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第8章 魔海の大行進編
第8章ー2
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「お前ら、とっとと席に着け。今期最後のHRだ。手短に済ませるからよく聞いておけよ?」
教室に戻った後はコールスタッシュ先生の話が始まった。相変わらずめんどくさそうな表情を一切隠しもせずに話を進めていた。最後ぐらいもっときっちりして欲しい気もするが、それを期待するのも今更か。
「前にも言った通り、期末試験を合格したメンバー以外は基本学園に残って補修授業を受けて貰う。受ける奴等は覚悟しとけよ」
「はあ。あの話、マジだったのかよ」
「ワンチャンないかと期待してたんだけどな」
先生の話を聞きながらため息を隣の席でため息をこぼす生徒がチラホラ。試験に受からなかった連中だ。そりゃあそうだよな。折角の長期休みが全て補習でパーになるのだ。せめて数日ぐらいは休み欲しいよな。
「だが、補習の成績次第では最大一週間の外出を許可すると理事長から提案があった。そこのふてくされてるお前ら、休みが欲しけりゃ真面目に取り組め。いいな?」
「ま、マジっすか?!」
「ああ。うちの理事長の寛大さに感謝しとけよ?」
「は、はい! 頑張ります!!」
しかし、理事長からの提案もあり、補習組にも休みが貰えるチャンスがあるそうだ。それを聞いてため息を吐いていた生徒含めた補習組のテンションが僅かに上がっていた。流石リーフさん。生徒達への気遣いだけでなく、モチベまで上げさせる。まさに一石二鳥の考え。
「そんで、見事試験に受かって夏休みを満喫出来るリア充野郎共にも一つだけ言っておく事がある」
「…」
話は変わり、自分達合格組にも注意事項があるようなのだが、何故か自分達を疎ましそうな視線を送る先生。最初何故だか分からなかったけど、多分先生方も夏休みは学園で生徒達の補修授業を受けさせるから休みが取れないからだと思う。思い返せば学校の先生って休みの日も学校に来てると聞いた事があるし、この学園もその例に漏れないのだろう。教師はやはり大変な仕事だな。なるほど。それで恨まれてる訳ね。いや、納得した所でだけども。
「いいか? 外は危険がいっぱいだ。魔物だけじゃない。賊やら自然災害やら身の危険が多い。だから羽目を外すのも程々にしとけよ? 分かったか?」
「はい!」
「言っとくが俺等の知らない所で問題とか起こっても対応しかねるからな? なんかあったら騎士団とか冒険者、最悪自分達で対処しろ。俺等をぜっっったい頼んじゃねーぞ? ただでさえ休みが少ねーのに、テメーらの自由行動までは管理しかねるかんな。ぜっっってーこっちに問題持ち込んでくんじゃねーぞ?! いいな? 分かったな?! 返事は?!」
「は、はい!?」
先生の私怨も相まってか、妙に圧のある注意喚起を受けていた。言わんとすることは分かるが、言い方に悪意と殺意が混じってるように聞こえるのは自分だけだろうか。
そんなこんなで先生の話は暫く続いた後、一学期の全日程がこれにて終了するのであった。
―転生勇者が死ぬまで、残り3962日
教室に戻った後はコールスタッシュ先生の話が始まった。相変わらずめんどくさそうな表情を一切隠しもせずに話を進めていた。最後ぐらいもっときっちりして欲しい気もするが、それを期待するのも今更か。
「前にも言った通り、期末試験を合格したメンバー以外は基本学園に残って補修授業を受けて貰う。受ける奴等は覚悟しとけよ」
「はあ。あの話、マジだったのかよ」
「ワンチャンないかと期待してたんだけどな」
先生の話を聞きながらため息を隣の席でため息をこぼす生徒がチラホラ。試験に受からなかった連中だ。そりゃあそうだよな。折角の長期休みが全て補習でパーになるのだ。せめて数日ぐらいは休み欲しいよな。
「だが、補習の成績次第では最大一週間の外出を許可すると理事長から提案があった。そこのふてくされてるお前ら、休みが欲しけりゃ真面目に取り組め。いいな?」
「ま、マジっすか?!」
「ああ。うちの理事長の寛大さに感謝しとけよ?」
「は、はい! 頑張ります!!」
しかし、理事長からの提案もあり、補習組にも休みが貰えるチャンスがあるそうだ。それを聞いてため息を吐いていた生徒含めた補習組のテンションが僅かに上がっていた。流石リーフさん。生徒達への気遣いだけでなく、モチベまで上げさせる。まさに一石二鳥の考え。
「そんで、見事試験に受かって夏休みを満喫出来るリア充野郎共にも一つだけ言っておく事がある」
「…」
話は変わり、自分達合格組にも注意事項があるようなのだが、何故か自分達を疎ましそうな視線を送る先生。最初何故だか分からなかったけど、多分先生方も夏休みは学園で生徒達の補修授業を受けさせるから休みが取れないからだと思う。思い返せば学校の先生って休みの日も学校に来てると聞いた事があるし、この学園もその例に漏れないのだろう。教師はやはり大変な仕事だな。なるほど。それで恨まれてる訳ね。いや、納得した所でだけども。
「いいか? 外は危険がいっぱいだ。魔物だけじゃない。賊やら自然災害やら身の危険が多い。だから羽目を外すのも程々にしとけよ? 分かったか?」
「はい!」
「言っとくが俺等の知らない所で問題とか起こっても対応しかねるからな? なんかあったら騎士団とか冒険者、最悪自分達で対処しろ。俺等をぜっっったい頼んじゃねーぞ? ただでさえ休みが少ねーのに、テメーらの自由行動までは管理しかねるかんな。ぜっっってーこっちに問題持ち込んでくんじゃねーぞ?! いいな? 分かったな?! 返事は?!」
「は、はい!?」
先生の私怨も相まってか、妙に圧のある注意喚起を受けていた。言わんとすることは分かるが、言い方に悪意と殺意が混じってるように聞こえるのは自分だけだろうか。
そんなこんなで先生の話は暫く続いた後、一学期の全日程がこれにて終了するのであった。
―転生勇者が死ぬまで、残り3962日
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