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第八章 迷宮に潜む者
キサラギ復活
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「ここはNew Horizon号のようですね。兄様ならここへ戻って来てくれると思ってました」
「でも、ノートには書かれてなかったですよ」
「戻ってこれなかった場合、パーツ単位の指定では伝わりません。この世界には突然まったく別の座標へ飛ばされる不可解な現象が起きる可能性があります。なのでもし仮に兄様とキサラギが見知らぬ土地へ飛ばされたとしても、素材を集積できる可能性を残したかったのです、とキサラギは先の先を読む力で優れたマナニウムAIの実力を示します」
思慮深かったということか。
流石は我が妹、天才にして変態たちの娘である。
「兄様、そこに机にパーツを並べてください。キサラギは自分の修復に使えるかを精査します」
言われるままにどんどんパーツを並べていく。
「驚きを隠せません。ここにあるパーツはどれもキサラギがキサラギを修理することに役に立つものばかりです。兄様にはロボット工学の知識がなかったず、っとキサラギは疑問をぶつけます」
「答えは言わないので、当てて見てください」
「キサラギはポンッと手を打って解答します。勘ですね、と」
キサラギは修理作業は実にスムーズに進んだ。
彼女は機械のように精密な動作で──まあ機械なので当たり前だが──机に並べらたパーツをばらしたり組み替えたりしていく。
アンドロイドの指先の器用さはまさしく無限の加工能力をもっており、金属であろうとスッと撫でれば好きな形に形状を整えられた。
人間ではどんなにパワーがあろうと生物である以上、指先がわずかに震えたりするので、こういう加工は絶対にできない。
「すごいね、キサラギは。あんなに器用なんだ」
「あの精密さは人間にはマネできませんよ」
キサラギは自分の胸に空いた穴へ、その場でクラフトしたパーツを組み込んでいった。
──4日後
キサラギの作業は絶え間なく続いている。
彼女は口を閉じて、まったく同じ姿勢で両手だけを動かし続けているので、その場にいても俺たちにできることは何もないので、たまに船に様子を見に来る日々が続いていた。
今はあの人の様子を見に来ている。
「まだやってたんですね」
「お姉ちゃん、それ全部食べたの?」
エレナは椅子に腰かけながら笑顔で「よっ」とでも言いたげに手を軽く敬礼する。
彼女のとなりには缶詰のちいさな山ができていた。
「5日、殺し続けてるけど……うーん、これは死なないね~本当にね。びっくりだよ」
「もう満足できました?」
「はやくアーカムくんとアンナちゃんが定期訪問してくれないかなって思ってたところ。そろそろ眠たさも限界だし」
アンナの短い怒りにエレナはおどけて肩をすくめる。
「それじゃあ、アーカムくんよろしく──ヨっと!」
エレナは椅子から立ち上がるっと同時に緒方をバラバラにする。
俺は杖を一本取りだし、サイコキネシスでそれぞれの肉片を包みこむ。
肉片はお互いにくっつこうとするが、サイコキネシスの膜が反発しあうことでくっつくことができない。
この状態を維持するためにはサイコキネシスを絶やさない必要がある。
鉄棺を生成、サイコキネシスを張り続けるというごくシンプルな命令だけを記録し、緒方を閉じ込めて、最後に杖を棺の蓋のうえからぶっ刺して緒方に突き立てた。
これで緒方自身の架空機関より永続的にエネルギーを得る杖は、俺が最後に命じたごくシンプルな命令を維持し続けることになる。
「はあ、やっと帰れる」
エレナはグッと伸びをし、俺の肩に手をまわしてくるとスリスリ。
「お姉ちゃん、離れてくれる。アーカムが迷惑そう」
「アーカムくんはそんなこと言ってないけど?」
ぐいぐい豊かな胸が押し付けられてくる。
ぐぬぬ、なんという人なんだ。
「うっ、め、め、迷惑です、離れて、ください……!」
断腸の思いで俺はエレナを押しのけた。
「ふふ、冗談だって。ほらアンナちゃん、睨まないでよ。いまのは貴重な教材だよ? ちゃんと学んでおきなよ、男なんて簡単なんだからさ」
弄ばれた。
俺の気持ちを。
──翌日
朝起きてエヴァが朝食をつくってくれている間にNew Horizon号へやってきた。
キサラギの様子を確かめに来ると、彼女はすでに移動していた。
昨日までチェアに寝たままだったのに一気に回復したものだ。
「おはようございます、兄様」
「キサラギちゃん、今度はブラックコフィンを直してるんですか」
「Japanese Kawaiiはキサラギの大事な仲間です。キサラギは仲間を決して見捨てません」
素晴らしい……本当にいい子に育ったな……見てますかお父さん方、キサラギは立派ですよ。
俺はキサラギと一緒にブラックコフィンの修理に着手することにした。
ちなみにアンナはいつもどおりならアルドレア屋敷を振ってる時間だ。
修練が終わればたぶんエヴァと森へ出る。
クルクマは戦争の混乱のせいで、たくさんの男手を失った。元々、余裕のある村ではなかった。そのため冬を越すための食料を畑から収穫できなかった。
でも何とか凌がねば仕方がない。だからこの冬は穀物ではなく、森で狩りをする比率を高めることで食料自給率をあげて乗り越えるプランに出たのである。
そのため狩りを行える男たちと、エヴァ、ついでにアンナが森へ行くのだ。
「また派手に壊されましたね」
俺は綺麗な切断面で分かたれた黒棺をまえに膝を折る。
「キサラギは絶滅指導者の脅威的な能力を知りました。マナニウム合金の装甲をこうもたやすく破壊するとは物理学を根底から覆す衝撃です」
「絶滅指導者の攻撃力から身を守るには今以上の装甲が必要ってことですか」
「理論上はそうなります。いかにして不可解な威力を持つ血の糸を攻略するか、複数の吸血鬼との戦闘データを蓄積することでなにか糸口を見つけることができるはずです、とキサラギは希望的観測を口にします」
「可能ですか?」
「理論上倒せない生物など存在しません。懸念すべきはキサラギの現在のバージョンでは出力が足りないことです。絶滅指導者の脅威はマナニウム合金を難なく突破する攻撃力だけでなく、高周波ブレードの刃をいなす硬血の装甲にもあります」
こっちはダメージ通せないのに、向こうは防御無視して即死攻撃してくる。
しかもこっちが反応できない速さで。
「戦術・戦略でどうにかなる段階ではないように思えます。スペックが違います。演算能力で例えれば、高度AIとそろばんほどの差があります」
「遠隔からレールガンの狙撃で吹っ飛ばすとか、まともに戦わない作戦を詰めるべきかもしれないですね」
「現実的ではないとキサラギは主張します。絶滅指導者を待ち伏せして攻撃するのはとても難しいことだと思われるからです。現状ではキサラギや兄様の能力では対処するのは困難を極めます。出会わないことを祈るほかありません」
「まあ妥当ですね」
現実に俺たちにはどうこうできない。
狩人協会に任せよう。絶滅指導者にはアンテナをピンピンに張ってるだろうし、そのための対処方法やノウハウも蓄積されているはずだ。
現に彼らは絶滅指導者をおびき出し、最大戦力で迎撃、理想的な狩猟を行った。
俺のような素人が、過去に偶然に絶滅指導者を倒したからといって、息巻いて「俺がやらなきゃダメなんだ」と積極的に挑む必要はない。
ただ今はというだけだ。
師匠の仇もあるし、託された思いもある。
十分に準備をし、牙を研ぎすまし、そしてOutwit(出し抜く)すればいい。
今はまだその時じゃない。だが必ず報いは受けさせる。
「でも、ノートには書かれてなかったですよ」
「戻ってこれなかった場合、パーツ単位の指定では伝わりません。この世界には突然まったく別の座標へ飛ばされる不可解な現象が起きる可能性があります。なのでもし仮に兄様とキサラギが見知らぬ土地へ飛ばされたとしても、素材を集積できる可能性を残したかったのです、とキサラギは先の先を読む力で優れたマナニウムAIの実力を示します」
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流石は我が妹、天才にして変態たちの娘である。
「兄様、そこに机にパーツを並べてください。キサラギは自分の修復に使えるかを精査します」
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「驚きを隠せません。ここにあるパーツはどれもキサラギがキサラギを修理することに役に立つものばかりです。兄様にはロボット工学の知識がなかったず、っとキサラギは疑問をぶつけます」
「答えは言わないので、当てて見てください」
「キサラギはポンッと手を打って解答します。勘ですね、と」
キサラギは修理作業は実にスムーズに進んだ。
彼女は機械のように精密な動作で──まあ機械なので当たり前だが──机に並べらたパーツをばらしたり組み替えたりしていく。
アンドロイドの指先の器用さはまさしく無限の加工能力をもっており、金属であろうとスッと撫でれば好きな形に形状を整えられた。
人間ではどんなにパワーがあろうと生物である以上、指先がわずかに震えたりするので、こういう加工は絶対にできない。
「すごいね、キサラギは。あんなに器用なんだ」
「あの精密さは人間にはマネできませんよ」
キサラギは自分の胸に空いた穴へ、その場でクラフトしたパーツを組み込んでいった。
──4日後
キサラギの作業は絶え間なく続いている。
彼女は口を閉じて、まったく同じ姿勢で両手だけを動かし続けているので、その場にいても俺たちにできることは何もないので、たまに船に様子を見に来る日々が続いていた。
今はあの人の様子を見に来ている。
「まだやってたんですね」
「お姉ちゃん、それ全部食べたの?」
エレナは椅子に腰かけながら笑顔で「よっ」とでも言いたげに手を軽く敬礼する。
彼女のとなりには缶詰のちいさな山ができていた。
「5日、殺し続けてるけど……うーん、これは死なないね~本当にね。びっくりだよ」
「もう満足できました?」
「はやくアーカムくんとアンナちゃんが定期訪問してくれないかなって思ってたところ。そろそろ眠たさも限界だし」
アンナの短い怒りにエレナはおどけて肩をすくめる。
「それじゃあ、アーカムくんよろしく──ヨっと!」
エレナは椅子から立ち上がるっと同時に緒方をバラバラにする。
俺は杖を一本取りだし、サイコキネシスでそれぞれの肉片を包みこむ。
肉片はお互いにくっつこうとするが、サイコキネシスの膜が反発しあうことでくっつくことができない。
この状態を維持するためにはサイコキネシスを絶やさない必要がある。
鉄棺を生成、サイコキネシスを張り続けるというごくシンプルな命令だけを記録し、緒方を閉じ込めて、最後に杖を棺の蓋のうえからぶっ刺して緒方に突き立てた。
これで緒方自身の架空機関より永続的にエネルギーを得る杖は、俺が最後に命じたごくシンプルな命令を維持し続けることになる。
「はあ、やっと帰れる」
エレナはグッと伸びをし、俺の肩に手をまわしてくるとスリスリ。
「お姉ちゃん、離れてくれる。アーカムが迷惑そう」
「アーカムくんはそんなこと言ってないけど?」
ぐいぐい豊かな胸が押し付けられてくる。
ぐぬぬ、なんという人なんだ。
「うっ、め、め、迷惑です、離れて、ください……!」
断腸の思いで俺はエレナを押しのけた。
「ふふ、冗談だって。ほらアンナちゃん、睨まないでよ。いまのは貴重な教材だよ? ちゃんと学んでおきなよ、男なんて簡単なんだからさ」
弄ばれた。
俺の気持ちを。
──翌日
朝起きてエヴァが朝食をつくってくれている間にNew Horizon号へやってきた。
キサラギの様子を確かめに来ると、彼女はすでに移動していた。
昨日までチェアに寝たままだったのに一気に回復したものだ。
「おはようございます、兄様」
「キサラギちゃん、今度はブラックコフィンを直してるんですか」
「Japanese Kawaiiはキサラギの大事な仲間です。キサラギは仲間を決して見捨てません」
素晴らしい……本当にいい子に育ったな……見てますかお父さん方、キサラギは立派ですよ。
俺はキサラギと一緒にブラックコフィンの修理に着手することにした。
ちなみにアンナはいつもどおりならアルドレア屋敷を振ってる時間だ。
修練が終わればたぶんエヴァと森へ出る。
クルクマは戦争の混乱のせいで、たくさんの男手を失った。元々、余裕のある村ではなかった。そのため冬を越すための食料を畑から収穫できなかった。
でも何とか凌がねば仕方がない。だからこの冬は穀物ではなく、森で狩りをする比率を高めることで食料自給率をあげて乗り越えるプランに出たのである。
そのため狩りを行える男たちと、エヴァ、ついでにアンナが森へ行くのだ。
「また派手に壊されましたね」
俺は綺麗な切断面で分かたれた黒棺をまえに膝を折る。
「キサラギは絶滅指導者の脅威的な能力を知りました。マナニウム合金の装甲をこうもたやすく破壊するとは物理学を根底から覆す衝撃です」
「絶滅指導者の攻撃力から身を守るには今以上の装甲が必要ってことですか」
「理論上はそうなります。いかにして不可解な威力を持つ血の糸を攻略するか、複数の吸血鬼との戦闘データを蓄積することでなにか糸口を見つけることができるはずです、とキサラギは希望的観測を口にします」
「可能ですか?」
「理論上倒せない生物など存在しません。懸念すべきはキサラギの現在のバージョンでは出力が足りないことです。絶滅指導者の脅威はマナニウム合金を難なく突破する攻撃力だけでなく、高周波ブレードの刃をいなす硬血の装甲にもあります」
こっちはダメージ通せないのに、向こうは防御無視して即死攻撃してくる。
しかもこっちが反応できない速さで。
「戦術・戦略でどうにかなる段階ではないように思えます。スペックが違います。演算能力で例えれば、高度AIとそろばんほどの差があります」
「遠隔からレールガンの狙撃で吹っ飛ばすとか、まともに戦わない作戦を詰めるべきかもしれないですね」
「現実的ではないとキサラギは主張します。絶滅指導者を待ち伏せして攻撃するのはとても難しいことだと思われるからです。現状ではキサラギや兄様の能力では対処するのは困難を極めます。出会わないことを祈るほかありません」
「まあ妥当ですね」
現実に俺たちにはどうこうできない。
狩人協会に任せよう。絶滅指導者にはアンテナをピンピンに張ってるだろうし、そのための対処方法やノウハウも蓄積されているはずだ。
現に彼らは絶滅指導者をおびき出し、最大戦力で迎撃、理想的な狩猟を行った。
俺のような素人が、過去に偶然に絶滅指導者を倒したからといって、息巻いて「俺がやらなきゃダメなんだ」と積極的に挑む必要はない。
ただ今はというだけだ。
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