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4 これからどうする?

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 えっ、えっ、えっ、髪が白い長い、目が薄いブルー。でも顔は、同じだな。こっちに来る前と変化は、髪と目だけだな。あれ、良くある若く見えるってやつか?

「えっと、何故か、髪の毛の色と長さ、目の色が変化してるけど、他は一緒だ。」

「前は、どんな色だったの?」

「前は、黒目黒髪だ。」

「うそ。」

「本当だよ」

「たがら、怖くないのね、ディランのこと。」

「何それ?」

「黒髪は、怖がられる色なんだ。あと、この身長と大柄な体型、筋肉質とか顔とか。」

「えっ、まじで、嘘だろ。この身長とかこの筋肉がかっこいいのに。俺は、憧れる。うん。こっちでは、美的感覚が違うんだな。だから俺のことが美少年に見える。そうか」

「ゼロさんは、かなりの美少年よ」

「ゼロでいいです。あと少年って言う年齢ではないよ。」

「えっ、年齢聞いてもいい?」

「20歳だよ。」

「えっ」

「嘘だろ」

「えー年上」

「えっと、何歳に見えるんだ?」

「15歳ぐらい」

「嘘だろ、まじか」

「えっと妹さんは、何歳?聞いてもいい?」

「18歳よ」

「同じか少し上に思っていた。じゃあ、ディランさんは?」

「25歳だ。」

「えーもっと上かと。すみません。」

「とりあえず、国に話して、隣国の例を聞いても見るのはどうかな?」

「父上、もし、ゼロに何かされたらどうするんですか?」

「ディランさん、ありがとう。でも、そうして下さい。父上様?」

「父上様かぁ、こんな可愛い子に言われると嬉しいなあ。」

「私のことも母上様って呼んで。」

「じゃあ俺は、兄上様」

「私は妹様は、へんだから、名前でいいや。ミランダって言うの。」

「じゃあ、ミランちゃんだな」 

「何それかわいい。」

「俺は?」

「ディランさんでしょ。」

 何故かガックリしている。あぁそうか。

「ディランお兄様の方がいい?」

「いや、ディランさんで」

「なんだよ。」

「えっと話を戻そう。報告するが、ここに滞在してくれ、怪我をしていたこともあるし。大丈夫だ。王様は、優しい人だから。安心しろディラン。」

「ありがとう。父上様。」

「だが、王が会いたいと言うこともあるから、少し挨拶の練習をしておく必要があるかも。」

「わかりました。」

「ミランダと執事のスコットから教えてもらうといい。」

「俺が教える」

「ディランは、仕事があるだろ。」

「しかし、」

「ディランさんお仕事なに?」

「黒騎士団の第一部隊の隊長だ」

「えっ、すごいね、隊長なんてすごいね。かっこいいなあ。仕事頑張ってね。」にっこり。

「そうか、じゃあ仕事頑張る」

「兄様、チョロすぎ」

「まぁまぁミランちゃん、よろしくね。」にっこり。

「うっ、かわいい。私もチョロいかも」

「でも、いいの、よくわからない俺なんて家に置いて。」

「大丈夫よ。少し口が悪いけど、根は真面目だと思うもの」

「母上様。ありがとう。」

「うふふ」

「何もしないで、ここに置いてもらう訳にはいかないから、何か雑用するよ。」

「いいのよ、気にしなくても。」

「ただより怖いものはないから。」

「あら、そう。チャンスだと思ったのに、残念。」

「ほら、そういうのは、分かるよ。」

「まぁ、仕方ないわね。」

「あっ、あいつ呼ばないと。」

「あいつ?」

「医者」

「診察をしてもらわないと」

「お金ないけど。」

「大丈夫よ。」
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