231 / 366
8/19『残像』
しおりを挟む
カメラを手に道を行き、時折立ち止まって撮影をする。
明け方の澄んだ空気。
朝ご飯を食べる野鳥。
車が走っていない道路。
遥か向こうまで全部青の信号。
ビルの反射窓に映る太陽。
熱に焼かれて陽炎が立つ地面。
追いつけない逃げ水。
歩道橋から見る夕日。
誰かが住んでいる窓の灯り。
安全地帯のように光るコンビニ。
星が見えにくい空。
何気ない街の風景。
もっと色々な景色を、様々な人たちを、尊い時間を記憶したい。
明日、この星がなくなるその前に――。
明け方の澄んだ空気。
朝ご飯を食べる野鳥。
車が走っていない道路。
遥か向こうまで全部青の信号。
ビルの反射窓に映る太陽。
熱に焼かれて陽炎が立つ地面。
追いつけない逃げ水。
歩道橋から見る夕日。
誰かが住んでいる窓の灯り。
安全地帯のように光るコンビニ。
星が見えにくい空。
何気ない街の風景。
もっと色々な景色を、様々な人たちを、尊い時間を記憶したい。
明日、この星がなくなるその前に――。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
2
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる