縁組させる為に自分の気持ちに蓋をしたのを察せられて、ほんの一瞬だけ動揺したが、そこは精神力で持ちなおす。
「とんでもない。私はエドモンド王やゲチスバーモンド伯爵に逆らってまでジュリアを口説く根性はありませんよ」
「根性……まぁ、王族は根性だけはすわってないとできない職業だからな。こうなったら精霊使いとしての修行だけでも成果を上げないと、父上に叱られてしまう」
「そうですね!」と元々、精霊使いの修行をもっとしたかったセドリックは喜んだが、この夜はルーファス王子の失恋パーティに付き合わされるのだった。
水晶宮から逃げるように屋敷に帰ったジュリアは、自分でルーファス王子にお断りをしたのに、なんだか失恋した気分になり落ち込んでいた。恋愛経験ゼロのジュリアにとって甘い言葉を囁かれたり、スマートな態度でエスコートしてくれたルーファス王子は、理想的な男性だったのだ。ただ、ルーファスは王子であり、王太子妃という重荷がジュリアには無理だった。
そして、落ち込んでいると、もっと落ち込むのがジュリアだ。
「ううう……恥ずかしい」
お断りしたのも、自意識過剰な振る舞いだったのではないかと、穴の下に穴を掘りまくっていた。
「まぁ、ジュリアどうしたの?」
孫娘が早く帰って来たのは嬉しいが、沈み方が尋常じゃないとグローリアは心配する。
「お祖母様……私、とんでもなく恥ずかしい振る舞いをしたのかもしれません。ルーファス王子はそんな気持ちは無かったのかもしれないのに、お断りするだなんて……メイドが何を勘違いしているのだと笑われているかも……」
ルーファス王子にお断りをする勇気を持ったのはグローリアは評価したが、またまたメイド根性を引っ張っているのには激怒する。
「貴女ときたら、いつまでそんな卑屈な事を言っているの? ルーファス王子は自国の王太子妃と望んでおられたのよ。勿論、私としては異国に嫁がせるのは反対ですし、貴女がルーファス王子の手を退けたのは偉いと思いますわ。地位に目が眩んで、自分の幸せがわからなくなるお馬鹿さんも多いですからね」
祖母に背中をパンと叩かれて、落ち込んでいたジュリアも穴を掘るのをやめた。
「でも、ルーファス王子にお会いするのは……」
振った相手と会うのは気まずいだなんて、昔は社交界の華だったグローリアには理解できない感情だ。モテモテだったグローリアは、紳士達を振り回して、振りまくっていたからだ。でも、良い事を思いついたと微笑んで、ジュリアを抱きしめる。
「そうね……貴女も水晶宮での修行で疲れているでしょうし、一度、緑陰城に帰ったらどうかしら? アルバートは王都を離れるわけにいかないから、今年の収穫祭は私だけで参加するつもりだったの。一緒に参加しない?」
断ったというもののルーファス王子と顔を合わせていたら、また気が変わるかもしれないので、孫娘をゲチスバーモンドに連れて帰ることにする。ジュリアは精霊使いの修行が……と反論しかけたが、グローリアに勝てるわけがない。それに、ルーファス王子とは距離を置きたい気持ちもあった。
「さぁ、緑蔭城に帰る支度をするわよ」息盛んなグローリアに屋敷の使用人達は慌てて用意をする。
そんな慌ただしい中、ジュリアだけがぼんやりと庭でマリエールと話していた。
『ジュリア? なんで落ち込んでいるの?』
『落ち込んでなんて……いえ、落ち込んでいるのかも……きっと、これが私の初恋で、失恋なんだわ』
お屋敷のハンサムなセドリック様に憧れていたメイドはもういないのだ。貴族の令嬢なら全員が憧れるルーファス王子も、自分にとっては無理な相手でしかない。それはジュリアにもわかっていたが、ハンサムな貴公子と気楽に話せ、積極的なアプローチを受けたのに浮かれていたのも確かだ。
『初恋!! ジュリアが初恋??』
浮かれるマリエールに『初恋未満だけど……失恋したのよ』と訂正するジュリアだった。
「ジュリア、やっと二人っきりになれたね」
恋愛偏差値の高いルーファスは、ジュリアがヘレナの令嬢達のように自分に媚を売る為にここへ連れてきたのではないのは重々承知の上で、それを無視して口説くことにした。これまで、ジュリアと二人きりになったことはなく、このチャンスを逃さないぞと意気込み、手を取ると指先にキスをする。
「ルーファス様……」
手の甲へのキスでもドキドキする初なジュリアは、指先へのキスは刺激が強すぎた。セクシーなルーファス王子の振る舞いに真っ赤になる。
ルーファスはジュリアの初さ加減を間違えていた。初めての体験にパニックになったジュリアは、礼儀作法も投げ出し、真っ赤になり、早口で自分の伝えたい事を吐き出した。
「私は王太子妃なんてなれません。あっ、そんな事考えておられないかもそれませんが、それだけはお伝えしておかなければいけないと……すみません!」
ルーファスが驚いているうちに、ジュリアは脱兎の如く逃げ去った。
「こんな手酷い断られ方は初めてだ……」
王太子としてモテモテのルーファス王子は、呆然とジュリアの後ろ姿を見送った。
ジュリアが走り去った後、ぼんやりしているルーファス王子をセドリックが回収しに来た。
「ルーファス王子……その様子ではダメだったのですね」
食事の時からジュリアの思い詰めた表情で、何とはなく話の内容を察していたセドリックだったが、こんな風に落ち込んでいるルーファス王子を見て、内心で驚いていた。ジュリアに積極的にアプローチしていたのは、父王の命令で巫女姫を自国にと考えていたからだとばかり思っていたのだ。
「ああ、完膚なきまで振られたよ。かえって清々しい気分かな……いや、やはり失恋は辛いね」
王太子としてモテモテのルーファス王子だが、王太子だからとジュリアに振られたのがやはり心に突き刺さった。
「まぁ、ジュリアは王太子妃に向きませんよ。きっと、この国で幸せになるのです」
振られた自分への慰めより、ジュリアの幸せの方に重点が置かれたコメントにルーファスは、もしかして……とセドリックの整った冷たい顔をマジマジと眺める。
「お前もジュリアが好きだったのか? 私は王太子妃にはなれないと断られたが、伯爵夫人ならいけるかもしれないぞ。父上の願いにも叶う結果になるのでは?」
セドリックは、ジュリアとルーファス王子を縁組させる為に自分の気持ちに蓋をしたのを察せられて、ほんの一瞬だけ動揺したが、そこは精神力で持ちなおす。
「とんでもない。私はエドモンド王やゲチスバーモンド伯爵に逆らってまでジュリアを口説く根性はありませんよ」
「根性……まぁ、王族は根性だけはすわってないとできない職業だからな。こうなったら精霊使いとしての修行だけでも成果を上げないと、父上に叱られてしまう」
「そうですね!」と元々、精霊使いの修行をもっとしたかったセドリックは喜んだが、この夜はルーファス王子の失恋パーティに付き合わされるのだった。
水晶宮から逃げるように屋敷に帰ったジュリアは、自分でルーファス王子にお断りをしたのに、なんだか失恋した気分になり落ち込んでいた。恋愛経験ゼロのジュリアにとって甘い言葉を囁かれたり、スマートな態度でエスコートしてくれたルーファス王子は、理想的な男性だったのだ。ただ、ルーファスは王子であり、王太子妃という重荷がジュリアには無理だった。
そして、落ち込んでいると、もっと落ち込むのがジュリアだ。
「ううう……恥ずかしい」
お断りしたのも、自意識過剰な振る舞いだったのではないかと、穴の下に穴を掘りまくっていた。
「まぁ、ジュリアどうしたの?」
孫娘が早く帰って来たのは嬉しいが、沈み方が尋常じゃないとグローリアは心配する。
「お祖母様……私、とんでもなく恥ずかしい振る舞いをしたのかもしれません。ルーファス王子はそんな気持ちは無かったのかもしれないのに、お断りするだなんて……メイドが何を勘違いしているのだと笑われているかも……」
ルーファス王子にお断りをする勇気を持ったのはグローリアは評価したが、またまたメイド根性を引っ張っているのには激怒する。
「貴女ときたら、いつまでそんな卑屈な事を言っているの? ルーファス王子は自国の王太子妃と望んでおられたのよ。勿論、私としては異国に嫁がせるのは反対ですし、貴女がルーファス王子の手を退けたのは偉いと思いますわ。地位に目が眩んで、自分の幸せがわからなくなるお馬鹿さんも多いですからね」
祖母に背中をパンと叩かれて、落ち込んでいたジュリアも穴を掘るのをやめた。
「でも、ルーファス王子にお会いするのは……」
振った相手と会うのは気まずいだなんて、昔は社交界の華だったグローリアには理解できない感情だ。モテモテだったグローリアは、紳士達を振り回して、振りまくっていたからだ。でも、良い事を思いついたと微笑んで、ジュリアを抱きしめる。
「そうね……貴女も水晶宮での修行で疲れているでしょうし、一度、緑陰城に帰ったらどうかしら? アルバートは王都を離れるわけにいかないから、今年の収穫祭は私だけで参加するつもりだったの。一緒に参加しない?」
断ったというもののルーファス王子と顔を合わせていたら、また気が変わるかもしれないので、孫娘をゲチスバーモンドに連れて帰ることにする。ジュリアは精霊使いの修行が……と反論しかけたが、グローリアに勝てるわけがない。それに、ルーファス王子とは距離を置きたい気持ちもあった。
「さぁ、緑蔭城に帰る支度をするわよ」息盛んなグローリアに屋敷の使用人達は慌てて用意をする。
そんな慌ただしい中、ジュリアだけがぼんやりと庭でマリエールと話していた。
『ジュリア? なんで落ち込んでいるの?』
『落ち込んでなんて……いえ、落ち込んでいるのかも……きっと、これが私の初恋で、失恋なんだわ』
お屋敷のハンサムなセドリック様に憧れていたメイドはもういないのだ。貴族の令嬢なら全員が憧れるルーファス王子も、自分にとっては無理な相手でしかない。それはジュリアにもわかっていたが、ハンサムな貴公子と気楽に話せ、積極的なアプローチを受けたのに浮かれていたのも確かだ。
『初恋!! ジュリアが初恋??』
浮かれるマリエールに『初恋未満だけど……失恋したのよ』と訂正するジュリアだった。
21
あなたにおすすめの小説
遡ったのは君だけじゃない。離縁状を置いて出ていった妻ーー始まりは、そこからだった。
沼野 花
恋愛
夫と子供たちに、選ばれなかったイネス。
すべてを愛人に奪われ、彼女は限界を迎え、屋敷を去る。
だが、その先に待っていたのは、救いではなかった。
イネスを襲った、取り返しのつかない出来事。
変わり果てた現実を前に、
夫はようやく、自分が何を失ったのかを思い知る。
深い後悔と悲しみに苛まれながら、
失ったイネスの心を取り戻そうとする夫。
しかし、彼女の心はすでに、外の世界へと向かっていた。
贖罪を背負いながらもイネスを求め続ける夫。
そして、母の心を知っていく子供たち。
イネスが求める愛とは、
そして、幸せとは――。
転移先で日本語を読めるというだけで最強の男に囚われました
桜あずみ
恋愛
異世界に転移して2年。
言葉も話せなかったこの国で、必死に努力して、やっとこの世界に馴染んできた。
しかし、ただ一つ、抜けなかった癖がある。
──ふとした瞬間に、日本語でメモを取ってしまうこと。
その一行が、彼の目に留まった。
「この文字を書いたのは、あなたですか?」
美しく、完璧で、どこか現実離れした男。
日本語という未知の文字に強い関心を示した彼は、やがて、少しずつ距離を詰めてくる。
最初はただの好奇心だと思っていた。
けれど、気づけば私は彼の手の中にいた。
彼の正体も、本当の目的も知らないまま。すべてを知ったときには、もう逃げられなかった。
毎日19時に更新予定です。
ネグレクトされていた四歳の末娘は、前世の経理知識で実家の横領を見抜き追放されました。これからはもふもふ聖獣と美食巡りの旅に出ます。
旅する書斎(☆ほしい)
ファンタジー
アークライト子爵家の四歳の末娘リリアは、家族から存在しないものとして扱われていた。食事は厨房の残飯、衣服は兄姉のお下がりを更に継ぎ接ぎしたもの。冷たい床で眠る日々の中、彼女は高熱を出したことをきっかけに前世の記憶を取り戻す。
前世の彼女は、ブラック企業で過労死した経理担当のOLだった。
ある日、父の書斎に忍び込んだリリアは、ずさんな管理の家計簿を発見する。前世の知識でそれを読み解くと、父による悪質な横領と、家の財産がすでに破綻寸前であることが判明した。
「この家は、もうすぐ潰れます」
家族会議の場で、リリアはたった四歳とは思えぬ明瞭な口調で破産の事実を突きつける。激昂した父に「疫病神め!」と罵られ家を追い出されたリリアだったが、それは彼女の望むところだった。
手切れ金代わりの銅貨数枚を握りしめ、自由を手に入れたリリア。これからは誰にも縛られず、前世で夢見た美味しいものをたくさん食べる生活を目指す。
神々の愛し子って何したらいいの?とりあえずのんびり過ごします
夜明シスカ
ファンタジー
アリュールという世界の中にある一国。
アール国で国の端っこの海に面した田舎領地に神々の寵愛を受けし者として生を受けた子。
いわゆる"神々の愛し子"というもの。
神々の寵愛を受けているというからには、大事にしましょうね。
そういうことだ。
そう、大事にしていれば国も繁栄するだけ。
簡単でしょう?
えぇ、なんなら周りも巻き込んでみーんな幸せになりませんか??
−−−−−−
新連載始まりました。
私としては初の挑戦になる内容のため、至らぬところもあると思いますが、温めで見守って下さいませ。
会話の「」前に人物の名称入れてみることにしました。
余計読みにくいかなぁ?と思いつつ。
会話がわからない!となるよりは・・
試みですね。
誤字・脱字・文章修正 随時行います。
短編タグが長編に変更になることがございます。
*タイトルの「神々の寵愛者」→「神々の愛し子」に変更しました。
【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
カクヨム(吉野 ひな)にて、先行投稿しています。
捨てられ侯爵令嬢ですが、逃亡先で息子と幸せに過ごしていますので、邪魔しないでください。
蒼月柚希
恋愛
公爵様の呪いは解かれました。
これで、貴方も私も自由です。
……だから、もういいですよね?
私も、自由にして……。
5年後。
私は、ある事情から生まれ育った祖国を離れ、
親切な冒険者パーティーと、その地を治める辺境伯様のご家族に守られながら、
今日も幸せに子育てをしています。
だから貴方も勝手に、お幸せになってくださいね。
私のことは忘れて……。
これは、お互いの思いがこじれ、離れ離れになってしまった一組の夫婦の物語。
はたして、夫婦は無事に、離婚を回避することができるのか?
【完結】旦那様、どうぞ王女様とお幸せに!~転生妻は離婚してもふもふライフをエンジョイしようと思います~
魯恒凛
恋愛
地味で気弱なクラリスは夫とは結婚して二年経つのにいまだに触れられることもなく、会話もない。伯爵夫人とは思えないほど使用人たちにいびられ冷遇される日々。魔獣騎士として人気の高い夫と国民の妹として愛される王女の仲を引き裂いたとして、巷では悪女クラリスへの風当たりがきついのだ。
ある日前世の記憶が甦ったクラリスは悟る。若いクラリスにこんな状況はもったいない。白い結婚を理由に円満離婚をして、夫には王女と幸せになってもらおうと決意する。そして、離婚後は田舎でもふもふカフェを開こうと……!
そのためにこっそり仕事を始めたものの、ひょんなことから夫と友達に!?
「好きな相手とどうやったらうまくいくか教えてほしい」
初恋だった夫。胸が痛むけど、お互いの幸せのために王女との仲を応援することに。
でもなんだか様子がおかしくて……?
不器用で一途な夫と前世の記憶が甦ったサバサバ妻の、すれ違い両片思いのラブコメディ。
※5/19〜5/21 HOTランキング1位!たくさんの方にお読みいただきありがとうございます
※他サイトでも公開しています。
【完結】転生7年!ぼっち脱出して王宮ライフ満喫してたら王国の動乱に巻き込まれた少女戦記 〜愛でたいアイカは救国の姫になる
三矢さくら
ファンタジー
【完結しました】異世界からの召喚に応じて6歳児に転生したアイカは、護ってくれる結界に逆に閉じ込められた結果、山奥でサバイバル生活を始める。
こんなはずじゃなかった!
異世界の山奥で過ごすこと7年。ようやく結界が解けて、山を下りたアイカは王都ヴィアナで【天衣無縫の無頼姫】の異名をとる第3王女リティアと出会う。
珍しい物好きの王女に気に入られたアイカは、なんと侍女に取り立てられて王宮に!
やっと始まった異世界生活は、美男美女ぞろいの王宮生活!
右を見ても左を見ても「愛でたい」美人に美少女! 美男子に美少年ばかり!
アイカとリティア、まだまだ幼い侍女と王女が数奇な運命をたどる異世界王宮ファンタジー戦記。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる