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第八章 八州と北方の境界
六十五話 荒れ果てた砦にて
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豹の怪魔を屁理屈でやり過ごした私たち。
「軽螢(けいけい)、あんな特技があるなんて言ってなかったじゃん! 先に教えておいてよ!」
「麗央那(れおな)に話したことなかったっけか。いいじゃんか別に。なんとかなったンだし」
「さては貴様、楽天家じゃなくて、ただテキトーなだけだな!?」
「お手柄立てたはずなのに、なンで罵倒されてんの俺?」
軽螢と私がやいのやいのと言い争っていると、椿珠(ちんじゅ)さんが呆れた声で。
「ところで、目的地に着いたんだがな」
そう言って馬車を停めた。
時間はすでに夕暮れどきだ。
簡素な砦が私たちの目の前にそびえ立ち、その土壁を緋色に染めていた。
「お化けが出そうだね」
「やめろよな、そういうこと言うの」
二回目はうんざり、と言った顔で軽螢からのダメ出し。
辺りには、私たちの他に人の気配もない。
壁や屋根がところどころ、風雨で崩壊している。
話に聞いた通りに古い城砦だ。
中を覗いた広さは、学校の教室ひとつ分よりも、やや小さいくらいであろうか。
「散れ散れっ、畜生ども」
「コン、コーン」
砦にたむろしている親子らしきキツネを、翔霏が追い払う。
なにか、エサを漁っていたのだろうか。
すっかり冬毛に生え変わった、もっふもふの可愛らしいキツネだっただけに、私は少し残念。
「炊事の跡かな。覇聖鳳(はせお)たち、肉を焼いて食べてたんだね」
地面を見ると、焚火跡がある。
周辺には鳥や鹿などの骨が散らばっていた。
食べかすのおこぼれを、キツネたちがつついていたのだろう。
「こんなものもあるぞ」
ひょい、と翔霏が鉄棍の先っぽで、落ちていた布きれを拾い上げる。
黒色の包帯、サラシ巻きにも見えるその布。
なにかしらの汚れでギトギトのガビガビになっている。
「邸瑠魅(てるみ)の眼帯じゃん。ここで取り換えたんだ」
隻眼の女戦士にして、覇聖鳳の奥さんである邸瑠魅。
彼女は頭部顔面の片側に、眼帯のように黒い帯を巻いていた。
付着しているのは血とか涙とかの体液か、ばっちいな。
この砦で覇王聖率いる戌族(じゅつぞく)の一党が、食事や休憩を取っていたらしいという話は、ほぼ確定だろう。
「手当をして新しい布を巻き直したのだとすれば、あの片目女はかろうじて生きてここまで来たんだろうな」
事実確認として翔霏が口に出し、感慨もなくポイっと布を捨てる。
私も恐らくそうだろうと思いながら、さらなる情報が探れないか、周囲を注視し、歩き回る。
砦の外側には馬糞らしき汚物も散乱していた。
「なんか珍しいモンでも落ちてねーかな」
軽螢も、覇聖鳳たちが廃棄した物品を検分する。
おっと、いかんいかん。
「椿珠さん、なにか手伝えることはありますか?」
ここまで来たのは椿珠さんの助手がメイン業務だったことを思い出して、私は指示を仰ぐ。
砦の壁に手を当てて、なにかを見ているのか、考え事をしているのか。
椿珠さんは私に気付き、ああ、と軽く言って砦の内部全体を見渡した。
「玉楊(ぎょくよう)は目が見えないからな。この中をあちこち動いたとは考えにくいが、もし歩き回るとすれば、壁伝いに手を添えて動いたはずだ」
「確かに、環(かん)貴人はいつも、なにか近くの人や物に手を触れて移動していた気がします」
さすが半分と言えども血を分けた兄妹だ。
会っていない間でも、環貴人がどのように行動するか、していたかが、椿珠さんにはわかるんだな。
「もしも玉楊がなにかを残して行ったなら、壁に書くか、壁際に置くかのどちらかだと思う。そこを重点的に調べてくれるか」
「わかりました」
ムン、と気合を入れて腕まくりをし、いつかの物品庫以来となる現場検証を試みる私だったけれど。
「もう日が沈む。明日にしよう。張り切ってくれるのは嬉しいがな」
「アッハイ、ソウデスネ」
至極当然な指摘を受けて、私はやる気を空振りさせるのだった。
「改めて聞こうと思っていたんだが」
豹の怪魔に渡した分とは別で確保していた食料を、多少はお腹に入れたあと。
焚火を囲み、私たち三人の顔を順繰りと眺めて、椿珠さんは尋ねた。
「お前さんがた、とんでもないことをしようとしているはずなのに、まったく悲壮感や怯えってものがないな。青牙部(せいがぶ)ごとき、大した連中じゃないって思ってるのか?」
「別に、そういうわけじゃありませんけど」
覇聖鳳を倒し、環貴人を連れ帰る。
確かに容易いことではないし、命がけなのは間違いない。
簡単な仕事、つまらない相手だと油断をして取り組めば、それは即ち死をもたらすだろう。
けれど、私が希望を失わずに自分を保てるのは、やはり翔霏と軽螢が、傍にいてくれるからだ。
気恥かしいので、言葉に出すのをためらっていると。
「メエェ」
私の心を見透かしているかのように、巨ヤギが寄り添って来た。
ごめんごめん、きみも大事な仲間だね、ヤギくん。
本当にギリギリの状況になったら、きみは食べられちゃうと思うけど、許してね。
「どんなに偉そうにしているやつでも、思い切りブッ叩けば死ぬ。先ほどのおかしな怪魔は、また別の話だが」
若干ずれた、けれどもいつもの翔霏らしい、ブレのない解答。
相手が人間である以上、差し向かいで戦えば翔霏は必ず勝つ。
私にできること、しなければならないことは、その状況をどうにかして作り出すことだ。
中書堂でもっとたくさん、兵法に関する本を読んでおけばよかったな。
後悔の針がチクリと、胸の奥を刺す。
「頭と体を使うのは、麗央那と翔霏の役目だからなァ。俺は応援で付いて来てるだけだし」
相変わらず、楽しかしないつもりの軽螢。
「いや、あんな大層な術を持ってるんだから、もっと頑張れるはずでしょ。軽螢はやればできる子だってみんな信じてるよ」
どんな子でも見捨てず、褒めて伸ばす方針を採用する私であった。
「俺の呪縛、怪魔にしか効かないぜ」
「マジかー。人が相手だと意味ないのかー」
ガッデム、と頭を抱える。
覇聖鳳との戦いが佳境に入ったとき、軽螢の束縛術が大きな決め手になるのでは!?
そう思っていた時期が、私にもありました。
皮算用が、音を立てて崩れていくのを感じた。
「麗央那はそれ知ってたから、お城で会ったときに、俺に怪魔退治に行けって言ったんだと思ってたけどな」
「ううん、全然知らなかった。ごめんね、知らないのに無茶振りして」
横で聞いていた翔霏が、補足を加える。
「確か太陽が出ていないと使えないはずだろう。天気が悪い日や夜は効果がないんじゃなかったか」
「そういう大事なこと、もっと早く言ってくれないかなキミたちィ!?」
すごい力なんだろうけど、前もって計画を立ててアテにしにくい、という弱点があるな。
なんと言うか、気ままな軽螢らしい能力だなあと思い、ある意味納得してしまう私であった。
「くく、はっはは」
てんやわんやのやり取りを眺めていた椿珠さんが、楽しそうに笑った。
目じりに涙まで浮かべている。
「なるほど、よく分かった。お前たちは、一緒にいるだけで、楽しいんだな」
「お恥ずかしい限りで」
幼稚な醜態をさらしてしまい、麗央那、しょんぼり。
「いやいや、昔を思い出しちまって、羨ましいんだ」
焚火をカシャカシャとかき混ぜて、椿珠さんは語る。
「俺も後宮から巌力を呼び戻すかな。どうせ玉楊がいなくなって、やりがいもなく暇な日々を送ってるだろう。また昔みたいに、一緒にバカをやってみるか……」
過ぎた日の思い出を懐かしむような優しい眼差しで、椿珠さんは言った。
あの巌力さんにも、やんちゃな青年だった過去があるのだな。
そうでなければ、血気に逸ってヤクザの家に乗り込んだりしないか。
「巌力さんって、昔からあんなにおっきかったんですか?」
「俺がガキの頃に巌力は環家に奉公に来てな。そのときあいつは十三か、十四か……もちろん、あんな体じゃなかった。仕事をしている間に、どんどんと厳つくなったんだ」
楽しそうに過去を話す椿珠さん。
私はそれを聞きながら。
夜這いの件は、忘れてあげないけれど、許してあげよう。
そう思いつつ、夜を過ごしたのだった。
「軽螢(けいけい)、あんな特技があるなんて言ってなかったじゃん! 先に教えておいてよ!」
「麗央那(れおな)に話したことなかったっけか。いいじゃんか別に。なんとかなったンだし」
「さては貴様、楽天家じゃなくて、ただテキトーなだけだな!?」
「お手柄立てたはずなのに、なンで罵倒されてんの俺?」
軽螢と私がやいのやいのと言い争っていると、椿珠(ちんじゅ)さんが呆れた声で。
「ところで、目的地に着いたんだがな」
そう言って馬車を停めた。
時間はすでに夕暮れどきだ。
簡素な砦が私たちの目の前にそびえ立ち、その土壁を緋色に染めていた。
「お化けが出そうだね」
「やめろよな、そういうこと言うの」
二回目はうんざり、と言った顔で軽螢からのダメ出し。
辺りには、私たちの他に人の気配もない。
壁や屋根がところどころ、風雨で崩壊している。
話に聞いた通りに古い城砦だ。
中を覗いた広さは、学校の教室ひとつ分よりも、やや小さいくらいであろうか。
「散れ散れっ、畜生ども」
「コン、コーン」
砦にたむろしている親子らしきキツネを、翔霏が追い払う。
なにか、エサを漁っていたのだろうか。
すっかり冬毛に生え変わった、もっふもふの可愛らしいキツネだっただけに、私は少し残念。
「炊事の跡かな。覇聖鳳(はせお)たち、肉を焼いて食べてたんだね」
地面を見ると、焚火跡がある。
周辺には鳥や鹿などの骨が散らばっていた。
食べかすのおこぼれを、キツネたちがつついていたのだろう。
「こんなものもあるぞ」
ひょい、と翔霏が鉄棍の先っぽで、落ちていた布きれを拾い上げる。
黒色の包帯、サラシ巻きにも見えるその布。
なにかしらの汚れでギトギトのガビガビになっている。
「邸瑠魅(てるみ)の眼帯じゃん。ここで取り換えたんだ」
隻眼の女戦士にして、覇聖鳳の奥さんである邸瑠魅。
彼女は頭部顔面の片側に、眼帯のように黒い帯を巻いていた。
付着しているのは血とか涙とかの体液か、ばっちいな。
この砦で覇王聖率いる戌族(じゅつぞく)の一党が、食事や休憩を取っていたらしいという話は、ほぼ確定だろう。
「手当をして新しい布を巻き直したのだとすれば、あの片目女はかろうじて生きてここまで来たんだろうな」
事実確認として翔霏が口に出し、感慨もなくポイっと布を捨てる。
私も恐らくそうだろうと思いながら、さらなる情報が探れないか、周囲を注視し、歩き回る。
砦の外側には馬糞らしき汚物も散乱していた。
「なんか珍しいモンでも落ちてねーかな」
軽螢も、覇聖鳳たちが廃棄した物品を検分する。
おっと、いかんいかん。
「椿珠さん、なにか手伝えることはありますか?」
ここまで来たのは椿珠さんの助手がメイン業務だったことを思い出して、私は指示を仰ぐ。
砦の壁に手を当てて、なにかを見ているのか、考え事をしているのか。
椿珠さんは私に気付き、ああ、と軽く言って砦の内部全体を見渡した。
「玉楊(ぎょくよう)は目が見えないからな。この中をあちこち動いたとは考えにくいが、もし歩き回るとすれば、壁伝いに手を添えて動いたはずだ」
「確かに、環(かん)貴人はいつも、なにか近くの人や物に手を触れて移動していた気がします」
さすが半分と言えども血を分けた兄妹だ。
会っていない間でも、環貴人がどのように行動するか、していたかが、椿珠さんにはわかるんだな。
「もしも玉楊がなにかを残して行ったなら、壁に書くか、壁際に置くかのどちらかだと思う。そこを重点的に調べてくれるか」
「わかりました」
ムン、と気合を入れて腕まくりをし、いつかの物品庫以来となる現場検証を試みる私だったけれど。
「もう日が沈む。明日にしよう。張り切ってくれるのは嬉しいがな」
「アッハイ、ソウデスネ」
至極当然な指摘を受けて、私はやる気を空振りさせるのだった。
「改めて聞こうと思っていたんだが」
豹の怪魔に渡した分とは別で確保していた食料を、多少はお腹に入れたあと。
焚火を囲み、私たち三人の顔を順繰りと眺めて、椿珠さんは尋ねた。
「お前さんがた、とんでもないことをしようとしているはずなのに、まったく悲壮感や怯えってものがないな。青牙部(せいがぶ)ごとき、大した連中じゃないって思ってるのか?」
「別に、そういうわけじゃありませんけど」
覇聖鳳を倒し、環貴人を連れ帰る。
確かに容易いことではないし、命がけなのは間違いない。
簡単な仕事、つまらない相手だと油断をして取り組めば、それは即ち死をもたらすだろう。
けれど、私が希望を失わずに自分を保てるのは、やはり翔霏と軽螢が、傍にいてくれるからだ。
気恥かしいので、言葉に出すのをためらっていると。
「メエェ」
私の心を見透かしているかのように、巨ヤギが寄り添って来た。
ごめんごめん、きみも大事な仲間だね、ヤギくん。
本当にギリギリの状況になったら、きみは食べられちゃうと思うけど、許してね。
「どんなに偉そうにしているやつでも、思い切りブッ叩けば死ぬ。先ほどのおかしな怪魔は、また別の話だが」
若干ずれた、けれどもいつもの翔霏らしい、ブレのない解答。
相手が人間である以上、差し向かいで戦えば翔霏は必ず勝つ。
私にできること、しなければならないことは、その状況をどうにかして作り出すことだ。
中書堂でもっとたくさん、兵法に関する本を読んでおけばよかったな。
後悔の針がチクリと、胸の奥を刺す。
「頭と体を使うのは、麗央那と翔霏の役目だからなァ。俺は応援で付いて来てるだけだし」
相変わらず、楽しかしないつもりの軽螢。
「いや、あんな大層な術を持ってるんだから、もっと頑張れるはずでしょ。軽螢はやればできる子だってみんな信じてるよ」
どんな子でも見捨てず、褒めて伸ばす方針を採用する私であった。
「俺の呪縛、怪魔にしか効かないぜ」
「マジかー。人が相手だと意味ないのかー」
ガッデム、と頭を抱える。
覇聖鳳との戦いが佳境に入ったとき、軽螢の束縛術が大きな決め手になるのでは!?
そう思っていた時期が、私にもありました。
皮算用が、音を立てて崩れていくのを感じた。
「麗央那はそれ知ってたから、お城で会ったときに、俺に怪魔退治に行けって言ったんだと思ってたけどな」
「ううん、全然知らなかった。ごめんね、知らないのに無茶振りして」
横で聞いていた翔霏が、補足を加える。
「確か太陽が出ていないと使えないはずだろう。天気が悪い日や夜は効果がないんじゃなかったか」
「そういう大事なこと、もっと早く言ってくれないかなキミたちィ!?」
すごい力なんだろうけど、前もって計画を立ててアテにしにくい、という弱点があるな。
なんと言うか、気ままな軽螢らしい能力だなあと思い、ある意味納得してしまう私であった。
「くく、はっはは」
てんやわんやのやり取りを眺めていた椿珠さんが、楽しそうに笑った。
目じりに涙まで浮かべている。
「なるほど、よく分かった。お前たちは、一緒にいるだけで、楽しいんだな」
「お恥ずかしい限りで」
幼稚な醜態をさらしてしまい、麗央那、しょんぼり。
「いやいや、昔を思い出しちまって、羨ましいんだ」
焚火をカシャカシャとかき混ぜて、椿珠さんは語る。
「俺も後宮から巌力を呼び戻すかな。どうせ玉楊がいなくなって、やりがいもなく暇な日々を送ってるだろう。また昔みたいに、一緒にバカをやってみるか……」
過ぎた日の思い出を懐かしむような優しい眼差しで、椿珠さんは言った。
あの巌力さんにも、やんちゃな青年だった過去があるのだな。
そうでなければ、血気に逸ってヤクザの家に乗り込んだりしないか。
「巌力さんって、昔からあんなにおっきかったんですか?」
「俺がガキの頃に巌力は環家に奉公に来てな。そのときあいつは十三か、十四か……もちろん、あんな体じゃなかった。仕事をしている間に、どんどんと厳つくなったんだ」
楽しそうに過去を話す椿珠さん。
私はそれを聞きながら。
夜這いの件は、忘れてあげないけれど、許してあげよう。
そう思いつつ、夜を過ごしたのだった。
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