103 / 117
SIDE. ミア 想望 8
しおりを挟む
ルクスリアにいる者の大半を伴う形で、ヨンが居城を後にした。
残された側であるミアは、大軍で進攻するその理由を耳にして震え上がった。
《クエレブレ》。
ヨンにとっては野望を邪魔する因縁の相手であり、自分たちにとっても生死を左右する無視の出来ない存在である。
彼らの行動は間違いなく正義に基づいているのだろうが、彼らと相対した結果目的不達成で見せしめのように殺されてきた者達を見てきたために、ミアにとっては恐怖の対象でしかなかった。
そこと真っ向からぶつかると言うことは、進軍した殆どの者はもう生きては戻っては来られないのかも知れない。
それが、多くの者が望む結末であろうと、とてつもなく恐ろしかった。
いつかはこうなるだろうとは思っていた、けれど覚悟なんて誰にもできていなかった。
ミアは震える足を叱咤し、救いを求めて《竜の子》の部屋へと走った。
囚われている彼女に頼るなんて、本来ならば馬鹿げた話である。
しかし、ミアには彼女しかいないのだ。
彼女が来てから、ヨンの雰囲気がほんの少し柔らかくなったような気がした。
それはもしかしたらミアの気の所為なのかも知れないが、不愉快だという理由で彼が人を殺さなくなったのは判然たる事実であった。
《竜の子》を通して、竜神がミアの行いを見てくれていたのだと思った。
だからこそ、今回もどうか助けて欲しかった。
走る勢いそのままに、部屋の扉を開け放った。
呼吸を整えながら部屋の中を見回すと、レンリがバルコニーから身を乗り出しているのが見えたため、ミアは思わず悲鳴を上げて駆け寄った。
「は、早まらないでください!」
「え?」
レンリの腰に抱きつき力一杯引っ張ると、力余って二人してその場に倒れ込んでしまった。
衝撃に息を呑んだのも束の間、ミアはハッと我に返った。
まさか怪我をさせてはいないだろうかと焦って視線を走らせると、きょとんとした様子のレンリと目が合い、無事を確認できたことにミアの涙腺は緩んだ。
「ご、ごめんなさい。で、でも、御使い様がいなくなってしまったら、私、」
上手く言葉に出来ないなりに懸命に紡ぐと、レンリが上体を起こしてミアの目元にそっと人差し指を沿わせた。
「ミア、どうしたの?」
「どうしたのって……御使い様が今、身投げをしようとしていたのではありませんか!」
その言葉にレンリは目を丸くした。
「ごめんなさい、誤解させてしまったみたい」
「ご、誤解?」
「どうにかして下に降りられないか見ていたの。あ、逃げようとしていたわけではないのだけれど」
扉からは出られなかったからと困ったように微笑む様子を見て、ミアはようやく肩の力を抜いた。
「そう、だったんですね。……ですが、何故下に?」
「誰も戦うことを望んでいないのならば、無理して戦う必要はないでしょう」
それが、今から行われるだろう戦闘を示唆していることに気付き、ミアはゴクリと生唾を飲んだ。
「……実は、私もその話がしたくて、」
拳を握りながら、ミアはゆっくりと言葉を探した。
最初に考えていた助けを求める言葉は、いつの間にか頭から抜け去っていた。
「ずっと、誰かに助けて欲しかったんです。望まないまま戦わされて、拒めば殺されて、上手くいかなくても殺されて。こんな地獄のような場所じゃ、優しい人ほど耐えきれなくて、皆、心が壊れてしまって……」
声は震えた。
懺悔のような気持ちだった。
「自分が生き残るために誰かを殺すこと、それがどういうことか分かってたんです。でもっ、死にたくなかった。だから、襲撃チームから外された時は安心もしました。私以外の誰かが人を殺すことになるのに、それがどれだけ辛いことかも知っていたのに、安心しちゃったんです」
涙が零れた。
泣きたいのは自分ではなく、自分に命を奪われた被害者の方だろうに。
「人を殺した時のことは、今でも覚えてます。忘れたくても決して忘れられない。ずっと、これを背負っていかなくちゃいけないんだと思います」
縋るように美しい《竜の子》を見つめた。
竜神が自分の行いをずっと見ていたのだとしたら、自分はもう許されることはない。
それでも。
「この地獄をどうか終わらせて欲しい。私が許されないことは分かってるから、だからせめて、御使い様だけでも逃げてほしい」
祈るように伝えた瞬間、温かさに包まれた。
一拍遅れて、抱き締められていることを理解した。
「許されないなどと全てを諦める必要はどこにもありません。生きたいのであれば生きることを望めばいい。私は貴女が思うような大層な存在ではないけれど、望んでくれるなら出来る限り力を貸します」
「っでも、私、人を、」
「償えばいい。周囲と貴女が許せるようになるまで」
大層な存在ではないと言いながら、やはり御使い様は御使い様だと思った。
彼女にこのように言われては、竜神からも赦しを得たような気持ちとなった。
ミアは一度ギュッと力強く抱き締め返すと、涙を拭ってすっと立ち上がった。
「御使い様、ここで待っていてください。助っ人を呼んできます」
ミアはレンリの返事も聞かずに部屋を飛び出すと、まばらに見える人影を注視しながら走った。
彼らは皆幸か不幸か今日の戦いに従軍できなかった者達である。
そこに、自分と同郷の顔馴染みの姿を見つけたため、ミアは訳も語らず彼の左腕を引っ張った。
彼が従軍しなかったのは、先の戦いで利き腕を失くしたからだ。
心を鬼に仕切れなかったのだろうとは簡単に想像がついていた。
「っ、ミア? 一体どうしたんだ?」
「いいから来て。手伝って欲しいことがあるの」
キースはいつも通り暗い顔をしていた。
彼の目元の隈がない姿はミアも久しく見ていないほどである。
彼は言われるがまま大人しく付いてきてくれたが、三階まで上がると僅かに顔を強張らせた。
しかし、ミアの真剣な表情を見て覚悟を決めてくれたようである。
「おまたせしました! 彼に地上までの道を創ってもらいましょう!」
扉を開けると同時に伝えると、レンリは戸惑ったようにミアと、ミアに引っ張られているキースを交互に見つめた。
「……そちらの方は?」
「私の知り合いで、キースと言います。魔法の腕が立つので、役立つかと思って連れてきました」
ミアがキースを前に押し出すと、キースはレンリに視線を向けた後に目を瞠った。
見とれているのだと思い、ミアは肘で彼を小突いた。
「キース、一生のお願い。私と一緒に危険を冒してほしい」
「何、言って……」
「どうにかして御使い様をここから出したいの。この扉はヨン様が魔法をかけていて、御使い様だけ出入りできないようになっているから」
ヨンの名前を出すと、キースの顔はみるみる青ざめた。
彼女だけ出入りできないという意味を察し、ヨンがわざわざ閉じ込めている存在だと思い当たったようである。
「……ミア、本気か?」
「勿論よ」
「ミア、無理強いをするわけには、」
「いいえ、御使い様。これは、私達がしなければいけないことなのです」
ミアは真っ直ぐにキースを見つめた。
「バルコニーから地上までの足場を創れば、御使い様を外に出せると思うの。私は馬を連れて下で待ってるから、その後は御使い様を乗せて安全なところまで連れて行ってほしい」
キースは難しい顔をした。
当然だ。
ヨンの逆鱗に触れる可能性が高いことをするのは、自殺行為と言っても過言ではない。
「……分かった」
「本当!?」
「どうせ死ぬなら、せめて誰かの助けになりたいもんな」
どこか諦めたような声音にミアは何も言えなくなったが、不意にキースが微笑んだような気がした。
「それに、彼女がミアに笑顔をくれた人なんだろう。すぐ分かった」
「キース……」
「……あの、一つだけ我儘を言ってもいいですか?」
レンリが控えめに片手を挙げて窺うように二人を見遣った。
「行き先は、戦場をお願いしてもいいですか?」
予想だにしない言葉に、ミアもキースも絶句してしまった。
「戦場の近くで下ろしていただければそれでいいのですが……やはり、難しいですか?」
「いいえ! でも……」
ミアは戸惑った。
そんな安全とはほど遠い場所に彼女を置いていくことは、それが彼女の願いだからと言って、果たして正しいことなのだろうか。
「……乗りかかった船だし、俺は従うよ」
キースまで乗り気なため、ミアは更に戸惑った。
「彼のことは、怪我一つ無く帰すと誓います」
「キースのことはどうでもいいのです! 私は、御使い様のことが心配で」
「……おい」
何かを決意したようなレンリの表情を見て、ミアも覚悟を決めた。
「……キース、御使い様のことをよろしくね」
キースがしっかりと頷いたのを確認し、ミアは一足先に下りて馬舎へと向かった。
馬を一頭拝借してから集合場所へと急ぐと、無事地上に降り立った二人の姿が見えたため、ミアはキースに馬を預けた。
キースは片手だけで器用に馬に跨がると、さっとレンリに左手を差し出した。
「片手だから上手く引っ張り上げられないが、どうか支えとして使ってくれ」
「ありがとうございます」
レンリがキースの前に腰を下ろすのを見て、ミアはいよいよ涙を流した。
「あのっ、少しの間でしたが、御使い様とお話しができてよかったです。どうか、ご無事でっ」
「こちらこそ色々ありがとう。また、お話ししましょう」
「っはい」
最後まで優しく微笑むレンリを見送りながら、ミアは走る馬の背に向かって声を張り上げた。
「キース! どうでもいいなんて嘘だから! 生きて帰ってきてねっ!」
キースが左腕を軽く挙げたのが見えた。
ミアは二人の無事を祈るように両手を握った。
残された側であるミアは、大軍で進攻するその理由を耳にして震え上がった。
《クエレブレ》。
ヨンにとっては野望を邪魔する因縁の相手であり、自分たちにとっても生死を左右する無視の出来ない存在である。
彼らの行動は間違いなく正義に基づいているのだろうが、彼らと相対した結果目的不達成で見せしめのように殺されてきた者達を見てきたために、ミアにとっては恐怖の対象でしかなかった。
そこと真っ向からぶつかると言うことは、進軍した殆どの者はもう生きては戻っては来られないのかも知れない。
それが、多くの者が望む結末であろうと、とてつもなく恐ろしかった。
いつかはこうなるだろうとは思っていた、けれど覚悟なんて誰にもできていなかった。
ミアは震える足を叱咤し、救いを求めて《竜の子》の部屋へと走った。
囚われている彼女に頼るなんて、本来ならば馬鹿げた話である。
しかし、ミアには彼女しかいないのだ。
彼女が来てから、ヨンの雰囲気がほんの少し柔らかくなったような気がした。
それはもしかしたらミアの気の所為なのかも知れないが、不愉快だという理由で彼が人を殺さなくなったのは判然たる事実であった。
《竜の子》を通して、竜神がミアの行いを見てくれていたのだと思った。
だからこそ、今回もどうか助けて欲しかった。
走る勢いそのままに、部屋の扉を開け放った。
呼吸を整えながら部屋の中を見回すと、レンリがバルコニーから身を乗り出しているのが見えたため、ミアは思わず悲鳴を上げて駆け寄った。
「は、早まらないでください!」
「え?」
レンリの腰に抱きつき力一杯引っ張ると、力余って二人してその場に倒れ込んでしまった。
衝撃に息を呑んだのも束の間、ミアはハッと我に返った。
まさか怪我をさせてはいないだろうかと焦って視線を走らせると、きょとんとした様子のレンリと目が合い、無事を確認できたことにミアの涙腺は緩んだ。
「ご、ごめんなさい。で、でも、御使い様がいなくなってしまったら、私、」
上手く言葉に出来ないなりに懸命に紡ぐと、レンリが上体を起こしてミアの目元にそっと人差し指を沿わせた。
「ミア、どうしたの?」
「どうしたのって……御使い様が今、身投げをしようとしていたのではありませんか!」
その言葉にレンリは目を丸くした。
「ごめんなさい、誤解させてしまったみたい」
「ご、誤解?」
「どうにかして下に降りられないか見ていたの。あ、逃げようとしていたわけではないのだけれど」
扉からは出られなかったからと困ったように微笑む様子を見て、ミアはようやく肩の力を抜いた。
「そう、だったんですね。……ですが、何故下に?」
「誰も戦うことを望んでいないのならば、無理して戦う必要はないでしょう」
それが、今から行われるだろう戦闘を示唆していることに気付き、ミアはゴクリと生唾を飲んだ。
「……実は、私もその話がしたくて、」
拳を握りながら、ミアはゆっくりと言葉を探した。
最初に考えていた助けを求める言葉は、いつの間にか頭から抜け去っていた。
「ずっと、誰かに助けて欲しかったんです。望まないまま戦わされて、拒めば殺されて、上手くいかなくても殺されて。こんな地獄のような場所じゃ、優しい人ほど耐えきれなくて、皆、心が壊れてしまって……」
声は震えた。
懺悔のような気持ちだった。
「自分が生き残るために誰かを殺すこと、それがどういうことか分かってたんです。でもっ、死にたくなかった。だから、襲撃チームから外された時は安心もしました。私以外の誰かが人を殺すことになるのに、それがどれだけ辛いことかも知っていたのに、安心しちゃったんです」
涙が零れた。
泣きたいのは自分ではなく、自分に命を奪われた被害者の方だろうに。
「人を殺した時のことは、今でも覚えてます。忘れたくても決して忘れられない。ずっと、これを背負っていかなくちゃいけないんだと思います」
縋るように美しい《竜の子》を見つめた。
竜神が自分の行いをずっと見ていたのだとしたら、自分はもう許されることはない。
それでも。
「この地獄をどうか終わらせて欲しい。私が許されないことは分かってるから、だからせめて、御使い様だけでも逃げてほしい」
祈るように伝えた瞬間、温かさに包まれた。
一拍遅れて、抱き締められていることを理解した。
「許されないなどと全てを諦める必要はどこにもありません。生きたいのであれば生きることを望めばいい。私は貴女が思うような大層な存在ではないけれど、望んでくれるなら出来る限り力を貸します」
「っでも、私、人を、」
「償えばいい。周囲と貴女が許せるようになるまで」
大層な存在ではないと言いながら、やはり御使い様は御使い様だと思った。
彼女にこのように言われては、竜神からも赦しを得たような気持ちとなった。
ミアは一度ギュッと力強く抱き締め返すと、涙を拭ってすっと立ち上がった。
「御使い様、ここで待っていてください。助っ人を呼んできます」
ミアはレンリの返事も聞かずに部屋を飛び出すと、まばらに見える人影を注視しながら走った。
彼らは皆幸か不幸か今日の戦いに従軍できなかった者達である。
そこに、自分と同郷の顔馴染みの姿を見つけたため、ミアは訳も語らず彼の左腕を引っ張った。
彼が従軍しなかったのは、先の戦いで利き腕を失くしたからだ。
心を鬼に仕切れなかったのだろうとは簡単に想像がついていた。
「っ、ミア? 一体どうしたんだ?」
「いいから来て。手伝って欲しいことがあるの」
キースはいつも通り暗い顔をしていた。
彼の目元の隈がない姿はミアも久しく見ていないほどである。
彼は言われるがまま大人しく付いてきてくれたが、三階まで上がると僅かに顔を強張らせた。
しかし、ミアの真剣な表情を見て覚悟を決めてくれたようである。
「おまたせしました! 彼に地上までの道を創ってもらいましょう!」
扉を開けると同時に伝えると、レンリは戸惑ったようにミアと、ミアに引っ張られているキースを交互に見つめた。
「……そちらの方は?」
「私の知り合いで、キースと言います。魔法の腕が立つので、役立つかと思って連れてきました」
ミアがキースを前に押し出すと、キースはレンリに視線を向けた後に目を瞠った。
見とれているのだと思い、ミアは肘で彼を小突いた。
「キース、一生のお願い。私と一緒に危険を冒してほしい」
「何、言って……」
「どうにかして御使い様をここから出したいの。この扉はヨン様が魔法をかけていて、御使い様だけ出入りできないようになっているから」
ヨンの名前を出すと、キースの顔はみるみる青ざめた。
彼女だけ出入りできないという意味を察し、ヨンがわざわざ閉じ込めている存在だと思い当たったようである。
「……ミア、本気か?」
「勿論よ」
「ミア、無理強いをするわけには、」
「いいえ、御使い様。これは、私達がしなければいけないことなのです」
ミアは真っ直ぐにキースを見つめた。
「バルコニーから地上までの足場を創れば、御使い様を外に出せると思うの。私は馬を連れて下で待ってるから、その後は御使い様を乗せて安全なところまで連れて行ってほしい」
キースは難しい顔をした。
当然だ。
ヨンの逆鱗に触れる可能性が高いことをするのは、自殺行為と言っても過言ではない。
「……分かった」
「本当!?」
「どうせ死ぬなら、せめて誰かの助けになりたいもんな」
どこか諦めたような声音にミアは何も言えなくなったが、不意にキースが微笑んだような気がした。
「それに、彼女がミアに笑顔をくれた人なんだろう。すぐ分かった」
「キース……」
「……あの、一つだけ我儘を言ってもいいですか?」
レンリが控えめに片手を挙げて窺うように二人を見遣った。
「行き先は、戦場をお願いしてもいいですか?」
予想だにしない言葉に、ミアもキースも絶句してしまった。
「戦場の近くで下ろしていただければそれでいいのですが……やはり、難しいですか?」
「いいえ! でも……」
ミアは戸惑った。
そんな安全とはほど遠い場所に彼女を置いていくことは、それが彼女の願いだからと言って、果たして正しいことなのだろうか。
「……乗りかかった船だし、俺は従うよ」
キースまで乗り気なため、ミアは更に戸惑った。
「彼のことは、怪我一つ無く帰すと誓います」
「キースのことはどうでもいいのです! 私は、御使い様のことが心配で」
「……おい」
何かを決意したようなレンリの表情を見て、ミアも覚悟を決めた。
「……キース、御使い様のことをよろしくね」
キースがしっかりと頷いたのを確認し、ミアは一足先に下りて馬舎へと向かった。
馬を一頭拝借してから集合場所へと急ぐと、無事地上に降り立った二人の姿が見えたため、ミアはキースに馬を預けた。
キースは片手だけで器用に馬に跨がると、さっとレンリに左手を差し出した。
「片手だから上手く引っ張り上げられないが、どうか支えとして使ってくれ」
「ありがとうございます」
レンリがキースの前に腰を下ろすのを見て、ミアはいよいよ涙を流した。
「あのっ、少しの間でしたが、御使い様とお話しができてよかったです。どうか、ご無事でっ」
「こちらこそ色々ありがとう。また、お話ししましょう」
「っはい」
最後まで優しく微笑むレンリを見送りながら、ミアは走る馬の背に向かって声を張り上げた。
「キース! どうでもいいなんて嘘だから! 生きて帰ってきてねっ!」
キースが左腕を軽く挙げたのが見えた。
ミアは二人の無事を祈るように両手を握った。
0
あなたにおすすめの小説
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
異世界で穴掘ってます!
KeyBow
ファンタジー
修学旅行中のバスにいた筈が、異世界召喚にバスの全員が突如されてしまう。主人公の聡太が得たスキルは穴掘り。外れスキルとされ、屑の外れ者として抹殺されそうになるもしぶとく生き残り、救ってくれた少女と成り上がって行く。不遇といわれるギフトを駆使して日の目を見ようとする物語
魔法使いの国で無能だった少年は、魔物使いとして世界を救う旅に出る
ムーン
ファンタジー
完結しました!
魔法使いの国に生まれた少年には、魔法を扱う才能がなかった。
無能と蔑まれ、両親にも愛されず、優秀な兄を頼りに何年も引きこもっていた。
そんなある日、国が魔物の襲撃を受け、少年の魔物を操る能力も目覚める。
能力に呼応し現れた狼は少年だけを助けた。狼は少年を息子のように愛し、少年も狼を母のように慕った。
滅びた故郷を去り、一人と一匹は様々な国を渡り歩く。
悪魔の家畜として扱われる人間、退廃的な生活を送る天使、人との共存を望む悪魔、地の底に封印された堕天使──残酷な呪いを知り、凄惨な日常を知り、少年は自らの能力を平和のために使うと決意する。
悪魔との契約や邪神との接触により少年は人間から離れていく。対価のように精神がすり減り、壊れかけた少年に狼は寄り添い続けた。次第に一人と一匹の絆は親子のようなものから夫婦のようなものに変化する。
狂いかけた少年の精神は狼によって繋ぎ止められる。
やがて少年は数多の天使を取り込んで上位存在へと変転し、出生も狼との出会いもこれまでの旅路も……全てを仕組んだ邪神と対決する。
ボクが追放されたら飢餓に陥るけど良いですか?
音爽(ネソウ)
ファンタジー
美味しい果実より食えない石ころが欲しいなんて、人間て変わってますね。
役に立たないから出ていけ?
わかりました、緑の加護はゴッソリ持っていきます!
さようなら!
5月4日、ファンタジー1位!HOTランキング1位獲得!!ありがとうございました!
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2巻決定しました!
【書籍版 大ヒット御礼!オリコン18位&続刊決定!】
皆様の熱狂的な応援のおかげで、書籍版『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』が、オリコン週間ライトノベルランキング18位、そしてアルファポリス様の書店売上ランキングでトップ10入りを記録しました!
本当に、本当にありがとうございます!
皆様の応援が、最高の形で「続刊(2巻)」へと繋がりました。
市丸きすけ先生による、素晴らしい書影も必見です!
【作品紹介】
欲望に取りつかれた権力者が企んだ「スキル強奪」のための勇者召喚。
だが、その儀式に巻き込まれたのは、どこにでもいる普通のサラリーマン――白河小次郎、45歳。
彼に与えられたのは、派手な攻撃魔法ではない。
【鑑定】【いんたーねっと?】【異世界売買】【テイマー】…etc.
その一つ一つが、世界の理すら書き換えかねない、規格外の「便利スキル」だった。
欲望者から逃げ切るか、それとも、サラリーマンとして培った「知識」と、チート級のスキルを武器に、反撃の狼煙を上げるか。
気のいいおっさんの、優しくて、ずる賢い、まったり異世界サバイバルが、今、始まる!
【書誌情報】
タイトル: 『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』
著者: よっしぃ
イラスト: 市丸きすけ 先生
出版社: アルファポリス
ご購入はこちらから:
Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/4434364235/
楽天ブックス: https://books.rakuten.co.jp/rb/18361791/
【作者より、感謝を込めて】
この日を迎えられたのは、長年にわたり、Webで私の拙い物語を応援し続けてくださった、読者の皆様のおかげです。
そして、この物語を見つけ出し、最高の形で世に送り出してくださる、担当編集者様、イラストレーターの市丸きすけ先生、全ての関係者の皆様に、心からの感謝を。
本当に、ありがとうございます。
【これまでの主な実績】
アルファポリス ファンタジー部門 1位獲得
小説家になろう 異世界転移/転移ジャンル(日間) 5位獲得
アルファポリス 第16回ファンタジー小説大賞 奨励賞受賞
第6回カクヨムWeb小説コンテスト 中間選考通過
復活の大カクヨムチャレンジカップ 9位入賞
ファミ通文庫大賞 一次選考通過
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
この聖水、泥の味がする ~まずいと追放された俺の作るポーションが、実は神々も欲しがる奇跡の霊薬だった件~
夏見ナイ
ファンタジー
「泥水神官」と蔑まれる下級神官ルーク。彼が作る聖水はなぜか茶色く濁り、ひどい泥の味がした。そのせいで無能扱いされ、ある日、無実の罪で神殿から追放されてしまう。
全てを失い流れ着いた辺境の村で、彼は自らの聖水が持つ真の力に気づく。それは浄化ではなく、あらゆる傷や病、呪いすら癒す奇跡の【創生】の力だった!
ルークは小さなポーション屋を開き、まずいけどすごい聖水で村人たちを救っていく。その噂は広まり、呪われた女騎士やエルフの薬師など、訳ありな仲間たちが次々と集結。辺境の村はいつしか「癒しの郷」へと発展していく。
一方、ルークを追放した王都では聖女が謎の病に倒れ……。
落ちこぼれ神官の、痛快な逆転スローライフ、ここに開幕!
家の庭にダンジョンができたので、会社辞めました。
希羽
ファンタジー
都内のブラックIT企業で働く社畜・佐藤健太(27歳)。
手取り18万、残業100時間。唯一の資産は、亡き祖母から相続した郊外のボロ戸建てだけ。
「このまま死ぬのかな……」
そう絶望していたある夜、庭の物置の裏に謎の穴が出現する。
そこは、なぜか最弱モンスターしか出ないのに、ドロップアイテムだけは最高ランクという、奇跡のボーナスダンジョンだった。
試しにスライムを叩いたら、出てきた宝石の査定額はなんと――【1,000,000円】。
「……え、これ一個で、俺の年収の3分の1?」
スマホアプリで即換金、ドローン配送で手間いらず。
たった10分の庭仕事で5000万円を稼ぎ出した健太は、翌朝、上司に辞表を叩きつけることを決意する。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる