超転生者:最強魔術師目指して勉強はじめたけど……どこかで予定が狂った件について

ファンタスティック小説家

文字の大きさ
20 / 78
第一章 再誕者の産声

第19話 森の異変

しおりを挟む
 

 全身に残るダルさに嫌気がさす。

「ん、んぅ」

 始めてみる天井……じゃない。
 見たことがある。

 テニールハウスの天井だ。
 ということはこれはテニールハウスのベッドか。

 窓から外を見れば、日が落ちてすっかり暗くなっていて、俺が結構な時間寝ていたことがわかる。

 あまり遅くなるとエヴァが心配するな。
 早めに帰ろう。

「うっ!」

 体が重い。
 凄くダルい。

「まぁ……でもこれくらいなら」

 未だに酷いダルさが全身に残っていたが、森で強制的に意識を刈り取られた時に比べればいくらかまともに動けそうだ。

「おやおや、目が覚めたかい」

 声のした方へ顔を向けると、師匠がいた。
 師匠は少し離れたところで、イスに腰掛けてティーを味わっている最中だったらしい。

 シヴァは師匠の足元で、なにやらおやつのようなものを食べている。
 完全に餌付けされていやがる。

「師匠、先ほどは……ていうか森ではすみませんでした。ここまで運んでくださりありがとうございます」
「いいや、気にすることは無いよ、アーカム。君はよく頑張ったからね」
「そう、ですかね……」

 ほめられるような結果だったかは、ちょっとわからない。

 師匠が勝てると見込んだ、相手を一体しか倒せず、その後無様をさらして、謎の力でぶっ倒した。

 結果的には倒せたわけだが……うーん。
 あの覚醒は結局なんだったんだろうか?

 気になることはたくさんある。

「テゴラックスはなかなか強力な魔物だ。攻撃力、素早さ、反応速度、学習能力は総じて高い。そしてあの鋭い爪と牙。特に、彼らの牙には『武器魔力』がある。アーカムの『鎧圧がいあつ』が突破されたのも、この牙のせいだねぇ」

 師匠からなにやら興味深い発言が飛び出す。

「武器魔力ですか」
「あぁ。決して強いものではないが、テゴラックス牙にはたしかに魔力が宿っている」

 武器魔力とは、書いて字のごとく武器に付随した魔力のことだ。

 一般的に武器魔力の宿った刃は、切れ味が良く、剣自体丈夫になるとされている……が、その本質は「剣気圧」による防御力、「鎧圧」にダメージを与えられる方にある。

 魔物の爪や牙にも同じ魔力が宿っている場合があり、魔物にとっての武器ということで、牙などに宿る魔力も総じて武器魔力と呼ばれているんだそうだ。

「並みの冒険者じゃ倒すことはできない強敵テゴラックス。その若さで3匹相手とってよく頑張った」

 並みの冒険者じゃ倒せないという部分が嬉しい。
 テゴラックスは世間的に結構強い魔物らしい。

 師匠は俺のことを慰めるために言ってるだけかもしれないが、それでもちょっと元気になれた。

「それにしても、あのテゴラックスたちは私の予想以上に強かったねぇ。経験からしても、あれほどの個体がいるとは思わなかった。私の想定したテゴラックスなら、3体相手とってもアーカムの勝利は揺るがなかったはずなのにねぇ。アレは私の判断ミスだ、許しておくれよ」

 おや? てっきり失望のお言葉をかけられると思っていたが……意外な展開だ。

 カッパの川流れ、達人も見誤る事があると。

「師匠でも、間違えるときはあるんですね」
「ほっほっ、もちろんだ、アーカム。私の人生……間違いだらけだからねぇ……」
「いや、決してそういう意味では」

 師匠は「ほっほっ」と愉快そうに笑う。
 過去の話をする時、いつも師匠の顔からは笑顔が消えるのだが、今は明るく笑っていて楽しそうだ。

「いやーでも、しかしねぇ、やはり先のテゴラックスは少し気になるねぇ」
「そうですか?」

 ひとしきり笑った後、師匠は思慮深げな顔をした。

「ちょっと強かったってだけじゃないんですか?」
「なんだろうねぇ。それだけじゃない気がしてならないんだよ。アーカム。君は何か気づいたことはないかい?」
「僕、ですか」

 顎に手を当て考えてる風に記憶を探る。

「あの……師匠、お言葉ですけど、初めて相対した魔物なので何がどう違ったとかはわかんないですよ?」

 俺は初めてあの魔物に遭遇したのだ。
 そのため普段との違いなんて気づきようが無い。

「それもそうか……初めてじゃわからないか」

 そうさ、初めて……じゃ仕方ない。

「……んぅ?」

 なんか引っかかるな。

 師匠に聞かれて、漠然と思い出そうとしてしてみたが、確かになんか違和感があったような気がしなくもない。

 しかし……一体なんだ?
 初めて相対する相手に抱く違和感とは?
 一体なんなんだ?

「うぅぅん……」

 果たして……ーー。

「……ぁ、そうか」

 うん、たしかに妙である。

「あの、師匠。違和感って言うかはわからないんですけど……あのテゴラックス達に会ったとき、あいつらすごく怯えてたって言うか、なんか俺のこと見て恐がってましたよ?」

 凶暴な性格のはずなのに、初めてあった俺に異様なほどビビっていた。 

 初対面の奴にこそイキり散らすから凶暴なんだ。
 あれではただの引っ込み思案だ。

「ふむ。テゴラックスは凶暴な魔物。故に、見つけた獲物にはすぐ襲い掛かるものだ……それなのに、多対一の形で人間の子供に怖気ずくのは……たしかに違和感を感じるねぇ」

 師匠は1つ1つ情報を整理しながら、俺の感じた違和感を肯定してくれる。

「やっぱ、そうですか」
「ほっほ、怖いねぇ~アーカム・アルドレア。君は本当に何者なんだい?」

 俺はただの転生者ですよ、師匠。
 というか黄色い海軍大将風の口調……あんたこそ何者だって問いかけたいよ。

「へへ、剣豪テニール・レザージャックの優秀な一番弟子ですよ!」

 適当におべんちゃらを言って師匠を立てておく。

「ほっほっ、剣豪ねぇ……」

 師匠はなかなか上機嫌。
 このまま過去のことも聞いたら、話してくれたりしないだろうか?
 師匠が過去のことを隠しているのは長く一緒にいればさすがに分かる。
 だが隠されると聞きたくなるのが人情という物。

「はは! そういう師匠こそ一体何者なんですか? 師匠が若い頃なにしてたかーー」
「おっと、もうこんな時間じゃないかぁ。悪いが帰っておくれ。エヴァリーンもきっと心配しているだろうからねぇ」
「ぁ、あれ?」

 聞かせてすらもらえない、だと……ッ!?

「いや、あの、師匠の昔話をですねーー」
「ほら、もう帰った方がいい」
「ぐぬぬ!」

 師匠に促されて、ベットから起き上がらせられる。

 確かに時間がまずいと思っていた。
 クックック、なるほど、流石は師匠だ。

「うう、では今日のところはこの辺で。また明日来ます」

 別れの挨拶をかわし外套を着込む。
 床で寝転がっているシヴァを足でつつき起こす。

「アーカム」
「はい、なんでしょう?」

 玄関を出ようとしたところで師匠が呼び止めて来た。

「森でののことだが、アディフランツに尋ねてみるといい。彼はその力のことを知っているはずだからねぇ。彼の口から聞きた方が君にも、家族のためにもいいはずだ」
「え? 父さんですか?」
「そうだ。それと明日からしばらく稽古は休みにしよう。そうだねぇ……2~3ヶ月くらいは自主的に鍛錬するように。サボってはいけないよ?」
「え、ちょ、いきなり、休みって……」

 師匠は矢継ぎ早に、どんどん情報を詰め込んでくる。

「彼と森に入るのもいいだろうねぇ。とりあえずしばらくは面倒を見てやれない。また再開するときは手紙でも出させてもらおうかねぇ」
「え、ちょっと待って、そんないきなり!?」

 師匠はどんどん話を進めていく。

「り、理由を教えてくださいよ! それに父さんのことだって」

 いきなりそんなぽんぽん言われたって納得できるはずがない。
 話には順序というものがあるだろうに。

「少し、調べたいこと……というか、今日のテゴラックスのことだねぇ。彼らは本来、あれ程度の深度の森には生息していない。それにあの戦闘力。エレアラント森林で何か起きている……のかもしれない」
「森の調査、ですか」
「平たく言えばそんなところかねえ……それとアディフランツのことは、やはり彼に聞きなさいとしか言いようがない。教えてくれるか、教えてくれないかも、全て彼次第だ」

 いまいち要領を要領を得ない説明。
 だが、アディに力のことを聞けば、それも全部わかるってことでいいんだろう。

  ならば、さっさと家に帰ってアディに聞くとしようじゃないか。

 俺は師匠に手短に別れを告げ高速タクシー・シヴァに乗って急いで家へ帰宅した。

 -

 玄関を開けると家の中には元気な声が響いていた。
 この泣き声……アレックスの方だな。

「ただいまです」
「お? アークか。今日は遅かったな」

 アディが居間から顔を出してきた。

「ええ、師匠と森にいって魔物退治してきたんです」
「おぉ凄い……え、それマジ?」

 アディは目が点になっている。

「マジですね」
「……そうか。あの人も思い切ったなぁ……いや、でもあの人ならたしかにやりかねない?」

 アディはなにやらぶつぶつと独り言を呟く。
 森に行ったことが信じられないのかもしれない。

「まぁまぁ魔物退治のことはあとでゆっくり話しますよ」
「あ、あぁそうだな。もう夕食の準備もできているし、すぐにご飯にしよう」

 ー

 アディと一緒に夕食の時間を迎える。
 足元で弄ぶ毛玉はシヴァだ。

 エヴァはエラとアレックスたちを2階に寝かしつけから来るそうだ。
 ほんとに母親とは大変なものである。

 俺やアディが手伝うといっても決して譲らない性格だし……母親の矜持ってやつなのかな?
 いやぁ、本当に頑張ってると思う。うんうん。

「でだ。アーク、テゴラックスを1人で倒したって?」
「ええ、もう楽勝でしたよ。ちぎっては投げ、ちぎっては投げって感じです」

 ちょこっと脚色を加えて話してるが概ね間違ってはない。

「迫り来るテゴラックスの群れ。僕はその中に果敢にも1人で立ち向かいました! あんまり盛ってないのが僕の人の良さが出ちゃってますよね」
「盛ってるかはわからないけど……テニールさんはどこいったんだよ? それにシヴァだっているだろう?」
「彼らはいったん置いときましょう」

 アディは若干あきれ気味でスープを啜っている。
 多分、嘘だと思ってるのかな?
 別段作り話ってわけでもないのに信じてもらえないと悲しいものがあるな。

「まぁ結論から言うとですね、追い詰められた僕は……その自分で言うと恥ずかしいんですが、そうですね、はい。覚醒したんですよ……っ」

 こんな歳になって、自分で覚醒した何て言わされるとは!
 許せん、テゴラッカスどもめ!

「む、覚醒、か」

 アディの静かなつぶやき。
 どうやら覚醒という言葉が気になったらしい。

 いかにも何か知ってますという顔をしている。
 さらにアディは意味深な笑みを浮かべ、両肘をついて顔の前で組んだ。

「......フッ」

 わかりやすい反応しやがって!
 やはり何か知っているのか?

「そうです、覚醒です。具体的にいうと、テゴラックスを片手で砲弾みたいな速度でぶん投げることができました」
「……それ結構覚醒してない? テゴラックスってあの熊みたいなやつだろ? あれ投げたの……?」
「そうですよ。嘘じゃありません」
「そうか、片手でねぇ。そっかぁ」

 アディは目頭を押さえどこか疲れたような顔した、

 これはもう間違いないだろう。
 ここで聞くべきだ。

「テニール師匠に馬鹿力について聞いても、何も教えてくれませんでした」
「テニールさんは……まぁそうだよね……」
「でも、父さんに聞けば答えてくれるかもしれないって」
「うん……なるほど」

「……」

「……」

「……」

「……」

「……ぇ?」

「……え?」

 いや、教えろよ!
 これは話し出す流れだろ!

「あの、父さんさっきのことについて教えてください」
「うん。教える、教えるから、少し待ってくれ」

 なんだ、ちゃんと教えてくれるのか。
 ならば時間をやらんこともないぞ。

 さて、いったいどんな秘密が飛び出すやら。
 うちが特別な一族だったりするのだろうか?

 先祖代々暗殺家業を営んできた暗殺者一家だったりしたら、すごく燃える展開だ。

 この世界だったら……そうだな、実はアディが吸血鬼で俺は半吸血鬼だったりしたりしてね。

「よし」

 どうやら覚悟が決まったらしい。
 アディは真剣な表情をしてこちらを見据えてくる。

「アーク、実はお前に隠してたことがある」
「はい」

「……ぁ、やっぱ、ちょっと待ってくれ」
「言えよっ!」

 この期に及んでまだ引っ張るなんてとんでもないじらしプレイだ。
 自分の親父にじらされてもイラつくだけだから早く言ってくれ。

「ぅぅ、うん、よしッ!」

 今度こそ本当に覚悟を決めたようだ。

「アーク、実はお前に隠していたことがある」
「はい」
「実は…………俺は吸血鬼だ」

「ぉっふ」

 アディは吸血鬼説……立証。

しおりを挟む
感想 1

あなたにおすすめの小説

ホームレスは転生したら7歳児!?気弱でコミュ障だった僕が、気づいたら異種族の王になっていました

たぬきち
ファンタジー
1部が12/6に完結して、2部に入ります。 「俺だけ不幸なこんな世界…認めない…認めないぞ!!」 どこにでもいる、さえないおじさん。特技なし。彼女いない。仕事ない。お金ない。外見も悪い。頭もよくない。とにかくなんにもない。そんな主人公、アレン・ロザークが死の間際に涙ながらに訴えたのが人生のやりなおしー。 彼は30年という短い生涯を閉じると、記憶を引き継いだままその意識は幼少期へ飛ばされた。 幼少期に戻ったアレンは前世の記憶と、飼い猫と喋れるオリジナルスキルを頼りに、不都合な未来、出来事を改変していく。 記憶にない事象、改変後に新たに発生したトラブルと戦いながら、2度目の人生での仲間らとアレンは新たな人生を歩んでいく。 新しい世界では『魔宝殿』と呼ばれるダンジョンがあり、前世の世界ではいなかった魔獣、魔族、亜人などが存在し、ただの日雇い店員だった前世とは違い、ダンジョンへ仲間たちと挑んでいきます。 この物語は、記憶を引き継ぎ幼少期にタイムリープした主人公アレンが、自分の人生を都合のいい方へ改変しながら、最低最悪な未来を避け、全く新しい人生を手に入れていきます。 主人公最強系の魔法やスキルはありません。あくまでも前世の記憶と経験を頼りにアレンにとって都合のいい人生を手に入れる物語です。 ※ ネタバレのため、2部が完結したらまた少し書きます。タイトルも2部の始まりに合わせて変えました。

出来損ない貴族の三男は、謎スキル【サブスク】で世界最強へと成り上がる〜今日も僕は、無能を演じながら能力を徴収する〜

シマセイ
ファンタジー
実力至上主義の貴族家に転生したものの、何の才能も持たない三男のルキウスは、「出来損ない」として優秀な兄たちから虐げられる日々を送っていた。 起死回生を願った五歳の「スキルの儀」で彼が授かったのは、【サブスクリプション】という誰も聞いたことのない謎のスキル。 その結果、彼の立場はさらに悪化。完全な「クズ」の烙印を押され、家族から存在しない者として扱われるようになってしまう。 絶望の淵で彼に寄り添うのは、心優しき専属メイドただ一人。 役立たずと蔑まれたこの謎のスキルが、やがて少年の運命を、そして世界を静かに揺るがしていくことを、まだ誰も知らない。

中身は80歳のおばあちゃんですが、異世界でイケオジ伯爵に溺愛されています

浅水シマ
ファンタジー
【完結しました】 ーー人生まさかの二週目。しかもお相手は年下イケオジ伯爵!? 激動の時代を生き、八十歳でその生涯を終えた早川百合子。 目を覚ますと、そこは異世界。しかも、彼女は公爵家令嬢“エマ”として新たな人生を歩むことに。 もう恋愛なんて……と思っていた矢先、彼女の前に現れたのは、渋くて穏やかなイケオジ伯爵・セイルだった。 セイルはエマに心から優しく、どこまでも真摯。 戸惑いながらも、エマは少しずつ彼に惹かれていく。 けれど、中身は人生80年分の知識と経験を持つ元おばあちゃん。 「乙女のときめき」にはとっくに卒業したはずなのに――どうしてこの人といると、胸がこんなに苦しいの? これは、中身おばあちゃん×イケオジ伯爵の、 ちょっと不思議で切ない、恋と家族の物語。 ※小説家になろうにも掲載中です。

第5皇子に転生した俺は前世の医学と知識や魔法を使い世界を変える。

黒ハット
ファンタジー
 前世は予防医学の専門の医者が飛行機事故で結婚したばかりの妻と亡くなり異世界の帝国の皇帝の5番目の子供に転生する。子供の生存率50%という文明の遅れた世界に転生した主人公が前世の知識と魔法を使い乱世の世界を戦いながら前世の奥さんと巡り合い世界を変えて行く。  

没落ルートの悪役貴族に転生した俺が【鑑定】と【人心掌握】のWスキルで順風満帆な勝ち組ハーレムルートを歩むまで

六志麻あさ
ファンタジー
才能Sランクの逸材たちよ、俺のもとに集え――。 乙女ゲーム『花乙女の誓約』の悪役令息ディオンに転生した俺。 ゲーム内では必ず没落する運命のディオンだが、俺はゲーム知識に加え二つのスキル【鑑定】と【人心掌握】を駆使して領地改革に乗り出す。 有能な人材を発掘・登用し、ヒロインたちとの絆を深めてハーレムを築きつつ領主としても有能ムーブを連発して、領地をみるみる発展させていく。 前世ではロクな思い出がない俺だけど、これからは全てが報われる勝ち組人生が待っている――。

魔力値1の私が大賢者(仮)を目指すまで

ひーにゃん
ファンタジー
 誰もが魔力をもち魔法が使える世界で、アンナリーナはその力を持たず皆に厭われていた。  運命の【ギフト授与式】がやってきて、これでまともな暮らしが出来るかと思ったのだが……  与えられたギフトは【ギフト】というよくわからないもの。  だが、そのとき思い出した前世の記憶で【ギフト】の使い方を閃いて。  これは少し歪んだ考え方の持ち主、アンナリーナの一風変わった仲間たちとの日常のお話。  冒険を始めるに至って、第1章はアンナリーナのこれからを書くのに外せません。  よろしくお願いします。  この作品は小説家になろう様にも掲載しています。

バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します

namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。 マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。 その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。 「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。 しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。 「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」 公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。 前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。 これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。

転生したら、伯爵家の嫡子で勝ち組!だけど脳内に神様ぽいのが囁いて、色々依頼する。これって異世界ブラック企業?それとも社畜?誰か助けて

ゆうた
ファンタジー
森の国編 ヴェルトゥール王国戦記  大学2年生の誠一は、大学生活をまったりと過ごしていた。 それが何の因果か、異世界に突然、転生してしまった。  生まれも育ちも恵まれた環境の伯爵家の嫡男に転生したから、 まったりのんびりライフを楽しもうとしていた。  しかし、なぜか脳に直接、神様ぽいのから、四六時中、依頼がくる。 無視すると、身体中がキリキリと痛むし、うるさいしで、依頼をこなす。 これって異世界ブラック企業?神様の社畜的な感じ?  依頼をこなしてると、いつの間か英雄扱いで、 いろんな所から依頼がひっきりなし舞い込む。 誰かこの悪循環、何とかして! まったりどころか、ヘロヘロな毎日!誰か助けて

処理中です...