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460・貴族の殴り合い
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食堂に案内された私を待っていたのはかなり豪華な食事だった。普段私が食べているものと比べるとかなり上質な食材を使っている。アルファスでもドラフィシルは高級魚として知られているけれど、それの状態の良い高品質なものにも引けを取らない程の食材で作られた料理たちで、明らかにささやかな食事ではない。むしろ自分よりも圧倒的上位者に振舞われるものだと言っていい。
「如何ですか? 公爵令嬢であり、次期女王と誉れ高い貴女様には及ばないささやかなものですが……」
「いいえ、ここまでのものを用意していただいてありがとうございます」
歯が浮くような台詞ばかり並べ立てて薄気味悪い。何か企んでいるのが丸見えだ。
かといってここで断る訳にはいかない。向こうにも面子というものがあるし、丸潰れにさせるのは公爵家の娘の名折れでもある。使用人に促されるまま席についた私と向かい合うように座っているヒュッヘル子爵。少々縦長なテーブルが私達の距離感にも思える。こういう時、ジュールは大丈夫だろうけどファリスが少し心配だ。後ろで控えてくれてるとはいえ、いつ何が飛び出しても不思議じゃない。
……いや、ここで空気を読まなかったら私が不利になるのはわかっているだろうし、大人しくしてくれるだろう。多分。
今は彼女達を信じて、とりあえず目の前の食事に手をつけるとしよう。
パンは白く柔らかい。前菜はトメイと呼ばれている赤くて酸味の効いた野菜と同じように味わい深い白いチーズが上に乗せられているもので、実に美味。そこからスープ、魚、肉と続いて……最終的にデザートで締められる。
フォーク、ナイフ、スプーンが立てるかすかな音が大きく感じる程の静寂。不気味なくらい静かなまま食事が進んでいって、デザートが終わると同時に一息つく声が聞こえる。
「――いかがでしたかな?」
「ええ。楽しませていただきました」
「それは良かった。貴女様のお口に合ったのでしたらなによりです」
愉快そうに笑う彼の目は冷静な色を宿したままで、とても表情とは乖離しているようにしか見えない。
「……それで、食事の為だけに招待したわけではないのでしょう?」
こちらも笑みを浮かべて同じように対応する。決して油断せず、他者に弱みを見せないように振舞う。まずはそこからだ。
「ええ。貴女様が捕らえたダークエルフ族の処遇――それをこちらに任せていただきたいのです」
部屋の温度は僅かに下がったような気がするのは、私の心が冷えたからだろうか。予想はしていたけれど、こうもまっすぐ言われるとはね。色々と事情を知っている私からしたら、本性を表さないように取り繕っているだけに過ぎない。今彼に渡せばどうなるかなど明白だろう。
「それは承服いたしかねます」
涼し気な顔で拒否した私に対し、ヒュッヘル子爵の表情は少し硬くなった。彼の頭の中ではすんなり承諾される体で話が進んでいたのだろう。全く違う答えを聞かされた事で笑顔の仮面にヒビが入っていた。
「……いやはや、まさかそう返されるとは思いませんでしたよ」
「ヒュッヘル子爵は今世界中でダークエルフ族がどんな事をしているかおわかりですか?」
「勿論知っております」
「ならば彼らは女王陛下の元に移送して然るべきかと」
まだ女王陛下には何も言ってはいないが、最終的にそうなるだろう。私の流れではお父様に報告して、そこから彼らを引き渡し、女王陛下のおひざ元である中央都市で尋問を受けさせる――その流れが妥当だろう。
「故に、私達にお任せ頂きたいのです。――そもそも、ここは我が領地。いくら次期女王陛下に近いとはいえ、まだ正式に認められているわけではありません。いくら公爵家の令嬢とはいえ、他貴族の領地でやりたい放題するのは如何なものかと」
目の奥に冷たいものを宿しているヒュッヘル子爵の視線は、若干怒りが混じっていた。……まあ当然だろう。私だって勝手に自分の領地を荒らされるのは気に入らない。それが親が爵位を持っているからと暴れまわっているなら尚更だ。だから彼の怒りも尤もなものだろう。
……やっぱりこれを持って来ておいてよかった。
「ヒュッヘル子爵。それについてはこれで全て解決するかと」
私はジュールに任命書を預けて彼に持っていくように指示する。若干嫌そうにしていたけれど、幸いヒュッヘル子爵には気付かれなかったようだ。ここで彼に気付かれたらまた面倒な事になっていただろう。というか、もう少し感情を抑える訓練をさせるべきだったかもしれない。貴族というのは小さな弱みからどんどん突き刺していくものだから。
不審なものを見るような目でジュールから任命書を渡されたヒュッヘル子爵は、胡乱気な目でそれに視線を落としていたけれど、内容を確認していく事に顔が真っ青になっていく。
当然だ。女王陛下の印は魔力ペンを改良して作られているから絶対に真似できない。いわばこの世でたった一つしかない印。それが押されている任命書が偽造されているなんて可能性があるわけなく……ヒュッヘル子爵の中では今自分の立ち位置を必死に確認している最中だろう。
さて……それじゃあ今度はこっちが攻めてみようか。
「如何ですか? 公爵令嬢であり、次期女王と誉れ高い貴女様には及ばないささやかなものですが……」
「いいえ、ここまでのものを用意していただいてありがとうございます」
歯が浮くような台詞ばかり並べ立てて薄気味悪い。何か企んでいるのが丸見えだ。
かといってここで断る訳にはいかない。向こうにも面子というものがあるし、丸潰れにさせるのは公爵家の娘の名折れでもある。使用人に促されるまま席についた私と向かい合うように座っているヒュッヘル子爵。少々縦長なテーブルが私達の距離感にも思える。こういう時、ジュールは大丈夫だろうけどファリスが少し心配だ。後ろで控えてくれてるとはいえ、いつ何が飛び出しても不思議じゃない。
……いや、ここで空気を読まなかったら私が不利になるのはわかっているだろうし、大人しくしてくれるだろう。多分。
今は彼女達を信じて、とりあえず目の前の食事に手をつけるとしよう。
パンは白く柔らかい。前菜はトメイと呼ばれている赤くて酸味の効いた野菜と同じように味わい深い白いチーズが上に乗せられているもので、実に美味。そこからスープ、魚、肉と続いて……最終的にデザートで締められる。
フォーク、ナイフ、スプーンが立てるかすかな音が大きく感じる程の静寂。不気味なくらい静かなまま食事が進んでいって、デザートが終わると同時に一息つく声が聞こえる。
「――いかがでしたかな?」
「ええ。楽しませていただきました」
「それは良かった。貴女様のお口に合ったのでしたらなによりです」
愉快そうに笑う彼の目は冷静な色を宿したままで、とても表情とは乖離しているようにしか見えない。
「……それで、食事の為だけに招待したわけではないのでしょう?」
こちらも笑みを浮かべて同じように対応する。決して油断せず、他者に弱みを見せないように振舞う。まずはそこからだ。
「ええ。貴女様が捕らえたダークエルフ族の処遇――それをこちらに任せていただきたいのです」
部屋の温度は僅かに下がったような気がするのは、私の心が冷えたからだろうか。予想はしていたけれど、こうもまっすぐ言われるとはね。色々と事情を知っている私からしたら、本性を表さないように取り繕っているだけに過ぎない。今彼に渡せばどうなるかなど明白だろう。
「それは承服いたしかねます」
涼し気な顔で拒否した私に対し、ヒュッヘル子爵の表情は少し硬くなった。彼の頭の中ではすんなり承諾される体で話が進んでいたのだろう。全く違う答えを聞かされた事で笑顔の仮面にヒビが入っていた。
「……いやはや、まさかそう返されるとは思いませんでしたよ」
「ヒュッヘル子爵は今世界中でダークエルフ族がどんな事をしているかおわかりですか?」
「勿論知っております」
「ならば彼らは女王陛下の元に移送して然るべきかと」
まだ女王陛下には何も言ってはいないが、最終的にそうなるだろう。私の流れではお父様に報告して、そこから彼らを引き渡し、女王陛下のおひざ元である中央都市で尋問を受けさせる――その流れが妥当だろう。
「故に、私達にお任せ頂きたいのです。――そもそも、ここは我が領地。いくら次期女王陛下に近いとはいえ、まだ正式に認められているわけではありません。いくら公爵家の令嬢とはいえ、他貴族の領地でやりたい放題するのは如何なものかと」
目の奥に冷たいものを宿しているヒュッヘル子爵の視線は、若干怒りが混じっていた。……まあ当然だろう。私だって勝手に自分の領地を荒らされるのは気に入らない。それが親が爵位を持っているからと暴れまわっているなら尚更だ。だから彼の怒りも尤もなものだろう。
……やっぱりこれを持って来ておいてよかった。
「ヒュッヘル子爵。それについてはこれで全て解決するかと」
私はジュールに任命書を預けて彼に持っていくように指示する。若干嫌そうにしていたけれど、幸いヒュッヘル子爵には気付かれなかったようだ。ここで彼に気付かれたらまた面倒な事になっていただろう。というか、もう少し感情を抑える訓練をさせるべきだったかもしれない。貴族というのは小さな弱みからどんどん突き刺していくものだから。
不審なものを見るような目でジュールから任命書を渡されたヒュッヘル子爵は、胡乱気な目でそれに視線を落としていたけれど、内容を確認していく事に顔が真っ青になっていく。
当然だ。女王陛下の印は魔力ペンを改良して作られているから絶対に真似できない。いわばこの世でたった一つしかない印。それが押されている任命書が偽造されているなんて可能性があるわけなく……ヒュッヘル子爵の中では今自分の立ち位置を必死に確認している最中だろう。
さて……それじゃあ今度はこっちが攻めてみようか。
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